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地表ラジアル履歴(21)_3.8MHz,SSB運用と新たなアース回路実験Type2紹介
75mバンド(3.8MHz)は、同じ周波数での呼び合いとなるため、どうしてもパワーが必要でした。ですから、あまり運用する機会はありませんでした。その少ない機会の状況を以前のHPでの運用日誌から振り返ります。 また、これとは時期が一致していませんが、新しいアース回路を設けて試行しています。このアースは著しい結果が得られたわけではありませんでしたが、おそらく、誰も実験していない…
大地反射(4)垂直偏波(GP)での(電気定数が良い)大地反射:垂直八木アンテナのアース回路と共通事項
今回のエクセルグラフは、前回記事 「地表ラジアル履歴(14)本命のアース回路となった GP(架空ラジアル)線とリレー供給電線改善状況」 https://jo3krp2.seesaa.net/article/505762503.html でのアース回路の分析とも共通している内容です。 当時のアンテナプロジェクト記事時点では、単に「地表(地面内)ラジアルアース」よりも、GP(架空ラジアル)線のアース回…
地表ラジアル履歴(14)本命のアース回路となったGP(架空ラジアル)線とリレー供給電線改善状況
まず、前回の記事で、ノイズ対策のためのアース電線の添え張り現場写真を公開するのを忘れていましたので、今回、GP線の根元状況と共に公開します。 (元ネタ)地表ラジアル履歴(13)アンテナ動作切替リレーから発するノイズ対策 https://jo3krp2.seesaa.net/article/505743037.html
電波における垂直偏波と水平偏波との大地(地面)反射の違い~垂直アンテナにおけるアースの正体~(1)
垂直アンテナの使いこなしは、一般に難しいと言われています。それは、そのとおりであることは、長年、垂直アンテナを使ってきた者としても、それは、正論だと思っています。 ただ、かなりの誤解もあるというのも、まだ、事実なところです。大地(地面)反射の実態を把握することで、難しいと言われる垂直アンテナを使いこなせれば、遠距離DX交信には、かなり有利な性質を活かせます。
地表ラジアル履歴(11)集中定数(L、C)のL形マッチング回路採用
3.5MHz/3.8MHzの2バンドを1タッチでリレー切替できる回路を検討したところ、外部チューナーで採用しているコイルLとコンデンサーCの組み合わせをリレー切替する手法が、一番確実と判りました。 ただ、その定数を決定するためには、放射器端において、MFJ-259BでRとjX(極性も重要)を測定して、それを基にスミスチャートを描いて、計算する必要がありました。 設計中心となる周波数に…
7MHz Wire-GPで地上高変化と大地電気定数良否との関係(2)地上高1m~15m間の各パターン図対比【前半】
これを実際の地面で試そうとすると、とても大仕掛けな実験準備を要します。ただ、本当のフィールドワークで無いと実験結果とは言えません。ここでは、過去の自分が試した実際のアース実験からの推察で、たぶんこうなるのでは?と予測してみただけです。是非とも現実のアンテナにおいて、この実験を試してみてください。そうすれば、アース回路を含めた垂直アンテナの第一人者となれることは、間…
地表ラジアル履歴(9)オメガマッチング回路でのビーム実験結果と課題
GPアンテナでの「地表ラジアル」効果は、MMMANA関連が続いていることから、後に回します。 今回は、垂直アンテナにおけるインピーダンスのマッチング回路とそれと同時に進行したビーム調整の課題を採り上げます。 (過去HPで公開していた「現況報告」から引用) ① 2008/07/09 オメガマッチング回路を本日、初めて試しました。3.8MHzで、マッチングをとれることを確認…
地表ラジアル履歴(8)7MHz Wire-GP Modelでの地上高と地表ラジアル効果
