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HFC-721アンテナの実測データ(3)HDAアンテナアースと共通での21MHz特性【測定環境見直し】
前回の測定だと、21MHzにおいてはアース動作が正常と思えませんでした。そのため、HDAアンテナ側の建物アースと共通する方法に見直したところ、MFJ-259B測定とTS-850での測定の両方で、SWR1.0点が明確に表示できました。アースを必要とするアンテナ系においては、良好なアース環境を用意することが求められることのようです。 (本論) 1.測定環境のブロック説明
HFC-721アンテナの実測データ(2)7MHz用アース単独での21MHz特性【暫定】
本来は、21MHz用のアースが必要なのですが、それを用いなくても、当初、基台固定していた2m長洗濯物干し棒がその役目を果たしていたのですが、いつの間にか、それでは良好に動作しないようになっていました。 ※隣接して干している「濡れた洗濯物」の状況により変化するようで、このときは、21MHzには悪影響でしか無かった状態だったのかもしれません。<…
Mobile Whip Antenna(7)DuoBand(7/21MHz)動作を再現(試案1):周波数特性(2)21MHz帯
昨日提示した宿題問題に対する一つの解答が得られました。それは、モービルアンテナの性能(利得)を決定しているのは、モービルホイップアンテナ自体では無いということです。 前回の(リアル)グランド(完全導体でも同じ。)に立てたモービルホイップのような短いエレメントでは、通常の垂直アンテナ動作にはなりません。そのため、前回得られたような絶対利得Ga:-12~-14dBiとなることが当たり前だと気づきました。…
(HDAアンテナ比較)Mobile Whip Antenna(3)ラジアル線
今回は、アンテナのアース側の状態です。 1. ベランダへの直接接続は不可 当初は、ベランダ壁の上面化粧アルミカバーに直接アースを取りましたが、このアルミカバーとベランダ内にある鉄骨とのRF導通が全く無くて、アースとなりませんでした。 2. ベランダ床面への敷設 次にベランダの床面に電線を折り返しで敷設するも、こちらも建物とはRF導通が得られませんでした。 SWRが下がる箇所は7MHz帯にありますが、リ…
(完結)ΔLOOP形ラジアルGPアンテナ地表設置(6)周波数特性:バンド下限周波数でも正常動作可能とするには
今回でGPアンテナのアース側電線形状を従来の単線先端開放から、閉回路(LOOP)とした方式の分析は完了です。 (本論) 1. Z(R,jX)特性
ΔLOOP形ラジアルGPアンテナ地表設置(5)バンド中央値特性:周波数特性改善モデル
前回のΔLOOPラジアルを0.21λ→0.22λとわずか0.4mですが、全長を長くとりました。これにより7MHzバンド下端側のインピーダンスとSWR特性は改善することができました。 (本論) 1.アンテナ定義
(続)ΔLOOP形ラジアルGPアンテナ地表設置(4)周波数特性:バンド下限周波数で動作破綻が判明
7.1MHz付近の周波数では問題なかったのですが、周波数特性を見るために7.1MHzより低い周波数で動作させるとインピーダンス特性が乱れるために動作性能に問題が発生しました。 (本論) 1. Z(R,jX)特性
(続)ΔLOOP形ラジアルGPアンテナ地表設置(3)基本特性:動作可能最小化モデル
今回のテーマは、地表に展開しているΔ形ループ形状の大きさをどこまで小さくできるかのMMANA上の試作です。実際に設置していたループ形状よりも小さくするとどうなるか?が今回の探求目的です。 (本論) 1.アンテナ定義
ΔLOOP形ラジアルGPアンテナを地表すれすれに設置(2)周波数特性と実際の地面への適用
今回は、周波数特性についての分析です。Δ形ラジアル長がλ/2を1m高に設置したとなるエレベーテッド方式アンテナとの比較です。 (本論) 1. Z(R,jX)特性
ΔLOOP形ラジアルGPアンテナを地表すれすれに設置(1)基本特性と同一大地条件での改善パターン
Δ(Delta)LOOP形状としたラジアル(GP線)を持つGPアンテナに対して、前回の標準タイプの4本ラジアルGPアンテナと同じように地面に極度に近づける動作をMMANAでのシミュレーションです。 なお、過去の実験では、このLOOP線長よりも短かったことにより、非共振タイプのアース線として動作したために今回のモデルとは動作が異なっています。 ここでは、本来ならλ/4長(7MHzでは、高さ1m高…
