以前の記事では、セグメント指定(Seg:0)の周波数特性について未公開だったことから、今回、同じMMANAモデルでのSeg0,-1の両計算を行い、同時に比較表示しています。 これだとセグメント指定による計算の違いがはっきりします。 ★留意事項★ 但し、Seg:-1が絶対的に正しい計算であるとは言えないことが、…
ここ数日別の案件でここでの書き込みを放棄していました。案件の報酬は、ほんわずかでしかありませんが、期限が11月中に限るとのことでしたので、ブログ記事よりもそちらを重視してしまいました。しかし、雑誌投稿に比べれば、1件当たりだとほんの数行の文書でも良いので、そちらのほうが今は楽ちんです。 さて、遠隔制御システムの続きです。画面解像度が悪くて申し訳ないのですが、…
無線局解体(3)アンテナ撤去(3)アンテナ解体完了と反省点の検証
PCトラブルの原因解明と対応措置で、時間が経過してしまいましたが、前回のアンテナの撤去工事関連の続きをやります。 (本論) 6mマストの先端付近にあったRDP2本(CD78,830V改造)は、マストクランプはそのままで、エレメント2本ともその根本で切断しています。ここでも活躍するのがローテーターです。切断する際にそのエレメントを保持する補助者が作業しやすい位置まで、アン…
この記事のモチーフは次の生涯趣味の活動テーマという意味での自分に対する問いかけでもあります。今、趣味のアマチュア無線からは徐々に引退することを決意しています。その最初の取り組みが別宅の無線局設備の廃棄であって、これは別記事としてすでに公開しつつあるところです。 そして、今、ちょうど停滞中の時期にあって、人生の方向性を見失った状態だとも認識しています。そんな中、今年の7月ごろから再開したのは…
PC問題回復(5)【備忘録】DIOボード操作画面の復活記録(完結)
今回のPC復帰手順で一応最終措置として試行錯誤したのが、このDIOボードの操作画面の復旧です。ネットでググるもこれを使っているユーザからの情報提供が全くありません。計測業界では、かなりの使用数があるはずなのですが、皆さんプロなので、このような初心者レベルでの問題はあり得ない(恥ずかしくて言えない?)のかもしれません。 また、アマチュア無線での遠隔制御にこのDIOボードを利用している方からのネット情…
PC問題回復(4)RS-232Cデバイス関連トラブル回避措置
今回の措置は、今はRS-232C接続機器接続は無いので、何の不具合現象もないのですが、この後、RS-232CでPCと無線機等を接続して、各種の制御実験を行うことを想定して、予防措置となります。 (対策前) 次の画面はデバイスマネージャーでのCOMポートの状態です。
PC不調(3)時計は復帰するもIDE→AHCI切替失敗から成功?までの道程
他の記事を書く暇もない程、今回のPCの復調に手間取っています。それで、他の記事はお休みさせていただいて、もう少しの間、こちらの話題にお付き合いをお願いします。なお、今はPC内の構造には全くの素人です。PCの構造に詳しかったのは、Windows98あたりで、その時代は、今のようにネットでググることができず、紙情報が頼りで、結局、自分で試して、答えを見つけることでしか解決できなかたか…
続PCトラブル:PC不調の続き、PC時計が狂う、電源オフ後止まっている
昨日のPC起動不調回復できたのですが、今朝再び、別の症状として再現されました。PC内部の時計が正常動作していません。前回電源断後に記録された時間から開始して、時刻を刻んでいます。Windowsでの時計合わせは、有効なので、すぐに時間修正はされますが、起動時に時計が狂っているのは、気持ちの良いものではありません。 (対策) 昨日、取り換えたリチウム電池に疑いをもっています。使用期限は、2024年11月までなの…
トラブル日記:デスクトップPCが今朝、正常起動しないことの顛末
