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『騎兵隊』(59)『騎兵隊』上映会https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/5e0f411cf80ff623078d945ec7463acc「BSシネマ」『騎兵隊』
今回のお題は、バート・ケネディ監督、ジョン・ウェインとカーク・ダグラス共演の『戦う幌馬車』(67)。「ウォー・ワゴン」という原題の通りに、戦車のような幌馬車(装甲車)が登場するが、実はあまり活躍しない。それよりも、デュークとカークの掛け合いの面白さで見せる映画。カークの馬の曲乗りも見もの。2人に絡むインディアン役のハワード・キールも面白い。ブルース・ダーンがすぐに撃ち殺されるのはご愛敬。デュークの後期の映画は、『リオ・ブラボー』(59)『エルダー兄弟』(65)『エル・ドラド』(66)『リオ・ロボ』(70)とチームプレーを見せるグループ劇が多いが、この映画もその内の1本。監督のケネディは、デュークの「バトジャックプロ」に脚本家として入った後に監督になった。『夕陽に立つ保安官』(69)と『地平線から来た男』(...ビデオ通話で西部劇談議『戦う幌馬車』
『転校生-さよなら あなた-』『22才の別れ Lycoris 葉見ず花見ず物語』
長野でロケが行われた映画では、ヒロインが蕎麦屋の娘という設定だったので、善光寺周辺や松代、戸隠で撮影された大林宣彦監督の『転校生-さよならあなた-』という映画があった。『転校生-さよならあなた-』『22才の別れLycoris葉見ず花見ず物語』(07)(2007.6.4.角川試写室)ジョン・ウェインのファンとしても知られる大林宣彦監督に、新作のPRにかこつけてジョン・ウェインについてのインタビューを依頼。というわけで、事前に1日で2本の新作を試写することに。まず、朝の10時から麹町の試写室で『転校生』(82)のリメーク版『転校生-さよならあなた-』を見る。一端仕事場に行って作業をし、また試写室に戻って午後6時から『22才の別れLycoris葉見ず花見ず物語』を見た。もともと大林映画は、ご本人が徹底的に自分の...『転校生-さよならあなた-』『22才の別れLycoris葉見ず花見ず物語』
『トランボハリウッドに最も嫌われた男』(15)戦後のアメリカを見詰め直した力作https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/44e30cc426bff08a6a4edfcd91aee690「BSシネマ」『トランボハリウッドに最も嫌われた男』
西部劇ファンというよりキリスト教徒にオススメな映画「三人の名付親」
1948年のアメリカ映画「三人の名付親」(3 Godfathers) 西部劇はいつまで一大ジャンルだったのか? 映画「三人の名付親」のあらすじ 西部劇というよりキリスト教映画 「Beautiful River」という讃美歌 西部劇はいつまで一大ジャンルだったのか? 私が子どもの頃、つまり1960年代頃までは「西部劇」というのは一大ジャンルとして映画、テレビに君臨していたと思う。 それがほとんどなくなったのはいつ頃なのだろう? よくわからないが、私のイメージする西部劇では、いつも馬にまたがったかっこいい白人のオトコたちが原住民のインディアンを蹴散らし、これまた白人のカッコいい保安官が大活躍する、…
『リオ・ブラボー』(59)仲間たちのチームプレーを描いた爽快西部劇https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/b2d7f4fb40be1153428209d995349436「BSシネマ」『リオ・ブラボー』
『三人の名付親』(48)「ジョン・フォードのクリスマス」https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/72af46ccf5e50781946c696fcb50a4ac「BSシネマ」『三人の名付親』
『捜索者』(56)原作は、アラン・ルメイの同名小説。南北戦争終結後、コマンチ族によって兄一家を殺され、連れ去られた姪(ナタリー・ウッド)を救出するための旅を続ける男の姿を描く。ジョン・フォードは「一人の孤独な人間の悲劇の物語」と語っている。ジョン・ウェイン=デュークが、兄嫁への思いを胸に、コマンチへの復讐に取りつかれたイーサン・エドワーズを見事に演じた。『タクシードライバー』(76)でロバート・デ・ニーロが演じたトラビスは「イーサンからヒントを得た」と脚本のポール・シュレーダーが語っている。後に、自身の演技について聞かれたデュークは、「『駅馬車』(39)『赤い河』(48)がベターであり、『黄色いリボン』(49)や『静かなる男』(52)『果てなき船路』(40)もいい。でも、『捜索者』はもっと賞されてもよかっ...「BSシネマ」『捜索者』
