住所
葛飾区
出身
品川区
ハンドル名
ターナーさん
ブログタイトル
田中雄二の「映画の王様」
ブログURL
https://blog.goo.ne.jp/tanar61
ブログ紹介文
映画のことなら何でも書く映画ライターのブログです。
自由文
新作映画、映画コラム、名画投球術、雄二旅日記ほか 『ほぼ週刊映画コラム』 http://tvfan.kyodo.co.jp/category/feature-interview/column/week-movie-c
更新頻度(1年)

145回 / 1649日(平均0.6回/週)

ブログ村参加:2014/07/20

ターナーさんの人気ランキング

?
  • IN
  • OUT
  • PV
今日 01/22 01/21 01/20 01/19 01/18 01/17 全参加数
総合ランキング(IN) 50708 0 0 0 0 0 0 946513サイト
INポイント 0 0 0 0 0 0 0 0/週
OUTポイント 10 20 30 20 10 10 20 120/週
PVポイント 540 230 600 170 440 550 930 3460/週
野球ブログ 480 0 0 0 0 0 0 8380サイト
MLB・メジャーリーグ 17 0 0 0 0 0 0 298サイト
映画ブログ 256 0 0 0 0 0 0 10360サイト
映画評論・レビュー 113 0 0 0 0 0 0 3538サイト
今日 01/22 01/21 01/20 01/19 01/18 01/17 全参加数
総合ランキング(OUT) 41425 38375 40246 42022 43401 41883 40917 946513サイト
INポイント 0 0 0 0 0 0 0 0/週
OUTポイント 10 20 30 20 10 10 20 120/週
PVポイント 540 230 600 170 440 550 930 3460/週
野球ブログ 619 589 622 634 650 638 627 8380サイト
MLB・メジャーリーグ 22 21 23 21 22 22 21 298サイト
映画ブログ 80 65 72 76 86 78 67 10360サイト
映画評論・レビュー 33 28 31 31 35 33 28 3538サイト
今日 01/22 01/21 01/20 01/19 01/18 01/17 全参加数
総合ランキング(PV) 6170 6053 5928 6039 5939 5992 6206 946513サイト
INポイント 0 0 0 0 0 0 0 0/週
OUTポイント 10 20 30 20 10 10 20 120/週
PVポイント 540 230 600 170 440 550 930 3460/週
野球ブログ 103 104 101 102 100 102 104 8380サイト
MLB・メジャーリーグ 2 2 2 2 2 2 2 298サイト
映画ブログ 30 30 29 28 29 29 30 10360サイト
映画評論・レビュー 15 15 14 14 15 15 15 3538サイト

ターナーさんのブログ記事

?
  • 『メリー・ポピンズ リターンズ』エミリー・ブラントにインタビュー

    今回のメリー・ポピンズは、前作よりも原作のイメージに近いという。ディック・バン・ダイクについて質問すると、大喜びで語ってくれたので、聞いたこちらもうれしくなった。詳細は後ほど。『メリー・ポピンズリターンズ』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/bc875b74be7a523cd8136e059a60d593『メリー・ポピンズ』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/f4081a10c89be8c7641e4b54d91149a5『メリー・ポピンズリターンズ』エミリー・ブラントにインタビュー

  • 『ソローキンの見た桜』の安部純子にインタビュー

    『ポンチョに夜明けの風はらませて』(17)や『孤狼の血』(18)で演じたエキセントリックな役よりも、この映画のような清楚な感じの役の方が似合うと思うのだが、本人はコメディもやってみたいという。詳細は後ほど。『ソローキンの見た桜』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/3e2a5c7b2bbd36dd1191a71981200f2c『ソローキンの見た桜』安部純子にインタビュー