PCトラブルは、突然に発生する場合が多いようです。昨日までは、何の不調兆きざしがなかったのですが、今朝、当ブログ記事を書き込もうとPCの電源スイッチをオンにしたところ、電源ランプとファンが少しの時間動作するのですが、その後、ダウンしてしまいます。そして、電源オンとなり、再び、すべての電源を落ちます。そこからは、この動作を繰り返すばかりで、BIOS画面まで到達できない状態となりました。 この場合、考…
インターネット経由無線局遠隔システム開発記録(2)遠隔制御システム概要の記事紹介(1)
今回から過去に公開していたHP記事の復活の本文内容です。その前に当時のアマチュア無線での歴史的事実と私を取り巻くネット環境を少しだけ紹介します。 〇 遠隔操作が総務局の内部通達「2003年に電波法関係審査基準(平成13年総務省訓令67号)の一部改正により「インターネットを利用した遠隔操作」の条件等が追加され、2004年から施行されました。 根拠 https://www.jarl.org/Japanese…
去年の10月に今の新居に移転してから、自宅のオーディオ機器は、元箱に収めて保管した状態で放置していました。今月に初めに新たにオーディオラックを新規購入できたことから、箱から出して設置し無事音出しできました。 こちらは、ネットワークオーディオプレーヤからの音楽データ再生(flac形式のデジタル音源)が主体で、DVD/SACDのマルチプレーヤ、ブルーレイレコーダー(HDD内蔵)からも通常のディスク(CD,DVD,ブルー…
無線局解体(2)アンテナ撤去(2)HF3ele八木714X解体続き
前回からの続きで、高所作業車と電動のこぎりによる大型アンテナの解体の様子です。 写真は、ほぼ各エレメントの片側だけを切り落とした後、ローテーターにて回転させ、反対側のエレメントの状態で、続いて、導波器2本を根本から切断した状態です。 作業を素早く完了するためには、今回のように高所作業車を移動させないで、アンテナ側のエレメント位置を切断位置に移動するのが、最も簡単で作業時間も短くて済みます。 <…
インターネット経由無線局遠隔システム開発記録(1)過去のHP記事表紙から
今回から過去のHP「JA5NSNのむせんサロン」で掲載していた「インターネット経由リモコン無線局」に係る記事を復旧再現していきたいと思います。記事内容は、WindowsXP時代のものですが、最終運用では、Windows7(8.1)まで正常動作することができています。 しかし、Windows10への移行して、試験動作をしたところ、ネットのセキュリティ(http→https対応など)関係が厳しくなり、旧のサーバ…
2年ぶりに昨日健康診断を受けました。健康問題は、いろいろとあるのですが、今回ショックだったのは、胴囲が86㎝と肥満基準から1㎝だけですが、オーバーしてしまったことです。過去には、80㎝すら超えたことはなかったのにです。食事量は、今も以前の状態と変わらず、過食とは思えません。原因は運動不足でしかありません。それもこの7月から夏場の暑い時期も欠かさずにほぼ毎日、約1時間(距離4㎞)のウオーキングで、開始直…
無線局解体(1)アンテナ撤去(1)別宅での無線設備解体記録を一部公開
タワーをお持ちのかたなら、最後には必ず実行しなければならないこととして、タワー本体の撤去工事があります。特にクランクアップタワーをお持ちの場合、そのまま放置して、ワイヤーやユニット鋼材等を錆びさせてしまうと撤去作業が難しくなって、当然、それに係る費用も飛躍的に上がります。そのような事態になる前にぜひご自身で決断することをお勧めします。今回からの記事は、その背中を押…
昨年11月中まで、連日記事投稿ができておりましたが、その後、一時的に本年6月に記事投稿できたものの、再び、活動休止状態となっていました。その間、いくつもの「人生の節目」を同時期に迎えてしまい、私生活にも大きな影響があって、ブログ活動への熱意が途絶えていました。 まだ、すべての懸案事項をクリアしたわけではないのですが、この11月6日に最も重く圧し掛かれたプレッシャーから解放されて、今少しばかり、心の…
「ブログリーダー」を活用して、Kuroさんをフォローしませんか?