『ダーティハリー』(71)ジョン・ミリアス「黒澤明の『野良犬』(49)を参考にした」https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/20f26796bf598d8c8319f444fb859656「午後のロードショー」『ダーティハリー』
『リオ・ロボ」(70)ハワード・ホークスの遺作https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/e4249890d330e3ba142b885d8da19a2d「BSシネマ」『リオ・ロボ」
『11人のカウボーイ』(71)(1977.4.2./9.土曜映画劇場)人手不足のため、やむなく11人の少年を雇い、牛追いの旅に出た牧場主のウィル(ジョン・ウェイン)。彼は経験もない幼い少年たちを訓練しながら旅を続けていく。さまざまな困難に立ち向かいながら、少年たちは成長し、勇気と知恵を学んでいくが…。子役たちに加えて、人のいい黒人料理人役のロスコー・リー・ブラウンと、憎々しい牛泥棒役のブルー・ダーンが、対照的な役柄で強烈な印象を残す。監督はニューヨーク派のマーク・ライデル。晩年のウェインは、この映画のほかにも、『勇気ある追跡』(69)のキム・ダービー、『ビッグ・ケーヒル』(73)のゲーリー・グライムスたち、『ラスト・シューティスト』(76)のロン・ハワードと、まるで自分の子どもや孫に当たるような少女や少年...「BSシネマ」『11人のカウボーイ』
『リオ・グランデの砦』(50)“フォードの魔法”に満ちた一編https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/7b9ba61f01ee037cc023f06ae07ee21d“騎兵隊三部作”上映会https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/e04e18d31b1b4d1eebc93ebf147736be「BSシネマ」『リオ・グランデの砦』
『映像の巨人 ジョンフォード』DIRECTED BY JOHN FORD
『映像の巨人ジョンフォード』DIRECTEDBYJOHNFORD(71→06)1971年製作のピーター・ボグダノビッチ監督のドキュメンタリー映画に、新たな映像を追加し、再編集したもの。フォードへのインタビュー映像を中心に、彼とゆかりのある俳優(ジョン・ウェイン、ヘンリー・フォンダ、ジェームズ・スチュワート、ハリー・ケリー・ジュニア、モーリン・オハラ、キャサリン・ヘップバーン)や、彼に影響を受けた監督たち(クリント・イーストウッド、スティーブン・スピルバーグ、マーティン・スコセッシ、ウォルター・ヒル)の談話を収録。ナレーターはオーソン・ウェルズ。・ボグダノビッチの質問に対して、からかうように、はぐらかすように答えるフォード。例えば、ボグダノヴィッチ「あのシーンはどうやって撮ったんですか?」フォード「カメラで...『映像の巨人ジョンフォード』DIRECTEDBYJOHNFORD
今回のお題は、ジョン・ウェイン主演の『11人のカウボーイ』(71)。先日、この会のために、久しぶりに見直したのだが、やはり、少年たちの“ハウツー・カウボーイ”とでもいうべき牧歌調の前半と、後半の陰惨な復讐劇への変転に違和感を覚えた。ジョン・ウェインの殺され方といい、マーク・ライデルにはちょっと残酷なところがある。https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/92435c0ace487953bd11a358a20ea9dfビデオ通話で西部劇談議『11人のカウボーイ』
『リバティ・バランスを射った男』(62)ビデオ通話で西部劇談議https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/2be7b58e8c5a0737fe5b113a64f81e1d「BSシネマ」『リバティ・バランスを射った男』
