メインカテゴリーを選択しなおす
インターネット遠隔無線局開発(61)Update(2)回線品質低下時観測波形&「最終運用形」【完結】
改善報告(2)の最終となる記事部分です。今回はデジタル信号の弱点とも言える部分に注目しています。それは、スーパーヘテロダイン方式の受信機と同様のイメージ信号による妨害です。また、回線品質が悪くなると急に歪が発生するところは、今のDSP処理で微弱信号の処理とほとんど同じ症状になります。 ですから、一概にデジタル化したら、高品質での音声伝送ができるわけではないことを認識…
インターネット遠隔無線局開発(59)Update(2)【f特性&IMD】グラフ波形でみるインターネット経由音声性能
今回は、次の流れとなる信号経路を使い 自宅PC→インターネット→別宅PC→IC-756PPO~電波~TS850S→測定PC 総合的な周波数特性とIMD特性について検証しました。 6 SSB信号としての総合特性評価 ネット経由による運用方法を駆使して、PC内部音声特性、ネット伝送路、無線機とのインターフェース回路、無線機そしてリニアアンプと全ての部分を通過した場合の総合特性とし…
インターネット遠隔無線局開発(59)Update(2)【Windouws Customize】Win7システム改造
今回の音声遅延で、最も影響あるのがPC上のOSであるWindows自体の出来なのです。Windouwsには、リアルタイム処理に悪影響がある「見映えだけの」無駄な処理がたくさんあります。それをひとつずつ、事前と事後の検証しながら潰していったことの記録です。 これらの機能も場合によっては、他の処理の高速化に必要な機能もありますから、全て不要というわけではありません。そこを勘違いしないで…
インターネット遠隔無線局開発(58)Update(2)【SOUND DEVICE】QUAD-CAPTURE(2)
今回は、外付けタイプの音声デバイス(USB-DAC)であるQUAD-CAPTURE【UA-55】に関する詳細説明です。 3 既存USBサウンド機器での改善 サウンド機器を上記2の機器に変更すれば、簡単に改善できることは、判明しました。 しかし、実際のSSB運用の面で見ると電子版ファイブナインの2012年5月号で紹介しましたUSB機器のほうが使いやすいのです。例えば、音声の送受信レベルを機…
インターネット遠隔無線局開発(57)Update(3)【SOUND DEVICE】QUAD-CAPTURE&MAYA44に変更理由
以前紹介した手元側のサウンドBOXだった「UA-25」から、その後継機種である「QUAD-CAPTURE(UA-55)」に変更しました。理由は、一番音質に影響するオペアンプが最新のものに変更されたこと→この結果、マイク回路におけるS/Nは飛躍的に良くなった。また、音質面だと「柔らかさ」が表現できるようになった。 さらに【コンプレッサー】【ノイズゲート】といった音楽録音に必要な機能が付加さ…
インターネット遠隔無線局開発(56)System Update(2)【NETDUETTO】はじめに
今回の記事編が、インターネット(経由)遠隔(操作)無線局関係の最終部となります。思えば、インターネット経由での無線局運用は、音声問題で始まり、音声問題で終わったという印象が強くあります。 それだけ、アマチュア無線には、「音声」にこだわる魅力があると言えるかもしれません。わずかに3KHzの帯域なのですが、それを最大限に生かそうとするとオーディオ趣味とは全く異なる手法が…
インターネット遠隔無線局開発(55)Update(1)【NETDUETTO】音声遅延防止と"おわりに"(完結)
周波数変更が無線機を直接触っている感触までに達しますと(ネット経由で届く)受信音声とのずれ(遅延)があるとがSSB音声の同調をする場合に支障があることが問題となってきました。それへと問題提起と音声ソフト変更による対策が今回の項目6となります。この本格的対策は、[System Update2]編となります。 6 音声遅延防止対策について これだけ周波数変更がスムーズになりま…
インターネット遠隔無線局開発(36)計画者向(14)音声通話ソフト(全面改装)
過去のHP記事では、Skypeソフトを標準で紹介していました。今でもSkypeソフトを利用できますが、音声遅延を考えますともはやSkypeは時代遅れと言わざるを得ません。そこで、このアップデートは、YAMAHA TNETDUETTO技術の継承版を推奨しています。