平行線式給電線の線路定数として残るひとつが、コンダクタンスG[℧]です。 ※コンダクタンスの単位;Ωの逆さ形でモーと読む。 (本論) 5.2 伝送線路の基本的特性 5.2.2 平行2線の伝送線路定数
私的70年代オーディオ事情(5)1976年(2)WTVテレビ局研修とその後の事情
オーディオ趣味に関係ないですね?ともいえるかもしれません。しかし、放送番組を作る側に立つことができた貴重な体験でした。当然、就職希望のために自らWTV(テレビ和歌山)に申し込み、承諾を得たことで実現できた研修です。本気度はかなりありました。 WTV https://www.tv-wakayama.co.jp/ 実は、WBC(和歌山放送局)とどちらか悩んだのですが、当時、WTVはまだ発足してそんなに年数が経っていませんでした。(設立…
今朝、久しぶりにメインのオーディオ装置(10畳洋間にある)を聴こうとしたところ、音楽ソースを入れたUSB接続SSDに「データが無い」と表示されて再生できませんでした。SSD本体にある動作表示のLEDは点灯しているのですが・・・ USB端子接続の接続不良を疑い何度か差し込みし直したのですが、表示はそのままです。通常は機器の裏パネルにあるUSB端子を利用しているのですが、手探りでしか確認できません。 いったん…
インターネット遠隔無線局開発(15)紹介(7)制御方式(1)無線機制御とCW運用
世界中で最も利用されていると思われるRRC-1258MKⅱでのCW運用をここで紹介することにしました。普通に手元の電鍵(キー)を操作してのCW交信はできます。ただ、せっかく全二重回線(空間波まで含むと三重回線)を確立できているので、これを駆使して、通常のCW運用とは一味違う、プロ並みの通信方式としたいのが希望でした。 ※かつてのプロの海岸局…
これは (番外)電磁波障害(コモンモード電流源)調査手法 https://jo3krp2.seesaa.net/article/501894488.html のコメント欄に書いたことの補足事項です。 今回の元記事は、 過去のHP記事再現(167)コモンモード実験室(22)ラインフィルタに関する情報(1) https://jo3krp2.seesaa.net/article/202207article_6.html 記事あることの繰り返しでもありますが、直流電流が磁気コ…
私的70年代オーディオ事情(4)1976年(1)卒研絡みで評論家を超える性能評価が可能だった時代
コンピュータ職業とこのオーディオ趣味とが同期できる年までにまだ1年余りあります。しかし、1976年の出来事は人生でも忘れられない黄金時期でもあったので、今思い出しできる全てを記録しておきたいのです。 (本論) 1976年は高専最後の5学年です。この年には、卒業研究に向けた実験とその論文作成さらに就職活動が加わり、多忙な生活となりました。 卒研テーマはレーザー通…
インターネット遠隔無線局開発(14)紹介(6)機器&ソフト構成(4)ネットカメラの最近事情追加
無人で運用する無線局の監視として、備えを欠くことができない設備です。 現代なら、屋外に2台、室内2台程度を設置して、無線局付近全体、タワー状況、室内全体、無線機パネル付近と同時にモニターするシステムを当時の1台のカメラ設置費用だけで賄えるまでに進化をしているようです。ネットカメラのニーズや技術の進化には目を見張るものがある部分がこの分野です。 (大量のニーズがあると価格は一気に下がる見本です。…
ざっくりとですが、コモンモード電流に対するまとめです。 (コモンモード電流の起源) コモン電流が発生する電源は、無線機類(アンプ)の大電流が流れる部分からです。ですから、電圧が高い真空管回路だとあまり発生することがなく、昔の真空管ファイナル時代は、このコモン電流による電波障害が問題となりませんでした。 コモン電流からの問題となったのは、最初は、工場等で大電流で動作する機器からの障害からです…
(番外)ローバンド(3.5MHz以下)での無線機への回り込み要因と対策案
余計なお節介だろうとは承知の上で、当記事は、あるブログへのコメントでの解決ヒントに向けて書いたものですが、なぜか、こちらからの書き込みは、何度か繰り返すも全て「不正」扱いとなってしまったことから、あえてここへ記載することとしました。対象者さんの目に留まればよいのですが・・・ (本論) 3.5MHz回り込みでのヒントとなればと思い投稿しています。 、7MHzよりも3.5M…
私的1970年代のオーディオ事情(3)1975年(2)電波祭おまけ:RNC放送クイズ番組参加でヒット曲レコードをゲット
前回の1975年の電波祭行事での思い出には、まだ少し追加話がありました。それは、RNC放送の公開録音番組にオーディオ有志のメンバーから数名視聴者を装い参加した者たちがいたことです。理由は、その番組内の催しに「ドレミファドン」的企画で初めのイントロだけで曲名を当てるゲームへの参加です。これに一番で解答できると希望のレコードEP盤を1枚ゲットできるものでした。日頃、エアチェックで鍛えていることもあって、彼ら…
