メインカテゴリーを選択しなおす
『赤ひげ』(65)1960年代邦画ベストテンhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/83c26034db6cf9fde5a303eb2f538096「BSシネマ」『赤ひげ』
『フランケンシュタイン対地底怪獣』(65)(1971.4.8.木曜映画劇場)Netflixで久しぶりに見た。太平洋戦争末期、ドイツから潜水艦で日本に運び込まれたフランケンシュタインの不死身の心臓が、広島への原爆投下で行方不明となる。戦後の広島で、人間化し、異常な成長を遂げたフランケンシュタイン(古畑弘二)が発見され、研究施設に保護されるが、彼は、自ら手首を切断して脱走する。食料を求めて、北上するフランケンシュタイン。同じ頃、秋田油田の地底から肉食の巨大怪獣バラゴンが出現した。白根山中で鉢合わせたフランケンシュタインとバラゴンは、死闘を繰り広げる。東宝と米ベネディクト・プロとの合作。主役のボーエン博士を演じたニック・アダムスは、『怪獣大戦争』(65)では、宇宙飛行士のグレンを演じている。共演に高島忠夫と水野...『フランケンシュタイン対地底怪獣』
『恐怖の時間』(64)(2011.7.1.神保町シアター)原作はエド・マクベインの87分署シリーズの『殺意の楔』。87分署シリーズは、学生時代に読みふけっていたので、この映画の存在を知って以来、ずっと見たかったのだが、なかなかかなわなかった。今回、やっと見られたわけだが、同じくマクベインの『キングの身代金』を原作に、同時期に映画化した黒澤明の『天国と地獄』(63)同様、原作の設定だけを借りて日本(東宝)流にアレンジしていた。例えば、原作では犯人は女で、恋人は獄死したのだが、この映画では設定を変えている。麻薬取引の現場で、恋人(田村奈巳)を山本刑事(加山雄三)に射殺された男(山崎努)が、恨みを晴らすために、拳銃とニトログリセリンと称する液体の入ったビンを持って渋谷・宮益坂署の刑事部屋に立てこもる。ところが肝...『恐怖の時間』