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水平CQ_ANT(4)中央給電6mH:自由空間内の単一反射モデルで検証
水平CQアンテナに大地反射を仮想するエレメントを追加して、自由空間での大地反射を模倣できる、いろいろなモデルでの検討を行ったのですが、残念ながらリアル大地条件までの利得を得るモデルは実現できませんでした。 しかし、大地反射の良否に関しての常識的なDPやLOOPで生じる反射とは異なる結果となることの傾向を探ることは、今回のモデルでも達成できたと思っています。 今…
水平LOOP(3)中央給電6mH&3mH検証~水平CQ大地特性解明のため事前調査と判る仮説理論
前回の水平CQ(アンテナ)の特異特性が、LOOP形状によるものでは無いことの証明です。加えて、地面高さの影響でも無いことを検証するため、3mHの単独LOOP動作も検証しました。 そして、今回の結果から、水平CQアンテナの特異特性の合理的説明できる仮説を導きだしています。 (本論) 1.共通事項 水平CQと同じ大地条件となるA:Bでの対象比較 A. 大地条件:都会地(誘電率5…
自作アンテナのルーツ(2)50MHzAM/FM帯用1ele_LOOP
二作目は、1972年の高校二年生頃だったかと思います。当時個人の開局は、50MHzAM/FM、無線機は、トリオTR-1100(1W出力)だったのですが、冬休みに和歌山市内のボロボロの木造アパートの2階の窓にあった手すりを利用して、木切れを十字架のように張り合わせて、釘で鈴メッキ線をその木切れの端に固定した垂直設置タイプの1エレメントLOOPアンテナです。 この時もSWR計は無く、全く無調製で使用しました。当時AM局は、50.5…
金属フレーム構造建物アース(3)2階梁の水平LOOP(2)菱形一角(建物端)給電の場合
前回は、建物の外壁一面の上部の中央位置から給電するタイプの特性を見ましたが、今回は、給電位置を建物の壁が交わる角の上部の点に変更した場合です。 なお、X軸は建物の縦、Y軸は横方向としているために放射パターンでは、XY軸相互に斜め方向になります。これだと前回の対比が一目でわかりにくいので、後段では、XY座標を45°傾けて描きました。それを見ていただけると特性は、中央給…
金属フレーム構造建物アース解明(2)二階(軒先)梁の水平LOOP構造(1)梁一辺の中央給電の場合
今回から始まるテーマは、最初は単純な水平ループから始まるのですが、だんだんと現実の建物に近づくにつれて、その動作が複雑なものとなります。また、建物構造が違うと全く動作が違ってきますので、各現場の実物をいかにMMANA上で計算できるモデル化が一番の課題となります。今回のモデル化においても、全く説明不能な計算結果となった場合もあります。今回からのシミュレーション結果は絶対正…