『駅馬車』(39)『駅馬車』(66)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/dfd4408f9a7f3bb0e32ee3dccda32aab『駅馬車』製作80周年記念大上映会https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/f8029544871d694012cb314047202d2cジョン・フォード生誕120年https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/ee60d3dd85e70b96865f4983bddb2b75『駅馬車<西部小説ベスト8>』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/a9d2f0885143b4a4d6980ac427305361「BSシネマ」『駅馬車』
今回のお題は『ラスト・シューティスト』(75)ジョン・ウェインの遺作で、がんに侵されたガンマンという役どころが、やはりがんを患ったウェイン自身と重なって見えるところがあり、どうしても見る側は感傷的になるのだが、製作当時、ウェインのがんは小康状態を保っており、本人は遺作にするつもりはなかったらしい。監督のドン・シーゲルとも随分やり合って、シーゲルは「二度とデュークとは仕事をしない」と言い切ったとのこと。今、改めて見ると、ローレン・バコールの凛としたたたずまいが素晴らしいと感じた。『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(18)公開時に、ロン・ハワードにインタビューした際に、西部劇は大好きで、俳優としてウェインと共演したこの映画は、特に印象に残っていると語っていた。メンバーが送ってくれた、公開当時の新聞広告『ラ...ビデオ通話で西部劇談議『ラスト・シューティスト』
映画を中心に、流行、社会風俗、サブカルチャーなどから時代の欲望を読み解くドキュメンタリーシリーズ。語りは玉木宏。第1回は、第2次大戦後の東西冷戦、赤狩り、郊外生活などを背景に描く1950年代編。登場する主な映画やドラマは強い男と神話『赤い河』(48)冷戦と赤狩り『真昼の決闘』(52)『ローマの休日』(53)『宇宙戦争』(53)『ボディ・スナッチャー/恐怖の街(56)マリリン・モンローとジェンダー『紳士は金髪がお好き』(53)『お熱いのがお好き』(59)ティーンエイジャーと人種問題『理由なき反抗』(55)『暴力教室』(55)郊外生活とテレビ「パパは何でも知っている」(49~54)「アイ・ラブ・ルーシー」(51~57)「うちのママは世界一」(58)『裏窓』(54)まさに映画は時代を映す鏡。なかなか興味深い分析と内容...世界サブカルチャー史欲望の系譜「アメリカ理想の50s」
前回はひどい画質と音のDVDで見たせいか、思いのほか感動が湧かなかったのだが、今回はきれいな画質といい音で見られたので、改めていい映画だと思えた。つまり、映画の評価とは、見た時の環境や自分の精神状態によって、微妙に変化するものなのだ。ビデオ通話で西部劇談議『赤い河』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/88012a5e9189c61bf81b80fdb5beb427『赤い河』ホークスとデュークhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/11c723ee218e6abefb5ddb9371396b25ザ・シネマ『赤い河』
『黄色いリボン』(49)“騎兵隊三部作”上映会https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/e04e18d31b1b4d1eebc93ebf147736be「BSシネマ」『黄色いリボン』
『騎兵隊』(59)(2022.4.16.人形町・三日月座)以前見直した時には、何かすっきりしなくて、この映画には“フォードの魔法”がないなどと思ったのだが、今回は、なかなかよく出来ているじゃないかと思わされてしまった。それは、初めてスクリーンで見たせいか、自分が年を取ったせいか、あるいは、最近、妙にひねったり、屈折した映画ばかり見ているせいか…。恐らくその全てが理由だろう。何か悠揚迫らぬものを感じたのだ。また、例えば、孫のダン・フォードが書いた『ジョン・フォード伝』のこの映画の件を読むと、「『騎兵隊』はフォードにとって、不快な経験でしかなかった。煩雑な駆け引き、下らない雑用、(プロデューサーの)マーティ・ラッキン相手の再三にわたった論争のつけを回され、(スタントマンの)フレッド・ケネディの死で引導を渡されたよう...『騎兵隊』上映会
『アパッチ砦』(48)“騎兵隊三部作”上映会https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/e04e18d31b1b4d1eebc93ebf147736be「BSシネマ」『アパッチ砦』