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出典元:あらすじ 1987年アイオワ州、夕暮れに染まるトウモロコシ畑の中で、レイ・キンセラ(ケビン・コスナー)はどこからともなく囁いてくる不思議な声を聞く。”それを作れば、彼はやって来る”妻にも聞こえず自分だけに語りかけてくる声に、何かを感
ロビー・ロバートソン(元ザ・バンド)とマーティン・スコセッシ2『カジノ』
『カジノ』(95)(1996.5.29.ニュー東宝シネマ1)1970年代ラスベガスのカジノをめぐる欲と暴力にまみれた人間模様を描いたこの映画を見て、同じくマーティン・スコセッシ監督、ロバート・デ・ニーロ、ジョー・ペシ共演の『グッドフェローズ』(90)を思い浮かべたのは、恐らくオレばかりではあるまい。時代や舞台こそ異なるものの、どちらもアメリカの裏社会の実態をけれん味たっぷりに描き、その中で成り上がり、やがて自滅していく人間たちの業の深さが、悲哀や滑稽味を伴って浮き彫りにされていくからだ。そして、暴れるだけ暴れて最後は無残に殺されるペシ、冷静で計算高いが情を求めたために孤立し、取り残されるデ・ニーロ、虚栄の中で落ちていくシャロン・ストーン(これは『グッドフェローズ』のレイ・リオッタの役どころと同じ)と、キャ...ロビー・ロバートソン(元ザ・バンド)とマーティン・スコセッシ2『カジノ』
コカイン・ベア|このクマ、最高にキマってる。まさかの実話!? クマがコカインを食べちゃった!
コカイン・ベアは、2023年公開のアメリカ合衆国の映画。コカインを食べて凶暴化したクマが起こす騒動を描いた森林公園を舞台に繰り広げられる究極のワイルド・パニック・アドベンチャー。本作は2022年5月に死去したレイ・リオッタの遺作となっている。実際の事件にインスピレーションを得て製作された。映画批評・あらすじ(ネタバレ)・スタッフ・キャスト・映画予告編・無料動画・配信情報。
乱気流/タービュランス|パイロット不在! 迫りくる嵐! 忍び寄る殺人鬼!1万メートルの空に襲いかかるノンストップ・パニック!
乱気流/タービュランスは、1997年公開のアメリカ合衆国の映画。凶悪犯にハイジャックされたジャンボ・ジェット機を舞台に、スチュワーデスの決死の活躍を描いたパニック・サスペンス。航空パニックものにサイコ・サスペンスの要素を加えた趣向がおもしろい。レイ・リオッタが乗客を恐怖に陥れる連続殺人鬼を熱演!
『フィールド・オブ・ドリームス』(89)野球が生む奇跡とはhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/6479aefb9806925cdcd8a354a58538b3「ここは天国かい?」「いや、アイオワさ」『フィールド・オブ・ドリームス』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/a48b2e38bd226790df17b00b55bd9b87「BSシネマ」『フィールド・オブ・ドリームス』
2001年公開のアメリカ・イギリス・イタリア合作映画。原作はトマス・ハリスの小説『ハンニバル』(1999年出版)。『羊たちの沈黙』の続編にあたる。監督はリドリー・スコット。前作で映画史に残るキャラクターとなったレクター博士をアンソニー・ホプ
『きみがくれた未来』(10)(2010.10.8.東宝東和試写室)救命士フロリオ原題の「チャーリー・セント・クラウド」は主人公(ザック・エフロン)の名前。毎日、日没時にキャッチボールをする仲のいい兄弟が交通事故に遭い、兄だけが助かる。だが、弟は成仏できずに兄の前に霊となって現れる。罪の意識を持つ兄は、毎日弟の霊とキャッチボールをすることを誓うが…。「とても胸が痛むよ」という兄に、弟の霊が「それは兄さんが生きているからさ」と答えるところが切ない。死者とのキャッチボールは『フィールド・オブ・ドリームス』(89)、霊との対話は『シックス・センス』(99)、ヨットでの冒険は『ジョーズ2』(78)を思い起こさせられるが、それらの要素を混ぜ合わせて、エフロン主演の若者の独り立ち映画を作ったと言うべきか。亡くなった弟はレッド...レイ・リオッタの映画『きみがくれた未来』
『コリーナ、コリーナ』(94)(1996.1.1.WOWOW)大学を卒業したものの、差別によって仕事に恵まれず、家政婦として働く黒人女性コリーナ(ウーピー・ゴールドバーグ)と、母親の死にショックを受けて口がきけなくなった娘モリー(ティナ・マジョリーノ)のためにコリーナを雇った父親のマニー(レイ・リオッタ)との心の交流を描く。この映画は、ハートウォームを装いながら、1950年代後半の人種差別の様子を見え隠れさせるしたたかな映画だった。特にこの映画の前に『フィラデルフィア』(93)でのデンゼル・ワシントンの弁護士役を再見したばかりだったので、隔世の感があった。しかも、またもやジェシー・ネルソンなる女性の監督作品である。確かに、この映画のような、少女の微妙な心の動きなどは男には分からない。だから、過去に作られた“女性...レイ・リオッタの映画『コリーナ、コリーナ』
『不法侵入』(92)(1993.1.20.丸の内ピカデリーⅡ)警官ピートある夜、ロサンゼルスの高級住宅地に住む夫婦(カート・ラッセル、マデリン・ストウ)の家に泥棒が侵入する。捜査に来た警官の一人ピート(レイ・リオッタ)は、彼らに優しく接し、その後もいろいろと助言をする。だが、やがて、ピートの裏に潜む狂気が浮き彫りになる。警官に狙われた夫婦の姿を描いたサイコスリラー。この映画を見ると、嫌でも最近起こった二つの事件が思い浮かぶ。ロスの白人警官による黒人暴行事件、そしてハロウィーンに起きた日本人留学生の射殺事件である。と、われわれ日本人はつい意識的に結び付けて特別なものとして考えてしまうが、アメリカという巨大で、雑多な問題を抱える国では、むしろこうした事件は日常的で、身近な問題なのかもしれない。そこがうすら寒くて怖い...レイ・リオッタの映画『不法侵入』
レイ・リオッタの映画『フィールド・オブ・ドリームス』『グッドフェローズ』
レイ・リオッタが映画撮影のために滞在していたドミニカ共和国で客死したという。リオッタといえば、『フィールド・オブ・ドリームス』のシューレス・ジョー・ジャクソンと『グッドフェローズ』のヘンリー・ヒルという、対照的な役が印象に残っている。『フィールド・オブ・ドリームス』(89)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/14ca2cc584bf1b56a6168081f39d5d34『グッドフェローズ』(90)(1990.11.20.丸の内ルーブル)大物ギャング、ポーリー(ポール・ソルビノ)のアジトであるブルックリンで育ったヘンリー・ヒル(レイ・リオッタ)は、物心がついた頃からマフィアに憧れていた。やがて念願の“グッドフェローズ”の仲間となり、強奪専門のジミー(ロバート・デ・ニーロ)、野心旺盛...レイ・リオッタの映画『フィールド・オブ・ドリームス』『グッドフェローズ』