  • 『くたばれ!ヤンキース』

    『くたばれ!ヤンキース』(58)(98.7.)ファウスト伝説を基にしたブロードウェー劇の映画化で、舞台は1950年代後半のニューヨーク・ヤンキース全盛時代。ワシントン・セネタース(後のミネソタ・ツインズ)狂の中年男が、病が高じて悪魔(レイ・ウォルストンが絶品!)に魂を売り渡し、若きスラッガー(ダブ・ハンター)に変身してセネタースを優勝に導くというストーリー。監督はスタンリー・ドーネン。ゲームシーンもかなりリアルに描かれており(ミッキー・マントルやヨギ・ベラの姿も映る)、グエン・バードンや振付師時代のボブ・フォッシーが登場するミュージカルシーンと併せて楽しめる。また、サイトストーリーとして、中年夫婦の愛憎劇が巧みに盛り込まれており、主人公がラストで元に戻るための伏線をちゃんと張っているのも見事。楳図かずおの『アゲ...『くたばれ!ヤンキース』

  • 『昭和シネマ館 黄金期スクリーンの光芒』(紀田順一郎)

    プロローグ…焼け跡に立ち並んだ夢の殿堂昭和26年…小津安二郎の早すぎる離陸同時代から見た『麦秋』『東京物語』『お早よう』昭和26年…乾いた街を潤したシネ・ミュージカル『アニーよ銃をとれ』から『雨に唄えば』に見るアメリカの夢と情熱昭和27年…敗北を認めない戦後型ヒロイン『風と共に去りぬ』とメロドラマの真実昭和28年…ヒーロー、一度去ってまた還らず西部劇『シェーン』の語り残された謎とは昭和28年…空想科学映画の黎明期『宇宙戦争』に潜む地上の闇昭和29年…同時代のベストワンは『二十四の瞳』『七人の侍』の意外な評価昭和30年…夜の闇を駆け抜けたフィルム・ノワール『現金に手を出すな』の戦後型アンチヒーロー像昭和31年…疾走する裕次郎、戦うグレン・フォード『太陽の季節』と『暴力教室』の戦後的エネルギー昭和38年…変容するス...『昭和シネマ館黄金期スクリーンの光芒』(紀田順一郎)

  • 『甦る熱球』

    『甦る熱球』(49)(1996.10.27.)ジェームス・スチュワートが事故で片足を失いながら奇跡のカムバックを果たしたピッチャーを演じた映画を22年ぶりに再見。監督は、ニューヨーク・ヤンキースの至宝ルー・ゲーリッグ(ゲーリー・クーパー)の半生を描いた『打撃王』(42)も撮ったサム・ウッド。モンティ・ストラットン。1912~82年(享年70)。1934~38年、シカゴ・ホワイトソックスに在籍した右投げ右打ちの投手。メジャーリーグ通算36勝23敗。ニックネームはガンダ―=ガチョウ。以上が『ベースボール・エンサイクロペディア』から得た、この映画の主人公についての情報。猟銃の暴発で右足を切断する直前は、2年連続で15勝を挙げている。いわば投手としての全盛期に事故に遭ってしまったわけだ。この映画が、事故後、10年たって...『甦る熱球』

  • 『コマンチェロ』

    『コマンチェロ』(61)(2012.9.2.)初めてこの映画をテレビで見たのは、中学生の時だから、かれこれ40年近くも前の話になる。タイトルのコマンチェロとはインディアンのコマンチ族に武器を売りつける白人の商人のこと。ジョン・ウェイン=デュークはテキサスレンジャーで、隠密みたいな役。相棒にしたスチュアート・ホイットマンと共に悪徳商人の巣窟に潜入し、最後はこれを壊滅させる。今となっては、たくさんのインディアンを撃つ場面が気に入らない、という人が多いかもしれない。さて、この映画は『カサブランカ』(42)などを監督したマイケル・カーティスの遺作ということになっているけれど、途中から、体調不良のカーティスに代わってデュークが監督をしたといううわさもある。CGではない、馬を使ったアクションや、遠景で映される風景もいい。脇...『コマンチェロ』

