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今年3月公開の映画の紹介です監督は、オリヴァー・ハーマナス。日本映画『生きる』(1952)のリメイク、ドラマ映画です。主演・出演は、ビル・ナイ、エイミー・ルー・ウッド、アレックス・シャープ。(あらすじ)1953年、ロンドン。市役所の市民課に就職したピーター・ウェイクリングは、同じ市民課に勤める男性たちと一緒に列車に乗ります。明るく接するピーターは「笑いは禁物」と言われ、更にウィリアムズ課長は堅物で同じ車両には乗らないなどと話されます。市民課に女性の団体が陳述書を持ち「たらいまわしにされている」と訪ねてきました。資材置き場を子供たちの遊び場に変えて欲しいというもので、やはりここではないため、付き添うようピーター言われあちこちの課を行くことになるのです。その日早退するというウィリアムズは病院に行き、検査結果を...「生きるLIVING」
우리 둘째 딸이 중학교에 다니던 시절의 이야기다. 어느 날 학부모를 위한 수업 참관 행사가 있었다. 저는 훌륭한 선생님이라고 소문난 4...
◇本ページはプロモーションが含まれています。🎦今日ののぶちゃんの映画録は、1993年に公開されたイギリス映画『日の名残り』(ひのなごり、The Remains of the Day)の当時の劇場鑑賞、および配信先動画視聴(UーNEXT)からの感想(懐想記)の投稿です。【日の名残り:作品の概要】『日の名残り』(ひのなごり、The Remains of the Day)は、1993年のイギリスの映画です。カズオ・イシグロの同名の小説を映画化したものです。アカデ...
本を読みました。 カズオ・イシグロの『日の名残り』 主人公が独白する文体で書かれています。 それが、読むものを惹き付けます。 古き良き時代のイギリスの執事スティーブンスが、歳を重ね旅路で自分の人生を、様々な思い出とともに振り返ります。 執事という仕事への誇り、自負、得たもの...
クララとお日さま (ハヤカワepi文庫)AF(人口親友)として開発されたロボット クララ。この物語はそのクララの目線で語られています。心の機微まではわからないであろうロボット目線で語られては、単調な物語になりはしないかという心配は無用。クララのいる時代は、どうやら
『夜想曲集』(カズオ・イシグロ、訳=土屋政雄、早川書房epi文庫)
『Nocturnes Five Stories of Music and Nightfall』(Kazuo Ishiguro, 2009)副題「音楽と夕...
『クララとお日さま』(カズオ・イシグロ、訳=土屋政雄、早川書房)
『Klara and the Sun』(Kazuo Ishiguro,2021)本作は人型ロボットを主人公とする近未来小説。舞台はアメリカ。ショートヘアで...
原題:Living 黒澤明監督の名作「生きる」の英国リメイク。 監督はオリバー・ハーマナス、ノーベル賞作家カズオ・イシグロが脚本を手掛けアカデミー賞脚色賞にノミネート。 主演のビル・ナイも主演男優賞にノミネートされていました。 黒澤明のオリジナルは未見。 てっきり現代のイギリスに置き換えてるのかと思いきや、オリジナルと同時期の1953年が舞台。 冒頭から当時のロンドンの雰囲気だったりが再現されていて一気に物語に引き込まれる。 死を間近にしてゾンビのように生きてきた男が、残された時間を他人の為に生きようとする。 その生き様に心がじわじわと染みてくる。 ラストのブランコのシーンがとても美しくて印象的。 めっちゃ英国らしさを感じる地味だけど良い作品だった。 たまにはこういうシンプルで短めの作品も良いな。 そして気品と哀愁漂う英国紳士を演じるビル・ナイが素敵..
コロナ禍を経て今年は各地の桜祭りが久しぶりに再開していましたが、タイミングが悪くてどこにも行けずじまい…千鳥ヶ淵と中目黒に行きたかった。ちょっと遅いけど、なんとか今年の桜を楽しみたい!と、近所の二子玉川まで桜を見に行きました。ちなみに去年の
先日、歯医者に行った際に受付のおばちゃん(いや私もおばちゃんですけど、もっと年上のお姉さまなのよ、受付嬢)と話をしていて、長期に渡って過酷だった仕事が今はひと…
共同通信エンタメOVOに連載中の『ほぼ週刊映画コラム』今週はイギリスにも渡辺勘治がいた!黒澤明の名作をリメークした『生きるLIVING』詳細はこちら↓https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1379664【ほぼ週刊映画コラム】『生きるLIVING』
満足度:★★★★☆ 初めて大人の小説を読んだ気分、と表現したら良いのかなと。 歳上や目上の人に紹介したり、何読んだって聞かれて答えると恥ずかしくない様な感じ。 わたくしが今まで何を読んでたんだって話ですが、これはオススメです。 内容的には終始イギリスの執事の独り言です。その中で所々に面白い、というか成程と唸らされる言動。 読み終わると、街中で車のジャガーを見ると「紳士たれ」って脳内で呟きます笑 執事がご主人様に長期休暇を貰い、以前働いていた淑女に会いに行く道中の出来事。たいした事件もハプニングも無く、淡々と進みますが、執事とはなんぞや、の感じです。 おそらく、わたくしの様な新参者読者が1度や2…
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 ベネチアのサンマルコ広場で演奏するギタリストが垣間見た、アメリカの大物シンガーとその妻の絆とはーーほろにがい出会いと別れを描いた「老歌手」をはじめ、うだつがあがらないサックス奏者が一流ホテルの特別階でセレブリティと過ごした数夜を回想する「夜想曲」など、音楽をテーマにした五篇を収録。人生の夕暮れに直面して心揺らす人々の姿を、切なくユーモラスに描きだしたブッカー賞作家初の短篇集。 アイルランドの作曲家ジョン・フィールドによって生み出された性格的小品「夜想曲」(nocturne)は、彼を崇拝していたフレデリック・ショパンが倣うように作曲して生まれた…
