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地表ラジアル履歴(13)アンテナ動作切替リレーから発するノイズ対策
前回のビバレッジアンテナ受信にて感知した、アンテナ動作切替リレー回路からの微弱ノイズ発生対策を実施したことの記録です。 残念なことに、完全にこのノイズを無くせる対策ができたのか?についての記録も、記憶もありません。参考程度の情報となります。 ※おそらくは、リレー回路から発生というよりもそれを駆動しているIP-POWER装置から漏れ…
地表ラジアル履歴(5)導波器動作試験:アンテナプロジェクト現況報告(作業日誌)引用
今回の地表ラジアル方式の変遷とは、直接関係ありませんが、前回写真で詳細を説明したリレー操作により。導波器動作確認の具体例として引用します。 (本論) 1.過去のHP記事の引用 ① 2008/06/23 SG(基準信号発生装置)を使い、アンテナから微弱電波を送信して、別宅のタワーに取り付けたダイポールアンテナ(CD78)で受信しました。 受信機側のアッテネータ(…
音楽モニター・ノートPCに代替マウスで正常動作確認&無線局リモート運用で果たした当マウス活躍史
マウスを新規購入しようとは思っているのですが、使用したい機種を絞り込むまでには、未だ至っていません。そんなことから、過去に別宅にて、長年活躍してくれたマイクロソフト純正マウスの初代機種を自宅で見つけることができたことから、緊急的に当マウスで操作したところ、問題の警告音も無く、また、マウスカーソルの動きもスムーズに動作できました。 したがって、今まで使っていたゲーミングマウス本体内部に何らか…
(DX_Log)最初で最後の(Full Remote Operation)DX交信
今回公開するQSLカードは、JAR会員期限切れる少し前にBURO経由で届いたもので、QSO自体が最初で最後のフル・リモート運用でのDX_QSOとなった時の記録です。 (本論) 1. QSL-CARD 2. NET上の交信記…
無線機の送受信部IMD測定(14)ネット回線+無線伝搬(総合)音声信号特性【TEL.EXE編】(5)IMD特性【完結】
前回と同様に、次の流れとなる信号経路を使い 自宅PC→インターネット→別宅PC→IC-756PPO→IC-PW1~電波~TS850S→測定PC 総合的なIMD特性について検証しました。 3 実運用状態での総合特性 (2) 総合IMD特性
無線機の送受信部IMD測定(13)ネット回線+無線伝搬(総合)音声信号特性【TEL.EXE編】(4)周波数特性
前回測定したネット回線とPCと無線機器類を使い、伝搬した電波を受信しての総合的な音声信号特性を測定した場合です。 3 実運用状態での総合特性 「信号波形PC→IP回線→中継PC→無線機→リニアアンプ→送信アンテナ⇒ 電波伝搬⇒受信アンテナ→受信機→測定PC」 といったインターネット回線利用ならではの測定方法を使用しています。 遠隔…
無線機の送受信部IMD測定(12)ネット回線だけの音声信号特性【TEL.EXE編】(3)IMD&S/N
NET回線だけでの2トーン信号のIMD測定です。アマチュア無線機のIMDに比べると全く問題が無いことが判明します。また、回線のS/Nもオーディオ製品並みの性能が得られています。 2 IP電話回線単体での2信号特性(IMD特性)
無線機の送受信部IMD測定(11)ネット回線だけの音声信号特性【TEL.EXE編】(2)
ネットワーク経由音声品質の測定結果(F特性) 1 IP電話回線単体の周波数特性 (グラフ1 周波数スイープ&Whiteノイズ) グラフ1は、ネットワーク経由…
無線機の送受信部IMD測定(10)リモートシャックの音声信号総合特性【TEL.EXE編】(1)
FFTソフト活用でIP電話回線特性を分析 FFTソフトでリモートシャックの音声信号特性を分析 (2008/06/08公開情報) インターネット経由遠隔制御システム関連音声特性 ~インターネット回線利用の音声信号の品質に関する測定と アマチュア無線機のマイク入力として利用した総合音質特性の測定~ 当時ことですが・・・ 私と同様な遠隔システムを完成された方からメールをいただき、「インタ…
インターネット遠隔無線局開発(61)Update(2)回線品質低下時観測波形&「最終運用形」【完結】