インターネット遠隔無線局開発(13)紹介(5)機器&ソフト構成(3)AC100V超制御&代替海外品紹介
前回では、DIOボードでも電源管理サーバー(商品名:安心モニコン)の代用をできるとは紹介しましたが、システム全体の安全上は、やはり別の機器で管理するべきだと考えを転換しました。なぜなら、電源管理サーバーは、単なる商用電源をオフにするだけでなく、緊急の場合に無線機の電源他を一気にオフにすることでフェールセーフ機能を持たせる一番要の設備でもありました。 「遠隔制御運用…
インターネット遠隔無線局開発(12)紹介(4)機器&ソフト構成(2)DIOボード関連情報
前回の続きで、今回は無線機の電源オンオフや周辺機器の制御を主におこなう役目のDIOボードに関するものです。2005年の状況とは異なっている部分も多数あります。 (本論) (5) Visual Stadio.net(VusualBasic)とDIOボード WindowsやWebアプリケーションソフトを作る開発環境を提供してくれるものです。これによって他のソフトでカバーできない部分を自分で作り上げてシステ…
私的70年代オーディオ事情(2)1974年~76年(2)電波祭(文化祭)催しオーディオ企画
今回の話は、1975年の秋がメインとなります。学生生活で秋と言えば、文化祭(当校では「電波祭」と称した。)です。 電波祭の名は今も健在 https://www.kagawa-nct.ac.jp/festE/ オーディオ仲間有志で「レコードコンサート」を計画・実行しました。場所は、研究棟にある広い会議室を使えることとなったのは良かったのですが、自分らが使っているスピーカーでは、この会場全体へ音楽を行き渡らせることは無理でした。そ…
アイコム最新機IC-7610のUSB&remote接続無事解決おめでとうございます。
この詳細は、次のブログ記事でご覧ください。 https://sanatafe.blogspot.com/2023/12/ic-7610pc.html ひとつ前のブログ記事で、 https://sanatafe.blogspot.com/2023/12/ic-7610-pc19200.html へコメントで確認済の旨返答は書きましたが、まだ、全面的な解決ではないと私も思っておりました。今度はバッチリ解決できたようですね。それは素晴らしい。おめでとうございます。 (追伸) …
前回のコンピュータ人生を振り返る途中で登場したオーディオ全盛時期の記憶をたどってみました。 (本論) まだ学生だった頃ですが、当時学生寮に住んでいたことで、同好の士も多くて、それぞれが所有するいろいろな製品を見聞きすることができたことは、オーディオ知識を深めることに役立ちました。 例えば、 当時の最高機種といえる山水のAU-9500やソニーTA-1120 https://audio-heritage.jp/SANSUI/amp/au-9500.h…
インターネット遠隔無線局開発(11)紹介(3)ソフト構成詳細(1)
(2023年12月)今では、アマチュア無線でのインターネット経由リモコン局は珍しくなくなりました。ですが、当時は、このアマチュア無線局運用方式を理解していただくことは難しかったのです。遠隔操作自体に対する否定的意見も散見されましたが、逆にこれを利用したいと考える人も多数いたことは事実です。 (インターネット内の回線状態がまだ不安定状態でもありましたから、突然、QSOが途絶え…
★IC-7300でのUSB端子とREMOTE端子の関係(訂正)★
ある通信速度問題へのコメントとして 「USBとREMOTEとは、独立して通信速度を設定できない」と回答してしまいましたが、 現在のIC-7300マニュアルをダウンロードして確かめますとそれは誤りです。 以下をIC-7610の説明書でもこのとおりなのかを確認をしてください。 (説明書PDFより抜粋) ---------------------------------- CI-V USBポート (初期設定:[REMOTE]から切断) [USB B]ポートの CI-Vポートと[R…
遠隔技術余談(5)住金商社(2)初の仕事:NEAC2200アセンブラ経験(1)
遠隔操作システムを開発する直接経験ではありません。しかし、この時代が無かったら、後に和歌山へ転職後はコンピューターとは無縁の職種での生活を送ったかもしれません。当時はコンピューターに特別な想いはありませんでした。ただ、就職した仕事がそれだったからに過ぎません。仕事と(趣味で楽しむ)好きなことは別にしたいと考えていました。 ちなみに当時夢中なのは、オーディオです。1…
