今回は、平行2線式給電線間に分布する静電容量Cを求めます。すると前回求めたインダクタンスLとあれば、この平行2線式給電線が持つ特性インピーダンスZoを次の計算で求めることができるのです。 Zo=√(L/C) [Ω] ......(5.3) 【ヘアピンマッチ予習】分布定数回路の整合(2)特性インピーダンスZo https://jo3krp2.seesaa.net/article/516711034.html にて導出した式 …
無線機の送受信部IMD測定(7)アマチュア無線機アナログ機の送信IMD(1)
手持ちにある昔の純アナログ方式の無線機の場合の送信部におけるIMDの測定です。 特性的には、「(4)アマチュア無線機の送信部IMDを実測」機種とよく似た特性となっています。 その理由は具体的機種名をみればわかります。どちらも同じ設計に基づいての機種の生産が続いていることが判明します。送信部はもうこの機種時期に完成されたとも言えます。 4-1 他のメーカ代製事例として無線機の送信部IMD トランシーバー型無…
今回紹介するのは、現自宅にあるオーディオシステムで一番気に入っている装置たちです。また、設置環境も一番良い状態にセッティングしています。 1.環境 10畳相当の洋室の長辺側を左右スピーカー設置としています。スピーカー後面と後ろ側壁は、約25cmと理想から見ると距離は取れていませんが、逆に両側の壁からは左右対称で150cm以上取れているため、低域の盛り上りはありません。 …
(技術談#4)事務編(2)オフコン上のEPOACE環境下で開発した業務ソフト初期事例
初期の頃の業務ソフト開発の様子を紹介します。但し、仕事はあくまで、オンラインシステム関連業務であって、ソフト開発は、その仕事で必要な資料作成のためです。ですから、業務ソフト開発は業務の合間を縫ってのことだった。また、当番による宿直中での時間を使ってのことでもあった。当然、宿直中もそれの業務はありますから、その分は、結局、仮眠時間を削るしかありませんでした。 …
青年団活動について、現時点での和歌山市役所での公文書で判る資料は https://www.city.wakayama.wakayama.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/018/241/666.pdf からで、 >市内の青少年育成団体および青年団への補助事業であり、各団体とも本市の青少年の健全育成に貢献している。 どの団体も目的は青少年の健全育成であり、短期間で成果が見える事…
無線機の送受信部IMD測定(6)アマチュア無線機の受信In-Band IMD(2)低い事例
インバンド受信でのIMD高調波が多く発生する場合の事例です。ただ、このような受信仕様は、このメーカーの設計者が意図的にしているように思います。それは、AGCとの絡みからです。AGCで受信信号にコンプレッションが働くようにしているためです。ただ、その反面、IMDでの高調波発生は避けられない状態となっていると推察しています。 ※最後に紹介した過…
S君とは話し合い結果、恋人ペアを解消したTさんのその後の物語となっています。実は、K君とYさんのカップルよりもTさんと新たに知り合った方とのほうが、結婚は早かったのです。 その二人の仲を取り持ったのは私です。それは、Tさんからその方への仲介を真剣にお願いされてのことからですが・・・。 (本論) 1.相手男性の紹介 その方とは、何度か私と仕事を一緒にしたAさん(…
(技術談#4)事務編(1)職場OA化初期段階:松下電器製オペレート7000オフコン導入
職場におけるOA化の波がやってきた初期の頃の話です。県下の職域全体では、NECのN5200系オフコンとNECの業務用ワープロ機がこれよりも少し遅れた時期から採用されることになるのですが、当職場だけは、導入時期が他所よりは早かった反面、主業務オンラインシステムが松下通信工業だった関係で、当初は、松下電器製オペレート7000オフコンが採用されたのです。 これは独自仕様で、COBOLやBAS…
無線機の送受信部IMD測定(5)アマチュア無線機の受信In-Band IMDを実測
今回は、受信部におけるIMD値、それも条件が一番厳しい、全てのフィルタの通過範囲内となるインバンドでのIMD測定です。これが一番受信機の基本性能を表すと当時では評価されていました。 これは、現在のSRDタイプの受信部でも厳しい条件だと思えます。その根拠として、SRDであっても高級機のフロントエンド部には、厳重な同調機構いわゆるプリセレクタが無くすことができていません。また、…
(青春物語#5)おまけ編:傷心旅行とその前後のイレギュラー・デート
前回の一人っ子美人からの連想です。(青春物語#5)での変則な(イレギュラー)デートをしたことを思い出しました。 (本論) albumの君#3の彼女と別れた後の間近にK君のお相手だったYさんと二人きりで喫茶店でお会いしたのです。その頃、K君とYさんの交際は、止まっていた時期だろうと思います。ですから、Yさんは私とは浮気的に会ったのではありません。 理由は2つあると思い…
無線機の送受信部IMD測定(4)アマチュア無線機の送信部IMDを実測
ここからは、実際の無線機におけるIMD測定した結果です。測定機器は、JA3QPC局(森西OM)の協力を得て、彼が制作した自作RF2トーン発生器(校正済み)と何台か所有するスペクトラムアナライザー(以下、スペアナ)をその時の状況によって、使い分けしての測定となっています。 1.無線機の送信部IMD トランシーバー型無線機の送信部IMDを測定しました。 具体的機種は、YAESU FT100…
無線機の送受信部IMD測定(3)過去のHP案内記事から(3)実測データへの案内文
今回の部分は、HP記事の見出し部分なので、具体的なグラフは次回以降となります。ただ、以前は機種名は伏せていましたが、現時点で判っている機種名は、今回公開する予定です。 3 IMD測定結果の実例 (1) 送信IMDの紹介 見本として送信機の出力レベルで見たものです。 送信機は、この第三高調波のレベル(第三次混変調積)が指標となります。 概ね40dB以上であれば…
