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アンテナ展開(8)アンテナ側構造検討:屋根(軒)先の構造を写真分解
前回の中間報告でも紹介しているように耐電圧の構造的に一番気になっているTVアンテナステー線の根元構造についての実際の工事現場視察からの実地検証です。ただ、自宅の構造と全く一致しているわけではありません。家の間取り等で外観寸法が異なります。 (本論) 1.軒先に突き出した垂木部分
水平LOOP(3)中央給電6mH&3mH検証~水平CQ大地特性解明のため事前調査と判る仮説理論
前回の水平CQ(アンテナ)の特異特性が、LOOP形状によるものでは無いことの証明です。加えて、地面高さの影響でも無いことを検証するため、3mHの単独LOOP動作も検証しました。 そして、今回の結果から、水平CQアンテナの特異特性の合理的説明できる仮説を導きだしています。 (本論) 1.共通事項 水平CQと同じ大地条件となるA:Bでの対象比較 A. 大地条件:都会地(誘電率5…
水平CQ_ANTの中央給電6mH・反射器3mHモデル(再検証)(3)ワイヤーが銅線の場合
前回提示した問題点(2)に対しての検証になります。ここでは、水平DPと同じ素材の銅線(但し、1㎜半径)とします。 なお、銅線を比較用DPと同じ太さとしていないのは、実際の設計では、4㎜口径は線自体が重すぎてLOOP形状に張るのは、現実的ではないので、最もよく使われる2㎜口径(半径1.0㎜)にしました。ですから、今回のモデルは、検証用だけでなく、実際に実用化できるモデルとして設計を…
自作アンテナのルーツ(2)50MHzAM/FM帯用1ele_LOOP
二作目は、1972年の高校二年生頃だったかと思います。当時個人の開局は、50MHzAM/FM、無線機は、トリオTR-1100(1W出力)だったのですが、冬休みに和歌山市内のボロボロの木造アパートの2階の窓にあった手すりを利用して、木切れを十字架のように張り合わせて、釘で鈴メッキ線をその木切れの端に固定した垂直設置タイプの1エレメントLOOPアンテナです。 この時もSWR計は無く、全く無調製で使用しました。当時AM局は、50.5…
金属フレーム構造建物アース(3)2階梁の水平LOOP(2)菱形一角(建物端)給電の場合
前回は、建物の外壁一面の上部の中央位置から給電するタイプの特性を見ましたが、今回は、給電位置を建物の壁が交わる角の上部の点に変更した場合です。 なお、X軸は建物の縦、Y軸は横方向としているために放射パターンでは、XY軸相互に斜め方向になります。これだと前回の対比が一目でわかりにくいので、後段では、XY座標を45°傾けて描きました。それを見ていただけると特性は、中央給…
金属フレーム構造建物アース解明(2)二階(軒先)梁の水平LOOP構造(1)梁一辺の中央給電の場合
今回から始まるテーマは、最初は単純な水平ループから始まるのですが、だんだんと現実の建物に近づくにつれて、その動作が複雑なものとなります。また、建物構造が違うと全く動作が違ってきますので、各現場の実物をいかにMMANA上で計算できるモデル化が一番の課題となります。今回のモデル化においても、全く説明不能な計算結果となった場合もあります。今回からのシミュレーション結果は絶対正…
現実の建物構造体に適応できるか?は未だ未知数なのですが、軽量鉄骨構造を簡易化したボックス構造の正六面体をアンテナ構造とすると興味深い単一方向の指向性アンテナを実現できるかもしれません。 (本論) このアンテナ性質を発見した経緯は、軽量鉄骨構造である自宅が総二階建て構造であること、その四隅にある通し柱は、7MHzのλ/4長に近い、約10m間隔の真四角状態であること。…