問題提起した低音のブーミングと中高音のスッキリしないの暫定措置として、アンプのトーンコントロールで、低音側を下げ(減衰量不明、位置10時+α程度)と高音側を上げ(増加量不明、位置13時+α程度)で違和感が無い程度に落ち着いています。 ただし、TVのアナウンスでの音質と比較しますと音声の明瞭度(音のヌケ)は、TVのほうが勝ちです。どうもTV側は、3~5KHzあたりを意図的に持ち上げているようすで、これに耳が…
道草散歩で見える住宅(地)探訪(4)和歌山市全般での周辺部新築物件相場
和歌山市全般での一戸建て新築物件の住宅事情を一目で理解できるHP記事を使い今回テーマへの事前知識を習得します。 (個人的には、実際に住むとなるともう少し予算は必要だと考えますが、) 下記調査ページによりますと2023年12月21日現在の情報にて1,850万円~6,680万円となっているようです。 ※現実的平均で考えると2,500万円~3,500万円当たり…
こちらは、以前のアマチュア無線設備のように究極のシステムを完成させようとは思っていませんが、それでも何か研究・改善のアイデアはないか?は漠然とした考えをしたりしています。 (過去の改善模索) https://jo3krp2.seesaa.net/tag/articles/%E9%9F%B3%E9%9F%BF%E5%AD%A6?page=2 あたりの記事群にあるように当時の部屋の低域分析とその改善策は…
インターネット遠隔無線局開発(10)雑誌記事風(2)ハードとソフト構成概念
2 システム概要(ハード構成) 次の図1は、今回のシステムの概念図です。 (図1 システムの概念図) 機器構成は、サーバー側においてPC1台とネットワークカメラ1台、それにそれらをイ…
(番外)「JO3KRPの独り言」ブログへの安全な接続対応について
昨日提案しました各自ブログ内の(安全)チェックを当ブログにも適用しています。そのため構成をかなり変更しました。外部レイアウトの見直しも行いましたので、しばらくは違和感もあるかもしれません。 対策としては、(ブログ機能が勝手に提供する広告など)他人任せの他のページへの誘導はできる限り排除しています。 具体的には、今まで、DDNSに必要な(別宅PC側)IP通知を利用するために無料で利用できる代償とし…
★注意勧告★ブラウザのセキュリティ設定確認とブログ発信者への注意!!
普段、自分自身のブログ記事を含めて、安全ではないネット情報にはアクセスできないように次のようにセキュリティ対策をしています。これだとhttpsで始まるページでないと表示しません。 (httpsで始まる接続先は全て安全とは言えないが....)
(番外)高専ロボコン2023全国大会NHK放送を観ての私的感想
番組は、11/26(日)13時50分から放送開始で、久しぶりに録画でなく、即時で見ることができた。 (実際の大会は11月26日で生放送ではない。) これに先立ち、近畿大会と四国大会の放送は、既にTV観戦していたので、まず、優勝候補の本命は、和歌山高専Aチーム(地区予選では、全国最高得点を記録)で、地方戦の様子から、まず確実かと思っていたのです。また、近畿予選で優勝を競った大阪公立大学工業高等専門学校(大阪…
遠隔技術習得余談(4)住金物産関連(1)ACOS6オンラインシステムTDS学習&TK80発売
今回は関西日電ソフトでの日常です。まだまだ研修が続きました。いわゆるOJTです。ただ、住金ビル内には、ACOS6が稼働できるシステムはありません。今で言う「オフコン」系の小型システムは、当ビル内で開発していましたが、大型機種はNEC自体では「買えない」ほど高価なものだったのです。そこで、何をしていたかというと毎日、分厚い完成図書(ACOS6のソフトウェア仕様説明)から学習で、その…
インターネット遠隔無線局開発(9)雑誌紹介記事的紹介(1)目次と導入部分
今回から過去記事「遠隔制御紹介記事」を加筆修正をしながら、少しづつブログ記事で展開します。当時HPでは、非公開としていた文書あるいは、図示、写真等が見つかれば、追加して公開する予定です。 (表題) 無線局の遠隔制御システムについて (目次) 1 はじめに(導入に至る理由)※今回の記事本論 2 システム概要(ハード構成) …
道草散歩で見える住宅(地)探訪(3)市内中止部分譲マンション
今回テーマではありませんが、簡単に和歌山市での分譲マンション現状を紹介します。 ②市内中心部(旧市内ともいう。)の高層マンション 一番集中している場所は、駅前で、それは2か所になります。それから、目立つところは、和歌山城を望める市内中心部で、国道42号沿いに位置する元々高級住宅街だったところです。 (1)南海和歌山市駅から市内中心部へと続く地域 (2)JR和歌山駅を…
遠隔技術習得余談(3)関西日電ソフトに転職(1)ACOSシステム800見学とコレラ騒動