(青春物語#6)軟式テニスクラブでの中学時代のアイドル的存在女子との遭遇
前回紹介した青年団や趣味(軟式テニス)クラブに入会したからといって、すぐに希望の女性と知り合うことはありません。まず、どちらもそこのメンバーたちと馴染むことが先決でした。その間は、特定の女子への接触はありません。ただ、テニスクラブには、中学生時代の皆のアイドルだった女子がいたことが今回の物語テーマです。 (本論) 今回出会った方は私との恋愛関係ではありま…
昨日(4/23)放送NHKクローズアップ現代:"土地問題"とそれに係るアマチュア無線関連【追補】
昨日のNHKクローズアップ現代での土地問題は、まさしく、昨年までの私家の状況だった。しかも、本年度(令和6年度)4月1日から相続による土地登記は法律で義務化となっています。 詳しくは、 “相続したくない土地”が続出! 所有者不明土地の波紋 https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4894/ で、近日中にダイジェスト版が公表される予定です。 若しくは、見逃し配信でも確認できます。 相続登記の義務化への説明 h…
無線機の送受信部IMD測定(2)過去のHP案内記事から(2)受信IMD測定方法
この測定には、低周波における周波数スペクトラム表示ができるFFT(PCのソフトWaveSpectraで対応可)とRF周波数でのツート-ン発生器が必要です。 (参考) WaveSpectra 以下のサイトからのリンクを辿ることで両ソフトのダウンロードができます。(2024/04/10確認済) https://web.archive.org/web/20171105052121/http://efu.jp.net/ RFツートーン発生器 トロイダル・コア活用…
(albumの君#4)(albumの君#5)に至る前段階説明
青春物語#5とalbumの君#3は、ほぼ同時進行している最中ですが、書いている本人が一番苦しかった時期のことを思い出すこととなって、どうしても精神的に気持ちが暗いのです。よって、この#5物語と#3彼女のところは、一旦お休みとして、その後の時代へと進むことにしました。 (本論) 物語#5の終焉を迎えたその後、私個人は、物語#5の関係者たちと自分自身の恋愛関係で接触する…
無線機の送受信部IMD測定(1)過去のHP案内記事から(1)
今回から始めるのは、過去の「JA5NSNのむせんサロン」HPで公開していた、無線機の送信IMDや受信IMDに関する実測値とそれに対しての私的分析意見です。 なお、最近のSDR方式無線機では、このIMD特性部分がどうなっているか?測定環境が無いために判っておりません。皆さんの追試を期待します。 (本論) 1 受信IMDと送信IMDは、無線機購入時における選択基準 交信しているう…
農地法が昨年度(令和5年度)に変わり、所持していた農地全てを処分できたことは 農地処分(売却)への私的問題解決と別宅アマチュア無線局廃止との関連 https://jo3krp2.seesaa.net/article/502992976.html で述べたとおりです。 この農地処分に当たっては、まだ問題がありました。今回はそれについて述べたいと思います。 それは、【墓じまい】問題です。こちらも世間的にはいろいろと…
(技術談)公務編(12)自前コンピュータ・システム改良【実施編】(完結)
私は、現地(湯浅町)のシステム変更に立ち会うことができませんでした。和歌山市のセンター側に残って、万一の時にサポートする側となりました。というのは、今回の設定結果を検討して解決できるのは、私のみだったからです。そのような者が現場に行くわけにはいかなかったのです。 (本論) (1)システム変更の現場 本来なら影響を最小限とするために深夜の切替が通常なのですが、…
(物語#5)グループ交際編(10)海水浴場時期の2組の別れwith(album君#3)
今回の物語は、TさんとS君、I君とその彼女の別れがテーマです。この2カップルの別れがあったために、この海水浴場でのグループ参加メンバーが入れ替わったと思います。 (本論) TさんとS君の別れは、意外な展開でした。それまで、二人の交際は順調だったと私は思っていたからです。ですが、二人の目指していた将来は、お互いに違っていて、どちらもその考えを相手に合わせて妥協す…
(albumの君#6)上司と3人でのランチ時に二人の犯した行動ミスとその結末【完結】
これは、今から思えば、上司からの二人に対する警告だったと解釈しています。周りの職員らは、本人たちが意識している以上に二人の男女関係に気付いていることの証だったと今はそう考えています。 (本論) 午前中の仕事が片付いたとき、ちょうどお昼時期となったことで、上司から私達2人を誘って、あるレストランで食事をごちそうになりました。 メインの食事が終わり、コーヒ…
(番外)最近の良かった出来事と昨日の最悪の対応とのギャップ観
最近、私は2人の女性と知り合うこととなった。といっても、恋愛とは全く無関係の話です。 一人は、最近、妻の身に起こった災難の関係で、このトラブル解決に向けて、ある知人を通じて紹介された、その道のエキスパートです。彼女は、持って回った言い方せずに物事をはっきりと言う方で、話をしていてもとても気持ちの良い対応だった。 もう一人は、こちらは、歯科衛生士さんで…
(注意!)【わかやまペイ】登録時の不具合と登録補助サポート体制の悪さ
これは、和歌山市のかた限定情報なので、本来なら、当ブログで取り扱うことは行わないのですが、今回あまりにこの対応に問題あると思い、全国向けに公開します。 (問題の発端) 1.アンドロイド携帯向け登録アプリの完成度の低さ 新規入力時に突然に原因不明エラーで、それまで入力したデータが全てクリアされて、最初のページに戻る。
