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『風とライオン』(75)(1977.1.22.渋谷全線座.併映は『さらば愛しき女よ』)1904年、モロッコのタンジールで、アメリカ人のペデカリス夫人(キャンディス・バーゲン)と2人の子どもがリフ族の首長ライズリ(ショーン・コネリー)に誘拐された。事態は国際紛争となり、アメリカのセオドア・ルーズベルト大統領(ブライアン・キース)は大西洋艦隊をモロッコへ向かわせる。一方、誘拐されたペデカリス夫人は確固たる信念を持つライズリに温かな感情を抱くようになるが…。ジョン・ミリアス監督の豪快な演出、ビリー・ウィリアムズの撮影、ジェリー・ゴールドスミスの音楽も魅力的。『アラビアのロレンス』(62)を思わせるところもある映画。コネリーがやたらとカッコいい。特にライズリが馬に乗りながら銃を持って去っていくラストシーンは感動的...「BSシネマ」『風とライオン』
『馬上の二人』(61)(1986.10.19.)マケーブ保安官(ジェームズ・スチュワート)と旧友のゲーリー中尉(リチャード・ウィドマーク)は、コマンチ族にさらわれた白人の救出を依頼され、白人の娘と少年を救いだすが、コマンチとして生きてきた彼らへの白人たちの反応は冷たかった。そんな中、少年を自分の息子と信じる夫人が彼を引き取るが…。ジョン・フォード晩年の一作だが、残念ながら、監督の老いや衰えは、容赦なく作品内に反映されてしまうのだと痛感させられた。晩年のフォードの作品は『リバティ・バランスを射った男』(62)を除けば、粗雑さや衰えを感じさせ、往年の片りんを思わせるシーンが、逆に寂しいものとして映るところがある。この映画も、設定は『捜索者』(56)をほうふつとさせるが、『捜索者』が持っていた鋭さは影を潜め、中...「BSシネマ」『馬上の二人』
第21回から、会場が「京橋ZESTcantina」に。第26回(2014.10.11.)ウエスタン・ユニオン・特急便第26号「今も世界の映画を結ぶフォード&デューク」https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/1bbedaa35cbec1341f06e2e71ed4500c『BRUTUS(ブルータス)』「WESTERNUNIONの7人」(2014年12/15号)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/260080f0e7e17c88f82a5eaedd95313a第27回(2015.1.11.)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/59466573b88eff8c7b1bc8fc2726d37c第29回(2015.7.11.)トー...ウエスタン・ユニオン例会の記録2