移動運用等簡単に設置できるエレメント長(5.5mを想定)まで短縮した場合の検討です。なぜか?この場合だとエレメント間隔はλ/4近く(9.8m)で、位相角も90°と理論どおりで動作しています。使っているデータは、先の標準モデルと変わりありません。ただ、アルミパイプ径は少し細くして設計しました。こちらも単純化してストレートパイプでの設計です。 (1) アンテナ形状・電流分布 <…
移動運用等簡単に設置できるエレメント長(5.5mを想定)まで短縮した場合の検討です。なぜか?この場合だとエレメント間隔はλ/4近く(9.8m)で、位相角も90°と理論どおりで動作しています。使っているデータは、先の標準モデルと変わりありません。ただ、アルミパイプ径は少し細くして設計しました。こちらも単純化してストレートパイプでの設計です。 (1) アンテナ形状・電流分布 <…
(標準)λ/4長・2eleArray特性(2)周波数特性と実装時の留意事項
フルサイズと言えどもReが12Ω近辺まで下がりますとバンド内を全てカバーはできません。インピーダンスマッチング回路における周波数切替が必要となってきます。ただ、このReが低いことが、アンテナ性能を証明しています。設置後にインピーダンス整合する前に各アンテナの裸インピーダンス測定を行って、そのときのRe成分は、片方の電源を取り去ったときのMMNA値近くにあって、両エレメントともにバランスが取れていることを確…
7.1MHz中心で設計のフルサイズ(λ/4)の場合の位相給電について調べてみました。ところが、理論上の指定値90°位相差を持たせるとGa・F/Bともに低くなってしまいます。パターンについてもビームとは思えないものにしかなりません。位相角を半分の45°にするときれいなパターンとなって、Ga・F/Bともに良好となっています。この原因については、よく判りません。明快な解答をお待ちします。
(送信用)モービルホイップ2本アレイアンテナ(2)周波数特性&総合評価
7.1MHz付近のピンポイントの周波数でなら、外部回路によってマッチングすることで低SWRとなるのですが、それより外れますと送信アンテナとしてのSWR特性が急変します。その問題点の大元は、アンテナ自体の給電点インピーダンスの実分Reが6Ωと低い点にあります。この傾向は、利得やF/Bを最大限に追求した場合、同時給電アンテナだけの特性ではなく、八木アンテナでも同様の特性です。利得は、元…
今回目的ではありませんが、せっかくなので送信用としてモービルホイップアレイアンテナ(Mobile Whip Array Antenna)を設計しています。ですが、こちらの場合の動作ゲインGaは、-16dB前後とほとんど得ることができません。これには、延長コイルのQが大いに関係しています。そして、この設計でも普通ならモービルアンテナ用コイルとして工作が困難なQ=250に設定しているにも関わらずにです。通…
Magnetic LOOP(6)関連・モービルホイップ2本による単一指向受信性能(2)周波数特性
前回のモービルホイップアレイアンテナの続きになります。まず、絶対ゲインGaをみれば判りますが、今回のアンテナは送信用ビームアンテナとしては不適です。このアンテナ目的はアンテナの近傍にあるノイズ源からの信号を指向性を使って減衰することです。ですから、周囲全域のノイズ源の全てをキャンセルできません。ノイズが減衰できるのは、ある1方向だけに限ります。 (1) SWRの周…
Magnetic LOOP(5)関連・モービルホイップ2本での受信ダイバーシティ(1)基本動作
垂直アンテナ側が短縮率の大きなモービルホイップ同士で水平面内で単一指向性が出せるかのシミュレーション・テストです。試行錯誤の結果、モービルホイップ2本でも単一指向性が出せることは証明できました。但し、その実装となるとかなりの精度が必要です。また、両エレメント間の距離や両エレメントへ給電する位相差も理論とは、かけ離れています。通常の設計では考えられない値といってもいい…
Magnetic LOOP(4)関連・カージオイド指向性を得るための垂直受信アンテナ検討
市販のモービルホイップを利用するだけのことで、アンテナ設計というよりもモービルホイップをMMANAに落とし込む作業です。意外なことに短いモービルホイップ(1.4m長)のほうが、λ/40長MLAよりも絶対ゲインが大きいのには当てがはずれました。と言うのは、両方のゲインをほぼ同じにしないと指向性の合成が正しくできないからです。 ※今回の純アナログ…
Magnetic LOOP(3)λ/40ループを垂直方向に設置の場合
前回と違い、垂直面にループを設けています。この場合はMMANAモデルだと垂直偏波成分が強くなるようです。 ※理論本では、左右の線に流れる電流は、大きさが同じで向きが反対なので相殺されるとありますが、MMANAではそうなりません。この部分の検証は今後の宿題とします。 (1) アンテナ定義 …
Magnetic LOOP(2)一辺2m長の7MHz用Small_LOOP(MLA)裸特性
MLAと称されるスモールループです。MMAMAの14MHzサンプルモデルから寸法を半分としてだいたい波長の1/5程度としています。7MHzですと全長40m/5=8mとなって、一辺の長さが2m長となります。今回それをMMANAで仮想的に実現してみました。 (1) アンテナ形状
前に(1)で紹介した構造ボルトのような明確な給電位置は建物外装部分にはありませんが、それでも見込みのある場所を見つけることができています。 1.エアコン室外機固定部 前回の問題となったインバータノイズで一番受信妨害を受けるところなのですが、電気的には電源ライン(単相200Vの中点)となっているアースラインと保安上結合している部分です。ただ、これと建物の構造体ともA…
Magnetic LOOPに期待する受信アンテナ(1)ヒントとなった研究発表を紹介
未だ自宅の受信環境を調べたわけではありませんが、自宅内には各種インバーター回路が活躍しています。特にHF帯受信と関係する設備を列挙しますと ① 太陽光発電システムの直流→交流変換回路 ② 蓄電池システムの直流←→交流相互変換回路 ③ エコキュートの熱交換機 ※前の自宅では、給電部・アース部共に逆Lアンテナと近かったのですが、特に影響は…
自宅敷地では、7MHzフルサイズのDPは張ることができません。そこで仮にですが、敷地の対角線で取れる長さの短縮DPを張れるとするとどういった性能となるか?を検討しています。 ただ、建物の影響を受けないためには、地上高12mH以上が必要です。ワイヤーで張るとすると両側に12m高のしっかりしたポールが必要です。ですが、柱を支持するためのステー線を張ることできませんから、地面基礎を本…
過去にもアース問題(大地の電気特性)とスローパーの指向特性についての関連は記載したと思うのですが、今回、MMANAでその状態を再現して、今回の結論への根拠としています。 また、通常の1本のλ/4で、前回と同じアース条件とした場合のアンテナ(絶対)利得をMMANAで求めています。それとの比較が一番、アンテナの特性がよく判ると思います。 (本論) 1.状態の悪い大地における…
建物構造体アンテナ(4)Virtual-4SQアンテナ現実モデル案(北方向固定)
元の原案を改良することにより、主ビーム方向を更に微調整することができました。今回のモデルなら、北/東/南/西の4方向にビームを向けることができるようになります。そのうち、一番実用的な方向となる北向モデルに決定しました。 (1) 北方向を主ビーム固定での運用
