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二十四の瞳/壷井栄の同名小説を映像化した作品で監督は木下惠介。これまで何度も映画化、テレビドラマ化されているので、観たことはなくてもタイトルは知っているというもも多いと思います。本作は主演の高峰秀子が最高で彼女以外にはこの役はできないと思いました。内容は最初から最後まで泣けるシーンだらけで、戦時中の厳しさを知れるという意味でも大変貴重な作品。
悪い奴ほどよく眠る/黒澤プロダクション製作の第一作目で、脚本は黒澤監督他五人の共同脚本。フランシス・フォード・コッポラ監督の「ゴッド・ファーザー」にも影響を与えた本作は、やはり脚本が良くて最後まで目が離せないサスペンス映画の傑作です。出演者もとても魅力的で、
『日本のいちばん長い日』(67)1960年代邦画ベストテンhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/bd265de44465e02b45935528576c3cc9「BSシネマ」『日本のいちばん長い日』
今朝の秋/山田太一脚本で深町幸男が演出を手掛けたTVドラマで主演は笠智衆。小津作品でお馴染みの笠智衆、杉村春子が出演していて、その他では倍賞美津子や樹木希林、杉浦直樹などなかなか豪華な顔触れです。なかでも杉浦直樹が病気の息子を好演していて、後半は涙を誘うシーンも
父ありき/戦時中の1942年に公開された作品で監督は小津安二郎。簡単に言ってしまえば父と息子の愛情物語ですが、巨匠・小津監督の作品なので芸術的で深みがあります。子供時代の良平を演じた津田晴彦と大人になった良平を演じた佐野周二、
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今日の1曲🎶❝さらば涙と言おう❞🎙️森田健作(青春の巨匠✨️) 50年前にはこんなにも健全な青春ドラマもやっていた…
『おれは男だ!』は、津雲むつみの漫画。また、それを原作として森田健作主演により日本テレビ系列で、1971年2月…
そんな会に所属している訳ではありませんが、ここ数年ドラマ・映画の主演 若い子がほとんどじゃない? 甘酸っぱい青春ものとかアニメでもやたらとやってるし、冷静に見ちゃうといたたまれないような気分になるのはどうなんでしょう。 某スカした言動が特徴のKさんなんて、主役じゃなくてもう脇をやっても........ とはいえ、横を固められる技量を持った女優さん・俳優さんは段々少なくなって来た気がします。 歳をとっても素敵で格好良い。それはそれで素晴らしい。 けれど、映画やドラマというアンサンブルの中には正統を外れた存在が欠かせないと思っているのです。輝く主演の下で数限りない数の役者さんが演じるのは正か負か。…
麦秋 1951 小津安二郎 (主演・原節子) 松竹 Early Summer
麦秋/野田高梧と小津安二郎との共同執筆による脚本で「紀子三部作」と言われる原節子が紀子という役で登場する作品の二作目。小津監督お得意のなかなか嫁に行かないの娘を何とか結婚させようという話ですが、他作と違うのは原節子の結婚相手がちょっと意外な
お早よう 1959 小津安二郎 (主演・設楽幸嗣/島津雅彦) 松竹
お早よう/東京郊外の新興住宅地を舞台に戦後の庶民生活を描いた作品で監督は小津安二郎。監督にしては珍しくコメディ色が強めで、子供がメインですが、小津作品常連の役者さんたちが巧くて面白いので楽しめます。特に良かったのは杉村春子と三好栄子の