標準GPアンテナを地表すれすれに設置動作シミュレーション(1)周波数特性と実際の地面への適用
今回は、周波数特性についての分析です。通常のGP長がλ/4(1m高)との比較です。 (本論) 1. Z(R,jX)特性 <…
標準GPアンテナを地表すれすれに設置動作シミュレーション(1)基本特性と同一大地条件での改善パターン
今回は先に通常の4本のラジアル電線の高さを1m以下として、長さをλ/4×0.6とした場合をMMANAで再現してみます。 ただし、MMANA(MiniNEC)の限界は、地上に近くなると正しい給電点インピーダンスを計算できないとなっています。しかし、大地反射の計算は正しくできます。放射パターンが正しいのであれば、アンテナは正常に動作できていると判断します。 (本論) 1.アンテナ定義 …
地線がLOOP形状のGPアンテナとの比較するためのλ/4長地線×4本の標準タイプのGPアンテナの周波数特性を同条件の大地状態でMMANAで分析します。 (本論) 1. Z(R,jX)特性 マッチング…
標準グランドプレーン(GP)アンテナの動作シミュレーション(1)基本特性と同一大地条件での改善パターン
以前に実施した標準GPアンテナのMMANA分析は、(悪い電気定数例の)都会地の大地と良好となる大地との分析であって、今回の水平アンテナの大地分析で使用している、当ブログの標準大地モデルでの評価ではありませんでした。 今回、もういちど標準GPモデルを使って、DeltaLOOP形状のアースモデルと比較してみます。 (本論) 1.アンテナ定義
地表から離れたLOOP形状GPアンテナの動作(2)各性能の周波数特性
今回は、周波数特性についての分析です。通常のGPアンテナと何ら変わりが無いように見えます。 (本論) 1. Z(R,jX)特性
地表ラジアル履歴(21)_3.8MHz,SSB運用と新たなアース回路実験Type2紹介
75mバンド(3.8MHz)は、同じ周波数での呼び合いとなるため、どうしてもパワーが必要でした。ですから、あまり運用する機会はありませんでした。その少ない機会の状況を以前のHPでの運用日誌から振り返ります。 また、これとは時期が一致していませんが、新しいアース回路を設けて試行しています。このアースは著しい結果が得られたわけではありませんでしたが、おそらく、誰も実験していない…
地表から離れたLOOP形状グランドプレーン(GP)アンテナの動作シミュレーション(1)基本特性
前回の過去の実験を公表した地表ラジアルタイプのLOOPアース方式のアンテナをMMANAで地表から離れた場合のLOOP形状のグランドアース側を持つアンテナとして分析してみました。 (本論) 1.アンテナ定義
昨日の地方TV(WTV:東京12cH系)で放映された、まだ一般に広く認知されていないが、今後、インフラに係る注目すべき技術について、その技術を別の視点から注目できることを話題とします。 (本論) 1. 超小集電技術について 「自然界が持っている(人為的ではない)電気を沢山集めて、一般の電力として利用する技術全般を指す。」といってよいと思っています。 番組としては…
地表ラジアル履歴(20)_50W交信実績と新たなアース方式の試行(その1)
雑誌投稿目的としてのアンテナ完成は、CQWW-CWコンテスト時期で完結していました。ただ、アンテナ実力を全て試せた状況ではありませんでした。そのひとつは、ローパワーでのアンテナの実力を探りたいと思い、コンテスト以降は、50Wでの運用でも交信実績を重ねています。今回は、その一番の成果を先に紹介します。 また、GP方式のアースだけに頼るのではなく、別の全く異なる方式のアース回…
地表ラジアル履歴(19)_2008年CQ-WW-WW-CW_Contest参加とその成果でのアンテナ性能(アース効果)
2024年の最終記事として選択しました。本格的にコンテスト参加したのは、1999年にあったCW-WWのSSBとCWの両28MHzシングル部門に参加した以来で、コンテストにおけるオペレート及び、戦術にも慣れない状態での参加でした。3.5MHzだと開始最初の時間帯はバンドが開けていないので、初心者向け練習を14MHz,21MHzで行いました。これらのバンドでは、4エレメント八木が動作しますから、じ…
地表ラジアルに関わる自宅敷地付近の地質構造について(実証記録)