建物構造体アンテナ(3)λ/4バーチカル×4本でシミュレーション(1)単一指向性を似せた再現モデル
前回の垂直偏波成分の指向特性だけをλ/4バーチカルアンテナを4本使って同様の配置をした場合で分析しています。本来の4SQとの違いは、単一ビームの前方向となるエレメントに対する位相(-3°)です。4SQ(直角)アレイアンテナでは、前方側を-90°、後方側を+90°位相で駆動します。サイドの2本はいずれも0度です。 (本論) (1) 前回の垂直偏波成分を再現
現実の建物構造体に適応できるか?は未だ未知数なのですが、軽量鉄骨構造を簡易化したボックス構造の正六面体をアンテナ構造とすると興味深い単一方向の指向性アンテナを実現できるかもしれません。 (本論) このアンテナ性質を発見した経緯は、軽量鉄骨構造である自宅が総二階建て構造であること、その四隅にある通し柱は、7MHzのλ/4長に近い、約10m間隔の真四角状態であること。…
TVアンテナステー線をアンテナとした場合をMMANAでシミュレーションしています。といっても複雑な形状をMMANAの定義表に入力が面倒なので、まずは簡易的に単純化したモデルとしました。 (本論) アンテナの種別ですが、SLOPER型アンテナの動作に近いと考えて、サンプルデータにある1.9MHz帯SLOPERからの変形としています。よって、アンテナ名も「インバーテッド・スローパー(仮称)…
建物構造体をアンテナ利用(1)建物建築中に目を付けた給電点箇所
(はじめに) この前、古いHP記事を復活させましたアパマン運用時のLongWire(以下、LW)アンテナをヒントに当時のアパートと同様の軽量鉄骨構造である自宅建物本体を「建物アース(アンテナ動作は、イメージ・アンテナ)として利用」を実現するための実地調査や建物への給電構造をMMANAでシミュレーションすることで、今回挑戦への手がかりとしたいと考えています。 ただし、建物…
運転免許証更新条件追加なしで最後の5年間有効期間に突入(留意事項を付記)
今回も新規テーマ準備までの中継ぎです。先日、運転免許証の更新を無事通してもらえました。というのは、片目の視力が、0.3ギリギリの状態だったからです。約1か月くらい前に眼鏡屋さんで視力測定をしてもらったところ、片目は、0.7以上見えるのですが、他の目が0.3見えていない状態だと判りました 原因は、今までは無かった「乱視」が片目に生じたからです。前回(5年前)の更新時も視力に不…
和歌山市では、週末あたりから急に真夏日となっています。今日も「熱中症警戒アラート」が和歌山県も含め、全国各所に発令しています。そんな時にひんやりとしたスイーツを紹介します。美味しさはもちろんですが、見映えも良かったので、ブログテーマの中休みネタとして紹介します。 (上部の生クリームとフルーツの盛り付け)
隠密アンテナ計画(5)給電部(ステー線用金具)(2)給電部から(屋内)整合回路への引き込みまで検討(完結)
下記写真は、別の角度から見た給電部(ステー線用金具)の拡大部です。 写真にあるクレモナ・ロープは既に撤去済みです。左斜め方向にあるTVアンテナ用…
一般的なTVアンテナ用ステー線の引き留め部分をサンプル写真にて紹介します。 (モデル住宅における参考例) 他の個人宅の現物写真を勝手に撮影して利用する…
隠密アンテナ計画(3)屋根の天頂部にあるUHF-TVアンテナと支柱ポール
次の写真は自宅の屋根の中央天頂部にあるUHF-TVの設置状況です。 アンテナ自体が支持ポールの低い位置となったのは、当初は、HF用アンテナ電線を支えるFRP…
隠密アンテナ計画(2)アイデア元は、別冊CQ ham radio 1992-7月号
この冊子にある「設計=施工へのワンポイント・アドバイス」記事を参考としています。 (冊子表紙のリンク) https://www.amazon.com/%E5%88%A5%E5%86%8ACQ-ham-radio-7%E6%9C%88%E5%8F%B7%E3%83%99%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8A/dp/B08QTLNZ79 (本論) この記事の主旨は、当時はVHFのTVアンテナのステー線をLongWire(以下、LW)の…
自宅リフォーム工事に便乗した隠密アンテナ計画(1)新築時に準備済みアース線を活用可能?
新築時に用意した地面内の電線束=地表ラジアル線アースは、そのまま放置していました。今回これを使える機会を実現できるかもしれません。 というのは、来月当初予定で自宅2階部を一部リフォームすることになりました。その際に外壁に沿って一部足場が組まれることから、日頃手が届かない部分(屋根の片隅)にある(代用)アンテナ線からの引き込み電線を固定できるような準備をしたいと思…
これは、過去の大規模アンテナ設備に使用したことから分ったのですが、DIY店でも調達できる部品でも、プロご用達の専門店を利用すると例え1個だけの部品、今回は、ワイヤクリップ1個だけでの入手の場合で紹介します。
CMD filter関連Ver2~(7)実際の使用例(別宅予備システム)【完結】
最後に別宅の予備システムで実装していた例を紹介して、この完了とします。こちらは、主に3.5/3.8MHz垂直八木アンテナを使用するために用意したコモンフィルタ群です。また、同時に14-28MHzのミニマルチ会社のトライバンダー八木アンテナにも適用していました。いずれも既に撤去済です。フィルタ自体も破棄しました。 (別宅の予備システム側にある室内壁面)
CMD filter関連Ver2~(5)完成写真と同タイプの耐用年数
依頼のあったCMD1.8Ⅱ-MTの完成時の写真とこれとは別ですが、同じタイプを私自身もタワーアンテナ用として使っていました。この長期使用経過の様子を紹介しています。 9 コモンフィルタ CMD1.8Ⅱ-MTの完成写真 ①M型端子のコネクタ部分
CMD filter関連Ver2~(5)ネットアナ周波数特性とメーカー品対比
前回お知らせしたように幅広い周波数帯域でコモンモード電流の減衰を確保できるか?が、このフィルタの性能を表していることの説明です。下限は1.8MHzに対応するのと同時に上限は50MHz以上まで十分に減衰できているかがフィルタ性能勝負の分かれ目です。 6 ネットアナ利用 CMD1.8Ⅱ 特性グラフ図
CMD filter関連Ver2~(4)作成時の性能確認手段
コモンモードフィルタの性能は、そのインダクタンスの大きさで決まるといっても間違いではありません。ただ、インダクタンスで生じるリアクタンスの周波数特性にも注意する必要は欠かせません。その部分は次回に紹介します。今回は、インダクタンス測定の方法を紹介しています。 5 性能判定測定法 完成したコモンフィルタの良否について判定する検査方法です。 最も確かな方法…
CMD filter関連Ver2~(3)VUキャップの加工と「はんだ付け」弱点
今回加工時の写真はありません。また、内部構造を写した写真も1枚も無いのです。さらに使用していた現物も別宅無線局設備の廃棄と同時に全て処分しました。なので公開しようとしてもできません。そして、自分自身も作り方を忘れています。残っているのは、大学ノートに記録した各寸法を記載した数字と簡単な説明だけが全てです。 3 VUキャップの加工 VUパイプ両端の防水処理とし…