以前の記事では、セグメント指定(Seg:0)の周波数特性について未公開だったことから、今回、同じMMANAモデルでのSeg0,-1の両計算を行い、同時に比較表示しています。 これだとセグメント指定による計算の違いがはっきりします。 ★留意事項★ 但し、Seg:-1が絶対的に正しい計算であるとは言えないことが、…
平行線式給電線の線路定数として残るひとつが、コンダクタンスG[℧]です。 ※コンダクタンスの単位;Ωの逆さ形でモーと読む。 (本論) 5.2 伝送線路の基本的特性 5.2.2 平行2線の伝送線路定数
今回のMMANAのセグメント指定(Seg:0)による性能低下の端緒となったモデルについて、再度挑戦しています。 (問題端緒記事) 【FD-Rad】50MHz用八木:8エレメント(18)1:4U-blun(3) ラジエータ水平パイプ・ストレート形状に見直し後:Ga低下現象? https://jo3krp2.seesaa.net/article/516727253.html このとき、Seg:0では、FDラジエータの角部分に異径パイプの不連続部…
今回の抵抗Rは、ヘヤピンマッチと直接関係しませんが、平行2線式給電線の基本知識として採り上げました。 (ヘヤピンマッチのスタブ長計算におけるZo値の重要性) 一方で、前回書いた給電線の特性インピーダンスZo(=√L/C)の算定が、ヘヤピンマッチで重要な意味を持つことの事前紹介です。 (スタブの線路の特性インピーダンスZoの値を正確に求めたい理由) 今回使用に…
以前に実施しました 50MHz用八木:8エレメント・FDラジエータ:Uバラン・マッチング方式(2)周波数特性 https://jo3krp2.seesaa.net/article/516479033.html に係る再評価版です。 変更した部分は、アンテナ定義各行の最終部にあるセグメント指定「Seg:0→-1」です。これにより、テーパリング処理によって、異径パイプ接続の不連続部分について、細かい分割で計算します。 た…
今回は、平行2線式給電線間に分布する静電容量Cを求めます。すると前回求めたインダクタンスLとあれば、この平行2線式給電線が持つ特性インピーダンスZoを次の計算で求めることができるのです。 Zo=√(L/C) [Ω] ......(5.3) 【ヘアピンマッチ予習】分布定数回路の整合(2)特性インピーダンスZo https://jo3krp2.seesaa.net/article/516711034.html にて導出した式 …
MMANA付属モデルから改良したモデルで、Radiator(放射器)をFD(フォールデッド)タイプにする方法です。給電点インピーダンスを200Ωとなるようにしています。そして、同軸ケーブルを使った1:4のUバランにて50Ωの同軸給電線とマッチングしており、同時に平衡:不平衡の変換を行っています。 ※Uバラン部分はMMANAの再現には含まれません。 さらに以…
今回から、ヘアピンマッチ回路の基礎である平行2線式給電線についての理論にかかることができます。しかし、伝送理論の流れ的には、いくつかの重要な項目については、今回端折ります。そうしないと目的部分まで、たどり着けないからです。 特に残念な部分は、「5.1.3 分布定数回路の一般的取り扱い」での波動方程式から、その一般解を求めて、それと今回のγ(α,β)との関係を波動方程式…
前回指摘したMMANAのエレメント定義における個々の行における「セグメント指定」0,-1の違いを大元の付属モデル8EL6MWについて明示して、今までの50MHzモデルについて、全般に見直しを行う必要があることの確認です。 そのための検証として、過去の個人的な設計例では、このセグメント指定Seg:-1については、既に対応済である例についてSeg:0として設計した場合を掲げます。 (本題…
