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『非行少女ヨーコ』(66)緑魔子へのインタビューの準備のために見た。家出した少女ヨーコ(緑)は新宿歌舞伎町で風俗嬢のハルミ(城野ゆき)と知り合いジャズクラブに。そこにはジャズのビートに酔いしれ、睡眠薬を飲んでいたずらに青春を浪費する若者たちがいた。ヨーコは気の弱そうな予備校生のジロー(谷隼人)と出会う。毎日新聞で紹介された実話を映画化した降旗康男監督のデビュー作。その他の共演は、石橋蓮司、大原麗子、荒木一郎、東野英心、小林稔侍、岡田英次、大阪志郎、中北千枝子、佐野周二、戸浦六宏、寺山修司。1966年、今から57年前の新宿の風景や風俗が見どころの一つ。この映画の若者グループのモデルは、大原も所属していた「六本木野獣会」だろうか。後に高倉健の主演映画を数多く撮った降旗監督とは別人ようなプログラムピクチャー。フ...『非行少女ヨーコ』
1月28日は日活のダンプガイこと二谷英明バァスデイ(1930年生)。ダンプの呼び名は何処へやら後年すっかりセドリックのイメージでした。名前と一緒に車の名前が浮かんでくるのはこの人とポール・ニューマン(スカイライン)くらいのものです。 そして同じ日活ダイヤモンド・ラインの和田浩治も同じ誕生日(1944年生)。映画時代はいかんせん若すぎた。後にテレビ『大岡越前』でレギュラー風間同心役をやっていたのが印象に強いです。 ...
『東京物語』(53)『山田洋次監督が選んだ日本の名作100本家族編』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/4a79a6cbddeece8699a718f7bb5024f1東京の街歩きや歴史を紹介する番組https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/fecb7183b91bebca9c4e1b2840161cc5「BSシネマ」『東京物語』
『悪の紋章』(64)(日本映画専門チャンネル)城南署の警部補・菊地正明(山崎努)は、悪徳警察官の汚名を着せられ、服役する。出所後、菊地は稲村清一と名を変え、自分を陥れたヤクザの花井(清村耕次)、会社社長の柴田(戸浦六宏)、自分を裏切った妻の恵美子(北あけみ)らに対して、復讐を誓う。そして、自分が転落するきっかけとなった事件の裏に潜む巨悪との対決を決意する。橋本忍の同名小説を、橋本自身と広沢栄、監督の堀川弘通が共同で脚色。撮影は逢沢譲(時折、素晴らしいショットがある)、音楽は黛敏郎。松本清張ばりの社会派推理ドラマの線を狙っているが、凝り過ぎて説明(ナレーション、モノローグ)過多になり、テンポが悪く、とても長く感じた。黒澤明(例えば『悪い奴ほどよく眠る』(60)『天国と地獄』(63))になれなかった堀川弘通、...『悪の紋章』
月形龍之介月間として運行しております繋がり映画ブログ、前『京洛の舞』から松竹繋がりで今度は大船作品です。 『深夜の市長』 概要 強盗の汚名を着て刑死した兄の濡れ衣を晴らす安部徹! それを助ける“深夜の市長”月形龍之介! そしてワルの親玉は三津田健と、配役だけでも満腹な国産フィルム・ノワール。 ストーリー 戦時下1942年の日本。白昼の銀行強盗犯として社会主義者・黒市震太郎が捕まり死...