改善報告(2)の最終となる記事部分です。今回はデジタル信号の弱点とも言える部分に注目しています。それは、スーパーヘテロダイン方式の受信機と同様のイメージ信号による妨害です。また、回線品質が悪くなると急に歪が発生するところは、今のDSP処理で微弱信号の処理とほとんど同じ症状になります。 ですから、一概にデジタル化したら、高品質での音声伝送ができるわけではないことを認識…
インターネット遠隔無線局開発(59)Update(2)【f特性&IMD】グラフ波形でみるインターネット経由音声性能
今回は、次の流れとなる信号経路を使い 自宅PC→インターネット→別宅PC→IC-756PPO~電波~TS850S→測定PC 総合的な周波数特性とIMD特性について検証しました。 6 SSB信号としての総合特性評価 ネット経由による運用方法を駆使して、PC内部音声特性、ネット伝送路、無線機とのインターフェース回路、無線機そしてリニアアンプと全ての部分を通過した場合の総合特性とし…
インターネット遠隔無線局開発(59)Update(2)【Windouws Customize】Win7システム改造
今回の音声遅延で、最も影響あるのがPC上のOSであるWindows自体の出来なのです。Windouwsには、リアルタイム処理に悪影響がある「見映えだけの」無駄な処理がたくさんあります。それをひとつずつ、事前と事後の検証しながら潰していったことの記録です。 これらの機能も場合によっては、他の処理の高速化に必要な機能もありますから、全て不要というわけではありません。そこを勘違いしないで…
インターネット遠隔無線局開発(58)Update(2)【SOUND DEVICE】QUAD-CAPTURE(2)
今回は、外付けタイプの音声デバイス(USB-DAC)であるQUAD-CAPTURE【UA-55】に関する詳細説明です。 3 既存USBサウンド機器での改善 サウンド機器を上記2の機器に変更すれば、簡単に改善できることは、判明しました。 しかし、実際のSSB運用の面で見ると電子版ファイブナインの2012年5月号で紹介しましたUSB機器のほうが使いやすいのです。例えば、音声の送受信レベルを機…
インターネット遠隔無線局開発(57)Update(3)【SOUND DEVICE】QUAD-CAPTURE&MAYA44に変更理由
以前紹介した手元側のサウンドBOXだった「UA-25」から、その後継機種である「QUAD-CAPTURE(UA-55)」に変更しました。理由は、一番音質に影響するオペアンプが最新のものに変更されたこと→この結果、マイク回路におけるS/Nは飛躍的に良くなった。また、音質面だと「柔らかさ」が表現できるようになった。 さらに【コンプレッサー】【ノイズゲート】といった音楽録音に必要な機能が付加さ…
インターネット遠隔無線局開発(56)System Update(2)【NETDUETTO】はじめに
今回の記事編が、インターネット(経由)遠隔(操作)無線局関係の最終部となります。思えば、インターネット経由での無線局運用は、音声問題で始まり、音声問題で終わったという印象が強くあります。 それだけ、アマチュア無線には、「音声」にこだわる魅力があると言えるかもしれません。わずかに3KHzの帯域なのですが、それを最大限に生かそうとするとオーディオ趣味とは全く異なる手法が…
インターネット遠隔無線局開発(55)Update(1)【NETDUETTO】音声遅延防止と"おわりに"(完結)
周波数変更が無線機を直接触っている感触までに達しますと(ネット経由で届く)受信音声とのずれ(遅延)があるとがSSB音声の同調をする場合に支障があることが問題となってきました。それへと問題提起と音声ソフト変更による対策が今回の項目6となります。この本格的対策は、[System Update2]編となります。 6 音声遅延防止対策について これだけ周波数変更がスムーズになりま…
インターネット遠隔無線局開発(54)Update(1)【HRD】FT897追加でダイヤル動作改善(後編)
前回記事の続きです。ヤエス無線FT897のダイヤルが遠隔システムのメイン・ダイヤルとして動作します。さらに他の無線機ダイヤルを個別に動作させることが可能なことが、このシステムの最大の特長です。 例えば、IC-756PROだけの周波数を変えたいのなら、PC画面上にある【HRD】でその周波数を変更するのです。 また、自宅側受信機のTS-850Sの場合なら、直接無線機のダイヤルを回すことで可…
インターネット遠隔無線局開発(53)Update(1)【HRD】FT897追加でダイヤル動作改善
