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JR8DAGのQRP運用に関する記録のページを更新しました(2025.10.03)
JR8DAGのAM & QRPホームページをご覧いただきありがとうございます。...
(50MHz八木) γマッチ(14)主ビーム偏り検証(15)4エレメント八木:標準方式【完結】
今回がγマッチにおける主ビームの偏りに関する検証の最終分です。 最後のγマッチの4エレメント八木は、全てのエレメントがBOOMと導通している、いわゆる標準となる方式をモデル化しています。 これで見るとγマッチは、過去の製作事例どおりのBOOMと導通していても、ビームパターンには、それほど影響が無いとの結論になります。 ただし、これは、8EL6MW.MAAから前の4本のDiを取…
(50MHz八木) γマッチ(13)主ビーム偏り検証(14)4エレメント八木:全ELMENTとBOOM間を絶縁
Radだけでなく、残りの全部のエレメントをBOOM(導体)から絶縁するタイプで検証します。これは、「八木アンテナを作ろう」本にて、主ビームの偏り防止で提案している方式になります。 ※BOOM自体が電気的絶縁物を使用したモデルではありません。BOOMもアルミパイプを使用している想定です。 (本論) 1. アンテナ定義(テキスト表示)
(50MHz八木) γマッチ(12)主ビーム偏り検証(13)4エレメント八木:Rad直接給電で前回訂正にかかる裏付け情報
前回の(注)で追加した訂正部分の裏付けとした内容です。 γマッチ給電からRad中央点での直接給電に変更しました。元のデータは、主ビームの偏りが確認できたモデル(4EL6M_γmatch)です。 ※RadとBOOMは、γマッチの時も今回の直接給電のどちらも”絶縁状態”としています。 (本論) 1. アンテナ定義
(50MHz八木) γマッチ(11)主ビーム偏り検証(12)BOOM_⊥_ELEMENT(直交)モデル
今回は、Di-2とRefにその間にあるBOOMの直交した通常の八木のエレメント配置での評価モデルです。 このモデル化により、主ビームの傾きがどうして生じるか?のひとつの回答を得ることができたと思っています。 ただ、これが正しいとすれば、「γマッチによる給電方法だけの問題ではない。」との結論に帰着します。 それが生じる(仮定)条件は…
(50MHz八木) γマッチ(10)主ビーム偏り検証(11)BOOM+ELEMENTを直線アンテナ分析【改訂版】修正&補足
前回の内容の誤った部分だけは、記事内で取り消し線と修正内容を加筆修正しています。 今回は、前回内容全般を見直し、4エレメント八木での分析と合致できるようにパターン図表示を訂正して、それにかかる内容を追加補足します。 なお、一番の目的だった主ビームが偏る説明には、ここまで単純化したモデルでは、到達できないことも判り、4エレメント八木で生じている現象に近づけたモデ…
(50MHz八木) γマッチ(9)4エレメント八木:主ビーム偏り検証(10)BOOM+ELEMENT動作の単純化モデル
今回記事と関係ないのですが、昨日の一日だけで当ブログアクセス数が9,505件となりました。おそらく、人の手によるものではなく、巡回ボット(別名:クローラー)によるものだろうと推察しています。時間帯は、18時、20時、23時台に集中していました。 当ブログの意向としては、一般大衆向け内容ではなく、あくまで、(アマチュア無線を中心に)無線工学の関連技術に興味のある方を対象として…
(50MHz八木) γマッチ/主ビーム偏検証(8)4エレメントの場合(9)主ビームが偏る事例
今回は、前方にある導波器を取り去った4エレメント八木として動作させた場合で、且つ、ビーム偏りが目立つモデルを悪い事例として紹介します。 なお、今回モデルは前回のRadをBOOMから絶縁するモデルから、Di-3より前のエレメントを取り去り、BOOMはちょうど3m長(6mバンドのλ/2付近)となる設定としました。 皮肉なことに、今回の設定だとこれが一番、主ビームの偏りが顕著となりま…
(50MHz八木) γマッチ/電流分布改善策(7)Rad支持部改良(8)RadをBOOMから絶縁
