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『風とライオン』(75)(1977.1.22.渋谷全線座.併映は『さらば愛しき女よ』)1904年、モロッコのタンジールで、アメリカ人のペデカリス夫人(キャンディス・バーゲン)と2人の子どもがリフ族の首長ライズリ(ショーン・コネリー)に誘拐された。事態は国際紛争となり、アメリカのセオドア・ルーズベルト大統領(ブライアン・キース)は大西洋艦隊をモロッコへ向かわせる。一方、誘拐されたペデカリス夫人は確固たる信念を持つライズリに温かな感情を抱くようになるが…。ジョン・ミリアス監督の豪快な演出、ビリー・ウィリアムズの撮影、ジェリー・ゴールドスミスの音楽も魅力的。『アラビアのロレンス』(62)を思わせるところもある映画。コネリーがやたらとカッコいい。特にライズリが馬に乗りながら銃を持って去っていくラストシーンは感動的...「BSシネマ」『風とライオン』
『ジェロニモ』(93)ビデオ通話で西部劇談議『ジェロニモ』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/f711fd23294bd47e915ef6a8fc1420a1「BSシネマ」『ジェロニモ』
『ダーティハリー2』(73)ジョン・ミリアスとマイケル・チミノが脚本に参加https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/f903e4417cb549cb68255a0f09e76056「午後のロードショー」『ダーティハリー2』
『ダーティハリー』(71)ジョン・ミリアス「黒澤明の『野良犬』(49)を参考にした」https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/20f26796bf598d8c8319f444fb859656「午後のロードショー」『ダーティハリー』
『1941』(79)(1980.9.22.渋谷パレス.併映は『がんばれ!!タブチくん!!第2弾激闘ペナントレース』)1941年、日本軍が真珠湾攻撃を行った日から6日後の南カリフォルニアを舞台に、日本軍が攻めてくるという恐怖の中での住民たちの1日の行動を描いたコメディ。『ジョーズ』(75)のパロディで始まり、次から次へとぶっ壊しの連続。監督のスピルバーグや製作のジョン・ミリアスの意図したところは、戦争のばからしさということだったのか。あるいは本当に何も考えていないただのお遊び映画だったのか。そのどちらなのか、真相は分からないが、『激突!』(71)や『ジョーズ』で特別な恐怖を、『続・激突!カージャック』(74)できらりと光るものを、そして『未知との遭遇』(77)では感動を与えてくれたスピルバーグの映画とはとて...トリート・ウィリアムズの出演映画『1941』
『大いなる勇者』(72)(1976.6.6.日曜洋画劇場)文明に背を向け、厳しい大自然に生きる男を描く西部劇。山で生きる決意をし、ロッキーにやってきたジェレマイア・ジョンソン(ロバート・レッドフォード)。過酷な自然と向き合う日々を送る彼は、ある日、先住民に家族を殺され、1人生き残った少年を引きとる。やがて、ジョンソンは平和な部族の長の娘を妻に迎え、3人で平穏な生活を送るが、転機が訪れる。(2004.9.10.)ロバート・レッドフォードは浮世離れしている?テレビでロバート・レッドフォード主演の『大いなる勇者』を見た妻が、「主人公があんな自然の中の過酷な状況下にいるのに、レッドフォードが演っていると、なんだか都会にいるみたいに思えた」という。つまり、彼女のイメージの中でのレッドフォードは、いい意味で浮世離れし...「BSシネマ」『大いなる勇者』
今回のお題は、ウォルター・ヒル監督、ジョン・ミリアス脚本の『ジェロニモ』(93)。この時期(90年代前半)は、『ダンス・ウィズ・ウルブズ』(90)『ラスト・オブ・モヒカン』(92)など、西部劇の変容(特にインディアンの描き方の変化)が顕著だった。“惜しい映画”が多いヒルにしては、これは傑作の部類に入ると思うし、出来不出来の波が激しく、思想的にも危ないところのあるミリアスも、この映画に関しては“いい方”が出ている気がする。とにかくモアブの景観と馬の描写が素晴らしい。久しぶりに見直してみて、マット・デイモンが若くて驚いた。ジェロニモを演じたウェス・ステュディは『荒野の誓い』(17)では、護送されるシャイアン族の首長イエロー・ホークを演じていた。ジェロニモを乗せた護送列車が荒野を行くラストシーンにエンドクレジッ...ビデオ通話で西部劇談議『ジェロニモ』
『ジェロニモ』(93)(2008.12.16.WOWOW)『ジェロニモ』とジョン・ミリアス1885年、20年近くにわたって合衆国騎兵隊と戦い続けていたアパッチ族の族長ジェロニモ(ウェス・ステュディ)が投降し、ゲイトウッド中尉(ジェイソン・パトリック)とデイビス少尉(マット・デイモン)がその護送に当たることになった。やがてアパッチ族は保留地で新たな生活を始める。ところが些細な事から騎兵隊が武力行使を行ったため、ジェロニモは暴動を起こし、仲間たちとともに逃走。ゲイトウッドとデイビス、さらにベテランの偵察隊長シーバー(ロバート・デュバル)らが追跡を開始する。騎兵隊と闘った伝説のアパッチ族戦士ジェロニモの実像に迫った力作。彼の護送を行なった若い白人将校の回想という形でストーリーが展開する。ウォルター・ヒル監督にし...『ジェロニモ』