MMANAの表示オプション(V)の「スタブマッチ」タブにある計算部分は、本来は分布定数回路による整合手法の一種である「L形分岐」整合回路のなかの「短絡線路によるL形並列分岐」というのが、正式な回路名称です。 それをMMANAでは、ヘアピンマッチ回路に応用しています。ですので、元のL形分岐による整合回路形状が少し複雑で、設計条件によっては、邪魔なL1の長さが大きくなる場合があって…
今回、前回のFDラジエータ形状変更による利得Gaの減少について、検証と考察を実施しました。そのまとめです。 (本題) 1. 前回記事中の訂正 「今回は、ラジエータ形状を変えています。14φ径のストレートパイプの先端に”コ”字形となる10φ径パイプを挿入する形状としました。 後の判明ですが、このラジエータ形状が利得減少の原因となりました。FDラジエータの場合、そのパイプ接…
ヘヤピンマッチ計算で必要な知識が、伝搬定数γの虚数部:位相定数βです。 一方、実部のαは減衰定数と呼ばれ、線路のロスを表しますが、通常の給電線の場合には、α≒0と見なします。しかし、位相定数βは無視できません。伝搬する電波の波長に関係して、伝送線路の位置によって、その位相状態が刻々と変わっていくからです。 前回のアンテナ本の流れから、この伝搬定数について、アマ…
今回の50MHzシリーズ記事の最終モデルとしたいヘヤピンマッチモデルは、アンテナ設計は既に完了しているのですが、その裏付け理論記事のほうが全然間に合いません。 その時間稼ぎとして、初めに実施したFDラジエータの改善試行モデルを公開します。そして、今回は見出しにあるように最初に設計したFDオリジナルモデルと比較すると約1dB近くもGaが低下しました。今回この原因を追究すること…
前回は、MMANAのスタブマッチに必要な(ショート)スタブの特性インピーダンスZoを求める結果式を示しました。 Zo=276log10(d/a) [Ω] ....(5.81) Zo;求めたいスタブの特性インピーダンス d;2線間の距離 a;電線の口径(半径) この式があれば、簡単にスタブの特性インピーダンスZoを計算できることはご理解いただけたと思います。 ただ、この式を導出してくると…
利得とF/B追及したラジエータ直結アンテナの特質は、今回の周波数特性に顕著に現れています。 それらについては、個々のデータで分析していきます。 (本題) 1. 給電点インピーダンスZ(RとjX別)
ヘヤピンマッチに使うU字形の金具(ショートスタブまたは単にスタブ)の設計に必要な事前知識についての講座です。50MHzなら適当 に給電部に電線をU字に装着すれば、マッチングできると思えますが、力業での試行錯誤で求めるのは大変です。 一方、MMANAの「表示(V)」メニューにある「オプション(V)」をクリックすれば、次のような「スタブマッチ」タブを開けば、 ヘヤピンマッチの…
前回のモデルの全てのエレメント対象に50.0~51.0MHz範囲内でGaとF/Bを追求しています。そのうちのBestモデルの1つで、これが最良ということではありません。同様なモデルは、MMANAを使えば、いくらでも設計できます。 今回の目標は、50.0~51.0MHz全般におけるGaとF/B性能の維持に加えて、中心周波数50.5MHz付近をより重視する設計です。このため、各エレメント長とエレメント間隔の全てを…
今回は、放射器と第一導波器位置によるSWR特性のみを改善した状態での周波数特性です。これだとインピーダンスZ(R+jX)特性とSWR特性で見ると全く問題ありません。 しかし、一方で八木アンテナとしての性能(Ga,F/B)及びパターンでの周波数変化を見ますと50.750MHz~51.000MHz(以上) 周波数帯に特性が偏る傾向があるのです。これは、元の8ELE6MW.MAAのデータの癖というか、そういう…
今回からは、HF帯のマルチバンド八木で昔用いられた「直接給電-direct coupling」方式を掲げます。 50MHzにおいては、ラジエータがブームから電気的に浮いた状態とさらにラジエータを左右エレメントに分割・絶縁して、その中点にDPと同様に給電する方式となるので、給電箇所の絶縁と分割支持のための高周波性能に優れた樹脂部品が余計に増えることから、メーカー製のように部品コストにシビ…
