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国立映画アーカイブ「日本映画と音楽 1950年代から1960年代の作曲家たち」
国立映画アーカイブで、企画展「日本映画と音楽1950年代から1960年代の作曲家たち」を見た。2024年は、團伊玖磨、眞鍋理一郎、斎藤高順といった日本映画に深く関わった作曲家たちが相次いで生誕100年を迎える。それを記念して、撮影所システムの下、各社が映画作品を量産していた1950年代から60年代に映画界で活躍していた作曲家たちを取り上げ、貴重な自筆譜や製作資料などを通じて彼らの功績を顕彰する、というもの。楽譜、著書、関連書籍、ポスターなどが展示されていたが、どうにも展示にまとまりがなく見ずらい。曲を聴けるコーナーもあったが、タッチパネルで選んで聴くことができず、ただ流しているだけ…。せっかくの企画なのにもったいない感じがした。国立映画アーカイブ「日本映画と音楽1950年代から1960年代の作曲家たち」
取材の場として本当に久しぶりに下北沢を訪れた。下北沢といえば、大学生だった1980年代の前半、年上の友人がここにアパートを借りていたので、泊まり込みでよく入り浸っていた。あまり街中を散策することはなかったが、ライブハウスの「T5」、ビリヤード場、「餃子の王将」などは、たまに友人と一緒に訪れた覚えがある。で、次の取材まで時間が空いたので、下北の街を何十年ぶりかで歩いてみたが、もともとの方向音痴に加えて、駅が地下に潜って駅前の風景が一変したこともあり、頭の中にある懐かしい場所にたどり着くことは出来なかった。下北で時間はつぶせない。映画を見るのも時間が合わないということで、京橋に移動し、国立映画アーカイブへ。常設展で、いつもは素通りする、「初期映画と著名弁士による映画説明集」(41)という8分間の映像集(『鳩の...下北沢→京橋・国立映画アーカイブ
国立映画アーカイブで展覧会「和田誠映画の仕事」を見る。一昨年、東京オペラシティアートギャラリーで開催された「和田誠展」に比べれば規模は小さく、重複しているものも多いが、映画関連に限定した点では見やすい感じがした。https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/10e123fda0d79bd4c3eff210e645f3cd『独裁者』アメリカ映画史講座チャップリンの歩みアメリカ映画史講座西部劇アメリカ映画史講座トーキーの誕生アメリカ映画史講座ギャング・エイジジョン・フォードキネマ旬報『七人の侍』キネマ旬報個展「OSCARⅡ」『シンドラーのリスト』『ペーパー・ムーン』『夜の大捜査線』『王様と私』『真昼の決闘』『アパートの鍵貸します』『道』『巴里のアメリカ人』『羅生門』『スティング』『ゴッドフ...「和田誠映画の仕事」
上映企画「蘇ったフィルムたちチネマ・リトロバート映画祭」開催於・国立映画アーカイブ(2024年1月5日(金)~2月4日(日))自転車泥棒チネマ・リトロバート映画祭とは、イタリアのボローニャを拠点として映画保存活動を行うチネテカ・ディ・ボローニャ財団(FCB)が1986年に本格始動させた映画祭。世界各地で行われている映画復元・発掘の取り組みを紹介する一大拠点として、映画史に刻まれた作品だけでなく、アーカイブ活動によってよみがえった知られざる作品を上映している。本企画では、長い歴史を誇るチネマ・リトロバート映画祭に、これまで出品された発掘・復元作の中から、日本未公開作を含む25プログラム(54本)を特集上映する。https://www.nfaj.go.jp/exhibition/cinema_ritrovat...「蘇ったフィルムたちチネマ・リトロバート映画祭」
先日(26日、日曜日)、住んでいる団地の管理組合役員対象の研修セミナーがあるというので、会場に向かった。 これが、研修会の式次第。 たまプラーザ団地(管理組合…