(技術談)公務編(10)自前コンピュータ・システム改良の【奥の手】別のマシンを使いシステムデータ改変
ここで、前代未聞のシステム改良方法を採用しました。この方法は、メーカーが受けたシステム保守委託業務を実際に担当していた別の下請け業者からの提案アイデアでした。この業者のスタッフは、技術が優れているだけでなく、親切でもあったのです。私にこのシステムの保守技術を教示してくれたのも彼らだった。通常なら、私は委託側として、工事立ち合いをしていれば良かった。しかし、彼らは私…
(物語#5)グループ交際編(9)産湯海水浴場での風景with(album君#3)
季節は一気に夏まで変わりました。夏場と言えば、海水浴がメイン行事です。場所は、和歌山県日高郡日高町にある"産湯海水浴場"での風景写真になっています。 (本論) 時期は、1980年(昭和55年)の夏季です。この時期からグループ参加メンバーの入れ替わりがありました。 それは、次回以降で説明することとして、この時のメインテーマは、K君とYさんの交際に最初の危機が訪れたこ…
休日に職場の皆と、その家族も含めて寄合い楽しむバーベキュー会を計画し、その開催場所を探しての観光地を下見にいっての二人だけの「密室デート」となった、たった一度の危ない状態だったと今も反省している出来事です。 (本論) 彼女との関係は、前回示したように「職場内限定」にしていました。しかし、たった一度だけですが、職場とは遠く離れた場所での「逢瀬」に近い状況と…
(物語#5)グループ交際編(8)第2回奈良ドリームランド・ツアー)with(album君#3)
手元の写真では、I君の彼女が初めて写真に登場しました。メンバー全員がペアで揃った初めての記念写真です。 (本論) 1.実行日 1980年(昭和55年)5月5日こどもの日 2.参加者 (男子)K君、S君、I君、O君、私 (女子)Yさん、Tさん、Zさん(I君の彼女:氏名失念)、Xさん(O君の彼女:スキーで同伴)、#3彼女(Sさん) の計10名で、これがK君を中心とする大学同期メンバー…
(技術談)公務編(10)自前コンピュータ・システム改良の最初の一歩
ここで、前回失敗だったという箇所の把握に努めました。なぜなら、失敗には必ず、その原因が存在しています。それを先に明確にできなければ、再び同じ失敗を繰り返します。 また、その過去の失敗記録があることで、今回の設計変更過程は、それをたたき台として、かなり、進んだ時点から開始できるのです。前回の失敗を参考にしない手はあり得ないと考えました。 (本論) 前回…
(技術談)公務編(9)渋滞緩和対策のため、自前でのコンピュータ・システム改良提案
前回の話は、今回のためのプロローグ部です。主管課のトップは、この渋滞原因解明だけでは、納得していませんでした。なぜなら、私たちの業務目標は、円滑な道路交通行政を目指すことにあるからです。 あの渋滞調査の結果から、湯浅町内の通常の信号機制御では、この渋滞対策を無くすことは出来ないことも証明されました。なぜなら、原因は、その湯浅町に入る前のR42号線の険しい峠越えルー…
(albumの君#6)忙しかった仕事の束の間の安らぎと仮想夫婦関係の同意
これは後から考えての取り繕った言い訳のように思われるでしょうが、その当時の気持ちを思い出しての私的同意決断だったと今でも言い切れるところなのです。 (本論) 彼女との関係があった頃、私の仕事は人生の中で最も仕事が忙しかった時期と重なっています。逆を言えば、それだけ仕事をこなすことができたとも言えます。もうこの頃は、青年時期は過ぎていました。もう体つきは中年…
話は、1980年4月初旬のお花見シーズン真っ最中の頃です。先のスキーツアーの後のグループ活動での一コマだと考えます。 この参加メンバーは不明です。私の手元写真は、私単独と#3彼女との2ショットの写真しかありません。二人だけのデートではなかったと思います。私は、この頃、自分でカメラを持参することはありませんでした。 撮影場所は、和歌山城にある二の丸庭園だろうと思われます。桜が満開の木の下での二…
まだ、近畿自動車道が紀南地方まで延伸する前のことです。当時のR42号線の交通渋滞は、GW等の行楽期には、大阪方面向け北進車両によって有田郡湯浅町の街中が先頭となって、その最後尾は由良峠を越えて、御坊市内の手前までに至る大渋滞となっていました。 この渋滞がなぜ生じるか?は当時としては、誰にも合理的な説明が付かなかった。交通渋滞の問題は、交通工学の一問題として、大学あるいは、公的研究機関でのモデル…
#3彼女の話はシリアスな内容なので、そちらを語るには気が重いので、気晴らしとして、今回の#6彼女との物語の話題としました。 これだと私的には軽い冗談話で誤魔化すことができる内容で済むのが、ありがたいのです。ただ、この物語でも、そんな呑気な思いのまま、彼女との仲が進行していたら、深刻な事態を招いたのかもしれません。 ※独身時代に…
農地処分(売却)への私的問題解決と別宅アマチュア無線局廃止との関連
この問題は、今、全国で起こっている農業の継続問題と密接にかかわっています。今、農業の世代交代時期に差し掛かっていて、その継承者が無くて困っている農家は、たくさんおられます。 当家もその例外ではありませんでした。息子が2人いますが、長男は関東方面で結婚し、そのお相手は長女であるため、向こうの両親とその家族に将来寄り添う必要があることから、残る農地を引き継ぐことはで…
QEXJapanNO.50【極夜を有効活用する160m Band伝搬実験】過去の研究発表は、日本での研究論文や教科書で既に発表済
この記事自体を否定する意図はありませんが、日本の無線技術の研究は、少なくとも世界のアマチュア無線界よりも先にこの研究がなされたことを知っていただき、正しい認識を持ってもらいたくて、この記事を書きました。 (本論) 標記雑誌は https://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MBC/MBC202403l.jpg にある巻頭企画 「サイクル25の冬季を,Top Bandで楽しむ!極夜を有効活用する16…