  • 『インカ王国の秘宝』と『ジュリアス・シーザー』のブルーレイが発売に

    どちらも主演はチャールトン・ヘストン。片や、後の『インディ・ジョーンズ』シリーズに影響を与えたとされる冒険活劇。こなた、シェークスピアの戯曲を7大スター共演で再映画化した古典劇。ヘストンのキャリアの幅広さがうかがえる。https://www.amazon.co.jp/dp/B07MVBJ3P5https://www.amazon.co.jp/dp/B07MVJ8V9N『インカ王国の秘宝』と『ジュリアス・シーザー』のブルーレイが発売に

  • 『検察側の罪人』原田眞人監督にインタビュー

    『検察側の罪人』のDVD発売に際して原田眞人監督にインタビュー取材。前回の取材で「『関ヶ原』は『七人の侍』(54)にどれだけ近づけるかを意識した」と聞いていたので、「今回は『悪い奴ほどよく眠る』(60)と『天国と地獄』(63)が念頭にあったのでは?」と質問してみた。詳細は後ほど。【インタビュー】『関ヶ原』原田眞人監督https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/5fa6ad3450d7047f5187df905d858b83ところで、取材前に調べものをしていたら、書棚から原田監督の著書『ハリウッド映画特急』を発見した。この本は、監督が映画ジャーナリスト時代に、雑誌『ポパイ』に、ロサンゼルス発の映画リポートとして、1977年から80年まで書いた記事を一冊にまとめたもの。久しぶりに読んでみたら、...『検察側の罪人』原田眞人監督にインタビュー

  • 『シマロン』

    『シマロン』(60)(2012.3.2.)「お気楽映画談議」から夫…この映画の監督はジェームス・スチュワートと組んで西部劇の佳作を何本も残したアンソニー・マン。妻…ええっとー、『ウインチェスター銃'73』(50)や『怒りの河』(52)なんかの監督ですね。夫…そう。西部劇では他にも、『裸の拍車』(53)や『ララミーから来た男』(55)もあるね。だけど、この映画は原作が『ジャイアンツ』(56)のエドナ・ファーバーだから、西部劇というよりも、西部開拓時代の末期から第一次大戦までのアメリカの近代史が背景の大河ドラマと言った方がピンとくるのかな。石油の産出がアメリカを変えたというところも『ジャイアンツ』と同じだね。妻…『ジャイアンツ』の石油成金のジェームス・ディーン…。憧れの人妻エリザベス・テイラーを紅茶でもてなすところ...『シマロン』

  • 『大いなる西部』

    『大いなる西部』(58)(2012.10.17.鎌倉市川喜多映画記念館)一時期、妻と共に「お気楽映画談議」というブログをやっていた。その時の記事から。夫…この映画の主人公はグレゴリー・ペック扮する東部から西部にやって来たマッケイ。ところが、本来ヒーローであるはずの彼の行動や言動が何だか身勝手に見えて感情移入ができないんだな。むしろ彼と敵対するチャールトン・ヘストン演じる西部の牧童頭リーチの方が魅力的だし、行動や心情にも一本筋が通っている。というわけで、この映画はヒーロー西部劇としてはちょっと異端なんだね。プロデューサーも兼任したペックが、あえて自分を損な役回りにしたのだとすれば、それはそれですごいと思うけど…。妻…初めて見た時はペックのさわやかさにやられてしまいましたが、今回は違ったぞ。マッケイの空気読めなさ加...『大いなる西部』

  • 『眼下の敵』

    『眼下の敵』(57)(1989.8.25.)第二次大戦下、米駆逐艦と独潜水艦の激しい攻防戦を、両艦の艦長(ロバート・ミッチャム、クルト・ユルゲンス)を中心に、海の男たちのフェアな戦いとして描く。前に見たのは中学の頃だから、当然、今ほどは戦争に対する知識も認識もなかったので、この映画も、単純に手に汗握る面白い戦争映画という印象だった。ところが、その後、ベトナム戦争を描いた悲惨な映画を見過ぎたせいか、今改めて見ると、かえって新鮮なものとして映ったし、娯楽という意味では、こうしたドイツ軍に敬意を払った“敵将あっぱれ映画”があってもいいではないか、という気がした。ドイツ兵の中に、セオドア・バイケルの姿を発見。彼は、『手錠のまゝの脱獄』(58)ではアメリカの保安官、『アメリカ上陸作戦』(66)ではソ連軍の船長を演じていた...『眼下の敵』

