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『八つ墓村』(96)(1996.12.9.渋谷宝塚)天涯孤独の青年・寺田辰弥(高橋和也)は岡山の資産家・田治見要蔵の遺児であることを知らされ、故郷の八つ墓村を訪れる。村では戦国時代、村人に惨殺された8人の落ち武者のたたりの言い伝えがあり、過去には、忌まわしい殺人事件も起きていた。さらに帰郷した辰弥の周りで次々と奇怪な事件が起きる。市川崑による金田一耕助ものが17年ぶりに復活した。しかも、松竹が映画化したたために、当時監督ができなかった『八つ墓村』である。言わずと知れたストーリーは、松竹版とは異なる脚色が施され、名探偵・金田一耕助も石坂浩二から豊川悦司に代わり、レギュラー陣も一新されたところに時代の流れを感じる。だが、かつて三木のり平や大滝秀治といった芸達者な人たちが演じたコメディリリーフ的な遊びや余裕まで...「BSシネマ」『八つ墓村』(96)
『家族』(70)(1974.12.31.NHK)風見精一(井川比佐志)と妻の民子(倍賞千恵子)は、父の源蔵(笠智衆)と2人の子どもたちと共に、長崎県の伊王島から、開拓のために北海道標津郡中標津町へ移住することになった。一家の旅の姿をオールロケーションでドキュメンタリー風に撮った山田洋次監督の異色ロードムービー。公害が問題化する北九州工業地帯、日本万国博覧会開催中の大阪、東京の上野公園、北海道の開拓村など、一家の道中に当時の日本の社会状況が浮かび上がる。途中、夫妻は、広島県福山市で、源蔵を引き取るはずだった弟(前田吟)と別れ、東京で赤ん坊の長女を失い、たどり着いた中標津で源蔵を失う。だが、やがて中標津にも春が訪れ、一家にとって初めての牛が生まれ、民子の胎内にも、新しい命が宿っていた。悲劇が続くが、最後は笑顔...『家族』
家族 1970 山田洋次 (主演・倍賞千恵子/井川比佐志) 松竹
監督 山田洋次 原作 山田洋次 脚本 山田洋次 宮崎晃 撮影 高羽哲夫 音楽 佐藤勝 編集 石井巌 制作 三嶋
『乱』(85)『影武者』に比べると黒澤自身が楽しみながら撮っているように思えるhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/9d0a0c37c38bf8d3929daa77454c3293「BSシネマ」『乱』
映画と映画を繋げて語っていくブログ。 この3月は月形龍之介生誕120周年記念月間! 前回取り上げました『ギャング忠臣蔵』で月形センセイは政界のフィクサー……ってコトで、同じく現代劇でフィクサー役を演じたこちらを。 『組織暴力』 ↑Amazon行あふぃりえいと(DVD通販ページ) Amazonプライムビデオにも有 概要 拳銃密売を追う刑事の執念。兄の復讐に燃える若いチンピラ。 硬質なタッチで...