(albumの君#3)我一族のファミリーヒストリー(3)への補足
今回は、自己弁護になりますが、あえて現実を語ります。 (本論) 1.交換条件とは、ある土地の利用権と父の生活費 私の父側には、投資目的で#3彼女達が住んでいる極近くに父名義の住宅用地を所有していた。原資は、田の一部が県道を通すために徴収されたことの見返りで和歌山県から支払われた現金です。 2.私が行った交渉とは、その土地を#3彼女の母と妹のために使用できるよう…
(技術談)公務編(7)松下通工MACC-6500運用・保守(4)プログラム&データのLOAD(インストール)とSAVE(バックアップ)
当時のミニコンへのプログラムをインストールする方式と逆にバックアップをする場合についての説明です。通常は、24時間フルタイムで稼働していますから、システムは触る必要ありません。 しかし、毎年の制御エリア拡大に伴う設定変更により、システムが変わった場合には、そのバックアップが必要です。また、システムダウンによる一部データ破壊があると全てバックアップからインストールす…
(albumの君#3)我一族のファミリーヒストリー(3)私の母からみた家族関係と父母の親類方同士の意見対立
(私側事情での結婚に係る問題点) #3彼女との関係で【結婚問題】の私側での障害となったのは、父と母の関係です。私が就職したのを機会に離婚しました。 正しくは2回目となる離婚で、一回目は私が未だ3歳にも満たない時期の頃だと思います。このときは私の養育のため、母はしかたなく復縁したのです。 ※それよりも幼い時期は、祖母が私の母親代わりとなった。すると父を育児時期と同…
インターネット遠隔無線局開発(61)Update(2)回線品質低下時観測波形&「最終運用形」【完結】
改善報告(2)の最終となる記事部分です。今回はデジタル信号の弱点とも言える部分に注目しています。それは、スーパーヘテロダイン方式の受信機と同様のイメージ信号による妨害です。また、回線品質が悪くなると急に歪が発生するところは、今のDSP処理で微弱信号の処理とほとんど同じ症状になります。 ですから、一概にデジタル化したら、高品質での音声伝送ができるわけではないことを認識…
(albumの君#3)我一族のファミリーヒストリー(2)過去のもうひとつの"いとこ"同士物語
前回は、当家の兄と#2彼女家の姉との恋愛交際を公開しましたが、それとは別に"恋愛"とは言えないかもしれませんが、もうひとつ"いとこ"同士が絡んだ物語があるのです。 (本論) 1.私の父(弟)と#2彼女のお母さん(妹)とのいとこ同士の付き合い お母さん(ここでは、彼女)は、(たぶん私に遠慮して、)恋愛部分は省いているのかもしれませんが、私の父の家(私の実家)に自転車…
(albumの君#3)我一族のファミリーヒストリー(前半)過去の恋愛物語
彼女の出自を披露したので、私側の出自の続きを披露します。といっても、過去へ遡れるのは、次の記事のように曾祖母あたりが限度です。 (albumの君#2)現在の彼女の状況と私との血縁(家系図)判明 https://jo3krp2.seesaa.net/article/502862499.html それと祖父側の親類は、もう親戚づきあいがなくなってしまいました。ですから、上記のような聞き取り調査はできません。 実は、祖母の姉妹の子供たちと当家の…
インターネット遠隔無線局開発(59)Update(2)【f特性&IMD】グラフ波形でみるインターネット経由音声性能
今回は、次の流れとなる信号経路を使い 自宅PC→インターネット→別宅PC→IC-756PPO~電波~TS850S→測定PC 総合的な周波数特性とIMD特性について検証しました。 6 SSB信号としての総合特性評価 ネット経由による運用方法を駆使して、PC内部音声特性、ネット伝送路、無線機とのインターフェース回路、無線機そしてリニアアンプと全ての部分を通過した場合の総合特性とし…
インターネット遠隔無線局開発(59)Update(2)【Windouws Customize】Win7システム改造
今回の音声遅延で、最も影響あるのがPC上のOSであるWindows自体の出来なのです。Windouwsには、リアルタイム処理に悪影響がある「見映えだけの」無駄な処理がたくさんあります。それをひとつずつ、事前と事後の検証しながら潰していったことの記録です。 これらの機能も場合によっては、他の処理の高速化に必要な機能もありますから、全て不要というわけではありません。そこを勘違いしないで…
(albumの君#3)彼女のファミリーヒストリーのルーツは、遥か【奈良時代】の歴史上に残る人物
今回は、新しい彼女となった女性の家族(ご先祖)に関する紹介です。今、NHKで放送している大河ドラマ「光る君へ」のタイトルである"君"というキーワードをここでの恋愛シリーズのタイトル名称"albumの君"に対応させたのも、この彼女のイメージからです。 彼女そのものが、私にとって、遥か昔の平安時代の貴族女子であったとの想いが強いのです。それは、彼女の顔つきが当時の美人基準であ…
(albumの君#2)二人一緒に最後に参加した一泊スキーツアー【完結】
一緒に行ったメンバー顔ぶれは、物語#5で紹介したとおりです。ただ、今の私には、#2彼女("はとこ")が、このグループツアーに参加することとなった事情はとうに忘れてしまっています。ですから、今回の流れは、あくまで、「たぶん、こうだったのでは?」と今から考え付くもので構成しています。残念ながら、今の彼女との連絡関係は全くありません。 さらにこの最終結論を今の私に与えて…
インターネット遠隔無線局開発(58)Update(2)【SOUND DEVICE】QUAD-CAPTURE(2)
今回は、外付けタイプの音声デバイス(USB-DAC)であるQUAD-CAPTURE【UA-55】に関する詳細説明です。 3 既存USBサウンド機器での改善 サウンド機器を上記2の機器に変更すれば、簡単に改善できることは、判明しました。 しかし、実際のSSB運用の面で見ると電子版ファイブナインの2012年5月号で紹介しましたUSB機器のほうが使いやすいのです。例えば、音声の送受信レベルを機…
