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『近頃なぜかチャールストン』(81)(1982.4.22.テアトル新宿.併映は『遠雷』)前作『英霊たちの応援歌最後の早慶戦』(79)で落ち込んだ岡本喜八が復活した。もともと岡本喜八の映画精神は、アナーキー、諧謔、皮肉、風刺といったところにあるのだから、ノスタルジー色が強かった『英霊たちの応援歌』は、多少の戦争批判はあったものの、そうした本来の持ち味が失われていたのだ。その点、この映画では、彼の本領が発揮されている。まずは、今の日本の中に独立国を作ってしまうという発想の奇抜さがある。しかもそこに戦争体験のある老人たちと若者とを絡ませながらドラマを展開させ、老人たちにはご丁寧に大臣職が割り当てられているという念の入り用。以下、内閣総理大臣(小沢栄太郎)陸軍大臣(田中邦衛)文部大臣(殿山泰司)外務大臣(今福将雄...『近頃なぜかチャールストン』
現代劇はもちろん、時代劇、特撮もの、ロマンポルノなど、さまざまなタイプの映画やドラマで、善悪を問わず、多岐にわたる癖のある役を演じた名優の一人。特に『肉弾』(68)のあいつをはじめ、『赤毛』(69)『近頃なぜかチャールストン』(81)といった岡本喜八監督作品での彼が好きだった。だから、36年ぶりの映画主演となった『信虎』(21)についてインタビューできたときは感慨深かったのだ。金子修介監督がキャスティングの理由について、「寺田さんには、その年になっても、何をするか分からないような危険性がある。スリリングなところがある。色気もあるから」と語ったというが、言い得て妙だと思った。ご本人は、「若い頃から生涯、不良でいこうがモットーだった」と語っていた。【インタビュー】『信虎』寺田農https://blog.goo...寺田農の思い出
『早射ち犬」(67):謎のおかまhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/a1b8da358ac48de6ad11eecd004e3cbb『続・男はつらいよ』(69):盲腸手術後、寅さんに笑わされて腹の皮がよじれる入院患者https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/4991fe0cf2f4db7455ba0f4034c844e7『新・男はつらいよ』(70):寅屋に入る泥棒https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/6aaf546a3b23812f4102bc5105e40542『あゝ声なき友』(71):辰一https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/6dea6ae48a7fcb658d84326cc29fb3b8『野...財津一郎の出演映画「サビシ~イッ!」