『海峡』(82)(1982.11.4.有楽座)健さんのストイックに耐える姿はいささか食傷気味である。この映画で感動を覚えたのも青函トンネルの貫通シーンぐらいのもので、後はひたすら耐える健さんと、それを陰ながら慕い続ける吉永小百合の姿を延々と見せられるのだから、もう勘弁という感じになるのだ。森谷司郎監督は、『八甲田山』(77)の成功以降、『漂流』(81)そしてこの映画と、自然に立ち向かう人間の姿をテーマにしているにも関わらず、スペクタクルの中で人間を描き切れずに空回りの大作を連発している感がある。そこにいつもながらの健さんの姿を置かれれば、見る側は「あーまたか…」という気分になる。単純に夢を成就させた男の姿として見ればいいのかもしれないが、主人公がかっこよ過ぎて違和感を覚える。また、脇役の描き方の失敗も大き...「BSシネマ」『海峡』
海峡 1982 森谷司郎 (主演・高倉健 原作・岩川隆) 東宝
監督 森谷司郎 脚本 井出俊郎 森谷司郎 原作 岩川隆 撮影 木村大作 音楽 南こうせつ 制作 田中友幸 森岡
『家族』(70)(1974.12.31.NHK)風見精一(井川比佐志)と妻の民子(倍賞千恵子)は、父の源蔵(笠智衆)と2人の子どもたちと共に、長崎県の伊王島から、開拓のために北海道標津郡中標津町へ移住することになった。一家の旅の姿をオールロケーションでドキュメンタリー風に撮った山田洋次監督の異色ロードムービー。公害が問題化する北九州工業地帯、日本万国博覧会開催中の大阪、東京の上野公園、北海道の開拓村など、一家の道中に当時の日本の社会状況が浮かび上がる。途中、夫妻は、広島県福山市で、源蔵を引き取るはずだった弟(前田吟)と別れ、東京で赤ん坊の長女を失い、たどり着いた中標津で源蔵を失う。だが、やがて中標津にも春が訪れ、一家にとって初めての牛が生まれ、民子の胎内にも、新しい命が宿っていた。悲劇が続くが、最後は笑顔...『家族』
『お早よう』(59)子どもたちがおなら遊びに凝るシーンが印象に残るhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/42473c315fa51ea95448753a3bf2fa88蓼科の小津安二郎https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/fa73d975082874a8bdb948394a42f8f5「BSシネマ」『お早よう』
家族 1970 山田洋次 (主演・倍賞千恵子/井川比佐志) 松竹
監督 山田洋次 原作 山田洋次 脚本 山田洋次 宮崎晃 撮影 高羽哲夫 音楽 佐藤勝 編集 石井巌 制作 三嶋
風の中の牝鶏 1948 小津安二郎 (主演・田中絹代) 松竹
ー監督 小津安二郎 脚本 斎藤良輔 小津安二郎 撮影 厚田雄春 音楽 伊藤宜二 制作 久保光三 ▮あらすじ▮
🎦今日ののぶちゃんの映画鑑賞録は、1962年に公開された日本映画『秋刀魚の味』〈ニューデジタルリマスター〉の昔のTV放映からによる回顧や、配信先動画視聴(UーNEXT)からの感想・考察を投稿しています。懐かし度 🎦 🎦 🎦 🎦 🎦 🎦懐かし度はアイコン1個が10年周期。古いほど懐かしアイコン🎦個数が増えていきます【秋刀魚の味:作品の概要】『秋刀魚の味』(さんまのあじ)は、1962年(昭和37年)の日本映画です。製作・配給:松竹です...