【長崎に行く予定なので】”映画『ひろしま』1953年の作品が” 中篇
先日(といっても、11月15日になるが)、東京・京橋の『国立映画アーカイブ』で『長崎の鐘』という映画と『ひろしま』という映画を、見た。そのときに、『長崎の鐘』…
【長崎に行く予定なので】映画『長崎の鐘』を見る、矛盾だらけ?の映画 前篇
先週の水曜日(8日)、東京・京橋の『国立映画アーカイブ』で原爆に関する昔の映画を二本見た。 これは、私が、12月3日から、およそ50年ぶりに長崎に行く(原爆資…
国立映画アーカイブで12月12日(火)から約3か月半にわたり、展覧会「和田誠映画の仕事」が開催される。和田誠が手掛けた挿画や著書、収集した映画ポスター、そして『麻雀放浪記』(84)をはじめとする監督作品などから、彼と映画との深い結びつきに光を当てるという。https://www.nfaj.go.jp/exhibition/makotowada2023/一昨年、東京オペラシティアートギャラリーで開催された「和田誠展」も壮観だったので、今回も楽しみだ。「和田誠展」その1https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/00083385bd408221cb3c0ed265a89292「和田誠展」その2https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/ab86846d47414e7...展覧会「和田誠映画の仕事」
【わが映画人生 マキノ雅裕監督】津川雅彦との共通点はどこに? 後篇
この記事の続きである。 『【わが映画人生 マキノ雅裕監督】職人気質、映画の実は短い歴史 前篇』昨日(22日)、京橋の『国立映画アーカイブ』でこのドキュメンタリ…
【わが映画人生 マキノ雅裕監督】職人気質、映画の実は短い歴史 前篇
昨日(22日)、京橋の『国立映画アーカイブ』でこのドキュメンタリー映画を見た。その感想を(なるべく)簡単に書きたい。 これが、映画の紹介文。 国立映画のアーカ…
【和泉雅子、映画『二人の銀座』】鍛冶昇監督はこの世を去ったが… 最終回
この記事の続きだ。 『【和泉雅子、映画『二人の銀座』】死ぬ地を求め米国から帰国した鍛冶昇監督 後篇』この記事の続きだ。 『【和泉雅子、映画『二人の銀座』】鍛冶…
【和泉雅子、映画『二人の銀座』】死ぬ地を求め米国から帰国した鍛冶昇監督 後篇
この記事の続きだ。 『【和泉雅子、映画『二人の銀座』】鍛冶昇監督の『わが映画人生』 中篇』この記事の続きだ。 『【和泉雅子、映画『二人の銀座』】ブルコメの井上…
【和泉雅子、映画『二人の銀座』】鍛冶昇監督の『わが映画人生』 中篇
この記事の続きだ。 『【和泉雅子、映画『二人の銀座』】ブルコメの井上忠夫も出演 前篇』本日(9日)、東京・京橋の『国立映画アーカイブ』で昔の日本映画を見た。…
今日(7月6日)は久しぶりに、東京・京橋の国立映画アーカイブで、古い日本映画でも見ようかと思った。 現在、こういう特集をやっている。 今日は、こんな映画の上映…
【EUフィルムデーズ】どこか日本映画に似た味わい ウクライナの『ヴァディムの旅』後篇
15日に書いたこの記事の続きみたいなものだ。 『【EUフィルムデーズ】反ロシアの国の対照的な二作品 エストニアとウクライナ 前篇』東京・京橋の『国立映画アー…
【EUフィルムデーズ】反ロシアの国の対照的な二作品 エストニアとウクライナ 前篇
東京・京橋の『国立映画アーカイブ』で『EUフィルムデーズ2023』という特集が開催されているので、10日、11日と連続して見に出掛けた。見た作品は、10日がエ…
【国立映画アーカイブ】マフィアを裏切った男の物語 『ゴッドファーザー』の陰画
昨日(6日)、久しぶりにここに出掛けた。ここは、東京・京橋にある国立映画アーカイブというミニ映画館。シニア料金310円で、国内・国外の(基本)古い映画を大スク…