前回までのBOOMに漏れる電流を改善する完璧な方法は、BOOMへ絶縁体(FRP、塩化ビニル等樹脂)パイプを採用することです。しかし、今回のような10m長には不適です。 一方、「八木アンテナを作ろう・・・」本の対策だときれいなパターンを維持する目的のために、全てのエレメントをBOOM(金属)から絶縁する方法を薦めている記述があります。 ※その事例…
(50MHz八木) γマッチ/主ビーム偏検証(6)γマッチ(7)ロッド&Cによる最終調整【完成形】
BOOMに各エレメントを導通した状態【標準のγマッチ方式】の最終調整したものを紹介します。 これだと確かにRad付近のエレメントの電流バランスが取れていません。また、その影響か?Rad付近のBOOMには、かなりの電流が流れています。 しかし、それによる影響は、このモデルの場合だと、ほとんど無いと今回結論づけました。その理由は、8エレメントの前部4列ある導波器のおかげです。こ…
(50MHz八木) γマッチ/主ビーム偏検証(6)γマッチ有効(6)コンデンサーCを調整
前回のモデルとの違いは、γマッチ・ロッドに直列挿入しているリアクタンスキャンセル・コンデンサーCを調整して、アンテナを共振状態(jX:±0)に近づける措置です。γロッド自体は何も変更しませんので、放射抵抗Rは変化しません。 (本論) 1. アンテナ定義(抜粋)
(50MHz八木) γマッチ/主ビーム偏検証(6)γマッチを有効(5)BOOM長見直しを加え
今回からγマッチ回路を活かした場合です。初めの特性は、以前公開したモデルからSeg:0→1に変更したものになります。 ※但し、ブーム設置のため、各エレメント定義も変更していますが、構造上は全く同じものです。 また、前回のモデル(γ5-4)の給電点w2b(位相:180°)から、元の位置w6c(位相:0°)に変更して、本来のγロッドに給電する場合と…
(50MHz八木) γマッチ/主ビーム偏検証(5)γマッチ装着前(4)BOOM実装結果
今回で初めてBOOMを八木アンテナに実装しています。たぶん、MMANA上で八木アンテナにBOOM定義まで実装している設計は、まず、見ないのでは無いでしょうか? 少なくとも水平系の八木アンテナでは、各エレメント中央に位置するBOOMをアンテナの一部として動作させることは、通常あり得ないからです。 その意味でも、今回の結果は興味があるところだったのです。そして、その結果は?
(50MHz八木)γマッチ/主ビーム偏りを検証(4)γマッチ装着前状態(3)各エレメントの中央分割=BOOM接続用接点準備
前回までは、反射器Refと導波器Di-1,2,3,4,5,6は、組み合わせワイヤーによる複合パイプの一体(8EL6MW.MAA)のままでした。今回は、それを中央位置で分けた、左右別々の組み合わせワイヤー(Type:⇒*)に変更しました。 さらに各エレメント間の中央位置にBOOM用のアンテナ定義を設けましたが、今回は、それを絶縁ワイヤー(R:0㎜)としています。 ですから、未だ、BOOMパイプの影響は無…
(50MHz八木)γマッチ/主ビーム偏りを検証(3)γマッチ装着前状態(2)γマッチが適用するjXに変更(今回のX値:+17Ωが基準)
前回の8EL6MW.MAAオリジナルでは、ヘアピンマッチ適用するためにRad長を短くしていたことを忘れていました。 一方、γマッチやTマッチといった、誘導性(+jX=L素子)の調整用素子を直列接続する整合方式では、前回のような容量性(-jX)よりも、誘導性(+jX)にするほうが、それをキャンセルするための直列コンデンサ(C)の値を大きくできることから、望ましい裸特性であることを忘れていま…
(50MHz八木)γマッチ/主ビーム偏りを検証(2)γマッチ装着前状態(1)アンテナ定義変更変遷を事前確認
前回のγマッチを装着した場合のアンテナ定義変更における状態を確認しましたが、それより元となる8EL6MW.MAA(両端対称形ワイヤー組合せ)とSeg:0指定からのアンテナ定義を変えていく過程での各事項を調査しました。 その理由は、主ビームの偏りはγマッチ部分だけが原因では無いかもしれないからです。と言うのは、主ビームの偏りに関する「仮説(注参照)<…
(50MHz八木) γマッチにおける主ビームの偏りを検証(1)γマッチの復習とその課題
過去のコメントの質問で指摘されていた「γ(ガンマ)マッチ」のような左右非対称形の給電方法における問題点として、「主ビームがγロッドがある側に偏るのでは?」といった質問への対応をすっかり忘れてしまっていました。 ※下記記事のコメント欄に記載があります。 (番外)記事にいただいたコメントについて【ガンママッチング】と【オメガマッチン…
