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『ヒート』(95)(1996.9.29.目黒シネマ.併映は『白い嵐』)仕事に疲れてまともな家庭生活が送れない刑事のビンセント(アル・パチーノ)。冷徹無比な犯罪組織のボス、ニール(ロバート・デ・ニーロ)。追う者と追われる者、虚々実々の駆け引きとせめぎ合いを繰り返すうちに、2人はそれぞれが抱える孤独から奇妙な共感を覚えるが…。アル・パチーノとロバート・デ・ニーロ。『ゴッドファーザーPARTⅡ』(74)はいわば“すれ違い共演”だったから、実質的にはこれが初共演ということになるだろう。だがこの映画の場合は、この大物2人の共演がかえってマイナスに作用したと言っても過言ではない。2人を平等に扱ったがために、対立する互いのドラマに割く時間までをほぼ均一化している。古い話だが、その昔の東映で片岡千恵蔵と市川右太衛門の共演...バル・キルマーの出演映画『ヒート』
読んでくださりありがとうございます。 本日もお疲れ様でした🙂 今回は、先日DVDで鑑賞した映画「コラテラル」について感想を書かせて頂きます。 タイトルは、劇中の台詞より取りました。※ネタバレしていきますので、未見の方はご注意下さい。以下は、ChatGPTに書いてもらった文です。 『コラテラル』(2004年)は、トム・クルーズとジェイミー・フォックス主演のサスペンスアクション映画です。物語は、ロサンゼルスのタクシー運転手マックス(フォックス)が、冷酷な殺し屋ヴィンセント(クルーズ)を客として乗せたことで始まります。ヴィンセントは一晩で複数のターゲットを暗殺するためにマックスのタクシーを利用し、マ…
読んでくださりありがとうございます。 本日もお疲れ様です🙂 今回は、先日TOHOシネマズ上大岡で鑑賞した映画「FERRARI」の感想を書かせて頂きます。 タイトルは、エンツォ・フェラーリの台詞より取りました。※ネタバレしていきますので、未見の方はご注意下さい。 監督はマイケル・マン、主演はアダム・ドライバー、共演にペネロペ・クルス、シャイリーン・ウッドリー、サラ・ガドン、ガブリエル・レオーネ、ジャック・オコンネルですね。 冒頭 エンツォは、愛人のリナ宅で休んでいます。 やがて時計を見て支度をし、リナと認知していない息子ピエロを起こさないようにしながら、自分の車に乗り込みます。エンツォはフェラー…
映画『フェラーリ』の感想ブログ。エンツォ・フェラーリの三角関係と迫力のレースシーンを描いた愛憎ドラマ。アダム・ドライバーとペネロペ・クルスの演技が光る。ネタバレなし。
【ほぼ週刊映画コラム】『潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断』『フェラーリ』
共同通信エンタメOVOに連載中の『ほぼ週刊映画コラム』今週は実話を基にイタリアを舞台にした映画海の男たちの誇りと絆を描いた『潜水艦コマンダンテ誇り高き決断』自動車メーカー創業者の内面に迫った『フェラーリ』詳細はこちら↓https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1439247【ほぼ週刊映画コラム】『潜水艦コマンダンテ誇り高き決断』『フェラーリ』
『フェラーリ』(2024.7.2.リモート試写)1957年。イタリアの自動車メーカー、フェラーリ社の創業者エンツォ・フェラーリ(アダム・ドライバー)は、難病を抱えた息子ディーノを前年に亡くし、会社の共同経営者でもある妻のラウラ(ペネロペ・クルス)との関係も冷え切っていた。そんな中、エンツォは愛人のリナ(シャイリーン・ウッドリー)とその息子のピエロの存在を妻に知られてしまう。さらに会社は業績不振に陥って破産寸前となり、競合他社からの買収の危機にひんしていた。エンツォは、起死回生の一手として、イタリア全土1000マイルを縦断する過酷なロードレース「ミッレミリア」に挑む。マイケル・マン監督が、ブロック・イェーツの『エンツォ・フェラーリ跳ね馬の肖像』を原作に、私生活と会社経営で窮地に陥った59歳のエンツォが挑んだ...『フェラーリ』
『コラテラル』(04)(2006.3.13.)コラテラルとは"巻き添えを食う"という意味らしい。つまりジェイミー・フォックス扮するタクシードライバー(こちらが主役みたいだ)が、トム・クルーズ扮する殺し屋(あまり似合わない)の仕事に巻き込まれていく話でアイデアはなかなか面白そうだと思った。ところが、ロサンゼルスの夜景など雰囲気は悪くはないのだが、語り口が冗漫で緊張感に欠け、結局は、またも消化不良のマイケル・マン映画という印象を抱かされた。たとえばこの題材を1時間半ぐらいに絞り込んで描いたらもっと面白くなったはずだと思うのだが…。「午後のロードショー」『コラテラル』
「刑事グラハム 凍りついた欲望」(1986) レクター博士が映画に初登場した作品をU-NEXTで久々に観ました。 監督はマイケル・マン。予告編はコチラ。 F…
【インタビュー】「TOKYO VICE」アンセル・エルゴート
WOWOWと米HBOMaxの共同制作オリジナルドラマ「TOKYOVICE」のWOWOW独占放送が、4月24日からスタートする。物語の舞台は1990年代の東京。日本の大手新聞社に就職したアメリカ人青年ジェイクが、特ダネを追い掛けるうちに、危険な闇社会へと入り込んでいく様子が描かれる。ジェイク役のアンセル・エルゴートに話を聞いた。役柄同様、日本語が主体で時折英語が混ざるスタイルでの受け答えに驚かされた。「実際に日本に住んだことが、この役のためにとても役立ちました」https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1325473【インタビュー】「TOKYOVICE」アンセル・エルゴート
「TOKYO VICE」アンセル・エルゴートにインタビュー取材
WOWOWと米HBOMaxの共同制作ドラマ「TOKYOVICE」に主演したアンセル・エルゴートにインタビュー取材。今回エルゴートが演じたジェイクは、上智大に編入後、日本語の筆記試験などを受けて、日本の大手新聞社に外国人として初めて入社し、社会部に配属されてサツ回りをする新人記者。劇中では、日本語のせりふを流暢に話し、漢字まで書く熱演を示したが、インタビュー時は、ドラマよりももっとうまい日本語を聞かされて驚いた。『ベイビー・ドライバー』(17)公開の際にインタビューをした時は、まだ初々しかったが、大作『ウエスト・サイド・ストーリー』の主演を経て、俳優としての風格が出てきたと思わされた。詳細は後ほど。【インタビュー】『ベイビー・ドライバー』アンセル・エルゴートhttps://blog.goo.ne.jp/tanar...「TOKYOVICE」アンセル・エルゴートにインタビュー取材