(2)日電ソフトウェア時代後半 新人研修期間が終わり、それぞれ部署に配属が決まっていたのですが、私は(会社側都合でもあったが・・・)関西勤務希望したために、当時(1977年4月)設立したばかりの関西日電ソフトウェア㈱(以下、KNESと略します。)(現在は、NECシステムテクノロジー)への移籍をしました。前回説明のNESとKNESは東京本社と関西支社の関係ではありません。どちらも本社なのです。お互いに業務では独立…
トラブル日記:Firefox利用時、CPU負荷が異常に高い(現状確認)と(暫定措置)比較
昨日、PCソフトで音楽を聴きながら同じPCで原稿書きとその裏付け情報収集のネット検索作業を同時に行っているとやたらと音楽の音途切れが発生する症状が発生しました。 通常はほとんど音の途切れはありません。何が原因だろうか?とタスクマネージャーで探ったところ、FirefoxのCPU負荷が異常に高いことが判明しました。 (オリジナル設定時)
インターネット遠隔無線局開発(8)概要(7)システム運用手順
今回は、遠隔制御を開始する手順と運用を終了する際の手順に説明しています。画面例は一番古いXP時代のものをそのままとしています。音声接続も今は推奨できないSkypeです。また、今回オリジナル原稿には記述していない部分を(補足事項)で追加しています。 (本論) 4 システムの運用手順 事前準備 (1) VPN回線接続 自宅側PC2台からそれぞれVPN回線を接続します。 ↓ (2) 電源管理サ…
道草散歩で見える住宅(地)探訪(2)地域で異なる住宅事情(1)郊外の大型分譲地
今回もまだ本論までにはたどり着きません。和歌山市全体での地域性を理解していただく必要があるからです。 (地域別分類) 和歌山市の現在の新規開拓の住宅地を大きく分けると次のような分類となります。 ① 郊外の山間を大規模開発した住宅地 ② 市内中心部(旧市内ともいう。)の高層マンション(都会なら高層とは言えないが...) ③ 市内周辺部でまだらに残る田圃を埋め立…
(続)遠隔技術習得への余談(その2)COBOL習得と情報処理試験会場での衝撃経験
過去HP記事への加筆再編集の余談からスピンアウトして、コンピュータとの関わりを思い出話的に触れたいと思います。 (1)日電ソフト時代前半 今回は昭和52年(西暦1977年)のことです。当時の就職難時代の影響もあって、いくつか紆余曲折があって、就職したのは、当時、東京都港区田町にあったNEC系列初の独立系ソフト開発会社「日本電気ソフトウエア㈱」(日電ソフトまたはNESと略します。)でした。私にとっては、全くの専…
システム開発の目標としては、当記事を見て、誰でも実現可能なシステムを構築することを目標にしていました。事実、当時のHP公開記事を参考として、多くの方がインターネット経由遠隔操作局を運用していただけたようです。後に聞いた話なのですが、アイコムのサポート(iUSE)では、多くの方から「アイコム機をインターネット経由リモコンへ対応」に関する質問が寄せられたようですが、いちいち…
ユニバーサルDVDプレーヤーS858AiのCDディスク再生不調
オーディオ部屋にある最古参のパイオニア製品です。以前に使っていた、同メーカー製AVアンプとのセット商品です。 ※アンプは、今では貴重なオーディオ用MOS-FETのコンプリメンタリー素子のもので、その素子たちは正常だったのですが、それらを保護すべき、異常検出回路の故障で既に廃棄※ (昔の製品情報から) ハイクオリティーユニバ…
(PC関連)Logicool MX Revolution を再び復活!&延命処置
先日の記事 「インターネット遠隔無線局開発(6)システム概要(5)パソコン仕様と付属装置例」 https://jo3krp2.seesaa.net/article/501682571.html で紹介しました標記のMX Revolutionマウスを今回使用して、この記事を書いています。 もちろん、普通にマウスとして使用しているだけです。こういったワイヤレスマウスはあまり使いたくないほうで、いつもは有線方式のもので、こだわりでは無いのですが、Microsof…
インターネット遠隔無線局開発(6)システム概要(5)パソコン仕様と付属装置例
今回部分は、使用していたパソコンの仕様で、当時主流は、WindowsXPです。また、これらPCと接続する機器についても説明があります。現在主流のWindows10(11)への対応もわかる範囲で補足しました。 当システムを現在の環境で動作するネック部分は、電源管理サーバー(安心モニコン)です。製品の後続機種は販売されていません。メーカー保守も現在実施されていません。ですから、他の機器へ…
道草散歩で出会う住宅(地)探訪(1)最近顕著な宅地開発の裏事情
このシリーズは、今自分が生活している近傍にある住宅(地)を散歩途中の道草で観察した感想を取りとめないままに記していこうという企画ですが、背景として、大都市圏外の都市問題とそのあたりの農地の今後を考えるといった日本社会が抱える問題をテーマに採り上げていくことを目論んでいます。 ※別宅があった農村地域での同種問題は別の話題にて採り…