  • 『マーティ』

    『マーティ』(55)(1996.9.10.)ニューヨークの下町、ブロンクスの肉屋で働く、34歳で独身のイタリア系アメリカ人、マーティ(アーネスト・ボーグナイン)を主人公にした人間ドラマ。この映画に関する“伝説”のあれこれについては、今まで随分と聞いたり読んだりしてきた。例えば、当時としては珍しい、美男美女ではないカップルを主役にした映画だった。この映画の監督のデルバート・マンや脚本のパディ・チャイエフスキーに代表されるように、後発のテレビの才能が映画のそれを凌駕し始めるきっかけとなった。ありふれたストーリーの奥に、当時は描くことがタブーとされたエディプスコンプレックスや同性愛的な心情を巧みに描き込んだ等々。実際に見てみると、確かにどの説も、ごもっともと納得させられる出来で、当時の映画人や観客の驚きぶりは垣間見る...『マーティ』

  • 『地上より永遠に』

    『地上より永遠に』(53)(1982.7.18.)舞台は1941年、日本軍の真珠湾攻撃前のハワイ。ホノルル基地に赴任してきたラッパ手のプルー(モンゴメリー・クリフト)は、上官に逆らったことから孤立無援となる。彼をかばったアンジェロ(フランク・シナトラ)は営倉入りとなり、残忍な主任(アーネスト・ボーグナイン)に虐待死させられる。アメリカ版の『人間の条件』とでも言おうか、軍隊の矛盾や非人間的な行為が、いかにもフレッド・ジンネマンらしい、細かい描写の積み重ねの中で描かれる。この映画が作られたのはちょうど朝鮮戦争の頃。従って、第二次大戦前夜を描きながら、その影響が感じられるところがある。例えば、軍隊にいじめ抜かれたプルーが、それでもラスト近くで吐く「アメリカ軍は世界一…」というセリフに象徴されるように、戦争そのものは良...『地上より永遠に』

  • 『三人の妻への手紙』

    『三人の妻への手紙』(49)(1997.1.26.)ニューヨークの郊外に住むデボラ(ジーン・クレイン)、ローラ(リンダ・ダーネル)、リタ(アン・サザーン)が遊覧船に乗船する直前、共通の友人であるアディの名で「あなた方のご主人の一人と駆け落ちします」と書かれた手紙が届けられる。監督はジョセフ・L・マーキーウィッツ。脚本家出身という共通点もあるビリー・ワイルダー同様、マーキーウィッツのストーリーテリングのうまさには毎度うならされる。例えば、この映画も、三人の妻それぞれの夫婦生活の危うさや不安を、共通の友人であるアディの存在を通して回想形式で浮き彫りにするのだが、当のアディ(声のみセレステ・ホルム)は最後まで姿を見せない、というミステリー仕立てで見る者を引き付ける。これが成り立つのは、さまざまな伏線を張った脚本のうま...『三人の妻への手紙』

  • 『抱擁』

    『抱擁』(57)(2006.1.20.)WOWOWでフランク・シナトラ主演の『抱擁』を見る。1930年代のナイトクラブの人気スター、ジョー・E・ルイスの半生を描いた伝記映画。シナトラが歌った主題歌「オール・ザ・ウェイ」(作詞サミー・カーン、作曲ジェームズ・バンヒューゼン)はアカデミー歌曲賞を受賞している。公開当時の評価はあまり高くなかったようだが、この頃妙な映画ばかり見ているせいか、結構良く出来ているなどと思ってしまった。主人公を支える相棒のピアニストを演じたエディ・アルバートがなかなか良かった。この人は『ローマの休日』(53)もそうだが、脇でいい味を出す。ところで、この映画に出ていたジーン・クレインという“今は幻”の女優のことがちょっと気になった。他にはジョセフ・L・マンキーウィッツ監督の『三人の妻への手紙』...『抱擁』