前回の最終部分「TS850Sの周波数読み出し速度が遅いため、このままでは、スムーズな動作とはいえない状況ではありました。この点を改善するため、次のとおり、ダイヤル操作は、FT897に変更しました。」とあるように、 周波数ダイヤル操作をFT897に振り替えるとダイヤル操作が著しく改善することができました。しかし、FT897だと受信性能が今ひとつだったことから、受信はTS850Sを使うほ…
インターネット遠隔無線局開発(52)Update(2)【HRD】無線機の遠隔相互同期(3):開発ヒントと経緯
今回は、このHRDの機能を使っての無線機同士のリモート動作へと発展できた過程を説明していきます。本論でも記していますが、このきっかけは、7MHzでの交信内容からのヒントからでした。 (本論) 4 周波数可変手法の解決への経緯 この手法は、私とJA2GGZ(山中さん)との交信の中から誕生したものです。 山中さんは、以前にHRD(ハムラジオデラックス)のシンクロ機能でSDR受…
インターネット遠隔無線局開発(51)System_Update(1)【HRD】無線機の遠隔相互同期(2)Synchroniser(シンクロナイザー)
今回の肝は、HRDのSych(シンクロナイザー)機能の理解です。 3 Synchroniser(シンクロナイザー)機能について 今回は、このシンクロナイザー機能だけで実現しています。HRDの表示画面にあるアイコン(Sych)をクリックして 次の画面を表示します。
インターネット遠隔無線局開発(50)システム改善報告(1)【HRD】無線機の遠隔相互同期の実現
今回から月刊ファイブナイン電子版で掲載された記事の第一弾を順次公開していきます。かつて、「JA5NSNのむせんサロン」にて、公開していたHP記事をブログ記事に変換しています。 内容は、HP記事をそのまま再現しています。ですから、月刊ファイブナイン電子版に掲載された内容とは、そのレイアウトとか、記事掲載後に変更があった部分は改訂しています。 今でもHRDフリーバージョン(Ver.…
インターネット遠隔無線局開発(49)運用中問題点(5)システムの改善点【最終】
今回の最終報告は、トラブル改善もありますが、それとは別に(自宅から)遠隔操作/(別宅でえの)直接操作の切替がワンタッチで行えるような仕組みを採用した部分とタワー上下動作時の同軸ケーブル等の問題です。 クランクアップタワーでの同軸ケーブル問題は、遠隔制御時だけの問題ではありません。通常の運用でも発生しますから参考にしてください。 9 システムの電源管理につ…
インターネット遠隔無線局開発(47)運用中問題点(3)システムの3要改善点
これは、Windows-XP時代の一番古いシステムでの要改善点についてです。現在のスカイプ音声ソフト等での問題ではありません。過去のインターネットリモコン運用だとこんな問題点があったのだと知っていただく、言わば、インターネット遠隔無線の過去の歴史的なエピソードだと思ってください。 6 無線機制御ソフト等の操作性を改善 (無線機制御ソフトを完全遠隔操作化) 無…
インターネット遠隔無線局開発(47)運用中問題点(3)VPN接続時、他のインターネット・アクセスルート問題
これも自宅回線がNTT「光プレミアム」になった時点での問題です。当時、私自身は当然、NTTの現場技術者さえ、このような問題を想定していませんでした。NTT技術部門において、分析していただいて、その原因や回避方法が見つかった部分です。 これは、インターネット経由無線局運用における問題というよりも、当時のネットワーク構造の問題であったと考えられます。 (本論) 5 VPN(…
インターネット遠隔無線局開発(46)システム運用中の問題点(2)ネットワーク問題解決編
前回の光プレミアムでの接続問題に対する解決編になります。この部分は、普通にインターネットを利用しているだけでは、理解できないところです。基本として、ネットワーク技術を勉強する必要があります。ただ、教科書だと個々のルーターに対応していないので、使用しているルーターの詳細な説明書の熟読が必要です。 ※「簡単接続マニュアル」といった説…
インターネット遠隔無線局開発(45)遠隔制御システム運用中の問題点(1)VPNパケットのマルチ接続不可
無線局の遠隔制御システム運用中の問題点 システムの改良に伴う問題点の発生とその対策について ※現在のNTTのCTU仕様ではありません。当時の制約での問題点です。 1 はじめに 当初の開発システムでの障害情報とその原因と対策等についてです。 「無線設備の遠隔制御システム」(以下、遠隔システムという。)ですが、自宅側インターネット環境を変更したところ、2台のパソコ…