今回の記事内容は、以前の記事 HDAアンテナのMMANA分析(2)7MHz帯周辺の実測データとの対比 https://jo3krp2.seesaa.net/article/505605834.html において >「ここは、今後見直す必要があります。というのは、この直下ではありませんが、ほんの10数メートル離れた場所を掘削する機会があって、その現場を観察させてもらったところ、当初思っていた以上に、この付近の大地の電気定数は、良いことが判明しました。ですから…
地表ラジアル履歴(17)GP(架空ラジアル)線の変遷(1)放射器側を更に2本増設&DX局相手で効果確認
(昨日のトラブル余談) 昨日記事でお知らせしたようにNote-PCトラブルが原因で、本来のブログ記事はお休みとなりました。幸いにもNote-PCには、最近の記事参考となるデータはありませんでした。 ただ、MMANAでは、誤差が大きくなって、解析できないものを別のソフト(NECエンジン利用)で解析していたデータは、全滅したかもしれません。 その一部だけでも、どこかに予備でバックアッ…
地表ラジアル履歴(17)GP(架空ラジアル)線方式のSWR調整と測定時の問題点ほか
放射器と導波器(反射器)のアルミパイプは、約10.5m以上の高さは、完全に自立状態なのと、さらに約12m高以上の口径25㎜以下のパイプでは、肉厚も1.5㎜と薄くなっていました。そして、一番先端は10㎜口径のパイプまで細くなっていました。これらの関係から、エレメントの先端は、いつも風に揺られている状態となっています。この影響があって、MFJ-259Bで測定するとその測定値が安定しないといっ…
HDAアンテナの実測データのほうは、測定結果をそのまま表示するだけなので、問題無く公開できています。 HDAアンテナの実測データ(4) https://jo3krp2.seesaa.net/article/505782546.html ところが、MMANAでの再現モデルのほうは、その測定結果に近づくモデルを模索するのですが、周波数が高くなるにつれて、現実モデルからは乖離しているとしか思えないモデルとなりつつあり、今のところ実アンテナ動作とは一…
大地反射(5)水平偏波系の(電気定数が良い)大地反射:7MHzDP直下の地表ラジアル効果
この場合の地表ラジアルは、いつもの5m×12本ではなく、5.8m×48本、又は、5m×57本相当のラジアル電線を敷設した場合の大地状態です。 ですから、海水面とは同様となりませんが、かなり電気定数の良い大地となります。それをMMANAでシミュレーションしたところ、誘電率10,導電率400mS/mあたりを示すことがわかりました。前回の垂直偏波での地面反射でも、「電気定数の良い大地」…
HDAアンテナの実測データ(4)MFJ-259Bで14MHz付近測定:電波防護指針への配慮も必要
今回のHDAの共振周波数(jX=0)は、バンド外となりました。それでも、14MHzバンド内は、SWR<1.5以下となりました。 また、当初の単線給電線の長さが、7.5m~8m程度となっていました。この時、AT-300では、バンドのどこであっても、チューニング不調となって、いつまで経っても、チューン動作が完了しなかったのです。それは、7MHzでも同じ症状となる場合がありました、7MHzでは、7…
大地反射(4)垂直偏波(GP)での(電気定数が良い)大地反射:垂直八木アンテナのアース回路と共通事項
今回のエクセルグラフは、前回記事 「地表ラジアル履歴(14)本命のアース回路となった GP(架空ラジアル)線とリレー供給電線改善状況」 https://jo3krp2.seesaa.net/article/505762503.html でのアース回路の分析とも共通している内容です。 当時のアンテナプロジェクト記事時点では、単に「地表(地面内)ラジアルアース」よりも、GP(架空ラジアル)線のアース回…
地表ラジアル履歴(14)本命のアース回路となったGP(架空ラジアル)線とリレー供給電線改善状況
まず、前回の記事で、ノイズ対策のためのアース電線の添え張り現場写真を公開するのを忘れていましたので、今回、GP線の根元状況と共に公開します。 (元ネタ)地表ラジアル履歴(13)アンテナ動作切替リレーから発するノイズ対策 https://jo3krp2.seesaa.net/article/505743037.html
地表ラジアル履歴(13)アンテナ動作切替リレーから発するノイズ対策
