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『赤毛』(69)(1980.8.11.)例によって三船プロ製作の締まらない映画かと思いきや、非常に面白くて驚いた。御大・三船敏郎の豪快さ、多彩な脇役陣、岡本喜八監督によるユーモアを含んだストーリー展開などが相まって、飽きることなく見入ってしまった。幕末の赤報隊の悲劇に、百姓のええじゃないか一揆を絡ませ、百姓上がりの無知だがお人好しの赤毛の権三(三船)を中心に、女郎たち、若い百姓たち、代官(さすがの伊藤雄之助!)、そして官軍など、さまざまな人間たちを、時にユーモラスに、時に悲しく描いている。岡本喜八流の明治維新への皮肉が効いている。その点で、高橋悦史扮する浪人がしばしばつぶやく「葵が錦に変わっただけじゃねえか」というセリフが印象的であり、この映画のテーマを象徴していると思った。共同脚本は広沢栄。『赤毛』
🎦今日ののぶちゃんの映画録では、最近、大昔の映画作品の記事投稿が多いです(笑)。ならば、日本映画の中から今も強く残っている作品の投稿してみました。今から遡ること70年前の1954年に公開された時代劇映画『七人の侍』(しちにんのさむらい)のリバイバル上映やTV放映、配信先動画視聴(UーNEXT)からの感想(懐想記)の投稿です。【七人の侍:作品の概要】『七人の侍』(しちにんのさむらい)は、1954年に公開された日本の時代...
【50代が選ぶ】「日本一だと思う男性俳優」ランキング♪-⑩位~①位-
こんばんは😃🌃本日はランキングサイトから「【50代が選ぶ】「日本一だと思う男性俳優」ランキング♪」の⑩位~①位です☺️その前に2月に発表してるランキングを紹介…
朝ドラ「ブギウギ」でついに「ジャングル・ブギー」(作詞・黒澤明、作曲・服部良一)が登場した。福来スズ子役の趣里が頑張って歌っていたが、本家笠置シヅ子の迫力にはかなわない。この曲は黒澤監督の『酔いどれ天使』(48)の劇中歌として有名だが、「ブギウギ」では結局、黒澤は名も出ず登場もせず、「こだわりの強い監督」の一言で片づけられていた。誰が演じるのか、ちょっと楽しみにしていただけに残念だった。『酔いどれ天使』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/4b38340bc73fa6f59353f97e3a09ce45「ジャングル・ブギー」
『蜘蛛巣城』(57)「寄りたい時に寄るな。引きたい時に引くな」https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/81a09e31895979e6bc445d0224ea335d「BSシネマ」『蜘蛛巣城』
『七人の侍』(54)『七人の侍』4Kデジタルリマスター版https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/00f383651dc048b97815dfeeb04b2097https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/4835c259f91449c42a49372654d6fae1「BSシネマ」『七人の侍』
『隠し砦の三悪人』(58)戦国時代、秋月家の武将・真壁六郎太(三船敏郎)は、生き残った雪姫(上原美佐)と隠し砦に潜んでいた。六郎太たちは、一獲千金をもくろむ農民の太平(千秋実)と又七(藤原釜足)に軍用金の黄金を背負わせて敵陣を突破し、友好国へ逃げ込もうとするが…。次々にふりかかる絶体絶命の危機を大胆に切り抜けていくハラハラドキドキの大脱出劇。『スター・ウォーズ』(77)のジョージ・ルーカスをはじめ、多くの映画作家に影響を与えた、黒澤明監督の傑作時代劇。佐藤勝の音楽も素晴らしい。(94.11.)もはや新たに書くことなどないと思うほど、もう何度も見ているというのに、またしても面白かった。これは一体どういうことなのだ。ところで、今回は、レナード・マルティンの『MOVIESGUIDE』で、この映画についての「三船...「BSシネマ」『隠し砦の三悪人』