(物語#5)グループ交際編(7)1980年早春時期一泊スキーツアー
私のアルバムにあった写真には、別のスキーツアー時の写真とが連続していたために、職場のメンバーとの合同スキーツアーだったとの勘違いをしていました。今回それを訂正します。 グループ交際のメンバーは、K君の大学時代の同期男子3名と私の男子が5名、女子は#2彼女を含めて5名の全員で10名だった。したがって、職域の私と仲がよかったメンバーは、この時期は未だこのグループには参加し…
インターネット遠隔無線局開発(57)Update(3)【SOUND DEVICE】QUAD-CAPTURE&MAYA44に変更理由
以前紹介した手元側のサウンドBOXだった「UA-25」から、その後継機種である「QUAD-CAPTURE(UA-55)」に変更しました。理由は、一番音質に影響するオペアンプが最新のものに変更されたこと→この結果、マイク回路におけるS/Nは飛躍的に良くなった。また、音質面だと「柔らかさ」が表現できるようになった。 さらに【コンプレッサー】【ノイズゲート】といった音楽録音に必要な機能が付加さ…
(技術談)公務編(6)松下通工MACC-6500運用・保守(3)中央⇔端末間の通信プロトコル概要
今回はデータ通信の専門的な内容となります。その詳しい内容を理解するには、データ通信に関する基礎の解説が必要なのですが、ここでは、過去の技術の歴史なので細かい部分は省略します。なお、ネット検索でこのシステム分野に係る部分はリンクしますから、そちらで補習をお願いします。 但し、一般向けての今回記述部分までの詳細説明はネット情報にはありません。実際の実務経験者でないと…
グルメ探訪(1)お好み焼き店【丸福】(まるふく)との関わり(1)WTV研修時代:(副題)「京風おでん」が売りの店
前回公開した「職場内男女交流」で紹介した「お好み焼き店【丸福】」について、もっと深堀しておきます。 (本論) 1.昭和51年のWTV研修時代 私は、この前時期から既にこの「丸福」のことを知っていました。また、WTV研修時期に、ここのスタッフ達のランチ対象店として、ベストテンにはランキングしておりました。 WTVの勤務は、午前10時から始まるので、昼食は午後の1時過ぎと…
(青春物語)スピンアウト④:同一職場内でも親睦交流があった男・女職員たち
今まで登場した、①JR和歌山駅から始まったグループと②職域テニスクラブとは違う、一つの職場内だけでの男女達との交流を紹介します。 (本題) まず、彼女達は、私の最初に務めた職場関係者ばかりです。というのは、業務のコンピュータ化により、そのデータ入力のためのオペレーターが必要となって、若い世代の女子職員ばかりを集めていました。
インターネット遠隔無線局開発(56)System Update(2)【NETDUETTO】はじめに
今回の記事編が、インターネット(経由)遠隔(操作)無線局関係の最終部となります。思えば、インターネット経由での無線局運用は、音声問題で始まり、音声問題で終わったという印象が強くあります。 それだけ、アマチュア無線には、「音声」にこだわる魅力があると言えるかもしれません。わずかに3KHzの帯域なのですが、それを最大限に生かそうとするとオーディオ趣味とは全く異なる手法が…
(albumの君#3)二人だけの出会いは?とその時の彼女からの開口一番”結婚対象外”通告に過剰反応
物語#5グループ交際で知り合った関係の彼女です。 ※(物語#5)では、Sさんと紹介していますが、これは仮称で本当の名前ではありません。 彼女と最初に二人きりで会った場所や時期は憶えていません。イメージ的には、JR和歌山駅ビルでの喫茶店のようにも思えるのですが、TさんとYさんたちとの出会いと重なっているので、これは勝手にそう思っている…
(物語#5)グループ交際編(6)赤目四十八滝の紅葉鑑賞ツアー・ドライブ
前回の初めてのグループ交際「奈良ドリームランド」遊園地ツアーから今回紹介する秋の紅葉鑑賞ツアー間のこのグループでの活動のことの記憶は、完全に消失しています。 おそらく、K君とYさんの個人的お付き合いは、この間にあったと思うですが、私にはわかりません。それは、S君とTさんの関係も同様です。それどころか、自分自身、個人的に関わったSさんのこの間の様子も全くわかりません。 …
(技術談)公務編(5)松下通工ミニコンMACC-6500運用・保守(2)
”松下通工”とは、「松下通信工業株式会社」の一般的な通称略です。 現在この会社は、現在は解散しているようです。ただ、この話題時期となる昭和53年代から平成7年までは存在していましたので、この略称で呼びたいと思います。 今回のミニコンは、ハードとそのソフト関係は松下通工製となっています。資料が無いので、記憶の限りですが、 (機器構成等) 1.CPU 16ビット構…
インターネット遠隔無線局開発(55)Update(1)【NETDUETTO】音声遅延防止と"おわりに"(完結)
周波数変更が無線機を直接触っている感触までに達しますと(ネット経由で届く)受信音声とのずれ(遅延)があるとがSSB音声の同調をする場合に支障があることが問題となってきました。それへと問題提起と音声ソフト変更による対策が今回の項目6となります。この本格的対策は、[System Update2]編となります。 6 音声遅延防止対策について これだけ周波数変更がスムーズになりま…
インターネット遠隔無線局開発(54)Update(1)【HRD】FT897追加でダイヤル動作改善(後編)
前回記事の続きです。ヤエス無線FT897のダイヤルが遠隔システムのメイン・ダイヤルとして動作します。さらに他の無線機ダイヤルを個別に動作させることが可能なことが、このシステムの最大の特長です。 例えば、IC-756PROだけの周波数を変えたいのなら、PC画面上にある【HRD】でその周波数を変更するのです。 また、自宅側受信機のTS-850Sの場合なら、直接無線機のダイヤルを回すことで可…