CMD filter関連Ver2~(2)VUパイプ等への穴あけ用治具
今回はVUパイプ等への穴あけ時に利用する治具の紹介です。 2 パイプ穴あけ時固定治具 この治具は、NSNスペシャル・アンテナ記事を当時の月刊ファイブナイン誌に掲載の際、配布用アンテナ部品を作成するため準備したものです。 ドリルによる穴あけをパイプのような丸い表面に穴をあけようとするとパイプが回転してしまい、ドリルの刃先がすべってしまうことがあります。このよ…
コモンフィルタ過去HP記事~CMD filter関連Ver2~(1)
「コモンモード実験室」関係の記事は当ブログ記事として全てを全てを再現したつもりだったのですが、今回の部分は漏れていたようです。 (記事概要) 前回までのレポート(当ブログでは「コモンモード実験室」の以下の記事案内に該当)とは、違う視点で、このテーマを考えていました。 【ブログ記事案内】 過去のHP記事再現(144)コモンモード実…
(追補)1Fリビング・オーディオ音質改善(9)A-S801(USB-DAC384KHz・32Bit)変更後の試聴感
前回紹介したようにリビングのシステムで384KHzアップサンプリングと内部処理32Bit深度を採用したところ、ロック系の音楽では、力強さが削がれた感覚を持っています。しかしながら、楽器の音色の余韻は、とても甘く響きわたるようになっています。これを意図した理由ではありませんが、こちらでも心地よく聴ける音質であると言えるかもしれません。 (試聴音源) ホテル・カリフォルニア Eagles 2003年05月14日 ht…
1Fリビング・オーディオ音質改善(8)A-S801のUSB-DACを最大性能(PCM384KHz)にて試す。
2Fにあるメイン・システムに比べるとまだ改善の余地があると思い、本日からアップサンプリング周波数を192KHz→384KHz(PCM×8)の最大設定まで引き上げました。 USBケーブル長が、約5mと長いものを使用しているので、その間の伝送波形の乱れを心配したのですが、今のところ、誤動作や音切れは発生していません。 肝心の音調は、オーディオ再生プレーヤN-70Aでの384KHz出力とは違っています。どちらかというと音の迫…
(HP記事再現)160mBAND運用テクニック紹介【記事再現最終】
1999年12月号CQハムラジオ誌に掲載された記事からの最後の紹介です。 当時、使用していた無線機は、FT-1011(50W)でした。 今のようなDSPによるノイズリダクションや狭帯域の低周波バンドパスフィルタはありません。したがって、ノイズ軽減の方策としてはIFフィルタを250Hz帯域とするか、自作の外付けの低周波フィルタを付加するか程度の対策しかありませんでした。
TS-520関連記事の後半です。実際にこのTS-520を使用していた時期は1990年あたりまでです。その後は、TS-850やFT-1011に切り替わりました。VFOがアナログでしたから、1KHz単位で周波数が正確に読み取れないのは、実用とはならない時代となったからです。
1999年12月号CQ誌に掲載されたケンウッド社無線機(当時はトリオ社)TS-520の受信部改造記事です。 当時の機器のミクサー部分は、MOS-FETによるシングルタイプのミクサーが主流で強力な受信信号があるとミクサー段の突き抜け信号や混変調があたりまえでした。これを軽減するため受信機のトップへアッテネータを挿入するものです。 同時に、RF段素子の交換とIFゲインの調整を紹介しています。素子の変更による不要なゲ…
IC-7300Ver1.42をHamRadioDeluxeVer5.24.0.38(Free最終)で使えない!(完結)
結論を言えば、IC-7400のCI-Vのボーレート設定が最高19200BPSまでなので、USBをREMOTE接続から独立させてもそれ以上の高速接続できるという意味はありませんでした。しかし、他の機種では、役立つ場合もあるかもしれませんので、USB独立でHamRadioDeluxeVer5.24.0.38(Free最終)を使えるようにすることを検証しています。 また、質問者からのメール返答にあった「HRD側でDTRにチェックを入れる…
IC-7300Ver1.42をHamRadioDeluxeVer5.24.38(Free最終)で使えない!(対処その1)
昨日、朝メールで標記のトラブルの相談があり、久しぶりに無線機IC-7300とHRDとの接続を試したところ、私の環境でもHRDとの接続が出来なくなっていました。以下は、その顛末です。 (本論) 1.当初の接続結果
(HP記事再現)職場広報誌掲載記事「私の宝もの」(後半)3B8CFからの依頼
前回内容の最後の部分は半分ぐらいは事実です。 さて、今回の内容部分の主題は、 (本論) アフリカの有名なDXサーであるJacky(3B8CF)氏から突然手紙が来たときは私も驚きました。 その内容は、日本製無線機の故障を直したいため、いくつかのトランジスターを送って欲しいとあって、かなりの枚数のIRCを同封してありました。 インド洋沖にあるモーリシャス島での電子部品の調…
1998年 第4号(年4回発行)に掲載 「私の宝もの」と題し、普段から大切にしている自分にとっての宝ものを紹介する内容で結構投稿があった人気コーナーでした。 私以外の記事として、アンティークラジオや自作無線機の紹介もありました。 アパマン時代のCQ誌掲載記事から少し後で、職場の広報誌に掲載された記事です。 (本論) この記事のねらいは、アマチュア無線の知識が…
(HP記事再現)TS-850SATカスタムX'talフィルタ紹介
以前のHPでの公開順番と違いますが、今回は、この記事の再現としました。この機種は、新品購入したものではなく、CQ交換室で、当時、神戸市に在住のOMさんから譲り受けたものです。わざわざ、大阪の日本橋筋まで持ってきていただけました。こちらは、電車で行っていたので、和歌山まで持ち帰るのが大変でした。 (本論) 移動運用や固定運用の実戦機として今も活躍しているかつてHFの…
(オーディオ)執筆作業用デスクトップPCのBGM音楽の音質改善
前回のA-S801のDACへの出力を44.1KHzから192KHzまでサンプリング変換した音が、元の44.1KHzで再生したよりも柔らかい聴きやすい音調となったことを期に、同じ音楽プレーヤーソフトを使用していることから、デスクトップPCで使用している音楽再生環境にも適用してみました。 適用したのは、EDIROL UA-25 に対してです。ただし、古いDACですから、最高でも96KHzまでです。しかし、これでも、元の44.1KHz(CD規格)のままよ…
Dynabook(SHARP)notePCのeco充電動作の切替方法(UEFI)
2022年購入したdynabook(SHARP)PCのAC電源を家電製品と同様にコンセントへ常に挿した状態で使いたいための方法をネットで探ったところ https://dynabook.com/assistpc/faq/pcdata3/018480.htm の結果は得たのですが、システムの 私の機種は、家庭用ではなく業務用のため、このようなWindows上のTOOLが付属しない機種だったのです。 今回、それがメーカーの窓口での応対で判りました。また、この機種の機能説明書は公開し…