Toru Takemitsu - Nami no Bon(worship at the water) (youtube.com)『波の盆』(なみのぼん)は、日本テレビ系列(NNS)で1983年11月15日の21:02 - 22:54に放送されたテレビドラマ。また、その主題曲として作られた武満徹の楽曲。日本テレビ・テレビマンユニオン提携作品。
日本のいちばん長い日 1967 岡本喜八 (主演・三船敏郎) 東宝
監督 岡本喜八 原作 大宅壮一 脚本 橋本忍 撮影 村井博 音楽 佐藤勝 ナレーター 仲代達矢 太平洋戦争末期
冬構え 1984 山田太一 (主演・笠智衆 原作・山田太一)NHKドラマ
原作 山田太一 音楽 毛利蔵人 演出 深町幸男 制作 岡田勝 撮影 奥村重喜 妻を亡くした老人・岡田(笠智衆)
どうも。先制攻撃した側(イスラエル)を責めず、自衛権を行使して反撃した側(イラン)を責める国際社会(というか英米)は、小学校の学級会より不公正な場です。 それ…
『肉弾』(68)(1980.7.10.日劇文化「セレクションATGスペシャル」併映は『人間蒸発』)昭和20年夏、終戦間際に特攻兵となったあいつの悲哀に満ちた青春を、戦中派世代の岡本喜八監督が、痛烈な皮肉とユーモア、ペーソスを交えながら描く。最高の映画だった。これまで自分が見てきた日本映画の中でも上位に入るだろう。特にあいつを演じた寺田農がよかった。登場人物の一人一人が存在感を放ち、敗戦というものを庶民の側から描き切っている。ユーモアを交えながら戦争批判を感じさせるのは、さすがに岡本喜八の演出と脚本のうまさによるものだろう。あいつという主人公を狂言回しにして、さまざまな人物が登場してくる。それは黒澤明の『どですかでん』(70)と通じるところもある。その中で、戦争の滑稽さ、愚かさ、空しさが描かれ、時には笑わさ...『肉弾』
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秋刀魚の味|老いと孤独という深刻なテーマを喜劇的に描いた、小津安二郎の遺作。
秋刀魚の味は、1962年公開の日本映画。娘の縁談がまとまり娘が嫁ぐ日、父は孤独な後ろ姿を見せるのだった。老いと孤独という深刻なテーマを喜劇的に描いた、偉大なる映像作家・小津安二郎の遺作。これまでに小津安二郎が一貫して描いてきた、妻に先立たれた初老の父親と婚期を迎えた娘との関わりが、娘を嫁がせた父親の「老い」と「孤独」というテーマと共に描かれている。また、笠智衆演じる父親と中村伸郎、北竜二演じる友人たちとの応酬が喜劇味を加えている。映画批評・あらすじ(ネタバレ)・スタッフ・キャスト・映画予告編・無料動画・配信情報。
お題「ゆっくり見たい映画」 今日は12月23日土曜日、今年も後9日だ。 年末、大掃除や買い物であわただしい日々に、あえて「ゆっくり見たい映画」がある。小津安二郎監督の映画だ。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle []).push({}); いつもの年末は、ネットで小津映画を観ているが、今年はNHKBSで「秋刀魚の味」を放送するようだ。すでに録画予約済みだ。 小津映画の落ち着いた画面や話のテンポが好きだ。特に年末のあわただしい時期に、自分だけ別世界に籠って、小津映画を見る、なんて贅沢なことだろう。 「秋刀魚の味」は何度も見ている。複雑なストーリーがあるわけで…
ポッチと押してくれると喜びます @ 12月19日(火)PM9時更新 きのこ保存の鉄則 風味が落ちるので洗わない。 椎茸・軸を根元で切り落として、かさのみを 冷凍用保存袋に入れ
2023年、今年は小津安二郎の生誕120周年で、没後60年だったそうだ。新聞でもテレビでもたびたび特集を組まれていたのはそのせいだった。12月12日の誕生日にはNHKBSで「東京物語」の放送があった。小津の映画は今まで見たことがなかった。チャンスがなかった。が、もちろん小津の評判は知っていたし、世界中の映画人がリスペクトをしていることも、今でも世界中で小津の映画が公開されていることも知っていた。一度はしっかりと心して小津映画を見たいとも思っていた。「東京物語」は世界の映画ベストワンになったこともある。ちょうどNHKで放送されたので、念願の小津映画を見ることが出来た。初めて見る小津映画である。感想を書こうと思うが、小津安二郎に関しては素人なので、かなり的外れなものかもしれないが・・。「東京物語」は1953年...映画東京物語