『椿三十郎』(62)正義感に燃え、次席家老の汚職を正すべく立ち上がった9人の若侍たちは、敵に囲まれるが、偶然居合わせた浪人・椿三十郎(三船敏郎)の機転で難を逃れる。若侍たちは自分たちの甘さを後悔しながらも汚職を正そうと新たに誓い、彼らを見捨てておけなくなった三十郎と共に、巨悪に立ち向かうことになるが…。ラストの三船と仲代達矢との対決シーンは映画史上の名場面として有名。原作は山本周五郎の「日日平安」。黒澤映画3本立てhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/9b82cd9ed7edf5a2245107033de223ea森田芳光版https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/01bcf069220416028fca47da5259d21d「カムカムエヴリバディ」の...「BSシネマ」『椿三十郎』
『用心棒』(61)縄張りの跡目を巡り、二つの勢力が対立する馬目の宿。殺伐とした宿場町に、どこからともなく浪人(三船敏郎)が現れる。めっぽう腕が立つ浪人は、居酒屋の亭主(東野英治郎)から町の状況を聞き、二つの勢力をだまして、共倒れにしようと画策するが…。黒澤映画3本立てhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/9b82cd9ed7edf5a2245107033de223ea「BSシネマ」『用心棒』
用心棒|関八州の無法地帯に血の雨降らす。居合抜きの名人がやって来た!
用心棒は、1961年公開の日本映画。桑畑三十郎を名乗る浪人が、宿場町で対立するヤクザ同士を衝突させて壊滅させるという物語。1962年に続編の『椿三十郎』が作られた。三船は本作品で第22回ヴェネツィア国際映画祭の男優賞を受賞。本作品は刀の斬殺音や残酷な描写を取り入れるなど、従来の時代劇映画の形式を覆して後の作品に大きな影響を与え、1964年にはセルジオ・レオーネ監督のマカロニ・ウエスタン『荒野の用心棒』で非公式にリメイクされている。映画批評・あらすじ(ネタバレ)・スタッフ・キャスト・映画予告編・無料動画・配信情報。
午前十時の映画祭で三船敏郎主演の「無法松の一生」を見てきました。私はこの映画を高校生の頃にレンタルビデオで見て感動し、映画だけでは飽き足らず、岩下俊作の原作「富島松五郎伝」も読みました。思い出の作品です。今回、4Kデジタルリマスター版が映画館で上映されるということで、折角なので見に行きましたが、先々週に見た阪東妻三郎版と比べると、本作は残念ながら見劣りするというのが正直な感想です。三船敏郎は無法者、暴れ者といったキャラクターが似合い、祇園太鼓を打つ男らしい派手なシーンがよく嵌まる一方で、演技が単純であり、阪東妻三郎の無法松ような優しさや情の厚さを感じさせません。阪妻版でカットを余儀なくされたシ…
『無法松の一生』(43)『無法松の一生』荻昌弘さんの名解説https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/c318bbcce6bb2d8ecd37240b74fe6953阪妻版と三船版https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/e0547cf601cdd13e9f0608808382b7a6「BSシネマ」『無法松の一生』(43)