前回のビバレッジアンテナ受信にて感知した、アンテナ動作切替リレー回路からの微弱ノイズ発生対策を実施したことの記録です。 残念なことに、完全にこのノイズを無くせる対策ができたのか?についての記録も、記憶もありません。参考程度の情報となります。 ※おそらくは、リレー回路から発生というよりもそれを駆動しているIP-POWER装置から漏れ…
大地反射(2)水平偏波(DP)系でのMMANA標準大地の反射
今回は、過去の記事と逆に水平系の大地反射を先に取り上げます。それには、まず、MMANA標準設定の大地定数(誘電率5、導電率1mS/m)をエクセルグラフで再現しています。 エクセルグラフの計算ルーチンの正否は、このシリーズの最後に検証しますから、ここでは、グラフ計算は、正しいという設定に基づいての判断でお願います。 (本論) 1…
大地反射(3)垂直偏波(GP)のMMANA標準大地反射:(重要)ブルースタ角への理解
前回は、水平系の電気定数が悪い大地での反射特性を見ましたが、今回は、垂直偏波における同大地での反射をエクセルグラフで分析します。 この垂直偏波だけに見られる物理現象(光学が主ですが、電波も同様)に「ブルースタ角周辺に現れる反射波の消失・減少」についての知識が必要となります。この現象についての理解こそが、垂直アンテナにおける運用時の注意点を的確に指摘してい…
電波における垂直偏波と水平偏波との大地(地面)反射の違い~垂直アンテナにおけるアースの正体~(1)
垂直アンテナの使いこなしは、一般に難しいと言われています。それは、そのとおりであることは、長年、垂直アンテナを使ってきた者としても、それは、正論だと思っています。 ただ、かなりの誤解もあるというのも、まだ、事実なところです。大地(地面)反射の実態を把握することで、難しいと言われる垂直アンテナを使いこなせれば、遠距離DX交信には、かなり有利な性質を活かせます。
地表ラジアル履歴(12)垂直八木アンテナと交差配置しているビバレッジアンテナとの相互影響
アンテナプロジェクト記事では、この記載は無いかもしれません。 当時のローバンド受信用アンテナ概況を説明しますと 1.ビバレッジアンテナの設置状況 北東(カリブ向け)ビームと南西(アジアア・アフリカ方面)ビームの2方向に限定した受信専用アンテナ ① 北東向けビームとする場合 垂直アンテナを設置した敷地の一番北東隅に約2.2m高足場パイプを終端部にして、終端…
地表ラジアル履歴(11)集中定数(L、C)のL形マッチング回路採用
3.5MHz/3.8MHzの2バンドを1タッチでリレー切替できる回路を検討したところ、外部チューナーで採用しているコイルLとコンデンサーCの組み合わせをリレー切替する手法が、一番確実と判りました。 ただ、その定数を決定するためには、放射器端において、MFJ-259BでRとjX(極性も重要)を測定して、それを基にスミスチャートを描いて、計算する必要がありました。 設計中心となる周波数に…
7MHz Wire-GP 地上高と大地反射良否の関係(3)地上高1m~15m間の各パターン図対比【後半】
前回の続きで、ここからは、7m高から15m高までの特性の違いを大地反射の悪い/良いの2つの場所別のGPアンテナの動作をパターン図で見ていきます。 なお、一覧表でのまとめは、前回の記事 7MHz Wire-GPで地上高変化と大地電気定数良否との関係(2) 地上高1m~15m間の各パターン図対比【前半】 https://jo3krp2.seesaa.net/article/505595675.html の計算結果表のNo.6~No.11までを確認してください。 また、10…
7MHz Wire-GPで地上高変化と大地電気定数良否との関係(2)地上高1m~15m間の各パターン図対比【前半】
これを実際の地面で試そうとすると、とても大仕掛けな実験準備を要します。ただ、本当のフィールドワークで無いと実験結果とは言えません。ここでは、過去の自分が試した実際のアース実験からの推察で、たぶんこうなるのでは?と予測してみただけです。是非とも現実のアンテナにおいて、この実験を試してみてください。そうすれば、アース回路を含めた垂直アンテナの第一人者となれることは、間…
地表ラジアル履歴(10)ラジアルアース全体イメージとオメガマッチング回路にてバンド切替問題
