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『男はつらいよ私の寅さん』(73)シリーズ12作目。岸恵子演じるマドンナりつ子の兄で、寅の小学校時代の親友・デベソこと柳文彦を演じた前田武彦が、なかなかいい味を出している。ショパンの「別れの曲」、シューベルトの「鱒」、そして中山晋平の「背比べ」と、今回も挿入音楽が秀逸。りつ子の家は中川沿いの新宿(にいじゅく)辺りか。「人間の証」というセリフがあったので、『人間の証明』(77)と同じ頃だったっけと思ったが、こちらの方がずっと早かった。『男はつらいよ私の寅さん』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/fc884f28eb7fc0d45a10e80a4e690090BSテレ東土曜は寅さん!『男はつらいよ私の寅さん』
『男はつらいよ寅次郎忘れな草』(73)シリーズ第11作。浅丘ルリ子演じる旅回りの歌手・松岡リリー初登場の巻。この後、リリーは『相合い傘』(75)『ハイビスカスの花』(80)そして『紅の花』(95)にも登場するが、どれもシリーズ内でも屈指の出来。「あたしたちってあぶくみたいなもんね」というリリーのセリフ、そして寅が満男に買ってやるおもちゃのピアノが切ない。妻が「若い頃は全然思わなかったけど、今見ると寅さんって色気があると思う」と言っていた。『男はつらいよ寅次郎忘れな草』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/29548cf737b76f191744360a9f6f3453『男はつらいよ寅次郎忘れな草』のすし屋(五香)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/...BSテレ東土曜は寅さん!『男はつらいよ寅次郎忘れな草』
『男はつらいよ寅次郎夢枕』(72)シリーズ第10作を久しぶりに見た。マドンナは寅の幼なじみの美容師・志村千代(八千草薫)。おいちゃん役は2代目の松村達雄。晩秋の信濃路で出会う旧家の奥様役にさすがの田中絹代。寅屋に下宿して千代に惚れる東大助教授・岡倉金之助役に米倉斉加年。自分はこの映画の頃は、ちょうど千代の息子と同じ年頃か。江戸川の土手がまだ荒々しい。八千草薫さんが亡くなった…https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/e6060e652ebbe92ab26f3df89e6a3d56『男はつらいよ寅次郎夢枕』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/f098d20a32f63c9fdcc1be385615e5ce『男はつらいよ寅次郎夢枕』の亀戸天神https:/...BSテレ東土曜は寅さん!『男はつらいよ寅次郎夢枕』