昨日、最新の映画版{名探偵コナン、黒鉄の魚影}「https://bzone.co.jp/conan/cp2023/」DVD媒体をプレーヤ機器を接続したTVで見ようとしたところ、映る映像がおかしいのです。写真はありませんが(映像権侵害)、表現すると「昔のアナログTVで電波受信状況が悪い状態のスノーノイズが画面全体とそして、何本もの水平方向のノイズ線がランダムに現れる」といった状態になっていました。 アナログ信号なら、信号レベルが極…
インターネット遠隔無線局開発(5)システム概要(4)前回訂正分と追加補足
余談部分の書き込みに夢中になってしまい、前回の記事の訂正があります。 (訂正) コンテック社名の誤り × COMTEC 〇 CONTEC 次に各社のインターネット・リモート運用に対する当時(2005年あたり)対応状況についての記録です。 (無線機等選定への追加補足) ① ケンウッド 一部の無線機に対応するPC制御のフリーソフトは提供していただいていましたが、インタ…
インターネット遠隔無線局開発(4)システム概要の紹介(3)開発関連ヒストリーをオードブル的に
(オードブル)開発関連ヒストリー(その1) ~コンピューターとの初対面~ 私がこれらのシステムを個人開発できたのには、過去の経験が関係しています。それは、コンピューター関連知識が必要だった授業科目や職種をいくつか経験できたことです。 (それは、もう40年以上も過去に遡るのですが) 最初にコンピューターに触れたのは、昭和50年前後の学生時代で、当時はNEAC3200シリーズ…
(番外)「note」に注目!!執筆活動の新たな場所(手法)を模索中
今のブログ提供場所での問題として、自分ではどうにもならない「広告表示」があります。もちろん、無料で場所を提供してもらっていますので、それは仕方がない事なのかもしれません。過去のHP運用時でもこの望ましく思えない「広告表示」との闘いでもありました。これを何とかしたいとずーと思っています。 また、「note」の課金システムにも魅力が大いにあります。これは皆さんに有用な情…
先月後半で受けた健康診断結果を今週聞きに行ったところなのですが、「高脂血症」疑いとなってしまいました。血液検査におけるLDL(悪玉コレステロール値)が基準120をかなり超えている150超えとなっていたからです。食事は魚料理がメインで、夜は主食のご飯類はとらず、おかずのみの食事であるにも関わらずです。昼のランチのおいしい店探しがささやかな楽しみとなっている外食をさらに減らす必要が求められているようです。 …
昨日、約1年ぶりに箱から取り出した、Denon製AH-D2000のイヤーパッドとヘッドバンドに使用されている「人工皮革」が加水分解作用により、劣化していることが判明しました。 (同様の記事) AH-D5000のヘッドベンドの劣化に悩んでいる、愛好者の皆様方へ。 https://bbs.kakaku.com/bbs/20462010967/SortID=22182541/ イヤーパッドは、既にメーカー保守品が廃版しています。中国製の代替品はあるようですが、同様な人…
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平行線式給電線の線路定数として残るひとつが、コンダクタンスG[℧]です。 ※コンダクタンスの単位;Ωの逆さ形でモーと読む。 (本論) 5.2 伝送線路の基本的特性 5.2.2 平行2線の伝送線路定数
今回のMMANAのセグメント指定(Seg:0)による性能低下の端緒となったモデルについて、再度挑戦しています。 (問題端緒記事) 【FD-Rad】50MHz用八木:8エレメント(18)1:4U-blun(3) ラジエータ水平パイプ・ストレート形状に見直し後:Ga低下現象? https://jo3krp2.seesaa.net/article/516727253.html このとき、Seg:0では、FDラジエータの角部分に異径パイプの不連続部…
今回の抵抗Rは、ヘヤピンマッチと直接関係しませんが、平行2線式給電線の基本知識として採り上げました。 (ヘヤピンマッチのスタブ長計算におけるZo値の重要性) 一方で、前回書いた給電線の特性インピーダンスZo(=√L/C)の算定が、ヘヤピンマッチで重要な意味を持つことの事前紹介です。 (スタブの線路の特性インピーダンスZoの値を正確に求めたい理由) 今回使用に…
以前に実施しました 50MHz用八木:8エレメント・FDラジエータ:Uバラン・マッチング方式(2)周波数特性 https://jo3krp2.seesaa.net/article/516479033.html に係る再評価版です。 変更した部分は、アンテナ定義各行の最終部にあるセグメント指定「Seg:0→-1」です。これにより、テーパリング処理によって、異径パイプ接続の不連続部分について、細かい分割で計算します。 た…