以前の記事のCV-48の7MHz側をGPで動作する場合、その地上高との関係を予測した (余談-2)地表ラジアル履歴(2-2-2) CV-48アンテナのMMANA分析 for 7.050MHz https://jo3krp2.seesaa.net/article/505084658.html ことへの確認のためと この先の地表ラジアル関係記事、及び、同時に並行展開しているHB9CV動作に影響を与える、同じ「地表ラジアル」の働きをシンプルなアンテナ事例にて予習して、この後展開で、…
私が取った卒業研究テーマでは、ありませんが、詫間電波高専の5学年の卒研テーマのひとつに「アンテナの指向特性」を実測するものがありました。単に指向特性を測定するだけでは、研究テーマとは、ならないはずなので、それを将来技術の何かに役立てる目的だったのだろう思うのですが、聞いた話だと、「測定したアンテナ指向特性が、全くきれいな形とならないので、困っている。」とのことだった…
地表ラジアル履歴(5)アース棒単独では、良好なアンテナとならない理由分析
地面を利用するかたちの垂直アンテナ動作を的確に説明した記事は少ないように思っています。著者皆さんの頭の中では、ご理解しているのだろうと思いますが、それを万人向けに判りやすく説明できていないのでは?と感じています。今回の内容もそうでなければ良いのですが・・・。 (水平系アンテナ動作) 1.通常の水平λ/2DP アンテナの中央位置で給電をした場合とするとこの点が電流…
(参考)地表ラジアル履歴(2-2-1)CV-48回路への追加補足
前回説明したCV-48の整合回路やアース側電線の方式の変遷について、今回記したいと思います。ただ、正式な資料として、クリエイト社からいただいた資料は、もう廃棄したようで見つかりません。なので、記憶だけに頼って書いています。メーカーには、この記録は残っているかもしれませ。必要な方は、メーカーに問い合わせして下さい。 (本論) 1.AD385整合回路 前回は、コイルは単純…
地表ラジアル履歴(2-2)メーカー製バーチカルCV-48を使いアース性能の事前調査
前回からの続きです。ラジアルアースを施工してから、9か月を経過した2008年3月中頃にアース性能を試験するためのメーカー製アンテナを自作アンテナ製作と平行して組立て、僅かな期間ですが仮運用しました。 この間、9か月間も時間経過したのは、目的アンテナ設備のための土地整備に関して、ここまで時間を要したからです。アース工事後に行った次の敷地整備が、主な理由です。 〇 雑草対…
地表ラジアル履歴その2:自作大型アンテナ建設のため事前調査(1)埋設接地方式ラジアル・アース施工
2007年6月中旬に今回紹介するところは、大型の自作アンテナを完成させるため、予備調査のためにラジアルアースの設置に始まり、2008年6月中旬にそのアンテナ本体を立ち上げし、完成できた「アンテナプロジェクト」の間で、実施した数あるアース実験のうち、代表的なものを今回採り上げていきます。 なお、今回の主役は、アース回路の設置とその実験結果です。その結果を基に完成できた、3.5/3.8MHz垂直型2ELEMENT YAGIア…
今回のアンテナ試作では、外せない「地表ラジアル」の設置ですが、これを過去の事例として採り上げます。 1.別宅のタワーを中心とした同心円で二重に装備した例 (下図(1)参照) 内側円の5m×9本とその先端同士の結合円線は、7MHz以上の周波数対象としたものです。これにより、真上に放射するパターンが強化できたと考えています。特に効果が認められたのは、7MHzでアンテナが…
地表ラジアル施工記録(2)外構部工事直前に敷設したアース電線群
自宅リフォーム工事に便乗した隠密アンテナ計画(1) 新築時に準備済みアース線を活用可能? https://jo3krp2.seesaa.net/article/503830226.html で、全てのアース電線の立ち上がり部分と建物に平行して裏側へと周りこんでいる部分を紹介した地表ラジアルのメイン側(一番敷設本数が多く、かつ、占める面積も広い場所)となる正面玄関ポーチ付近より駐車スペース全体にかけての地表ラジ…