中島貞夫は、ずっと東映所属の監督だと思っていたが、早い時期に東映を退社してフリーとして活動していたのだという。とはいえ、この人が真価を発揮したであろう東映やくざ映画の監督作は見ていないので、あまり多くは語れない。『大奥㊙物語』(67)『続大奥㊙物語』(67)『尼寺㊙物語』(68)㊙三部作?エッチな場面が見たくて親に隠れてテレビで見た覚えがある。『犬笛』(78)(1980.3.31.)ゴールトンホイッスル(犬笛)の音を聞くことのできる女の子が誘拐された。最愛の娘を誘拐された男(菅原文太)が、愛犬と共に娘を探す旅に出る。文太と北大路欣也が好演を見せるが、御大・三船敏郎が出てきて、主役の2人を完全に食ってしまった。ほかには原田芳雄が悪役を好演。元三船プロ所属の面々が次々と登場するものだから、三船プロの内輪で作ら...中島貞夫監督作『大奥㊙物語』『犬笛』『真田幸村の謀略』
『1941』(79)(1980.9.22.渋谷パレス.併映は『がんばれ!!タブチくん!!第2弾激闘ペナントレース』)1941年、日本軍が真珠湾攻撃を行った日から6日後の南カリフォルニアを舞台に、日本軍が攻めてくるという恐怖の中での住民たちの1日の行動を描いたコメディ。『ジョーズ』(75)のパロディで始まり、次から次へとぶっ壊しの連続。監督のスピルバーグや製作のジョン・ミリアスの意図したところは、戦争のばからしさということだったのか。あるいは本当に何も考えていないただのお遊び映画だったのか。そのどちらなのか、真相は分からないが、『激突!』(71)や『ジョーズ』で特別な恐怖を、『続・激突!カージャック』(74)できらりと光るものを、そして『未知との遭遇』(77)では感動を与えてくれたスピルバーグの映画とはとて...トリート・ウィリアムズの出演映画『1941』
座頭市と用心棒 時代劇映画ポスター模写 第2弾です。(2020年9月 模写) MUSE ACRYBROCK F6 / 透明水彩東宝の大スター 三船敏郎…
時代劇「燃えて、散る 炎の剣士 沖田総司」田原俊彦、三船敏郎、若林豪、柴田恭兵の豪華キャストで描く、新選組結成前の試衛館の青春
時代劇「燃えて、散る 炎の剣士 沖田総司」は1984年に斎藤光正監督が制作した、田原俊彦、三船敏郎、若林豪、柴田恭兵ら豪華キャスト共演で贈る、新選組の天才剣士・沖田総司の壮絶な青春時代劇。
黒沢明監督作品選(1983.1.28.)並木座で『醜聞』と『野良犬』を再見。両作品とも、去年「文芸地下」での「志村喬追悼」の際に、見たばかりだったが、やはり何度見ても引き込まれてしまう。特に、両作品で全く違うキャラクターを演じた志村は圧巻。そして、『醜聞』のクリスマスの酒場での「蛍の光」の合唱シーンは、名場面の一つとして忘れ難いものになった。『醜聞』(50)(再)(1982.5.17.文芸地下)今回の特集は、「志村喬追悼」とのことだが、この映画は彼の数多い出演作の中でも異彩を放っている。いつもは、寡黙だがきらりと光るいぶし銀のような役が多いのだが、この映画の志村は驚くほど冗舌だ。それがまた、人生の敗北者のような男なので、その冗舌さが何ともいえない空しさを感じさせるのだ。さて、「醜聞=スキャンダル」というタ...「並木座」7『醜聞』『野良犬』
黒沢明作品選(1979.11.22.)『羅生門』(50)(再)(1978.1.3.TBS)久し振りに映画館で見て、モノクロ画面のライティングの妙を再確認。この映画は、決して芸術作品などではなく一級の娯楽作であると改めて感じた。三船敏郎、森雅之、京マチ子、志村喬の4人が、自分の都合のいいように証言し、それが再現されるから、それぞれの演技も4通り見られるというお得映画なのだ。三船が何を言っているのか分からないことがあり、時に滑稽に映るところもある。そして、一体どれが真実なのか…という推理劇としての面白さもある。出演時は「何が何だかわけが分からない映画だった」とボロクソにけなしながら、この映画がベネチア映画祭でグランプリを取ると、いきなり「羅生門に出た上田吉二郎」と刷った名刺を配ったという怪優・上田吉二郎伝説も...「並木座」2『羅生門』『デルス・ウザーラ』