当時のアンテナは、常設できたものが全部で3本ありました。 1.アパート屋根上に展開した地上高10mH程度の7MHzダイポール 2.アパート2階の庇付近でアースを建物に取った傾斜λ/4エレメント ※記事のエナメル線からの改良タイプで、エレメントはビニール電線になりました。エナメル線だとすぐに切れたからです。 3.記事にある0.9mm裸銅線を使った逆Lタイプで全長はλ/4よりも少しだけ…
アパマンハム運用記録 ~過去から未来へ技術伝承の大切さとアンテナ開発への夢~ CQ Ham Radio(以下、CQ誌)へ初めての投稿原稿でした。 それまでは、記事投稿など全く縁遠いと思っていましたが、いざ書き始めるとあれもこれも書きたいと文書量が膨れ上がる一方で、原稿文字数制限内に削り落とすのが難しいほどでした。 学生時代は 作文と聞いただけで拒否反応をおこしていたのが不思議なくらいです。自分が体…
同軸線アンテナ推考暫定版(7)当時最新刊に採り上げられた(新型)同軸線アンテナ
今回は、前回のような真っ向否定意見ではなく、私のモデル化した中央給電に拘らず、給電方法を工夫すれば、同軸ケーブルでの短縮動作アンテナは可能となる意見です。 5 当時最新刊に採り上げられた(新型)同軸線アンテナ【2009/09/06 記事加筆】 前回記事とは別に、この矛盾点と解き明かす解答をズバリ記述していただいている書籍と巡り会いましたので、その本の紹介とともに…
当時、那賀郡貴志川町にあった大林スポーツセンター(リゾートクラブ)でのひとときです。 1.大林スポーツセンターとは https://haikyo.info/s/14067.html 現在では、廃業して何もありません。 当時は、プールとテニス場などがありました。それと彼女の職場はこの法人会員だったことから、この施設を利用することができました。 2.職場の方々は、テニスはしませんでしたが、…
同軸線アンテナ推考暫定版(6)CQ誌掲載後の反証意見:HAM Journal 2005年春号No.113に掲載
4 私の記事に関連して発表されたと思われる過去の記事 確かにその後にCQ誌関連雑誌に発表された記事で、編集者の意見どおりにこれは現実となりました。この後に発表されたその検証した同軸線アンテナ記事は、 「HAM Journal 2005年春号No.113 同軸ケーブル特性の把握と短縮率の実験(P114) 副題:同軸ケーブルで短縮したアンテナは可能か? 作者:JA3CHG(山田 尚)氏 になります。 内容の要約は …
(最終形)TV&VIDEO:AV再生(1Fリビングシステム)音質改善(7)A-S801のUSB-DAC利用
今まで、スピーカ環境の音質がもうひとつだったことでUSB-DAC機能まで至らなかったのですが、今回の音質改善から最終形となるUSB-DACによるPC内の音楽ファイル再生までに拡張しました。 1.音楽ソース Windows11ののノートPC内のFLAC形式の音楽データ(基本:44.1KHz 16bit) 2.PC内音楽プレーヤー JRiver Media Center22 今は試験的に192KHz(PCM×4)にサンプリング変換し…
TV&VIDEO:AV再生(1Fリビングシステム)音質改善(6)SP・STAND(訂正&補足)
昨日の組立・説明への訂正と補足説明があります。 (訂正) 1.ボルト固定金具追加 ボルトへの追加部品は、スプリングワッシャーに加えて、6mm径に対し標準幅の平ワッシャーを付け加えてください。スプリングワッシャーだけだとこれが回転することで穴内部のMDFが削り取られてしまいます。 ですから、順番的にはボルト頭⇒スプリングワッシャー⇒平ワッシャーとなります。これでも…
(基本対策)TV&VIDEO:AV再生(1Fリビングシステム)音質改善(4)SP・STAND組立・設置
スピーカスタンド自体は先週の水曜日には到着していました。ただ、組立する場合に床面の傷防止等の小物調達と手持ち部品を捜索が面倒でしばらく放置していました。しかし、昨日やっと全てがそろい組立ててSPを設置しました。 (本論) 1.採用したスピーカスタンド ハヤミ工産 SB-983 高さ50cm 天板25×23cm https://hamilex.hayami.co.jp/products/detail/index.php?id=844 …
JARL和歌山県支部運営委員会結果報告:私自身最後の参加活動記録
昨日、下記の内容で実施された活動にてのコメントです。 日時:2024年6月2日(日)13:00~16:00 場所:和歌山市東部コミュニティセンター(和歌山市寺内665) 和歌山南SIC降りてすぐ zoom同時開催 議題:・理事会報告 ・選挙結果について ・社員総会について ・関西アマチュア無線フェスティバルについて ・大阪・関西…
同軸線アンテナ推考暫定版(5)CQ誌掲載記事(4)配線誤りだったタイプ2
タイプ1の給電ではエレメント長が逆に1/4λ以上となってしまうことがわかりました。そのため、タイプ2の給電法を検討しています。 (P111)アンテナエレメントの先端を開放(オープン)とした場合の給電方法とその予想
(技術談#6-3)基礎の要らない建柱工法ケミカルアンカーが活躍
ケミカルアンカーは、昭和60年前後から使われ始めていました。実は、当時の自宅だった建物の1F陸屋根上に鉄塔を載せた時もその基礎は陸屋根に接着するケミカルアンカーを使用していました。 住宅街アマ無線運用問題対応(2)続・過去実情 https://jo3krp2.seesaa.net/article/202205article_26.html (本論) 昭和60年当時は、未だ、タワーの基礎工事の工法としては、イレギュラ…
前回の同軸ケーブル内での電磁波の伝搬モデル化の説明続きと同軸ケーブルをアンテナにした場合の給電方法を検討した部分です。 (P110)同軸ケーブルの電(磁)波の伝搬の続きと給電方法のタイプ1
御坊ICからは、市道と県道、それに県土木管理のR425号線を繋いでいくルートを各土木関係との協議により決定されていました。といっても、現場調査時点では、本当に人が一人やっと通れる山道があるだけの状態からのスタートでした。 (本論) 未だ御坊ICから国道42号線へのアクセス道路は何も無い状態での現地調査です。当然、車両では、そのルートを辿ることができません。 従って…
和歌山市の住宅事情(5)購入住宅会社の営業さんからの現住居地購入事情調査を受ける。
先日、住宅会社の営業さんが当区画購入した各ご自宅を直接訪問してのアンケート調査がありました。 それに絡む情報として、私から住宅会社へ提供した内容一部をブログでも公開します。 その元となった情報は、 和歌山市内の住宅事情を散歩の傍らに実地踏査する企画だったものからです。 但し、これをブログ記事としての扱いは 道草散歩で見える住宅(地)探訪(4)和歌山市全般での周辺部新築物件相場 https://jo3kr…
掲載したCQ誌表紙のコピーは、著作権の関係で出せませんが、CQハムラジオ2002年5月号 に掲載された記事からの紹介です。 この雑誌の特集「私のデスクトップHFトランシーバ」と注目記事は「電力線電送PLC 実験と結果」文字が表紙を飾っています。この雑誌のテクニカル・セクシヨンの記事として掲載されたのが前回公開している画像にある表題の内容です。 この記事をHP上(今回はブログ記事内)で公開して、世に…
(技術談#6)御坊IC監視用カメラ整備とその運用方式が、後の別宅アマチュア無線設備の参考に
