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『男はつらいよ奮闘篇』(71)寅は保護者になれるのか?https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/3c5ae50e1600b73ca3b858c0f7b1913a「BSシネマ」『男はつらいよ奮闘篇』
『近頃なぜかチャールストン』(81)(1982.4.22.テアトル新宿.併映は『遠雷』)前作『英霊たちの応援歌最後の早慶戦』(79)で落ち込んだ岡本喜八が復活した。もともと岡本喜八の映画精神は、アナーキー、諧謔、皮肉、風刺といったところにあるのだから、ノスタルジー色が強かった『英霊たちの応援歌』は、多少の戦争批判はあったものの、そうした本来の持ち味が失われていたのだ。その点、この映画では、彼の本領が発揮されている。まずは、今の日本の中に独立国を作ってしまうという発想の奇抜さがある。しかもそこに戦争体験のある老人たちと若者とを絡ませながらドラマを展開させ、老人たちにはご丁寧に大臣職が割り当てられているという念の入り用。以下、内閣総理大臣(小沢栄太郎)陸軍大臣(田中邦衛)文部大臣(殿山泰司)外務大臣(今福将雄...『近頃なぜかチャールストン』
≪ 番外編 30年前(1994年) 第17回 日本アカデミー賞 ≫
※番外編が、受賞結果発表まで続きます映画作品は毎日1作品アップしていますので、お見逃さないでね『最優秀作品賞』・学校・月はどっちに出ている・虹の橋・僕らはみんな生きている・わが愛の譜滝廉太郎物語『最優秀監督賞』・山田洋次(男はつらいよ寅次郎の縁談、学校)・崔洋一(月はどっちに出ている)・澤井信一郎(わが愛の譜滝廉太郎物語)・滝田洋二郎(眠らない街新宿鮫、僕らはみんな生きている)・松山善三(虹の橋)『最優秀主演男優賞』・西田敏行(学校、釣りバカ日誌6)・風間トオル(わが愛の譜滝廉太郎物語)・真田広之(眠らない街新宿鮫、僕らはみんな生きている)・松村達雄(まあだだよ)・三國連太郎(大病人、釣りバカ日誌6)『最優秀主演女優賞』・和久井映見(虹の橋)・岩下志麻(新・極道の妻〈おんな〉たち覚悟しいや)・吉永小百合(...≪番外編30年前(1994年)第17回日本アカデミー賞≫
『椿三十郎』(62)正義感に燃え、次席家老の汚職を正すべく立ち上がった9人の若侍たちは、敵に囲まれるが、偶然居合わせた浪人・椿三十郎(三船敏郎)の機転で難を逃れる。若侍たちは自分たちの甘さを後悔しながらも汚職を正そうと新たに誓い、彼らを見捨てておけなくなった三十郎と共に、巨悪に立ち向かうことになるが…。ラストの三船と仲代達矢との対決シーンは映画史上の名場面として有名。原作は山本周五郎の「日日平安」。黒澤映画3本立てhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/9b82cd9ed7edf5a2245107033de223ea森田芳光版https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/01bcf069220416028fca47da5259d21d「カムカムエヴリバディ」の...「BSシネマ」『椿三十郎』
2/10沖ドキゴールド稼働のお話です。朝から抽選を受けまして後ろのほうの 最悪の番号だったんですが、無事狙い台をとれました。さあ打って行きます。 200当たらず、400当たらず、チェリーは良い感じですが、流石に周りで チャンス当たりでポンポンやられるとこの台をこれ以上信じて...