709『太陽にかける橋/ペーパー・タイガー』→豪華配役と陳腐で安直な展開
原題の「Paper Tiger」とは、直訳すれば「紙の虎」で、もう少し分かりやすい言葉なら「張り子の虎」を意味します。えぇ、普通にはこう説明される「張り子の虎…
『海賊船』(51)(1990.8.24.)密輸船ばかりを狙う海賊船「千里丸」の船長・虎(三船敏郎)は「支那海の虎」と呼ばれていた。ある日、港に停泊していた千里丸に、海上保安隊の船だと勘違いした四人の子どもたちが無断で乗り込む。虎は子どもたちを海に落とそうと考えるが、彼らは自分たちを日本に連れて帰ってほしいと頼むのだった。無邪気な子どもたちによって乗組員たちは明るい心を取り戻していくが…。稲垣浩監督作で、三船が主演だというのに、参考資料が全くない。しかもフィルムの保存の悪さといったら…。いやいや、文句をいうのはよそう。寂しいが、これは今に始まったことではない。取りあえず、珍しい映画を見られただけでもよしとせねば。それにしても、三船だ!決してうまい演技というわけではないのだが、そのカッコ良さ、存在感の大きさ、...『海賊船』
『銀嶺の果て』(47)(1982.5.20.池袋文芸地下.「志村喬追悼特集」併映は『野良犬』)銀行強盗の三人組が北アルプスに逃げ込んだ。その一人の高杉(小杉義男)は雪崩に巻き込まれたが、残った野尻(志村喬)と江島(三船敏郎)は、雪に埋れた山小屋を発見する。そこでは、老人(高堂国典)とその孫の少女(若山セツ子)と、本田(河野秋武)という登山家が生活していた。谷口千吉の監督デビュー作で、脚本と編集を黒澤明が担当したというので、期待を持って見たのだが、いかんせんフィルムが古過ぎて、しかも保存も悪いらしく、途中で何度もプツリ、プツリと切れるのである。これはたまらない。せっかく盛り上がりかけたシーン、あるいはいいセリフが、妙なテンポになったりして、何だか間が抜けた感じになってしまった。しかも、映画の内容も、人物描写...『銀嶺の果て』
『愛と憎しみの彼方へ』(51)(日本映画専門チャンネル)北海道網走刑務所から、模範囚だったオホツク不動こと坂田五郎(三船敏郎)ら、6人が脱獄する。看守長の久保(志村喬)は、生疵の助こと鎌田与助(小沢栄太郎)が、囚人仲間の伊達(木村功)を使って、坂田の妻まさ江(水戸光子)が医師の北原(池部良)と不倫関係にあるといううそを教えたため、坂田がそれを確かめたい一心で、脱獄の首謀者となったことを知り、坂田の後を追う。寒川光太郎の原作を谷口千吉と黒澤明が共同で脚色し、谷口が監督した映画で、東宝争議のため、映画芸術協会製作となっているが、おかしなところがたくさんある映画だった。脱獄した夫がやって来ると思われる山小屋を、子どもを連れて北原と一緒に訪れるまさ江。これでは不倫を疑われても仕方がない。それを見た坂田は2人の関係...『愛と憎しみの彼方へ』
『将軍SHOGUN』(80)(1980.11.14.渋谷宝塚)オランダ船のイギリス人航海士ジョン・ブラックソーン(リチャード・チェンバレン)は、江戸時代初期の日本に漂着。武将の吉井虎長(三船敏郎)らと関わりながら、日本で生きていくことになる。『大脱走』(63)の脚本を書いたジェームズ・クラベルの小説をテレビドラマ化したものを編集して劇場公開。ブラックソーンのモデルは、徳川家康に仕えたイギリス人航海士ウィリアム・アダムス(三浦按針)。ブラックソーンと恋に落ちる戸田まり子を演じた島田陽子が評判となった。アメリカで好評を得たドラマということで、期待したものの、日本のイメージは、20数年前の『黒船』(58)とあまり変わっていないのだなと感じた。どちらも、権力に利用された日本人女性の悲劇を描いているが、それはうわべ...島田陽子の映画『将軍SHOGUN』『犬神家の一族』