今回は、平行2線式給電線間に分布する静電容量Cを求めます。すると前回求めたインダクタンスLとあれば、この平行2線式給電線が持つ特性インピーダンスZoを次の計算で求めることができるのです。 Zo=√(L/C) [Ω] ......(5.3) 【ヘアピンマッチ予習】分布定数回路の整合(2)特性インピーダンスZo https://jo3krp2.seesaa.net/article/516711034.html にて導出した式 …
MMANA付属モデルから改良したモデルで、Radiator(放射器)をFD(フォールデッド)タイプにする方法です。給電点インピーダンスを200Ωとなるようにしています。そして、同軸ケーブルを使った1:4のUバランにて50Ωの同軸給電線とマッチングしており、同時に平衡:不平衡の変換を行っています。 ※Uバラン部分はMMANAの再現には含まれません。 さらに以…
今回から、ヘアピンマッチ回路の基礎である平行2線式給電線についての理論にかかることができます。しかし、伝送理論の流れ的には、いくつかの重要な項目については、今回端折ります。そうしないと目的部分まで、たどり着けないからです。 特に残念な部分は、「5.1.3 分布定数回路の一般的取り扱い」での波動方程式から、その一般解を求めて、それと今回のγ(α,β)との関係を波動方程式…
前回指摘したMMANAのエレメント定義における個々の行における「セグメント指定」0,-1の違いを大元の付属モデル8EL6MWについて明示して、今までの50MHzモデルについて、全般に見直しを行う必要があることの確認です。 そのための検証として、過去の個人的な設計例では、このセグメント指定Seg:-1については、既に対応済である例についてSeg:0として設計した場合を掲げます。 (本題…
MMANAの表示オプション(V)の「スタブマッチ」タブにある計算部分は、本来は分布定数回路による整合手法の一種である「L形分岐」整合回路のなかの「短絡線路によるL形並列分岐」というのが、正式な回路名称です。 それをMMANAでは、ヘアピンマッチ回路に応用しています。ですので、元のL形分岐による整合回路形状が少し複雑で、設計条件によっては、邪魔なL1の長さが大きくなる場合があって…
今回、前回のFDラジエータ形状変更による利得Gaの減少について、検証と考察を実施しました。そのまとめです。 (本題) 1. 前回記事中の訂正 「今回は、ラジエータ形状を変えています。14φ径のストレートパイプの先端に”コ”字形となる10φ径パイプを挿入する形状としました。 後の判明ですが、このラジエータ形状が利得減少の原因となりました。FDラジエータの場合、そのパイプ接…
ヘヤピンマッチ計算で必要な知識が、伝搬定数γの虚数部:位相定数βです。 一方、実部のαは減衰定数と呼ばれ、線路のロスを表しますが、通常の給電線の場合には、α≒0と見なします。しかし、位相定数βは無視できません。伝搬する電波の波長に関係して、伝送線路の位置によって、その位相状態が刻々と変わっていくからです。 前回のアンテナ本の流れから、この伝搬定数について、アマ…
今回の50MHzシリーズ記事の最終モデルとしたいヘヤピンマッチモデルは、アンテナ設計は既に完了しているのですが、その裏付け理論記事のほうが全然間に合いません。 その時間稼ぎとして、初めに実施したFDラジエータの改善試行モデルを公開します。そして、今回は見出しにあるように最初に設計したFDオリジナルモデルと比較すると約1dB近くもGaが低下しました。今回この原因を追究すること…
前回は、MMANAのスタブマッチに必要な(ショート)スタブの特性インピーダンスZoを求める結果式を示しました。 Zo=276log10(d/a) [Ω] ....(5.81) Zo;求めたいスタブの特性インピーダンス d;2線間の距離 a;電線の口径(半径) この式があれば、簡単にスタブの特性インピーダンスZoを計算できることはご理解いただけたと思います。 ただ、この式を導出してくると…
利得とF/B追及したラジエータ直結アンテナの特質は、今回の周波数特性に顕著に現れています。 それらについては、個々のデータで分析していきます。 (本題) 1. 給電点インピーダンスZ(RとjX別)
ヘヤピンマッチに使うU字形の金具(ショートスタブまたは単にスタブ)の設計に必要な事前知識についての講座です。50MHzなら適当 に給電部に電線をU字に装着すれば、マッチングできると思えますが、力業での試行錯誤で求めるのは大変です。 一方、MMANAの「表示(V)」メニューにある「オプション(V)」をクリックすれば、次のような「スタブマッチ」タブを開けば、 ヘヤピンマッチの…