『俺の空だぜ!若大将』(2011.5.21.日本映画専門チャンネル)若大将シリーズは結構見ているのだが、これは未見だった。今回のスポーツは、タイトル通りのスカイダイビング。ただ、主人公の若大将こと田沼雄一がサラリーマンになったのもさることながら、演じる加山雄三をはじめとするレギュラー陣がやけに老けて疲れて見えるし、演出も雑な感じがする。60年代後半と70年代前半に作られた映画とでは、たかが数年しか違わないのに、全く雰囲気が異なる。これは斜陽に向かった当時の映画界の空気が如実に反映されていたということなのか。やはり、明るく能天気な若大将シリーズは60年代の映画なのだ。ところで、2代目の若大将は草刈正雄だとばかり思っていたら、ここに大矢茂という2代目がいた。当時は期待の新人だったのだろうか。その影の薄さは、0...『俺の空だぜ!若大将』
「居酒屋兆治」(1983) 居酒屋を営む健さんと取り巻きの人たちのエピソードを綴った映画をAmazonプライムビデオで観ました。初見。 監督は降旗康男。予告…
🎦1966年日本映画 復帰前の沖縄が舞台…『網走番外地 南国の対決』…若い頃の大原麗子が可愛い😍
★網走番外地 南国の対決 東映ビデオオフィシャルサイト ★ ★ ★ ★ ★高倉健の代表曲「網走番外地」は、なぜ放送禁止歌として扱われていたのか|TAP the SONG|TAP the POP
若者たち ――山本圭が逝く☆彡「カネより強いんだ、人間は!」
もう、ずいぶん前のことになる。どうしても見たいアニメがあってJ・COMへ加入することにした。 それからは目当てだったアニメのみならず、いろんなジャンル・いろ…
『アルプスの若大将』(66)(1992.2.)若大将こと京南大学の田沼雄一(加山雄三)は、建築学の論文が学会で認められ、ヨーロッパ旅行へ招待されるが、青大将こと石山新次郎(田中邦衛)も同行する。スイスでスキーを堪能した雄一は、航空会社に勤める澄子(星由里子)と知り合う。ヨーロッパ各地で撮影されたシリーズ第7作。アルベールビルオリンピックに当て込んでの放映。まさに、このシリーズこそは“1960年代東宝明朗路線”の最たるもの。今改めて見直すと、全く屈託がなく、あきれてしまうほどだ。あの時代は幸せだったとも言えるが、実際は、物質的には今ほど豊かではなく、庶民の多くは、こんな生活を送れるはずもない。つまり、この若大将や植木等の無責任男や森繁久彌の社長といった映画に、庶民は夢を託していたとも思えるのだ。今回新たに気づいた...「BSシネマ」『アルプスの若大将』
3月24日は、田中邦衛さんの命日 、 雪子おばさんの家 蛍と快の家として建て始めたが 中畑のおじさんのたっての頼みで娘のすみえさんとダンナさんの新居になる。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 北の国から 2004 純と結の家 倉本 聡 小さな事件は色々あった。でもそれは、どこの家庭でも起こるような事々で取り立てて人に云うような話じゃない。 2002年冬。僕は結と結婚した。 その時、それからその後のことを、実は今あんまり思い出したくないんだ。 結婚と同時に僕らは麻町にアパートを借り 麓郷を離れて富良野の町に住んだ。中畑のおじさんも成田のおじさんもシンジュクさ…
『新網走番外地 吹雪の大脱走』から田中邦衛の出演作という繋がりで参ります。 そして。 2022年3月は月形龍之介生誕120周年(3月18日がお誕生日)ということで! 当ブログではこの3月、もう月形龍之介出演作だけしか取り上げないことにします。 てなワケで月形龍之介縛り第1回はこちらです。 『明治暗黒街』 概要 明治の浅草を舞台に、刑事くずれの若者が金塊強奪犯を追う活劇。 月形龍之介は主人公の親...
前回取り上げました『仕掛人梅安』、作品そのものの印象は「藤枝梅安」映像化史上最も強いのですが、藤田進演じる音羽の元締は最も印象が薄いのが玉にキズ。 しかし藤田進という人、切り株の如き素材そのままの役者であります。東映作品では降旗康男監督がよく起用しておりますが、なるほど我の強いスターとあまり相性が良くないであろう降旗監督のいかにも好きそうなタイプ。 てなワケで今回は降旗康男監督×藤田進出演作品とい...