当時の鉄柱基礎工事での問題点とハイテクを駆使した整備システムの運用においての経験が、個人的にアマチュア無線設備に活用できたことの紹介です。 1.交通流監視カメラ用大型鉄柱の基礎設計での留意事項 当時、御坊ICの車両の出入りを監視するためにその近辺に地上高20m程度の鉄柱(モノ・ポール)を設置していました。 (FTIでの参考事例) http://www.f-t-i.co.jp/koji/images/2-keitai.jpg この柱の基礎が参考とな…
CQ誌へ投稿の原稿の元文書はありません。当時は手書きだったように思います。よって、記事をコピーしてPDF化したものをさらに画像に変換して紹介します。 (本論) 3 私発表の同軸線アンテナ記事【2009/09/03 公開開始】 当時の記事を公開します。 「同軸ケーブルをエレメントにしたHFアンテナを求めて」 ※当時はHP内のPDF文書へのリンクができま…
(技術談#5)技術編(2)新規事業予算獲得とその予算執行業務の時代背景等
(技術談#5)技術編(2)新規事業予算獲得事情とその予算執行業務の時代背景等 予算要求は、毎年の一番の最重要課題です。特にこの課の事業予算にて(国費補助事業と県単独事業を併せると)職域全域の約半分近くの予算を稼ぎだしていました。 また、その当時は前年度の予算に対するマイナスシーリングが掛かり、既存事業のみの場合には、年々予算が少なくなるばかりだったのです。そのため、今までには無い新規事業を立ち上…
(継続中)TV&VIDEO:AV再生(1Fリビングシステム)音質改善(4)本命対策への一歩手前
前回の仮の対策:TV画面パネルとSP位置の前後入れ替えは正攻法だと思いました。 (音質問題の原因) TV画面パネルがSPからの音波振動により、寄生振動することで音が濁るとともに特定の周波数でのパネル共振が音の山と谷を作り出しているのだとの推論をしています。ちょうど、SPの間に薄い板を置いているのと同じなので、共振しないないはずはありません。ですから、TV画面は後ろ位置…
以下は、当時のHP内容のままを公開しています。 (本論) まだ、どういった結論で完結できるかまで熟成できておりません。流れは大体下記のようなものであろうと書き出してみました。記事途中においては、かなり矛盾点もあろうかと思いますが、追々修正していくつもりです。とりあえず手持ちネタでは一番話題があるので始めていきます。 (当記事での注意点) 当記事では、初めて…
★注意勧告★偽のマカフィーからウイルス警告通知POPUPの被害に遭いました。(対策も解説)
今回の問題を起こしているブログ記事を名指しすることは、そのブログ作者を個人攻撃する目的ではありませんから、どこのブログ記事なのかは明示しません。ただ、「アマチュア無線」記事中心のあるブログ記事に仕掛けられているのは間違いありません。 ※一番安全なブログ閲覧方法は、ブログのURLが「https://」で始まるところに限ることです。こちらは、きち…
(albumの君#5)エキスポランド遊園地デートの記念すべきツーショット写真を発見!
このことは、以前の記事 (albumの君#5)二人でのデートは? https://jo3krp2.seesaa.net/article/503361556.html 2.大阪万博記念公園にあった遊園地エキスポランドでのデート での記念写真となります。 (本論) 当時、私自身はカメラを持参することはありませんでした。また、カメラ自体を触る興味も当時はありませんでした。それなのにですが、当時の仕事関係で人物写真は、毎…
今回から過去のCQ誌に発表した記事を取り扱いしていきます。その第一弾として、「同軸ケーブル・アンテナ」です。 (過去のHP表紙での説明) 1 最初は、私が過去に発表した記事の紹介の紹介をしました。 (掲載図面の誤りや説明不足を順次補足して行きます。) 2 紹介順番が逆ですが、この話題に迫った最新刊本を先に紹介します。 ※この本…
TV&VIDEO:AV再生機(1Fリビングシステム)音質調整(3)SP位置(仮)変更
前回のブルーレイ・プレーヤーでの音質調整だけだとTV側音声との音質違いが明白に出てしまいました。しかし、TV側のデジタル出力では、音質は調整することができません。そこで、以前の和室にて使用していたスピーカーとTV画面との位置関係を写真で確認したところ、以前の状態は、
(HP記事再現)HFT-1500 日本語説明書(14)内部の紹介【完結】
HFT-1500の内部構造の紹介です。これが当記事の最後の部分です。 (写真) 1.フロントパネルから見た内観 手前が調整用基板 後部のコアにまいたコイルが平衡給電トランス 2.ローラーインダク…
(技術談#5)事務・技術両立編(1)三度目のオンラインシステム業務(兼務)従事
わずか2年で本部会計課から異動となったのは昇任の関係からです。通常は昇任して、そのまま同じ課に留まることはできません。 ですから、通常は今までの繋がりが無い部署へ転勤しての昇任となるのですが、私の場合は、主任職でいた元部署へと3年後に再び戻ることになりました。 ですから、一番最初は係員で、二度目は主任で、そして、今回は係長として、三度目となるオンラインシステムを担当することになりました。…
(HP記事再現)HFT-1500 日本語説明書(13)外観の紹介
以下は、手持ちのHFT-1500の現物写真です。日本語説明書には付属していません (写真) 1.フロントパネル 2.リヤパネル
(HP記事再現)HFT-1500 日本語説明書(12)回路図
基本的には「T形」のC,L,Cの組み合わせのLCマッチング回路です。無線機の内蔵チューナーと同様ですが、一番違うのは、C18,C19が可変バリコンに加えて、L5も連続可変できるローラーインダクターとなっている点です。このため、同調できる周波数は、HF帯のどこでも対応することができました。 >周波数範囲・・・・・1.8-30MHz ;連続カバー ただし、インピーダンス適合範囲は明記されていません…
以前のグループ交際から始まった職場関連のテニス同好会ではありません。#5彼女の自宅からは近い、当時は那賀郡打田町(現:紀の川市)の町営テニスコートを使い毎週日曜日に開催されていたテニス同好会に伝手を辿って、二人で入会させてもらいました。 この同好会に参加した理由は、二人だけでの交際を私の職場関係者に秘密とするためです。テニス同会メンバーに紛れていれば、例え、二人で居るところを目撃されても、単に…
(再挑戦)TV&VIDEO:AV再生機(1Fリビングシステム)音質調整
以前の記事で、低音過多となる音質調整をプリメインアンプ(A-S801)のトーンコントロールでの調整をしていました。 (元記事) (続)オーディオの悩み(プチ改善)とTV音声でのSP比較 https://jo3krp2.seesaa.net/article/501835038.html 今回は、 オーディオアンプのデジタルVSアナログ対決 https://jo3krp2.seesaa.net/article/503389010.html の記事では、効果「切…
(HP記事再現)HFT-1500 日本語説明書(11)メータ校正方法
ここでは、一番重要なメータ校正方法について解説しています。R1~R4の位置は、Figure9.2を参照してください。 ※図面は不鮮明ですが、左側から順番にR1,R2,R3,R4となっています。 (見出し部) P11 7 技術サポート P12,P13 8 メータ校正方法
(HP記事再現)HFT-1500 日本語説明書(10) 注釈;フィーダ長によるSWR調整に関しての注意追記