50MHz8エレメント八木・ヘアピンマッチ設計#3-(3)【最終形】8EL6HM.MAAに到達
<お知らせ> 昨日のPC記事の件で追加注記があります。それは、ESU登録にはMicrosoftアカウントに「管理者」権限が必要なことです。個人なら「管理者」となっているとは思うのですが、念のため追加します。 さて、今回で50MHz8エレメント八木・ヘアピンマッチ設計を完了します。なお、今回はMMANAの精度を問題としましたが、シミュレーションソフトで…
50MHz8エレメント八木・ヘアピンマッチ設計#3-(2)ラジエータ長:2.86m(元長):8EL6HM1.MAAの設計値
今回は、ラジエータ長は元の2.86m(片側1.43m)長でのスタブ長を変化させてのアンテナの給電点インピーダンスZ=R+jXとSWRについての検討を行いました。 この目的は、次にラジエータ長をどう変化させるのが、アンテナのZ≒50+j0[Ω]に近づけるのか?を見るための基礎データとするためです。 (前回の続きで) 7. 計算(R,jX)直接→スタブマッチに適用(参考) 当初の計算結果…
【おしらせ】(50MHz) JA6YBR ビーコンに関するアンケート(2025年11月末回答期限)について
ブログ管理人のJR8DAG/M.Kannoです。 2025年8月28日、宮崎県...
3石 6m QRP DSBトランシーバー(3TRX-6DSB2020)のページを更新(2025.08.31)
JR8DAGのAM & QRPホームページをごらんいただきありがとうございます...
50MHz8エレメント八木・ヘアピンマッチ設計#3-(1)8EL6MW→4EL20HM構造に改変:8EL6HM.MAA
オリジナルの定義ファイル8ELMWから、4EL20HMの構造を参考にアンテナ定義を改変しています。このモデル名は、8EL6HM.MAAとしました。これが50MHz8エレメント八木・ヘアピンマッチモデル【Last Version】とします。 今回は、このモデルのアンテナ定義からスタブの計算結果までを設計・計算します。なお、計算手順は、4EL20HMや8EL6MW(単独パイプに改造)と同様なので、詳しい解説は省略しま…
50MHz8エレメント八木・ヘアピンマッチ設計#2-(4)初期の設計例:パイプ個別定義設定(Seg:-1)【完成】
前回の後半部分となります。今回もオプション(V)スタブマッチへ直接アンテナ側のRとXを使った別計算方法を試しています。 (前回続き) 6. スタブ長計算(別方法) アンテナ計算結果(R、X)を「スタブマッチ」に直接入力
50MHz8エレメント八木・ヘアピンマッチ設計#2-(3)初期の設計例:パイプ個別定義設定(Seg:-1)【前半】
今回のモデルは、14MHz4EL20HMを参考にする前の独自の設計例です。そのため、4EL20HMとは違ってスタブを張り出す方向が前方向になっています。 また、最初は個別に設定するほうがいろいろと微調整ができると考えて、(ラジエータの)各パイプ個別ごとにワイヤー定義を行いました。ただ、50MHzの場合では、この方式でも計算結果のjX:-13Ω程度は得られたため、そのままでも最終設計まで行…
50MHz8エレメント八木・ヘアピンマッチ設計#2-(2)スタブの設計
今回は、一番最初にエクセル表で実現したスタブマッチ計算表を使います。これは、50MHzでは、どのようなスタブの線径、スタブ幅(平行給電線の幅)、スタブ長が適当なのか?初めての設計では、まったく不明なためです。このシミュレーションを行うことで、最適なスタブのかたちを探ります。 (本論) 1. エクセル表でスタブ間隔・線径(半径R)変えてのシミュレーション
50MHz8エレメント八木へのヘアピンマッチ設計#2(1)オリジナル8EL6MWの問題点を振り返る。
少し、時間が経ってしまっていることから、MMANA付属の8EL6MWモデルでの問題点について、再度検討してみます。今回は、14MHzで4EL20HMモデルでの各種検討と試作事例があるので、そちらの知識を利用しながらの設計とします。 なお、今回は実際のアンテナを設計することが目的ではありません。ですから、設計の環境条件は、自由空間におけるワイヤー無損失とします。このほうが、RとjXの関係…
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