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放送中の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で、安田顕演じる平賀源内が亡くなった回の放送を見ながら、かつて源内を主人公にしたドラマ「天下御免」があったことを思い出していたら、源内を演じた山口崇の訃報が飛び込んできた。奇縁というべきか。山口崇といえば「大岡越前」の徳川吉宗も忘れ難い。「天下御免」(71・NHK)享保年間、発明家の平賀源内が抜群の行動力と長崎で身につけた新知識を駆使し、権力に臆することなく次々に起こる難事件を解決する痛快時代劇。ゴミ問題、受験戦争など、放送当時の世相を絡め風刺を効かせ、時代劇でありながら度々現代の風景が登場する、“ニュー時代劇”として話題になった。当時、小学生だった自分にとっても、見ると元気が出る大好きなドラマだった。脚本は早坂暁、演出は岡崎栄ほか、音楽は山本直純、タイトル...「天下御免」
国立映画アーカイブ「日本映画と音楽 1950年代から1960年代の作曲家たち」
国立映画アーカイブで、企画展「日本映画と音楽1950年代から1960年代の作曲家たち」を見た。2024年は、團伊玖磨、眞鍋理一郎、斎藤高順といった日本映画に深く関わった作曲家たちが相次いで生誕100年を迎える。それを記念して、撮影所システムの下、各社が映画作品を量産していた1950年代から60年代に映画界で活躍していた作曲家たちを取り上げ、貴重な自筆譜や製作資料などを通じて彼らの功績を顕彰する、というもの。楽譜、著書、関連書籍、ポスターなどが展示されていたが、どうにも展示にまとまりがなく見ずらい。曲を聴けるコーナーもあったが、タッチパネルで選んで聴くことができず、ただ流しているだけ…。せっかくの企画なのにもったいない感じがした。国立映画アーカイブ「日本映画と音楽1950年代から1960年代の作曲家たち」
『男はつらいよ寅次郎忘れな草』(73)シリーズ第11作。浅丘ルリ子演じる旅回りの歌手・松岡リリー初登場の巻。この後、リリーは『相合い傘』(75)『ハイビスカスの花』(80)そして『紅の花』(95)にも登場するが、どれもシリーズ内でも屈指の出来。「あたしたちってあぶくみたいなもんね」というリリーのセリフ、そして寅が満男に買ってやるおもちゃのピアノが切ない。妻が「若い頃は全然思わなかったけど、今見ると寅さんって色気があると思う」と言っていた。『男はつらいよ寅次郎忘れな草』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/29548cf737b76f191744360a9f6f3453『男はつらいよ寅次郎忘れな草』のすし屋(五香)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/...BSテレ東土曜は寅さん!『男はつらいよ寅次郎忘れな草』