注釈です。それに勝手に私だけの「注記」を追加しています。 波線で囲んだ"注記"にある1~7までは、英文の取説にはありません。これは、オリジナルにある >SWRが許容値でない場合、アンテナ長を増減するか、又はフィーダ線長を変更して再度調整します。 にある「フィーダ線長を変更して」に対する補足説明です。同軸ケーブルでは、このようなアンテナ調整は意味が無いことを説明しています。…
(番外)アマチュア無線リニアアンプIC-PW2電源ファン動作仕様変更
標記のことについては IC-PW2 仕様変更のお知らせ https://www.icom.co.jp/news/7876/ でのお知らせのように >本体POWER スイッチOFF 時 電源ファンの動作変更 >仕様変更前 電源ファンは動作停止しない >仕様変更後 電源ファンは動作停止する と変更されることです。 (本論) たぶん、この仕様変更は、通常のユーザーさんが実際に使ってみての苦情から発生したと思うので…
(HP記事再現)HFT-1500 日本語説明書(9) バーグラフ表示器
バーグラフ表示器の使用法についてです。残念ながら、ACアダプタが無くて、この機能については実地検証できていません。英文説明書を参考に書きました。 (見出し部) 6 バーグラフ表示器の使用法
久しぶりに昔使っていた簡単なツールソフトの再作成に関わって面白かった。ただ、studio2022ならWindowsのデスクトップアプリとして完成できたと思うのでそれが残念なところです。そのうちに学習時間の余裕があれば、再挑戦することとします。 (本論) 当時は、リアルタイムシステム業務から本来の事務系業務に異動していました。まず、出先機関での会計処理に従事しました。この…
前回記事:現オーディオ機器の紹介(2)TV&VIDEO:AV再生機(サブシステム) https://jo3krp2.seesaa.net/article/503180438.html で述べた次のことを昨日実際に試しました。 -------------------------------------------------- CD媒体の場合だと パナソニック DMP-BDT900 (ブルーレイ再生専用機) https://news.panasonic.com/jp/press/jn100209-6 但し、アナログ回…
(HP記事再現)HFT-1500 日本語説明書(8)チューニング方法(2)
前回の調整を行った結果、最良のSWR値が得られた場合、次回の開始値とする各目盛りを記録しておきます。 TRANSMITTER ANTENNA INDUCTORごとの「結果」の欄に各ダイヤル目盛り値を記入しておきます。 別のバンドに変更する等で、再調整を行う場合には、この記録した目盛り位置がその場合の開始点となります。 (見出し部) 5 チューニング方法(後半)
(HP記事再現)HFT-1500 日本語説明書(7)チューニング方法
TRANSMITTER,ANTENNA,INDUCTORの開始位置にセットして、その位置から開始して、実際に調整完了した記録を表内に記録します。 (注意!)この調整が完了するまでは、リニアアンプを動作させないことです。 (見出し部) 4 機器の設置 ○ 運用前に(後半) 5 チューニング方法(前半)
(技術談#4)事務編(10)TEXT形式変換TOOL for Windows【コマンドプロンプト】バグ修正版にて公開
前回の公開したバージョンでは、プログラムは正常動作しますが、一部のコマンド説明文で文字化け等がありました。また、説明書(README.TXT)と違う表示もあったため、一致するようにしました。 ソフト処理は同じですが、目的を固定長テキストをEXCELシート上の各列に項目別にデータを切り出すためのTOOLとして公開しています。 (本論) 1.コンパイラGCCが起こす文字化け 次のHP…
(技術談#4)事務編(9)TEXT形式変換TOOL for Windows【コマンドプロンプト】改良版の公開
元のTXT2CSV2.EXEでは、WindowsのDOS窓【コマンドプロンプト】では、64bitの壁で動作しませんでした。そこで、Cの開発環境で再コンパイルしようとしたのですが、Microsoftの統合開発環境studio2022[C++]環境では、コンパイル作業が出来ませんでした。 ※構文は問題なしとなっているのにBILDの結果がエラー発生で進めません。 そこで、MINGW開発環境…
(HP記事再現)HFT-1500 日本語説明書(6)機器の設置
HFT-1500を無線機等とアンテナ間に繋いでの使用する方法とその場合での注意点等です。通常の同軸ケーブルでのアンテナチューナーとして使うのなら、他のアンテナチューナーと同様に扱えます。 梯子方式給電線だったり。単線式アンテナを接続する場合には説明点をよく理解することです。ここでは、前回の(図-2)リアパネルの点線がジャンパー線を意味しています。 (見出し部) 4…
初めは、グループ交際では無く、二人だけのデートだった。ただ、和歌山市内でのデートは、職場関係者に見つかることを恐れて避けていました。そのため、できるだけ遠くの場所を選んだのです。 (本論) 1.日高郡日高町の白崎海岸の白い岩上での逢瀬 当時は、今のような「白崎海洋公園」として整備されていなくて、海岸通りの堤防を越えて、その先に広がる石灰岩の塊に飛び移るしか、…
(HP記事再現)HFT-1500 日本語説明書(5)リアパネル機能
今回はリアパネル機能の説明となります。 (見出し部) 3 各ダイヤル及びコネクタの機能説明-(3) 〇リアパネルのコネクター等 (1) RF INPUT (2) COAX1 (3) COAX2 (4) BYPASS (5) GROUND (6) BALANCED LINE (7) END FED WIRE
(HP記事再現)HFT-1500 日本語説明書(4)フロントパネル機能(2)
オリジナル文書は一太郎で作成したものです。ところが、最近のPCには一太郎ソフトを入れていません。そのため、オリジナル文書内容を編集してブログ用に書き出すことができません。昔のHPソースをWeb形式で画面表示したものを画面コピーで抽出しています。 (見出し部) 3 各ダイヤル及びコネクタの機能説明 の続き ○ フロントパネル機能 (4) DIRECT-TUNED MODE SWITICH の…
(技術談#4)事務編(8)TEXT形式変換TOOL for EPOACE-DOS(3)ソースリスト(3)(4)(5)
プロググラム本体のソースコードの続きです。肝は、BASICだと標準コマンドで用意している"mid$関数"、つまり文字列の一部切り出し機能がC言語では無いために自分で関数を作成する必要があるということです。その他は、BASICでの処理と変わりありません。 (本論) C言語的な記述特徴としては、 for (k=0;k<an;k++){・・・ } ※BASICのFOR~NEXT文 k++ ※BASI…
(技術談#4)事務編(7)TEXT形式変換TOOL for EPOACE-DOS(2)ソースリスト(1)と(2)
プログラム本体部のソースコードです。リストが横に長いので画像としました。必要箇所は拡大でご覧ください。全体的な処理流れは、C言語というよりもBASIC言語に近いかもしれません。 リスト(1)
(HP記事再現)HFT-1500 日本語説明書(3)フロントパネル機能