『レッド・サン』(71)ガンマンと侍の珍道中は何度見ても面白いhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/90d61a97146422f5119c0434a31ac7ef「午後のロードショー」『レッド・サン』
『峠最後のサムライ』(2021.5.1.オンライン試写)役所広司がどんどん三船敏郎化している幕末の動乱にあって、旧幕府側、新政府側のどちらに属することなく、中立と独立を目指した越後長岡藩牧野家の家老・河井継之助(役所広司)の闘いを描く。司馬遼太郎の『峠』を小泉堯史監督が映画化。河井の“最後の1年”に話を絞って描いている。いわゆる官軍との北越戦争での河井の姿勢については、己の理想のために藩を巻き込んだとする、批判的な意見もあるようだが、先見の明やグローバルな視点を持ちながら敗れていった悲劇の人とする向きもある。この映画は、サブタイトルからも分かるように、後者の視点から描いているが、意外とサラリと描いているため、感動は薄いという印象を抱かされた。河井については、大河ドラマ「花神」(77)で高橋英樹が演じた役の印象が...『峠最後のサムライ』
映画を繋げてレビューしていくブログ! 3月の月形祭りを終えてぐったり……ほぼ毎日更新みたいな荒行はズボラ人間のアタクシにはハードワークでありました。 まっ、やらなきゃいけないコトなんて世の中にはありません。観なきゃいけない映画なんてこの世に1本だって存在しないのと同じこと。それでも好きだから映画観まくるのが業(ごう)というモノで。お付き合い下さる業の深い方は引き続きよろしくお願いいたします。 前『関八...
本日4月1日はトシロー・ミフネのお誕生日(1920年生)。 国際俳優でもあるミフネ、その海外出演作品がいずれも粒揃いの名作なのはご承知の通りですが、中でもとりわけ素晴らしい部類に入るこちらをご紹介しましょう。 『最後のサムライ/ザ・チャレンジ』 原題 the Challenge 概要 アクション映画の雄ジョン・フランケンハイマーと世界のミフネが『グラン・プリ』(1966年)に続き2度目のタッグを組んだ...
原節子×三船敏郎 『東京の恋人』(1952年)@ラピュタ阿佐ヶ谷
ラピュタ阿佐ヶ谷へ「東京の恋人」という映画を見に行ってきました。ラピュタ阿佐ヶ谷では昼間は松本清張、夜は松方弘樹の特集企画が行われていて私が見た「東京の恋人」は朝に開催されている原節子特集のひとつ。≪伝説の美女、魅惑の独演 昭和の銀幕に輝くヒロイン 原節子≫という企画は1月30日(日)~4月2日(土)までの開催。1週間区切りで9作品が上映予定で「東京の恋人」は初日から2月5日(土)まで。「女であるこ...
宝田明が亡くなった。4月1日から公開される主演映画『世の中にたえて桜のなかりせば』に合わせて、インタビューの話もあったので、とても残念だ。宝田といえば、やはり何といっても、本多猪四郎監督の『ゴジラ』(54)の主役・サルベージ会社に勤める尾形青年役だろう。そして、本多作品への出演は、『世界大戦争』(61)の航海士、『モスラ対ゴジラ』(64)の記者、『怪獣大戦争』(65)のニック・アダムスとコンビを組んだ宇宙飛行士、『キングコングの逆襲』(67)の自衛隊員、『緯度0大作戦』(69)の海洋学者と続き、東宝特撮映画の顔となる。一方、福田純監督の『100発100中』(65)と『100発100中黄金の眼』(68)で演じた秘密警察官を自称するアンドリュー星野役で、キザでC調な感じがするキャラクターを、嫌みなくダンディに演じる...東宝特撮映画の顔、宝田明
本日12月24日は何の日? そうですね世界のミフネこと三船敏郎の命日です! とゆーワケで繋がり映画リレーは置いといて三船敏郎主演作のレビューをぶっ込みます!! 『黒帯三国志』 概要 ミフネ版『姿三四郎』みたいな柔道アクション映画が存在したのだ! ストーリー 北九州の正風館道場で“小天狗”と称される強者の小関昌彦(三船敏郎)。真面目なカタブツだがボクシング野郎に道場を侮辱されては我慢もならず、...