メインカテゴリーを選択しなおす
インターネット遠隔無線局開発(61)Update(2)回線品質低下時観測波形&「最終運用形」【完結】
改善報告(2)の最終となる記事部分です。今回はデジタル信号の弱点とも言える部分に注目しています。それは、スーパーヘテロダイン方式の受信機と同様のイメージ信号による妨害です。また、回線品質が悪くなると急に歪が発生するところは、今のDSP処理で微弱信号の処理とほとんど同じ症状になります。 ですから、一概にデジタル化したら、高品質での音声伝送ができるわけではないことを認識…
インターネット遠隔無線局開発(55)Update(1)【NETDUETTO】音声遅延防止と"おわりに"(完結)
周波数変更が無線機を直接触っている感触までに達しますと(ネット経由で届く)受信音声とのずれ(遅延)があるとがSSB音声の同調をする場合に支障があることが問題となってきました。それへと問題提起と音声ソフト変更による対策が今回の項目6となります。この本格的対策は、[System Update2]編となります。 6 音声遅延防止対策について これだけ周波数変更がスムーズになりま…
インターネット遠隔無線局開発(54)Update(1)【HRD】FT897追加でダイヤル動作改善(後編)
前回記事の続きです。ヤエス無線FT897のダイヤルが遠隔システムのメイン・ダイヤルとして動作します。さらに他の無線機ダイヤルを個別に動作させることが可能なことが、このシステムの最大の特長です。 例えば、IC-756PROだけの周波数を変えたいのなら、PC画面上にある【HRD】でその周波数を変更するのです。 また、自宅側受信機のTS-850Sの場合なら、直接無線機のダイヤルを回すことで可…
インターネット遠隔無線局開発(53)Update(1)【HRD】FT897追加でダイヤル動作改善
前回の最終部分「TS850Sの周波数読み出し速度が遅いため、このままでは、スムーズな動作とはいえない状況ではありました。この点を改善するため、次のとおり、ダイヤル操作は、FT897に変更しました。」とあるように、 周波数ダイヤル操作をFT897に振り替えるとダイヤル操作が著しく改善することができました。しかし、FT897だと受信性能が今ひとつだったことから、受信はTS850Sを使うほ…
インターネット遠隔無線局開発(52)Update(2)【HRD】無線機の遠隔相互同期(3):開発ヒントと経緯
今回は、このHRDの機能を使っての無線機同士のリモート動作へと発展できた過程を説明していきます。本論でも記していますが、このきっかけは、7MHzでの交信内容からのヒントからでした。 (本論) 4 周波数可変手法の解決への経緯 この手法は、私とJA2GGZ(山中さん)との交信の中から誕生したものです。 山中さんは、以前にHRD(ハムラジオデラックス)のシンクロ機能でSDR受…
インターネット遠隔無線局開発(51)System_Update(1)【HRD】無線機の遠隔相互同期(2)Synchroniser(シンクロナイザー)
今回の肝は、HRDのSych(シンクロナイザー)機能の理解です。 3 Synchroniser(シンクロナイザー)機能について 今回は、このシンクロナイザー機能だけで実現しています。HRDの表示画面にあるアイコン(Sych)をクリックして 次の画面を表示します。
インターネット遠隔無線局開発(50)システム改善報告(1)【HRD】無線機の遠隔相互同期の実現
今回から月刊ファイブナイン電子版で掲載された記事の第一弾を順次公開していきます。かつて、「JA5NSNのむせんサロン」にて、公開していたHP記事をブログ記事に変換しています。 内容は、HP記事をそのまま再現しています。ですから、月刊ファイブナイン電子版に掲載された内容とは、そのレイアウトとか、記事掲載後に変更があった部分は改訂しています。 今でもHRDフリーバージョン(Ver.…
インターネット遠隔無線局開発(35)計画者向(13)無線機制御ソフト
各無線機メーカーからそのメーカー機専用ソフトもありますが、私的にはこのソフトを推奨しています。 なお、パネル分離できる機種、ツイン動作対応機種ならRRC-1258MKⅡでの遠隔動作がより便利です。 8 HamRadioDeluxe(ハムラジオデラックス)ソフト 特定の無線機用ではなく、汎用性に富んだ無線機制御ソフトです。 アイコム、ケンウッド…