メインカテゴリーを選択しなおす
『椿三十郎』(62)正義感に燃え、次席家老の汚職を正すべく立ち上がった9人の若侍たちは、敵に囲まれるが、偶然居合わせた浪人・椿三十郎(三船敏郎)の機転で難を逃れる。若侍たちは自分たちの甘さを後悔しながらも汚職を正そうと新たに誓い、彼らを見捨てておけなくなった三十郎と共に、巨悪に立ち向かうことになるが…。ラストの三船と仲代達矢との対決シーンは映画史上の名場面として有名。原作は山本周五郎の「日日平安」。黒澤映画3本立てhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/9b82cd9ed7edf5a2245107033de223ea森田芳光版https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/01bcf069220416028fca47da5259d21d「カムカムエヴリバディ」の...「BSシネマ」『椿三十郎』
【印象に残った俳優】小林桂樹と団令子 記憶書き換えの時代? 後篇
この記事の続きだ。 『【印象に残った俳優】小林桂樹と団令子 彼が演じた役柄とは? 中篇』この記事の続きだ。 『【印象に残った俳優】小林桂樹と団令子(国立映画ア…
【印象に残った俳優】小林桂樹と団令子 彼が演じた役柄とは? 中篇
この記事の続きだ。 『【印象に残った俳優】小林桂樹と団令子(国立映画アーカイブで) 前篇』東京・京橋にある『国立映画アーカイブ』で、(特に台湾から帰国して以降…
『悪の階段』(65)(2006.3.30.)実は女が一番怖い鈴木英夫監督作。4人組の強盗団(リーダーの知能犯は山崎努、金庫破りは西村晃と久保明、そして運転手は加東大介という何ともクセのあるメンバー)が、大会社の金庫から4千万円を強奪。分配はきちんと4等分(1千万ずつ)と決め、一見完全犯罪が成立したかにみえたが…。と、ストーリーは単純だが、この後、強奪金を隠した地下室の金庫を舞台に、お決まりの金と欲に目がくらんだ仲間割れが起こり、一種の密室劇が展開される。けれども彼らの行動はどこか滑稽に映り、佐藤勝の音楽がさらにコミカルな味を引き立てる。多分このへんの演出が鈴木英夫の才なのだろう。山崎の情夫役で団令子が絡むところも、なかなか面白かった。実は女が一番怖いのだ。当たり前のことだが、やっぱりこの頃の映画は、今の2...鈴木英夫特集『悪の階段』