【書評】ノーベル文学賞作家が描く!病弱な子どもとAIの美しく心温まる物語。「クララとお日さま」を読む
1年の終わりが近づくと、年の瀬に向けて仕事の追い込みにブラックフライデー・年末セール、大掃除など大忙しの方も多いことでしょう。日常生活への直接的な影響はないけれど、12月といえばノーベル賞授賞式が開催される月。開催日の12月10日は、賞創設
『クララとお日さま』を読み始めた。ノーベル文学賞を受賞されたカズオ・イシグロ氏による受賞後の第1作目。そして、私にとってはイシグロの作品を知る第1作目でもある。去年単行本として翻訳版が出版され購入したものの 1年積んであった。隙間時間を利用して読み始め
カズオ・イシグロ この名前をご存知だろうか。イギリス人作家になった元日本人。1989年、「日の名残り」(中公文庫)という作品でブッカー賞という、イギリス文学界最高の文学賞をとり、二年に一作のペ
【本】カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』~消えゆく古い世界を抱き締めて~
1、作品の概要 2005年発表のカズオ・イシグロ6作目の長編小説。 原題『Never Let Me Go』 2010年イギリスで映画化され、日本では2016年にTVドラマ化された。 2017年に日本にルーツを持つカズオ・イシグロがノーベル文学賞を受賞したことで、日本でも注目を浴びた。 2、あらすじ 外の世界から隔絶された施設である「ヘールシャム」で何人もの少年少女たちが共同生活をしていた。 厳しくも優しい保護官たちに見守られながら成長していく子供達。 キャシーは癇癪持ちの少年・トミーと、プライドが高いルースと仲良くなる。 16歳になってヘールシャムを後にしてコテージに移り住んだキャシーは、付き…
『生きるLIVING』(2022.11.2.よみうりホール.東京国際映画祭)今年の東京国際映画祭のクロージング作品。黒澤明の名作『生きる』(52)が、第2次世界大戦後、1952年のイギリスを舞台にしてよみがえった。『生きる』の主人公・渡辺勘治(志村喬)にあたるウィリアムズ役にビル・ナイ。脚本はノーベル賞作家のカズオ・イシグロ。監督はオリバー・ハーマナス。エイミー・ルー・ウッド、アレックス・シャープほかの共演。とにかくナイが素晴らしい。時代設定を、わざわざ『生きる』が作られた頃と時を同じくすることで、同時期の日英両国の比較が楽しめ、「イギリスにも渡辺勘治がいた!」と思わせてくれた。設定や物語は、ほぼオリジナル通りだが、例えば、勘治が歌う「ゴンドラの唄」は、ウィリアムズが歌うスコットランド民謡「OhRowan...『生きるLIVING』
1994年公開の映画の紹介です監督は、ジェームズ・アイヴォリー。カズオ・イシグロの小説が原作の、ドラマ映画です。主演・出演は、アンソニー・ホプキンス、エマ・トンプソン、ジェームズ・フォックス、クリストファー・リーヴ、ピーター・ヴォーン、ヒュー・グラント。執事ジェームズ・スティーブンスは、以前職を共にしていたベン夫人から手紙をもらいます。スティーブンスは現在の主人・アメリカの政治家ルイスから兼ねてから薦められていた骨休めの旅行をすることに決め、ルイスのダイムラーで英国西部に旅立ちます。スティーブンスは道中、ベン夫人、その頃はミス・ケントンとの出会いを思い出します。-------------------------------------------------1950年代のイギリス、オックスフォードシャー。...「日の名残り」
こんにちは! リサモリです(^∀^) 私は本を読むのが好きです。 編むという言葉には 多くの言葉を集めて本を作る という意味も含まれているように 編み物と本にはどこか 似ているところがある、気がする🧶📚 英語のyarn(編み糸)という単語にも 「物語」という意味があるという! そんな編み編み好きな私が 特に好きな小説を3つ ご紹介したいと思います( ^ω^ )! 世界の終わりとハードボイルドワンダーランド 村上春樹 世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上下)合本版(新潮文庫) 作者:村上春樹 新潮社 Amazon 高い塀に囲まれ、森に一角獣…
週刊 読書案内 カズオ・イシグロ「遠い山なみの光」(ハヤカワ文庫)
カズオ・イシグロ「遠い山なみの光」(ハヤカワ文庫) カズオ・イシグロです。いわずと知れたノーベル文学賞作家ですが、ぼくはこの人の、あまりよい読者とは言えません。我が家にはこの作家にはまっていた人が
イギリス上流階級の青年と孤児で使用人の女性の恋愛を描いた物語。イギリス映画ですが、フランス映画のような官能的作品です。「グッバイ、リチャード!」でジョニー・デップ演じる大学教授の娘役だったオデッサ・ヤングが、いわゆる体当たりの演技。相手役のジョシュ・オコナーと一糸纏わぬ姿で演じるシーンが多く、R15の映画ですが、R15とR18の違いは何なんだろう?と考えてしまいました。「英国王のスピーチ」主演のコリン・ファースがオデッサ・ヤングが使用人として働く家庭の主人役。(シネ・リーブル池袋)【株主優待】東京テアトル:映画招待券(2021年9月末分)監督:エヴァ・ユッソン原作:カズオ・イシグロ「マザリング・サンデー」出演:オデッサ・ヤング、ジョシュ・オコナー、コリン・ファース、オリヴィア・コールマン映画『帰らない日曜...帰らない日曜日