前回のモデルの全てのエレメント対象に50.0~51.0MHz範囲内でGaとF/Bを追求しています。そのうちのBestモデルの1つで、これが最良ということではありません。同様なモデルは、MMANAを使えば、いくらでも設計できます。 今回の目標は、50.0~51.0MHz全般におけるGaとF/B性能の維持に加えて、中心周波数50.5MHz付近をより重視する設計です。このため、各エレメント長とエレメント間隔の全てを…
今回は、放射器と第一導波器位置によるSWR特性のみを改善した状態での周波数特性です。これだとインピーダンスZ(R+jX)特性とSWR特性で見ると全く問題ありません。 しかし、一方で八木アンテナとしての性能(Ga,F/B)及びパターンでの周波数変化を見ますと50.750MHz~51.000MHz(以上) 周波数帯に特性が偏る傾向があるのです。これは、元の8ELE6MW.MAAのデータの癖というか、そういう…
今回からは、HF帯のマルチバンド八木で昔用いられた「直接給電-direct coupling」方式を掲げます。 50MHzにおいては、ラジエータがブームから電気的に浮いた状態とさらにラジエータを左右エレメントに分割・絶縁して、その中点にDPと同様に給電する方式となるので、給電箇所の絶縁と分割支持のための高周波性能に優れた樹脂部品が余計に増えることから、メーカー製のように部品コストにシビ…
前回は説明漏れとなりましたが、)「γC-match」若しくは、「γ・C-match」と言うマッチング形式名称はありません。前回勝手に命名しているものです。ただ、誰でも思いつく回路なので、同様な回路は既に使っておられるメーカーや個人がいるかもしれません。 ただ、今回の設計だと詰めがあまいのか?利得面において、γマッチとの差が1.0dBもありました。この利得差がこの形式に対する最終評…
今回は、今まで発表していない(個人的に見た記憶が無いだけで、既に発表済かもしれません。)新しいマッチング構造の紹介です。このマッチング方式の売りは、ロッドはωマッチに相当する短い固定長を選択できます。γマッチ用コンデンサーC1及びCマッチ用コンデンサーC2は、ほぼ同じ容量を使い、(Tマッチの時のCの容量に近い。)γマッチ単独の場合…
現実の建物構造体に適応できるか?は未だ未知数なのですが、軽量鉄骨構造を簡易化したボックス構造の正六面体をアンテナ構造とすると興味深い単一方向の指向性アンテナを実現できるかもしれません。 (本論) このアンテナ性質を発見した経緯は、軽量鉄骨構造である自宅が総二階建て構造であること、その四隅にある通し柱は、7MHzのλ/4長に近い、約10m間隔の真四角状態であること。…
TVアンテナステー線をアンテナとした場合をMMANAでシミュレーションしています。といっても複雑な形状をMMANAの定義表に入力が面倒なので、まずは簡易的に単純化したモデルとしました。 (本論) アンテナの種別ですが、SLOPER型アンテナの動作に近いと考えて、サンプルデータにある1.9MHz帯SLOPERからの変形としています。よって、アンテナ名も「インバーテッド・スローパー(仮称)…
(はじめに) この前、古いHP記事を復活させましたアパマン運用時のLongWire(以下、LW)アンテナをヒントに当時のアパートと同様の軽量鉄骨構造である自宅建物本体を「建物アース(アンテナ動作は、イメージ・アンテナ)として利用」を実現するための実地調査や建物への給電構造をMMANAでシミュレーションすることで、今回挑戦への手がかりとしたいと考えています。 ただし、建物…
今回も新規テーマ準備までの中継ぎです。先日、運転免許証の更新を無事通してもらえました。というのは、片目の視力が、0.3ギリギリの状態だったからです。約1か月くらい前に眼鏡屋さんで視力測定をしてもらったところ、片目は、0.7以上見えるのですが、他の目が0.3見えていない状態だと判りました 原因は、今までは無かった「乱視」が片目に生じたからです。前回(5年前)の更新時も視力に不…
和歌山市では、週末あたりから急に真夏日となっています。今日も「熱中症警戒アラート」が和歌山県も含め、全国各所に発令しています。そんな時にひんやりとしたスイーツを紹介します。美味しさはもちろんですが、見映えも良かったので、ブログテーマの中休みネタとして紹介します。 (上部の生クリームとフルーツの盛り付け)
下記写真は、別の角度から見た給電部(ステー線用金具)の拡大部です。 写真にあるクレモナ・ロープは既に撤去済みです。左斜め方向にあるTVアンテナ用…
一般的なTVアンテナ用ステー線の引き留め部分をサンプル写真にて紹介します。 (モデル住宅における参考例) 他の個人宅の現物写真を勝手に撮影して利用する…
次の写真は自宅の屋根の中央天頂部にあるUHF-TVの設置状況です。 アンテナ自体が支持ポールの低い位置となったのは、当初は、HF用アンテナ電線を支えるFRP…