インターネット遠隔無線局開発(44)計画者向(22)"カイロス"ロケット失敗原因[仮説]と結びの記事【完結】
昨日の串本町から打ち上げした"カイロスロケット”の失敗(自爆)はとても残念だった。各種報道を総合しての勝手な想像での判断になりますが、 打ち上げ時のロケットの姿勢問題ではないように思えた。理由は、まだ、初速段階でのわずか5秒の間にロケットが異常なほど姿勢が傾くことはあり得ない点、さらにロケットの推進は正常で、映像で見る限り、進行方向も正常に上昇しつつあったと素人目には感じているので…
(遠隔技術余談)公務編(1)ラジオ放送周波数(9KHz単位へ)一斉変更
皆さんは、今のAM放送の周波数がかつて、10KHz間隔から9KHzへ全国一斉に変更されたことをご存じですか? それは、1978年(昭和53年)11月23日に実施されました。今回の話は、これに伴う私の仕事での関わりです。 また、今回別テーマで始まった(青春物語#4)とほぼ同時期(昭和53年4月~54年3月)の話でもあるのです。 11月23日=AMラジオ局の周波数が9kHz間隔に一斉変更(1978年)…
インターネット遠隔無線局開発(43)計画者向(21)周波数可変ダイヤル操作
今回は、元の原稿で紹介していますが、周波数可変ダイヤルの操作感触は、アマチュア無線機操作で一番重要なファクターです。遠隔操作でもそれは同じです。 最初は、この音声ボリューム用ロータリーエンコーダを使用していましたが、その可変ピッチは粗い精度でしかありませんでした。 次に採用したのが、多機能マウス”Mxリボリューション”でのフライホイール機能付きの無接点ボタンです…
インターネット遠隔無線局開発(42)計画者向(20)手元側音声入出力機器
オリジナル記事では、手元側は、EDIROL UA-3FXでの紹介でしたが、それから置き換えた2代目のUSB-DAC機器での紹介としました。音質等は、UA-3FXでも問題ありませんが、感度の低いダイナミックマイクや本格的な音楽用コンデンサーマイクを使用したい場合は、こちらが適正です。 11 手元操作BOX 本来の目的は、サウンドキャプチャーとしてレコードやテープといった従来のメディアに…
インターネット遠隔無線局開発(41)計画者向(19)RIGblasterPROのアイコム無線機への対策【良いSSB信号と言える条件】
今回は、前回述べた注意点その2に対する対策編です。SSB波の送信時において、無信号時(喋っていない間)には、残留雑音等(冷却ファンの音、その他室内からの生活音も含めて)で相手の受信機のSメータを振らすことが無いことが、良いSSB信号音となる条件です。そのための遠隔制御における音声信号の取り扱い注意事項に対する対策になります。 (本論) ☆対策方法として a 無線機…
インターネット遠隔無線局開発(40)計画者向(18)アイコム無線機とRIGblaster PROの注意点
多機能なRIGblaster PROですが、アイコム無線機で利用する場合の注意点を掲げています。 (3)アイコム製品使用時の注意その1 アイコム製品(IC756等)使用時においてマイク結線内のスピーカーラインを利用時は接続図の配線ミスに注意して下さい。アイコムのマイク端子の8番端子(真ん中のピン)には、スピーカーラインと同じレベルでAF信号が出力しています。 これを利用して…
インターネット遠隔無線局開発(39)計画者向(17)サウンドカードインタフェース(3)
RIGblaster PRO製品に対する遠隔制御無線局で使用した場合の当時の問題点についての紹介続きです。 こちらはRS232Cケーブルのコネクター端子にある取り付け用ネジ形状(方法)に注意して購入することで解決できる問題点です。 ただ、この開発当時(2006年)で一般に販売しているRS232Cケーブル端子だとこの対応する方法でしか解決することができませんでした。その意味を含くめて、当時の工…
インターネット遠隔無線局開発(38)計画者向(16)サウンドカードインタフェース(2)
サウンドカードインターフェースRIGblaster PROを遠隔制御無線局で使用した場合の紹介続きです。 前回の(1)でも述べていますが、ここに挙げている問題は、ほとんど過去のものになります。 ただ、この開発当時(2006年)には、このような細かい部分までユーザー自身での機種改良や代替案を考える必要があったことを過去記録としたいと思って、今回は過去記事をそのまま掲載しています。 参考文書 RIGblaster P…