画像改造度をブログ用から元のpdfを画面に表示したのと同じ解像度にしています。少しは見やすくなると良いですが・・・。 (見出し部) 3 各ダイヤル及びコネクタの機能説明 ○ フロントパネル機能 (1) TRANSMITTER(送信機から) (2) POWER / SWR METER (3) ANTENNA(アンテナへ) (4) DIRECT-TUNED MODE SWITICH
(技術談#4)事務編(6)C言語で作成のTEXT形式変換TOOL for EPOACE-DOS(1)使用説明書編
これは、EPOACE-DOSへの他のデータベースソフトあるいは、表計算ソフトからのデータ変換のためのツールとして、PC9801上で動作するC言語コンパイラで作成したものです。 開発理由は、EPOACE-DOSからは固定長のテキスト形式で出力する機能がありました。ところが、EPOACE-DOSに取り込むのには、CSV形式のテキストでないと駄目だったので、それを補うために作成したものです。滅多に使うもの…
(HP記事再現)HFT-1500 日本語説明書(2)特長と機器仕様
オリジナルの記事を再現するために元PDFファイルのページごとの画像化としました。 ブログ記事だと一行文字数が多く取れないためにやむを得ない方法です。見にくいですが、画像拡大でご覧ください。 (見出し部) 1 特長 2 機器仕様 (1) フロントパネル上の表示器(調整ダイヤルを含む ) (2) 各ダイヤルつまみ (3) リアパネル上コネクター (4) その他
(技術談#4)事務編(5)EPOACE-DOS(PC9801)でのシステム開発環境整備
前回のN88BASICコンパイラ時代から少し遅れた時期に日本語MS-DOSで動作するEPOACE-DOSが開発販売された。(株式会社クレオより) たぶん、富士通PC向けに開発したものを当時の売れ筋NECのPC9801向けに移植したものと思うのですが、個人で使うソフトではありません。あくまで、企業内での基幹業務システム開発やソフトハウスが汎用事務ソフトを開発するための開発言語です。 個人向けとして…
今も所持している1KW対応可能なアンテナチューナーの一つです。当時英文のマニュアルが見にくかったので、勝手に日本語化しました。 かなりのページ数となりますので、ブログ記事として掲載すると全体が見にくいかもしれませんが、分割にて掲載することとします。 (本論) ベクトロニクス社のアンテナチューナーHFT-1500 日本語説明書 カナダ製のアンテナチューナーです。ロー…
この話は、 グルメ探訪(1)お好み焼き店【丸福】(まるふく)との関わり(1) WTV研修時代:(副題)「京風おでん」が売りの店 https://jo3krp2.seesaa.net/article/502905133.html で予告しながら、「おでん」が自宅メニューに挙がることが無くて、掲載できなかった内容です。 ここ数日前に気温が低い時期があったことから、久しぶりに「おでん」を作ってもらえました。それで、やっと紹介できることになったというこ…
(DX_Log)最初で最後の(Full Remote Operation)DX交信
今回公開するQSLカードは、JAR会員期限切れる少し前にBURO経由で届いたもので、QSO自体が最初で最後のフル・リモート運用でのDX_QSOとなった時の記録です。 (本論) 1. QSL-CARD 2. NET上の交信記…
(albumの君#5)卓球大会で応援女子を見染めてからのアプローチ経緯
この物語の初めのところは、以前の書き込みから (祝)男・女共世界卓球団体戦8位以上でオリンピック出場獲得 !&卓球が取り持つ妻との縁 https://jo3krp2.seesaa.net/article/502451362.html (本論) この記事後半で紹介したように、和歌山市の青少年育成団体内で開催された卓球大会に参加したところ、抽選で一緒にペアを組んだ女子の応援に来ていた応援女子(後の#5彼…
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移動運用等簡単に設置できるエレメント長(5.5mを想定)まで短縮した場合の検討です。なぜか?この場合だとエレメント間隔はλ/4近く(9.8m)で、位相角も90°と理論どおりで動作しています。使っているデータは、先の標準モデルと変わりありません。ただ、アルミパイプ径は少し細くして設計しました。こちらも単純化してストレートパイプでの設計です。 (1) アンテナ形状・電流分布 <…
フルサイズと言えどもReが12Ω近辺まで下がりますとバンド内を全てカバーはできません。インピーダンスマッチング回路における周波数切替が必要となってきます。ただ、このReが低いことが、アンテナ性能を証明しています。設置後にインピーダンス整合する前に各アンテナの裸インピーダンス測定を行って、そのときのRe成分は、片方の電源を取り去ったときのMMNA値近くにあって、両エレメントともにバランスが取れていることを確…
7.1MHz中心で設計のフルサイズ(λ/4)の場合の位相給電について調べてみました。ところが、理論上の指定値90°位相差を持たせるとGa・F/Bともに低くなってしまいます。パターンについてもビームとは思えないものにしかなりません。位相角を半分の45°にするときれいなパターンとなって、Ga・F/Bともに良好となっています。この原因については、よく判りません。明快な解答をお待ちします。
7.1MHz付近のピンポイントの周波数でなら、外部回路によってマッチングすることで低SWRとなるのですが、それより外れますと送信アンテナとしてのSWR特性が急変します。その問題点の大元は、アンテナ自体の給電点インピーダンスの実分Reが6Ωと低い点にあります。この傾向は、利得やF/Bを最大限に追求した場合、同時給電アンテナだけの特性ではなく、八木アンテナでも同様の特性です。利得は、元…
今回目的ではありませんが、せっかくなので送信用としてモービルホイップアレイアンテナ(Mobile Whip Array Antenna)を設計しています。ですが、こちらの場合の動作ゲインGaは、-16dB前後とほとんど得ることができません。これには、延長コイルのQが大いに関係しています。そして、この設計でも普通ならモービルアンテナ用コイルとして工作が困難なQ=250に設定しているにも関わらずにです。通…
前回のモービルホイップアレイアンテナの続きになります。まず、絶対ゲインGaをみれば判りますが、今回のアンテナは送信用ビームアンテナとしては不適です。このアンテナ目的はアンテナの近傍にあるノイズ源からの信号を指向性を使って減衰することです。ですから、周囲全域のノイズ源の全てをキャンセルできません。ノイズが減衰できるのは、ある1方向だけに限ります。 (1) SWRの周…
垂直アンテナ側が短縮率の大きなモービルホイップ同士で水平面内で単一指向性が出せるかのシミュレーション・テストです。試行錯誤の結果、モービルホイップ2本でも単一指向性が出せることは証明できました。但し、その実装となるとかなりの精度が必要です。また、両エレメント間の距離や両エレメントへ給電する位相差も理論とは、かけ離れています。通常の設計では考えられない値といってもいい…
市販のモービルホイップを利用するだけのことで、アンテナ設計というよりもモービルホイップをMMANAに落とし込む作業です。意外なことに短いモービルホイップ(1.4m長)のほうが、λ/40長MLAよりも絶対ゲインが大きいのには当てがはずれました。と言うのは、両方のゲインをほぼ同じにしないと指向性の合成が正しくできないからです。 ※今回の純アナログ…