(albumの君#2)現在の彼女の状況と私との血縁(家系図)判明
~最後のシーンは描けていませんが、最新情報を先に公開します。~ この日曜日(3/31)に彼女の実家を訪れました。主要件は、彼女の父の1周忌でのお参りです。彼女の父は、私たち夫婦の仲人でもありました。ですから、私と妻の二人で出かけたのです。 その約2週間前に私達夫婦の長男夫婦とその息子(私たち夫婦の孫)に会うために関東へ出かけていま…
CQ誌2024年4月号特集記事:CWパドル操作写真で気になる点が・・・
今日何気なく、買い物の時間つぶしで立ち読みした、CQ誌2024年4月号の特集記事内「周辺機器活用ガイド」で紹介しています、エレキー等のCW用パドルキー操作風景に気になることがありました。 それは、パドルを指先だけの動作にての操作です。 ※ネットで検索した他の方の操作方もこれと同じ手法を指導されているようですが・・・。 ただ、これでも正確に打てるのは、現在のキーに…
(albumの君#6)"気持ち"だけの【不倫】(2)テニス合宿での"すれちがい"
この彼女とは、いろいろな状況での出会いはあります。ただし、それらは、お互いに全て"すれちがい"だったと私の認識です。つまり、この時は、将来、この彼女との恋愛関係となるような予感は何もなかったのです。 (本論) 職域テニスクラブでは、年に1回のペースで会員同士の親睦をはかるため、「テニス合宿」旅行を実施していた時期があります。それは、一泊旅行での遠い観光地に出…
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今回は、平行2線式給電線間に分布する静電容量Cを求めます。すると前回求めたインダクタンスLとあれば、この平行2線式給電線が持つ特性インピーダンスZoを次の計算で求めることができるのです。 Zo=√(L/C) [Ω] ......(5.3) 【ヘアピンマッチ予習】分布定数回路の整合(2)特性インピーダンスZo https://jo3krp2.seesaa.net/article/516711034.html にて導出した式 …
MMANA付属モデルから改良したモデルで、Radiator(放射器)をFD(フォールデッド)タイプにする方法です。給電点インピーダンスを200Ωとなるようにしています。そして、同軸ケーブルを使った1:4のUバランにて50Ωの同軸給電線とマッチングしており、同時に平衡:不平衡の変換を行っています。 ※Uバラン部分はMMANAの再現には含まれません。 さらに以…
今回から、ヘアピンマッチ回路の基礎である平行2線式給電線についての理論にかかることができます。しかし、伝送理論の流れ的には、いくつかの重要な項目については、今回端折ります。そうしないと目的部分まで、たどり着けないからです。 特に残念な部分は、「5.1.3 分布定数回路の一般的取り扱い」での波動方程式から、その一般解を求めて、それと今回のγ(α,β)との関係を波動方程式…
前回指摘したMMANAのエレメント定義における個々の行における「セグメント指定」0,-1の違いを大元の付属モデル8EL6MWについて明示して、今までの50MHzモデルについて、全般に見直しを行う必要があることの確認です。 そのための検証として、過去の個人的な設計例では、このセグメント指定Seg:-1については、既に対応済である例についてSeg:0として設計した場合を掲げます。 (本題…
MMANAの表示オプション(V)の「スタブマッチ」タブにある計算部分は、本来は分布定数回路による整合手法の一種である「L形分岐」整合回路のなかの「短絡線路によるL形並列分岐」というのが、正式な回路名称です。 それをMMANAでは、ヘアピンマッチ回路に応用しています。ですので、元のL形分岐による整合回路形状が少し複雑で、設計条件によっては、邪魔なL1の長さが大きくなる場合があって…
今回、前回のFDラジエータ形状変更による利得Gaの減少について、検証と考察を実施しました。そのまとめです。 (本題) 1. 前回記事中の訂正 「今回は、ラジエータ形状を変えています。14φ径のストレートパイプの先端に”コ”字形となる10φ径パイプを挿入する形状としました。 後の判明ですが、このラジエータ形状が利得減少の原因となりました。FDラジエータの場合、そのパイプ接…
ヘヤピンマッチ計算で必要な知識が、伝搬定数γの虚数部:位相定数βです。 一方、実部のαは減衰定数と呼ばれ、線路のロスを表しますが、通常の給電線の場合には、α≒0と見なします。しかし、位相定数βは無視できません。伝搬する電波の波長に関係して、伝送線路の位置によって、その位相状態が刻々と変わっていくからです。 前回のアンテナ本の流れから、この伝搬定数について、アマ…
今回の50MHzシリーズ記事の最終モデルとしたいヘヤピンマッチモデルは、アンテナ設計は既に完了しているのですが、その裏付け理論記事のほうが全然間に合いません。 その時間稼ぎとして、初めに実施したFDラジエータの改善試行モデルを公開します。そして、今回は見出しにあるように最初に設計したFDオリジナルモデルと比較すると約1dB近くもGaが低下しました。今回この原因を追究すること…
前回は、MMANAのスタブマッチに必要な(ショート)スタブの特性インピーダンスZoを求める結果式を示しました。 Zo=276log10(d/a) [Ω] ....(5.81) Zo;求めたいスタブの特性インピーダンス d;2線間の距離 a;電線の口径(半径) この式があれば、簡単にスタブの特性インピーダンスZoを計算できることはご理解いただけたと思います。 ただ、この式を導出してくると…
利得とF/B追及したラジエータ直結アンテナの特質は、今回の周波数特性に顕著に現れています。 それらについては、個々のデータで分析していきます。 (本題) 1. 給電点インピーダンスZ(RとjX別)