インターネット遠隔無線局開発(37)計画者向(15)サウンドカードインタフェース(1)
インターネット遠隔無線局開発(37)計画者向(15)サウンドカードインタフェース(1) 被遠隔無線機と被遠隔PC間の無線機制御信号と音声,CW制御,FSK制御信号といった情報のやり取りに必要なインターフェース装置です。今は、無線機側の遠隔対応が進み、無線機自体にこの機能が内蔵している機種が多くなりました。 また、RS232C(COM)の仮想化、排他利用ソフトもあって、ここに挙げている問題は、ほとんど過去のものになり…
インターネット遠隔無線局開発(36)計画者向(14)音声通話ソフト(全面改装)
過去のHP記事では、Skypeソフトを標準で紹介していました。今でもSkypeソフトを利用できますが、音声遅延を考えますともはやSkypeは時代遅れと言わざるを得ません。そこで、このアップデートは、YAMAHA TNETDUETTO技術の継承版を推奨しています。
インターネット遠隔無線局開発(35)計画者向(13)無線機制御ソフト
各無線機メーカーからそのメーカー機専用ソフトもありますが、私的にはこのソフトを推奨しています。 なお、パネル分離できる機種、ツイン動作対応機種ならRRC-1258MKⅡでの遠隔動作がより便利です。 8 HamRadioDeluxe(ハムラジオデラックス)ソフト 特定の無線機用ではなく、汎用性に富んだ無線機制御ソフトです。 アイコム、ケンウッド…
インターネット遠隔無線局開発(22)システム紹介編完結(14)今後の課題と結び
現在では、ここで書いた課題の一部機能、例えば、無線機電源オンオフ指令やLAN端子装備とそれによる遠隔操作(アイコム製品の一部)や外国製リニアアンプの一部機種、さらにもう発売されたかもしれないIC-PW2などで実現しているようです。 6 今後の課題 (1) 無線機器の電源制御等専用端子 無線機を始めとするアマチュア無線用の周辺機器の多くが外部のPC電源オン・オフまでを制…
インターネット遠隔無線局開発(34)計画者向(12)DIO・ソフトウェア設計続き(完結)
前回処理は、最も簡単なbit操作0→1に変化するだけでした。 今回は無線機の電源やリニアアンプの各操作(電源、アンプ動作、チューナー動作)といった場合のスイッチを押す動作に対して、機械上の動作は、0→1→0となるような動作をプログラム側で行う場合の説明です。 また、CD-78のマッチング回路の切替スイッチ部の動作を画面表示と同様にする場合の説明です。 (Windowsのマンマシンインターフェイスでいう、「…
インターネット遠隔無線局開発(32)計画者向(10)DIO拡張ボード・ソフトウェア設計
公開が遅れたのは、昔開発したソフトのソースを見つけられていません。ですが、そのプロトモデルとなるVer0.9は見つけました。問題は細かい動作バグがこれだとあるようです。そのため、全ソースは公開できません。そのうち、簡単な動作部分での紹介とします。 なお、この段階では、エクセルマクロ(VBA)言語で動作しています。実際のDIO動作を画面上でシミュレーション動作確認するための試…
インターネット遠隔無線局開発(32)計画者向(10)DIO拡張ボード使用説明(1)中継端子間の配線ほかハード関連情報
本来の当HP主旨の技術解説に戻ります。こちらだと内容表現にこだわる必要もなく、事実をそのまま記載すればよいのですからとっても楽です。 今回のアップデートは、DIOボードの内部リレー接点と外部の制御線を接続するための中継端子との配線関係をCONTEC資料を使って説明します。 ここでは、その一部をコピーした図面を示しながら、基本的な部分だけを説明します。診断プログラム自体を機…
インターネット遠隔無線局開発(31)計画者向(9)リニアアンプIC-PW1改造(2)基板パターンでの検討
今回は、コントローラの内部基板で見た改造箇所の推定です。前回の回路図よりは、改造すべき箇所が明確となります。ただ、パターン線だけで改造すべき箇所を見極めるのは、難しいように思えます。だいたいの箇所は書いておきますが、記憶間違いもあるので自己責任でお願いします。 (本論) 7-3 無線機器総合操作盤への補足 (3)リニアアンプ内部改造検討続き 次の図は、どちらも同じ基板を両面から見たものです。こ…