前回と違い、垂直面にループを設けています。この場合はMMANAモデルだと垂直偏波成分が強くなるようです。 ※理論本では、左右の線に流れる電流は、大きさが同じで向きが反対なので相殺されるとありますが、MMANAではそうなりません。この部分の検証は今後の宿題とします。 (1) アンテナ定義 …
MLAと称されるスモールループです。MMAMAの14MHzサンプルモデルから寸法を半分としてだいたい波長の1/5程度としています。7MHzですと全長40m/5=8mとなって、一辺の長さが2m長となります。今回それをMMANAで仮想的に実現してみました。 (1) アンテナ形状
前に(1)で紹介した構造ボルトのような明確な給電位置は建物外装部分にはありませんが、それでも見込みのある場所を見つけることができています。 1.エアコン室外機固定部 前回の問題となったインバータノイズで一番受信妨害を受けるところなのですが、電気的には電源ライン(単相200Vの中点)となっているアースラインと保安上結合している部分です。ただ、これと建物の構造体ともA…
未だ自宅の受信環境を調べたわけではありませんが、自宅内には各種インバーター回路が活躍しています。特にHF帯受信と関係する設備を列挙しますと ① 太陽光発電システムの直流→交流変換回路 ② 蓄電池システムの直流←→交流相互変換回路 ③ エコキュートの熱交換機 ※前の自宅では、給電部・アース部共に逆Lアンテナと近かったのですが、特に影響は…
自宅敷地では、7MHzフルサイズのDPは張ることができません。そこで仮にですが、敷地の対角線で取れる長さの短縮DPを張れるとするとどういった性能となるか?を検討しています。 ただ、建物の影響を受けないためには、地上高12mH以上が必要です。ワイヤーで張るとすると両側に12m高のしっかりしたポールが必要です。ですが、柱を支持するためのステー線を張ることできませんから、地面基礎を本…
過去にもアース問題(大地の電気特性)とスローパーの指向特性についての関連は記載したと思うのですが、今回、MMANAでその状態を再現して、今回の結論への根拠としています。 また、通常の1本のλ/4で、前回と同じアース条件とした場合のアンテナ(絶対)利得をMMANAで求めています。それとの比較が一番、アンテナの特性がよく判ると思います。 (本論) 1.状態の悪い大地における…
元の原案を改良することにより、主ビーム方向を更に微調整することができました。今回のモデルなら、北/東/南/西の4方向にビームを向けることができるようになります。そのうち、一番実用的な方向となる北向モデルに決定しました。 (1) 北方向を主ビーム固定での運用
前回の垂直偏波成分の指向特性だけをλ/4バーチカルアンテナを4本使って同様の配置をした場合で分析しています。本来の4SQとの違いは、単一ビームの前方向となるエレメントに対する位相(-3°)です。4SQ(直角)アレイアンテナでは、前方側を-90°、後方側を+90°位相で駆動します。サイドの2本はいずれも0度です。 (本論) (1) 前回の垂直偏波成分を再現
現実の建物構造体に適応できるか?は未だ未知数なのですが、軽量鉄骨構造を簡易化したボックス構造の正六面体をアンテナ構造とすると興味深い単一方向の指向性アンテナを実現できるかもしれません。 (本論) このアンテナ性質を発見した経緯は、軽量鉄骨構造である自宅が総二階建て構造であること、その四隅にある通し柱は、7MHzのλ/4長に近い、約10m間隔の真四角状態であること。…
TVアンテナステー線をアンテナとした場合をMMANAでシミュレーションしています。といっても複雑な形状をMMANAの定義表に入力が面倒なので、まずは簡易的に単純化したモデルとしました。 (本論) アンテナの種別ですが、SLOPER型アンテナの動作に近いと考えて、サンプルデータにある1.9MHz帯SLOPERからの変形としています。よって、アンテナ名も「インバーテッド・スローパー(仮称)…
(はじめに) この前、古いHP記事を復活させましたアパマン運用時のLongWire(以下、LW)アンテナをヒントに当時のアパートと同様の軽量鉄骨構造である自宅建物本体を「建物アース(アンテナ動作は、イメージ・アンテナ)として利用」を実現するための実地調査や建物への給電構造をMMANAでシミュレーションすることで、今回挑戦への手がかりとしたいと考えています。 ただし、建物…
今回も新規テーマ準備までの中継ぎです。先日、運転免許証の更新を無事通してもらえました。というのは、片目の視力が、0.3ギリギリの状態だったからです。約1か月くらい前に眼鏡屋さんで視力測定をしてもらったところ、片目は、0.7以上見えるのですが、他の目が0.3見えていない状態だと判りました 原因は、今までは無かった「乱視」が片目に生じたからです。前回(5年前)の更新時も視力に不…
現在、体調の復調に努めているのは、ストレスを溜めないことです。(それが一番難しいのですが、) 今回作業もかなりのストレスになったのですが、何とか完了できました。 昨日、古いノートPC(Win-XP時代)1台を本日実施予定である自宅近くの場所で開催の(公共の)小型家電回収に間に合わせることでした。 今回、ネットで調査するとPC本体等の処分がだんだん面倒となっているようです。PC内部のHDD等にある自分…
前回、このブログ提供場所への引っ越し作業で、過去コメント記事を最近の一部しか復元できなかったのですが、その後、コメントの付いた記事を都度、拾い出して、修復することができましたので報告します。 なお、コメントについては、まだまだ制限があります。最近の記事では問題ないのですが、過去記事に対して、一括処理にて「コメントを承認後に表示する」への変更を当ブログ記事では、受付てくれないようです。 …
過去の記事についてのいくつかの「コメント」をいただいていることは、記事一覧表示で、確認できていますが、現在、その記事を表示してもコメント記事内容を表示できない不具合が発生しています。 ※原因は、ブログ記事を一括移行した際の設定では、「コメントは表示しない」となってしまったようで、これを一括で変更することができずに困っています。※ とりあえず、復旧できた記事をお知らせします。 過去のHP記…
今開始しているアマチュア無線局廃棄に向けての行動記録の第一歩です。 既に別宅に保管していたアンテナ機種を一部処分しました。 例 14/21/28MHz4/5/5エレ 318C 7/14/21/28MHzDP 730V-1 7/10/14/18/21/24/28MHz GP R-7000 3.5/7MHz Vertical CV-48 18MHz HB9CV ミニマルチ フルサイズ 等 また、現用中である設備全体を撤去する必要から、 先月JARL和歌山県支部のメーリングリストで…
去年暮れからブログ提供場所を変更して、その後、新しい記事は投稿していませんでした。 原因は、私個人の健康状態不調(主に精神的なもの)によるものです。 今は、ほんの少しだけですが正常状態に戻りつつあると思っています。 ただ、これに至った原因は、アマチュア無線とも関連しているのすが、アマチュア無線の活動自体は直接原因ではありません。 (端緒) 新居に移り、和室ふとんから洋室のシングルベッド生活…