ヘヤピンマッチに使うU字形の金具(ショートスタブまたは単にスタブ)の設計に必要な事前知識についての講座です。50MHzなら適当 に給電部に電線をU字に装着すれば、マッチングできると思えますが、力業での試行錯誤で求めるのは大変です。 一方、MMANAの「表示(V)」メニューにある「オプション(V)」をクリックすれば、次のような「スタブマッチ」タブを開けば、 ヘヤピンマッチの…
前回のモデルの全てのエレメント対象に50.0~51.0MHz範囲内でGaとF/Bを追求しています。そのうちのBestモデルの1つで、これが最良ということではありません。同様なモデルは、MMANAを使えば、いくらでも設計できます。 今回の目標は、50.0~51.0MHz全般におけるGaとF/B性能の維持に加えて、中心周波数50.5MHz付近をより重視する設計です。このため、各エレメント長とエレメント間隔の全てを…
今回は、放射器と第一導波器位置によるSWR特性のみを改善した状態での周波数特性です。これだとインピーダンスZ(R+jX)特性とSWR特性で見ると全く問題ありません。 しかし、一方で八木アンテナとしての性能(Ga,F/B)及びパターンでの周波数変化を見ますと50.750MHz~51.000MHz(以上) 周波数帯に特性が偏る傾向があるのです。これは、元の8ELE6MW.MAAのデータの癖というか、そういう…
今回からは、HF帯のマルチバンド八木で昔用いられた「直接給電-direct coupling」方式を掲げます。 50MHzにおいては、ラジエータがブームから電気的に浮いた状態とさらにラジエータを左右エレメントに分割・絶縁して、その中点にDPと同様に給電する方式となるので、給電箇所の絶縁と分割支持のための高周波性能に優れた樹脂部品が余計に増えることから、メーカー製のように部品コストにシビ…
前回は説明漏れとなりましたが、)「γC-match」若しくは、「γ・C-match」と言うマッチング形式名称はありません。前回勝手に命名しているものです。ただ、誰でも思いつく回路なので、同様な回路は既に使っておられるメーカーや個人がいるかもしれません。 ただ、今回の設計だと詰めがあまいのか?利得面において、γマッチとの差が1.0dBもありました。この利得差がこの形式に対する最終評…
今回は、今まで発表していない(個人的に見た記憶が無いだけで、既に発表済かもしれません。)新しいマッチング構造の紹介です。このマッチング方式の売りは、ロッドはωマッチに相当する短い固定長を選択できます。γマッチ用コンデンサーC1及びCマッチ用コンデンサーC2は、ほぼ同じ容量を使い、(Tマッチの時のCの容量に近い。)γマッチ単独の場合…
前回の問題点(2)については、コンデンサーC2を工夫して、例えば、16pF程度の固定コンデンサーと直列接続にして、16pF(最大容量30pF)可変コンデンサーとすれば、C2の調整もそれほどクリチカルにならないのかもしれません。これについては、最終の評価で書きました。 (本題) 1. 給電点インピーダンスZ(RとjX別)
γ(ガンマ)マッチの改良方式であるω(オメガ)マッチについて【参考】として検討します。というのは、50MHzでは、γマッチに対する優位性は薄れてしまうことから、個人的に50MHzでならωマッチよりもγマッチを推奨する立場だからです。 その理由は、 (1)ωマッチの特長であるロッド長がγの0.5~0.7倍と短くて固定長となることは、50MHzではメリットとは言えない。HF帯(特にローバン…
γマッチとほぼ同じ方法であるT-match方式との性能比較をしますと中心周波数50.5MHz付近では、Ga:19.71(T:19.02)dBiと+0.69dB増、F/B:23.19(FD:23.26)dBと-0.07dB減(ほぼ同等)となっています。一方、ラジエータ長を見るとγ:1.46m(T:1.56m)長とγマッチのほうが、10㎝も短くなっています。ですから、FDとT-matchとの比較の場合のようにラジエータ長が利得やF/Bを決定づけるとは言え…
今回から50Ω同軸ケーブルにて直接給電できるマッチング回路について考えます。その代表例は、γ(ガンマ)マッチング方式です。個人的には、50MHzで活躍した給電方式です。今から50年以上前にマスプロ電工製4エレメント八木に実装されていました。当時は、可変コンデンサーは小型バリコンでした。ですから、調整はとても簡単に行えました。また、主ビームの偏りは意識することはありませんでした…
今回も新規テーマ準備までの中継ぎです。先日、運転免許証の更新を無事通してもらえました。というのは、片目の視力が、0.3ギリギリの状態だったからです。約1か月くらい前に眼鏡屋さんで視力測定をしてもらったところ、片目は、0.7以上見えるのですが、他の目が0.3見えていない状態だと判りました 原因は、今までは無かった「乱視」が片目に生じたからです。前回(5年前)の更新時も視力に不…
和歌山市では、週末あたりから急に真夏日となっています。今日も「熱中症警戒アラート」が和歌山県も含め、全国各所に発令しています。そんな時にひんやりとしたスイーツを紹介します。美味しさはもちろんですが、見映えも良かったので、ブログテーマの中休みネタとして紹介します。 (上部の生クリームとフルーツの盛り付け)
下記写真は、別の角度から見た給電部(ステー線用金具)の拡大部です。 写真にあるクレモナ・ロープは既に撤去済みです。左斜め方向にあるTVアンテナ用…
一般的なTVアンテナ用ステー線の引き留め部分をサンプル写真にて紹介します。 (モデル住宅における参考例) 他の個人宅の現物写真を勝手に撮影して利用する…
次の写真は自宅の屋根の中央天頂部にあるUHF-TVの設置状況です。 アンテナ自体が支持ポールの低い位置となったのは、当初は、HF用アンテナ電線を支えるFRP…