【大島渚】このつまらなさが何とも言えない 『無理心中 日本の夏』
また、京橋に来ている。国立映画アーカイブで大島渚特集をやっているため。 どういう考えからか、はっきり覚えていないが、ここで、5月3日(水曜)~5月7日(日曜)…
【国立映画アーカイブ】次は大島渚の本格特集 4月11日から 前篇
昨日(11日)、また、東京・京橋の『国立映画アーカイブ』に出掛けてきた。 2月7日~3月26日までの会期の『日本の女性映画人(1)~無声映画期から1960年…
【女性映画人・かんけまりさん】動労革マル支配に対する全動労の戦いの映画 前篇
こんなタイトルを記事に付けると、『何と過激な…』『ああ、恐ろしい』と勘違いをされてしまうかもしれない。 東京・京橋の『国立映画アーカイブ』で上映されている『日…
【痛快な女性映画人】孤立無援の藤原智子が60過ぎて再ブレーク出来た訳 後篇
一昨日(3日)にアップした、この記事の続きである。 『【痛快な女性映画人の記録】『国立映画アーカイブ』藤原智子監督 前篇』昨日(2日)、また東京・京橋の『国立…
【痛快な女性映画人の記録】『国立映画アーカイブ』藤原智子監督 前篇
昨日(2日)、また東京・京橋の『国立映画アーカイブ』で見た映画で面白いものがあったので、紹介をしておこう。 前にも少し取り上げたが、ここでは、2月7日~3月2…
国立映画アーカイブの「オリンピック記録映画特集」(2019年)
※Evernoteの整理をしていて2019年に書いたまま未完となっていた文章があったことに気づき、3年経って少しばかり書き足してみた。多分、Noteにアップしようとして年末年始の忙しさに追われてそのままにしていたのだと思う…そういう今も年末であったりするが。 2019年に開催された国立映画アーカイブの「オリンピック記録映画特集――より速く、より高く、より強く」は国立映画アーカイブで開催される特集上映の中では一番観に行った回数が多かったかもしれない。様々な切り口でオリンピックの歴史を眺めることができたこと、今まであまり知らなかった競技に興味を持てたこと(陸上の十種競技やボート系競技)が収穫だった…
【印象に残った俳優】小林桂樹と団令子 記憶書き換えの時代? 後篇
この記事の続きだ。 『【印象に残った俳優】小林桂樹と団令子 彼が演じた役柄とは? 中篇』この記事の続きだ。 『【印象に残った俳優】小林桂樹と団令子(国立映画ア…
【印象に残った俳優】小林桂樹と団令子 彼が演じた役柄とは? 中篇
この記事の続きだ。 『【印象に残った俳優】小林桂樹と団令子(国立映画アーカイブで) 前篇』東京・京橋にある『国立映画アーカイブ』で、(特に台湾から帰国して以降…
【印象に残った俳優】小林圭樹と団令子(国立映画アーカイブで) 前篇
東京・京橋にある『国立映画アーカイブ』で、(特に台湾から帰国して以降)定期的に古い映画を見てきたことは、ここの記事で時折、書いている通りだ。 何本も映画を見る…
【国立映画アーカイブ】チケット販売変更 窓口でも買えるように…
東京・京橋にある『国立映画アーカイブ』に相変わらず出掛けている。ここは、(基本的に)シルバー割引だと一本310円で、昔(時には大昔)の映画を見ることが出来るの…
伝説の女優・原節子がはつらつとしたキャリアウーマンを演じた「東京の女性」(1939年東宝)@国立映画アーカイブ
12月最後の週末に京橋にある国立映画アーカイブで原節子主演の「東京の女性」を見てきました。東京国立近代美術館フィルムセンターは2018年4月1日に国立近代美術館より独立して「国立映画アーカイブ」という新たな組織となりました。(住所の変更はありません)東京国立近代美術館フィルムセンターは国内外の貴重なフィルム作品の修復や保存をし自館で一般に公開するだけでなく他館にも貸し出しをするありがたい機関でした。...