この時のアース回路は、地面内の埋め込みグランドラジアル1組と敷地外周を取り囲む地上2.5m高(埋設0.5m)の足場鋼管柱(パイプ)とそれを3か所で通電している地面と並行の3本のステンレス針金を敷地外周を一周約80m長近くのものを組み合わせたものを使用していました。次の概況図を参考としてください。
HDAアンテナとは、House Drive Antennaの頭文字を略したもので、未だ、正規なアンテナとは言えない案件です。 HDAは、その名前のとおりで、小規模建造物(一戸建て住宅)自体を無線の送信アンテナとして、利用する技術を確立していくものです。 (HDA理論導出に至る流れ) その前例としては、タワードライブアンテナがあります。こちらは、本来、アンテナとして設計されていない、…
地表ラジアル履歴(6)当初設置したラジアルアース接続&周囲防護ネット支柱をアース接続に追加
今回から、本格的にアース回路の改善を行っています。特にCV-48運用試験でラジアルアースの性能が出なかったことから、敷地が外周をひとまわりするかたちで存在している防護ネット支柱とそれらを平行に繋いている3本のステンレス線も同時にラジアルアースの仲間にしました。 1.過去のHP記事の「現況報告」から引用 ① 2008/07/02 放射器、導波器とも、その支持柱基礎…
地表ラジアル履歴(5)アース棒単独では、良好なアンテナとならない理由分析
地面を利用するかたちの垂直アンテナ動作を的確に説明した記事は少ないように思っています。著者皆さんの頭の中では、ご理解しているのだろうと思いますが、それを万人向けに判りやすく説明できていないのでは?と感じています。今回の内容もそうでなければ良いのですが・・・。 (水平系アンテナ動作) 1.通常の水平λ/2DP アンテナの中央位置で給電をした場合とするとこの点が電流…
地表ラジアル履歴(4)リレー制御線と導波器動作(ON・OFF)制御:前回記事への補足
前回の各エレメント基礎にある単独アースでの導波器の動作切替の制御ラインの流れを見てわかるように説明写真を追加します。 (前回への補足) 1.アンテナ敷地中央に位置する中継端子箱
オリジナルのHP「JA5NSNむせんサロン」で掲載していた時代は、このアンテナの運用を「現況報告」という日記形式で綴ったページがありました。その最初の部分を当時の記事そのままに再現してみます。 (本論) 1.2008/06/18 お知らせでも記載しましたようにアンテナは、無事立ち上がりました。 導波器は、アースから浮かし、動作しないようにしています。この状態で、…
地表ラジアル履歴(3)λ/4エレメントとアース棒単体試験運用
今回の記事は、約20m長となる放射器側を単独のバーチカルアンテナで動作する場合に一番最初のアース回路として、(地面内ラジアルアースを使用する前に)アンテナ支持基礎柱を単独のアース棒として、アンテナを動作させた場合の実地試験の様子を紹介します。 (本論) 1. 支持柱の工事(アース関連の一部)
建物構造体アンテナ(4)Virtual-4SQアンテナ現実モデル案(北方向固定)
元の原案を改良することにより、主ビーム方向を更に微調整することができました。今回のモデルなら、北/東/南/西の4方向にビームを向けることができるようになります。そのうち、一番実用的な方向となる北向モデルに決定しました。 (1) 北方向を主ビーム固定での運用
隠密アンテナ計画(2)アイデア元は、別冊CQ ham radio 1992-7月号
この冊子にある「設計=施工へのワンポイント・アドバイス」記事を参考としています。 (冊子表紙のリンク) https://www.amazon.com/%E5%88%A5%E5%86%8ACQ-ham-radio-7%E6%9C%88%E5%8F%B7%E3%83%99%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8A/dp/B08QTLNZ79 (本論) この記事の主旨は、当時はVHFのTVアンテナのステー線をLongWire(以下、LW)の…
自宅リフォーム工事に便乗した隠密アンテナ計画(1)新築時に準備済みアース線を活用可能?
新築時に用意した地面内の電線束=地表ラジアル線アースは、そのまま放置していました。今回これを使える機会を実現できるかもしれません。 というのは、来月当初予定で自宅2階部を一部リフォームすることになりました。その際に外壁に沿って一部足場が組まれることから、日頃手が届かない部分(屋根の片隅)にある(代用)アンテナ線からの引き込み電線を固定できるような準備をしたいと思…