この冊子にある「設計=施工へのワンポイント・アドバイス」記事を参考としています。 (冊子表紙のリンク) https://www.amazon.com/%E5%88%A5%E5%86%8ACQ-ham-radio-7%E6%9C%88%E5%8F%B7%E3%83%99%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8A/dp/B08QTLNZ79 (本論) この記事の主旨は、当時はVHFのTVアンテナのステー線をLongWire(以下、LW)の…
新築時に用意した地面内の電線束=地表ラジアル線アースは、そのまま放置していました。今回これを使える機会を実現できるかもしれません。 というのは、来月当初予定で自宅2階部を一部リフォームすることになりました。その際に外壁に沿って一部足場が組まれることから、日頃手が届かない部分(屋根の片隅)にある(代用)アンテナ線からの引き込み電線を固定できるような準備をしたいと思…
これは、過去の大規模アンテナ設備に使用したことから分ったのですが、DIY店でも調達できる部品でも、プロご用達の専門店を利用すると例え1個だけの部品、今回は、ワイヤクリップ1個だけでの入手の場合で紹介します。
最後に別宅の予備システムで実装していた例を紹介して、この完了とします。こちらは、主に3.5/3.8MHz垂直八木アンテナを使用するために用意したコモンフィルタ群です。また、同時に14-28MHzのミニマルチ会社のトライバンダー八木アンテナにも適用していました。いずれも既に撤去済です。フィルタ自体も破棄しました。 (別宅の予備システム側にある室内壁面)
依頼のあったCMD1.8Ⅱ-MTの完成時の写真とこれとは別ですが、同じタイプを私自身もタワーアンテナ用として使っていました。この長期使用経過の様子を紹介しています。 9 コモンフィルタ CMD1.8Ⅱ-MTの完成写真 ①M型端子のコネクタ部分
前回お知らせしたように幅広い周波数帯域でコモンモード電流の減衰を確保できるか?が、このフィルタの性能を表していることの説明です。下限は1.8MHzに対応するのと同時に上限は50MHz以上まで十分に減衰できているかがフィルタ性能勝負の分かれ目です。 6 ネットアナ利用 CMD1.8Ⅱ 特性グラフ図
コモンモードフィルタの性能は、そのインダクタンスの大きさで決まるといっても間違いではありません。ただ、インダクタンスで生じるリアクタンスの周波数特性にも注意する必要は欠かせません。その部分は次回に紹介します。今回は、インダクタンス測定の方法を紹介しています。 5 性能判定測定法 完成したコモンフィルタの良否について判定する検査方法です。 最も確かな方法…
今回加工時の写真はありません。また、内部構造を写した写真も1枚も無いのです。さらに使用していた現物も別宅無線局設備の廃棄と同時に全て処分しました。なので公開しようとしてもできません。そして、自分自身も作り方を忘れています。残っているのは、大学ノートに記録した各寸法を記載した数字と簡単な説明だけが全てです。 3 VUキャップの加工 VUパイプ両端の防水処理とし…
今回はVUパイプ等への穴あけ時に利用する治具の紹介です。 2 パイプ穴あけ時固定治具 この治具は、NSNスペシャル・アンテナ記事を当時の月刊ファイブナイン誌に掲載の際、配布用アンテナ部品を作成するため準備したものです。 ドリルによる穴あけをパイプのような丸い表面に穴をあけようとするとパイプが回転してしまい、ドリルの刃先がすべってしまうことがあります。このよ…
「コモンモード実験室」関係の記事は当ブログ記事として全てを全てを再現したつもりだったのですが、今回の部分は漏れていたようです。 (記事概要) 前回までのレポート(当ブログでは「コモンモード実験室」の以下の記事案内に該当)とは、違う視点で、このテーマを考えていました。 【ブログ記事案内】 過去のHP記事再現(144)コモンモード実…
前回紹介したようにリビングのシステムで384KHzアップサンプリングと内部処理32Bit深度を採用したところ、ロック系の音楽では、力強さが削がれた感覚を持っています。しかしながら、楽器の音色の余韻は、とても甘く響きわたるようになっています。これを意図した理由ではありませんが、こちらでも心地よく聴ける音質であると言えるかもしれません。 (試聴音源) ホテル・カリフォルニア Eagles 2003年05月14日 ht…
2Fにあるメイン・システムに比べるとまだ改善の余地があると思い、本日からアップサンプリング周波数を192KHz→384KHz(PCM×8)の最大設定まで引き上げました。 USBケーブル長が、約5mと長いものを使用しているので、その間の伝送波形の乱れを心配したのですが、今のところ、誤動作や音切れは発生していません。 肝心の音調は、オーディオ再生プレーヤN-70Aでの384KHz出力とは違っています。どちらかというと音の迫…