インターネット遠隔無線局開発(30)計画者向(8)リニアアンプIC-PW1改造(1)回路図からの読み取り
今回は、DIO内部(Port0, Bit6, Bit5, Bit4)リレー端子と共通アース端子へと繫がる電線をリニアアンプIC-PW1の操作パネルからの引き出すためのアンプ内部改造です。 なお、Bit6はアンプの電源ON/OFF、Bit5はアンプ動作ON/スルー、Bit4は内蔵チューナー動作ON/スルーの切替用のリレー端子を示します。 ※以前に「紹介編」でも記しましたが、現物アン…
予定では、旧製品IC-PW1の内部改造情報でしたが、本日アイコムの新製品情報(取説)を見ることができましたので、それから読み取れるPCでのリモート運用に関する部分だけを紹介します。 (本論) 今回制御できる項目は、電源、運用バンド、アンテナ、RF入力、AMPの状態等となっています。これだけ制御できれば、リモート運用に問題ありません。 1 PCからの制御方式 ① REMOTE AUX…
遠隔技術開発余談(8)インターネット無線局運用方式の検討(1)DTMF利用フォーンパッチシステム
1977年当時のコンピュータ技術事情は、まだ続く予定ですが、今回は、別宅無線局完成まじかに迫った時点での具体的な遠隔操作方法を探った部分について振り返ります。 (本論) インターネット利用での機器の遠隔操作方法については、いろいろな方式が考えられました。 (1) DTMF方式 これは、WTV(テレビ和歌山)で実際に習った方式で、WTVでは、局庁舎と山頂にある送信所間をマ…
インターネット遠隔無線局開発(29)計画者向(7)無線機本体電源ON/OFF改造詳細
今回は、DIO内部(Port0, Bit7)端子と繋がる中継端子盤の配線部と無線機内部にある電源スイッチ(タクトスイッチ)の裏側の基板上の端子との間に白黒配線2線を配線することで、IC-756PRO無線機の本体電源ON/OFFを制御する部分の説明です。各無線機によって、この部分はどうなっているかは違いますから、回路図よりも保守用図面から探るほうが判りやすいかもしれません。それと現物で直に探るほう…
インターネット遠隔無線局開発(28)計画者向(6)PC拡張(DIO)ボード制御(今回のアップデート注目点)
アセンブラ関係知識は、別記事内で簡単に説明は行う予定です。コンピューターのアセンブラ関係知識は、このDIOアプリにとって必須です。また、コンピューターのハード動作を知っておく必要があります。ここでは、これらの部分までの解説はできません。肝だけを要約すると 〇 二進数←→八進数(0~8)←→(0~9,A~F)計算を自在にできること 〇 デジタル回路基礎のAND回路、OR回路、エクス…
インターネット遠隔無線局開発(27)計画者向(5)PC遠隔操作ソフト
PCを外部からコントロールするソフトで、現在ならチームビューアソフトが便利だと思います。 https://www.teamviewer.com/ja/ 64ビット/32ビットどちらでも選択できますし、大概のWindows系で動作します。 https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/teamviewer/ での説明を付記しておきます。 「TeamViewer Remote」はVPN不要で、WindowsやmacOSといっ…
インターネット遠隔無線局開発(26)計画者向(4)ネットワークカメラとO/Sで生じるリアルタイム処理限界
現地無線シャック内の監視カメラの役割となっています。当時でも室内の天井に取り付けることで、360°監視できる高性能な装置もありあました。(光学ズーム機能付き) 5 ネットワークカメラ USB接続のカメラとは違い、有線用LAN端子又は無線LAN機能があるため直接ネットワークへ接続できるカメラのことです。カメラ内にサーバー機能を有しておりWebブラウザで画像を見ることが簡単…
インターネット遠隔無線局開発(25)計画者向(3)インターネット接続利用技術等
当時は、バッファロー製品の遠隔操作対応ルータが有線タイプと無線タイプの両方で販売していましたので、それを購入することで今回紹介するインターネット利用技術は簡単に利用できました。現状では、このあたりは個別対応する必要があると思います。 2 遠隔操作に対応したルーター機能 VPN機能 バーチャルプライベートネットワークの略で共有回線であるインターネットの中をあ…