この冊子にある「設計=施工へのワンポイント・アドバイス」記事を参考としています。 (冊子表紙のリンク) https://www.amazon.com/%E5%88%A5%E5%86%8ACQ-ham-radio-7%E6%9C%88%E5%8F%B7%E3%83%99%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8A/dp/B08QTLNZ79 (本論) この記事の主旨は、当時はVHFのTVアンテナのステー線をLongWire(以下、LW)の…
新築時に用意した地面内の電線束=地表ラジアル線アースは、そのまま放置していました。今回これを使える機会を実現できるかもしれません。 というのは、来月当初予定で自宅2階部を一部リフォームすることになりました。その際に外壁に沿って一部足場が組まれることから、日頃手が届かない部分(屋根の片隅)にある(代用)アンテナ線からの引き込み電線を固定できるような準備をしたいと思…
これは、過去の大規模アンテナ設備に使用したことから分ったのですが、DIY店でも調達できる部品でも、プロご用達の専門店を利用すると例え1個だけの部品、今回は、ワイヤクリップ1個だけでの入手の場合で紹介します。
最後に別宅の予備システムで実装していた例を紹介して、この完了とします。こちらは、主に3.5/3.8MHz垂直八木アンテナを使用するために用意したコモンフィルタ群です。また、同時に14-28MHzのミニマルチ会社のトライバンダー八木アンテナにも適用していました。いずれも既に撤去済です。フィルタ自体も破棄しました。 (別宅の予備システム側にある室内壁面)
依頼のあったCMD1.8Ⅱ-MTの完成時の写真とこれとは別ですが、同じタイプを私自身もタワーアンテナ用として使っていました。この長期使用経過の様子を紹介しています。 9 コモンフィルタ CMD1.8Ⅱ-MTの完成写真 ①M型端子のコネクタ部分
前回お知らせしたように幅広い周波数帯域でコモンモード電流の減衰を確保できるか?が、このフィルタの性能を表していることの説明です。下限は1.8MHzに対応するのと同時に上限は50MHz以上まで十分に減衰できているかがフィルタ性能勝負の分かれ目です。 6 ネットアナ利用 CMD1.8Ⅱ 特性グラフ図
コモンモードフィルタの性能は、そのインダクタンスの大きさで決まるといっても間違いではありません。ただ、インダクタンスで生じるリアクタンスの周波数特性にも注意する必要は欠かせません。その部分は次回に紹介します。今回は、インダクタンス測定の方法を紹介しています。 5 性能判定測定法 完成したコモンフィルタの良否について判定する検査方法です。 最も確かな方法…
今回加工時の写真はありません。また、内部構造を写した写真も1枚も無いのです。さらに使用していた現物も別宅無線局設備の廃棄と同時に全て処分しました。なので公開しようとしてもできません。そして、自分自身も作り方を忘れています。残っているのは、大学ノートに記録した各寸法を記載した数字と簡単な説明だけが全てです。 3 VUキャップの加工 VUパイプ両端の防水処理とし…
今回はVUパイプ等への穴あけ時に利用する治具の紹介です。 2 パイプ穴あけ時固定治具 この治具は、NSNスペシャル・アンテナ記事を当時の月刊ファイブナイン誌に掲載の際、配布用アンテナ部品を作成するため準備したものです。 ドリルによる穴あけをパイプのような丸い表面に穴をあけようとするとパイプが回転してしまい、ドリルの刃先がすべってしまうことがあります。このよ…
「コモンモード実験室」関係の記事は当ブログ記事として全てを全てを再現したつもりだったのですが、今回の部分は漏れていたようです。 (記事概要) 前回までのレポート(当ブログでは「コモンモード実験室」の以下の記事案内に該当)とは、違う視点で、このテーマを考えていました。 【ブログ記事案内】 過去のHP記事再現(144)コモンモード実…
前回紹介したようにリビングのシステムで384KHzアップサンプリングと内部処理32Bit深度を採用したところ、ロック系の音楽では、力強さが削がれた感覚を持っています。しかしながら、楽器の音色の余韻は、とても甘く響きわたるようになっています。これを意図した理由ではありませんが、こちらでも心地よく聴ける音質であると言えるかもしれません。 (試聴音源) ホテル・カリフォルニア Eagles 2003年05月14日 ht…
2Fにあるメイン・システムに比べるとまだ改善の余地があると思い、本日からアップサンプリング周波数を192KHz→384KHz(PCM×8)の最大設定まで引き上げました。 USBケーブル長が、約5mと長いものを使用しているので、その間の伝送波形の乱れを心配したのですが、今のところ、誤動作や音切れは発生していません。 肝心の音調は、オーディオ再生プレーヤN-70Aでの384KHz出力とは違っています。どちらかというと音の迫…
1999年12月号CQハムラジオ誌に掲載された記事からの最後の紹介です。 当時、使用していた無線機は、FT-1011(50W)でした。 今のようなDSPによるノイズリダクションや狭帯域の低周波バンドパスフィルタはありません。したがって、ノイズ軽減の方策としてはIFフィルタを250Hz帯域とするか、自作の外付けの低周波フィルタを付加するか程度の対策しかありませんでした。
TS-520関連記事の後半です。実際にこのTS-520を使用していた時期は1990年あたりまでです。その後は、TS-850やFT-1011に切り替わりました。VFOがアナログでしたから、1KHz単位で周波数が正確に読み取れないのは、実用とはならない時代となったからです。
1999年12月号CQ誌に掲載されたケンウッド社無線機(当時はトリオ社)TS-520の受信部改造記事です。 当時の機器のミクサー部分は、MOS-FETによるシングルタイプのミクサーが主流で強力な受信信号があるとミクサー段の突き抜け信号や混変調があたりまえでした。これを軽減するため受信機のトップへアッテネータを挿入するものです。 同時に、RF段素子の交換とIFゲインの調整を紹介しています。素子の変更による不要なゲ…