前回は説明漏れとなりましたが、)「γC-match」若しくは、「γ・C-match」と言うマッチング形式名称はありません。前回勝手に命名しているものです。ただ、誰でも思いつく回路なので、同様な回路は既に使っておられるメーカーや個人がいるかもしれません。 ただ、今回の設計だと詰めがあまいのか?利得面において、γマッチとの差が1.0dBもありました。この利得差がこの形式に対する最終評…
現実の建物構造体に適応できるか?は未だ未知数なのですが、軽量鉄骨構造を簡易化したボックス構造の正六面体をアンテナ構造とすると興味深い単一方向の指向性アンテナを実現できるかもしれません。 (本論) このアンテナ性質を発見した経緯は、軽量鉄骨構造である自宅が総二階建て構造であること、その四隅にある通し柱は、7MHzのλ/4長に近い、約10m間隔の真四角状態であること。…
TVアンテナステー線をアンテナとした場合をMMANAでシミュレーションしています。といっても複雑な形状をMMANAの定義表に入力が面倒なので、まずは簡易的に単純化したモデルとしました。 (本論) アンテナの種別ですが、SLOPER型アンテナの動作に近いと考えて、サンプルデータにある1.9MHz帯SLOPERからの変形としています。よって、アンテナ名も「インバーテッド・スローパー(仮称)…
(はじめに) この前、古いHP記事を復活させましたアパマン運用時のLongWire(以下、LW)アンテナをヒントに当時のアパートと同様の軽量鉄骨構造である自宅建物本体を「建物アース(アンテナ動作は、イメージ・アンテナ)として利用」を実現するための実地調査や建物への給電構造をMMANAでシミュレーションすることで、今回挑戦への手がかりとしたいと考えています。 ただし、建物…
今回も新規テーマ準備までの中継ぎです。先日、運転免許証の更新を無事通してもらえました。というのは、片目の視力が、0.3ギリギリの状態だったからです。約1か月くらい前に眼鏡屋さんで視力測定をしてもらったところ、片目は、0.7以上見えるのですが、他の目が0.3見えていない状態だと判りました 原因は、今までは無かった「乱視」が片目に生じたからです。前回(5年前)の更新時も視力に不…
和歌山市では、週末あたりから急に真夏日となっています。今日も「熱中症警戒アラート」が和歌山県も含め、全国各所に発令しています。そんな時にひんやりとしたスイーツを紹介します。美味しさはもちろんですが、見映えも良かったので、ブログテーマの中休みネタとして紹介します。 (上部の生クリームとフルーツの盛り付け)
下記写真は、別の角度から見た給電部(ステー線用金具)の拡大部です。 写真にあるクレモナ・ロープは既に撤去済みです。左斜め方向にあるTVアンテナ用…
一般的なTVアンテナ用ステー線の引き留め部分をサンプル写真にて紹介します。 (モデル住宅における参考例) 他の個人宅の現物写真を勝手に撮影して利用する…
次の写真は自宅の屋根の中央天頂部にあるUHF-TVの設置状況です。 アンテナ自体が支持ポールの低い位置となったのは、当初は、HF用アンテナ電線を支えるFRP…
この冊子にある「設計=施工へのワンポイント・アドバイス」記事を参考としています。 (冊子表紙のリンク) https://www.amazon.com/%E5%88%A5%E5%86%8ACQ-ham-radio-7%E6%9C%88%E5%8F%B7%E3%83%99%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8A/dp/B08QTLNZ79 (本論) この記事の主旨は、当時はVHFのTVアンテナのステー線をLongWire(以下、LW)の…
新築時に用意した地面内の電線束=地表ラジアル線アースは、そのまま放置していました。今回これを使える機会を実現できるかもしれません。 というのは、来月当初予定で自宅2階部を一部リフォームすることになりました。その際に外壁に沿って一部足場が組まれることから、日頃手が届かない部分(屋根の片隅)にある(代用)アンテナ線からの引き込み電線を固定できるような準備をしたいと思…