  • 『媚薬』

    『媚薬』(58)(1999.2.6.)現代のニューヨークに住む魔女(キム・ノバク)が、出版社の社員(ジェームズ・スチュワート)に惚れたことから起こる珍騒動を描く。監督はリチャード・クワイン。高校時代、よく一緒に映画を見たNが、ある日「この前テレビで『媚薬』って映画を見たんだけど、キム・ノバクにまいっちゃったぜ」と言い、「実はオレもそうだった」と同意したのは、もう20年以上も前になる。今回は、それ以来の再見。しかもノーカット、字幕スーパー、ワイド版である。もちろんディテールの記憶はおぼろげだったが、後年見たヒッチコックの『めまい』(58)(どちらも彼女の虜になるのが真面目なジェームズ・スチュワートというのも面白い)も含めて、やはりこの時期のノバクの妖艶さはすさまじいばかり。特に、あの男を惑わすようなまなざしは、ま...『媚薬』

  • 「江戸あばんぎゃるど」『ひろしま 石内都・遺されたものたち』

    日本の古美術品のコレクターである6人のアメリカ人の姿を通して、日本美術の魅力に迫るNHKドキュメンタリー「江戸あばんぎゃるど」を見た。監督のリンダ・ホーグランドさんには、原爆遺品について描いた『ひろしま石内都・遺されたものたち』というドキュメンタリー映画の公開に際してインタビューをした。日本映画の字幕翻訳家でもある彼女が撮る日本の姿はいつもユニークだ。『ビッグイシュー日本版』219号から↓「江戸あばんぎゃるど」『ひろしま石内都・遺されたものたち』

  • 『アクアマン』

    DCコミックス映画の新作で、主人公は人間と海底人のハーフのアクアマン=アーサー・カリー(ジェイソン・モモア)。彼がアトラン王の遺品である伝説の槍(トライデント)を手にし、海底王になるまでを描く。主人公の名前が示す通り、アーサー王のエクスカリバー(剣)伝説と、『モアナと伝説の島』(16)で描かれたハワイやポリネシアに伝わる海の神の伝説をほうふつとさせる展開。史劇やシェークスピア劇的な要素もある。オーストラリア出身のジェームズ・ワン監督は、ビジュアルやアクションは、『スター・ウォーズ』シリーズや『アビス』(89)の線を狙い、アーサーと王女メラ(アンバー・ハード)の関係は、『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(84)のインディ(ハリソン・フォード)とウィリー(ケート・キャプショー)を参考にしたのだという。ただ、個人的...『アクアマン』

  • 『慕情』

    『慕情』(55)(1981.11.12.)朝鮮戦争時の香港を舞台に、英国と中国の血を引く女医(ジェニファー・ジョーンズ)と新聞記者(ウィリアム・ホールデン)の悲恋を描く。前に見たのは中学生の頃だったから、当然、愛の深さについてなど分かるはずもない。だから、当時の自分の目には、ただの、涙、涙のメロドラマの一つとしか映らなかったのだが、今回は、自分も多少は成長したし、ホールデンの死に際して見たという感慨もあり、なかなかの映画であると感じた。朝鮮戦争、混血児、移民といった問題が描き込まれ、その中で、いかにもヤンキー気質にあふれたホールデンと、エキゾチックな成熟した女の魅力を発散するジョーンズの悲恋が語られる。ラストは、ちょっと『風と共に去りぬ』(39)風だし、蝶を使ったシーンは『西部戦線異状なし』(30)をほうふつと...『慕情』

  • 『パリの恋人』

    『パリの恋人』(57)(2005.4.1.)インテリ娘のジョー(オードリー・ヘプバーン)は、カメラマンのディック(フレッド・アステア)に見出され、パリでファッション・モデルとなるが…。スタンリー・ドーネン監督の傑作ミュージカルの1本であるこの映画を再見。今回は脇役、ケイ・トンプソンのうまさが光って見えた。ストーリーは他愛もないものだが、こういう映画に理屈を言ってはいけないのだ。ジョージ・ガーシュインの「ス・ワンダフル」はやっぱりいい曲だなあ。以下、フレッド・アステア追悼としてテレビで放送された際のメモを記す。(1987.7.3.)フレッド・アステアが亡くなった。前世紀生まれの87歳だというから大往生といってもいいだろう。初めてアステアを知ったのは『ザッツ・エンターテインメント』(74)。というわけで、その全盛期...『パリの恋人』