『東京物語』(53)『山田洋次監督が選んだ日本の名作100本家族編』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/4a79a6cbddeece8699a718f7bb5024f1東京の街歩きや歴史を紹介する番組https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/fecb7183b91bebca9c4e1b2840161cc5「BSシネマ」『東京物語』
『男はつらいよ寅次郎夢枕』(72)シリーズ第10作を久しぶりに見た。マドンナは寅の幼なじみの美容師・志村千代(八千草薫)。おいちゃん役は2代目の松村達雄。晩秋の信濃路で出会う旧家の奥様役にさすがの田中絹代。寅屋に下宿して千代に惚れる東大助教授・岡倉金之助役に米倉斉加年。自分はこの映画の頃は、ちょうど千代の息子と同じ年頃か。江戸川の土手がまだ荒々しい。八千草薫さんが亡くなった…https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/e6060e652ebbe92ab26f3df89e6a3d56『男はつらいよ寅次郎夢枕』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/f098d20a32f63c9fdcc1be385615e5ce『男はつらいよ寅次郎夢枕』の亀戸天神https:/...BSテレ東土曜は寅さん!『男はつらいよ寅次郎夢枕』
小津安二郎監督作品、「晩春」「麦秋」「東京物語」を観た。どの作品も原節子が主演で全て紀子という女性を演じている。紀子三部作と呼ばれている作品だ。 実は何年か前に「東京物語」を少しだけ観たことがある。その時はモノクロであまりにも悠長な物語のペースに飽きてしまって、途中で観るのをやめてしまった。以前から、世界的にも評価の高かったこの作品を観てみたいと思っていたのに…。冒頭の老夫婦の会話や動きがあまりにもゆっくりで、何となく観ようという興味を無くしてしまったのだ。今から思うと“ありえな〜い”なんだけど! だから今回は、絶対に三作とも観てやろうと心に決めた。 まずは公開が古い順に観ることにした。 19…
*神奈川県立近代文学館は港の見える丘公園内に在ります。バラを見たついでといっちゃ『世界のOZU』に失礼ですが、「小津安二郎展」に寄って来ました。 生誕120年没後60年(1903生-1963没)にあたるそうです。小津さんは還暦を迎えた日に亡くなリました。誕生日と命日が一緒の日、坂...
共同通信エンタメOVOに連載中の『ほぼ週刊映画コラム』今週はイギリスにも渡辺勘治がいた!黒澤明の名作をリメークした『生きるLIVING』詳細はこちら↓https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1379664【ほぼ週刊映画コラム】『生きるLIVING』
帝釈天の寺男の源ちゃんは、ちょっと頭が弱くて、いつも寅さん(渥美清)にこき使われているが、したたかさやずるいところもあり、時には寅さんや御前様(笠智衆)をやり込めたりからかったりもする。一応、寅さんのことは「兄貴」と呼ぶが、小ばかにしているところもあるという、何とも人間くさいキャラクターだ。源ちゃんは、時には、寅さんの商売を手伝ってサクラをやったりもする。『葛飾立志篇』(75)で、寅さんが金町で鉛筆だか万年筆だかを売った時は、学生服を着てサクラをやり、(山田洋次監督と同じ)「東大法学部です」と語っていたのが何ともおかしかった。源ちゃんを演じた佐藤蛾次郎の寅さんシリーズ以外で印象に残っているのは、山田洋次監督、森崎東脚本の『吹けば飛ぶよな男だが』(68)の主人公サブ(なべおさみ)の弟分のガス、テレビ版「男は...帝釈天の寺男の源ちゃん佐藤蛾次郎
どうも。創価学会や幸福の科学の酷さを暴くのはいいけれども、それによって旧統一教会(家庭連合)の酷さが薄まる結果になってはよくないです。 それはさておき、映画の…
ヴィム・ヴェンダース「東京画」シネ・リーブル神戸 2022年1月11日、ヴィム・ヴェンダース詣、六日目です。七草がゆの日から、いや、その前日からですか、毎日、ヴェンダースに通っています。も