これは、過去の大規模アンテナ設備に使用したことから分ったのですが、DIY店でも調達できる部品でも、プロご用達の専門店を利用すると例え1個だけの部品、今回は、ワイヤクリップ1個だけでの入手の場合で紹介します。
最後に別宅の予備システムで実装していた例を紹介して、この完了とします。こちらは、主に3.5/3.8MHz垂直八木アンテナを使用するために用意したコモンフィルタ群です。また、同時に14-28MHzのミニマルチ会社のトライバンダー八木アンテナにも適用していました。いずれも既に撤去済です。フィルタ自体も破棄しました。 (別宅の予備システム側にある室内壁面)
依頼のあったCMD1.8Ⅱ-MTの完成時の写真とこれとは別ですが、同じタイプを私自身もタワーアンテナ用として使っていました。この長期使用経過の様子を紹介しています。 9 コモンフィルタ CMD1.8Ⅱ-MTの完成写真 ①M型端子のコネクタ部分
前回お知らせしたように幅広い周波数帯域でコモンモード電流の減衰を確保できるか?が、このフィルタの性能を表していることの説明です。下限は1.8MHzに対応するのと同時に上限は50MHz以上まで十分に減衰できているかがフィルタ性能勝負の分かれ目です。 6 ネットアナ利用 CMD1.8Ⅱ 特性グラフ図
コモンモードフィルタの性能は、そのインダクタンスの大きさで決まるといっても間違いではありません。ただ、インダクタンスで生じるリアクタンスの周波数特性にも注意する必要は欠かせません。その部分は次回に紹介します。今回は、インダクタンス測定の方法を紹介しています。 5 性能判定測定法 完成したコモンフィルタの良否について判定する検査方法です。 最も確かな方法…
今回加工時の写真はありません。また、内部構造を写した写真も1枚も無いのです。さらに使用していた現物も別宅無線局設備の廃棄と同時に全て処分しました。なので公開しようとしてもできません。そして、自分自身も作り方を忘れています。残っているのは、大学ノートに記録した各寸法を記載した数字と簡単な説明だけが全てです。 3 VUキャップの加工 VUパイプ両端の防水処理とし…
今回はVUパイプ等への穴あけ時に利用する治具の紹介です。 2 パイプ穴あけ時固定治具 この治具は、NSNスペシャル・アンテナ記事を当時の月刊ファイブナイン誌に掲載の際、配布用アンテナ部品を作成するため準備したものです。 ドリルによる穴あけをパイプのような丸い表面に穴をあけようとするとパイプが回転してしまい、ドリルの刃先がすべってしまうことがあります。このよ…
「コモンモード実験室」関係の記事は当ブログ記事として全てを全てを再現したつもりだったのですが、今回の部分は漏れていたようです。 (記事概要) 前回までのレポート(当ブログでは「コモンモード実験室」の以下の記事案内に該当)とは、違う視点で、このテーマを考えていました。 【ブログ記事案内】 過去のHP記事再現(144)コモンモード実…
前回紹介したようにリビングのシステムで384KHzアップサンプリングと内部処理32Bit深度を採用したところ、ロック系の音楽では、力強さが削がれた感覚を持っています。しかしながら、楽器の音色の余韻は、とても甘く響きわたるようになっています。これを意図した理由ではありませんが、こちらでも心地よく聴ける音質であると言えるかもしれません。 (試聴音源) ホテル・カリフォルニア Eagles 2003年05月14日 ht…
2Fにあるメイン・システムに比べるとまだ改善の余地があると思い、本日からアップサンプリング周波数を192KHz→384KHz(PCM×8)の最大設定まで引き上げました。 USBケーブル長が、約5mと長いものを使用しているので、その間の伝送波形の乱れを心配したのですが、今のところ、誤動作や音切れは発生していません。 肝心の音調は、オーディオ再生プレーヤN-70Aでの384KHz出力とは違っています。どちらかというと音の迫…