  • 『カサブランカ』

    『カサブランカ』(42)(2006.2.7.)舞台は、第二次世界大戦下のフランス領モロッコのカサブランカ。ここは、アメリカへ行くためには必ず通らなければならない寄港地だった。そこで酒場を営むアメリカ人のリック(ハンフリー・ボガート)のもとに、昔パリで突然姿を消した元恋人のイルザ(イングリッド・バーグマン)が、夫で反ナチス活動家のラズロ(ポール・ヘンリード)を伴って現れる…。この映画、何度見てもバーグマンが演じたイルザという女になじめない。2人の男の間でユラユラ揺れて、態度がはっきりしないからだ。彼女に振り回されるリックやラズロが何だか哀れになってくる。もっともバーグマン自身も、なかなか仕上がらない脚本にイライラさせられ、はっきりしないイルザの性格が好きになれず、最後までこの役に感情移入ができなかったという。それ...『カサブランカ』

  • 『幽霊紐育を歩く』

    『幽霊紐育を歩く』(41)(2007.1.29.)飛行機事故により、誤って天国に召されてしまったボクサーのジョー(ロバート・モンゴメリー)。天国の係官ジョーダン(クロード・レインズ)は、何とかジョーの魂を現世に戻そうとするが、ジョーの肉体はすでに火葬にされていた。仕方なくジョーは、妻と愛人に殺された大富豪を身代わりの肉体として現世に復活するが…。大好きなこの映画を再見。何度見ても、原案ハリー・シーガルのアイデアの素晴らしさと、それを一本の映画として仕上げたスタッフ、キャストに拍手を送りたくなる。特に天国の係官ジョーダン役のレインズ、その相棒のエドワード・エバレット・ホートン、ジョーのトレーナー役のジェームズ・グリーソンなど、脇役のうまさが光る。原題は『HereComesMr.Jordan』だから、真の主役は実は...『幽霊紐育を歩く』

  • 『風と共に去りぬ』

    『風と共に去りぬ』(39)(2006.3.13.)中学時代に、最初に見たときは、圧倒的なスケールの大きさに打ちのめされたのだが、その後、何度か見るうちに「この映画は、結局わがまま勝手な女(スカーレット・オハラ)の一代記に過ぎないのではないか」と反発を覚えたり、「いやいや、そうは言ってもやっぱりいい映画だ」と思ったりと、自分の中でも評価が定まらなくなった。とはいえ、マックス・スタイナー作曲のあのテーマ曲「タラのテーマ」がかかると、訳も分からず感動させられてしまうのは確かだ。今回、NHKBSの放送で久しぶりに見たのだが、改めて、古典映画での俳優の存在感、あるいは人物描写の極端さや、濃さについて考えさせられた。思えば最近はやりの“韓流ドラマ”のルーツはこういう映画にあるのかもしれない。また、この映画は南軍、つまり敗者...『風と共に去りぬ』

  • 『私は殺される』

    『私は殺される』(49)(1986.7.6)心臓病でベッドから離れられないレオナ(バーバラ・スタンウィック)。夫のヘンリー(バート・ランカスター)が出勤すると、家には彼女一人となり、外部との接触は一台の電話だけになる。ある日、レオナは交換手のミスによる電話の混線で、図らずも女性殺害の打ち合わせを耳にするが、やがてそれは自分を狙ったものだと知る。レオナが電話で聞く話がカットバックされていく形でストーリーが進行していく。原題は「Sorry,WrongNumber=悪いな、番号違いだ」で、この一言がラストで大きな意味を持つ。製作ハル・B・ウォレス、監督はアナトール・リトバク。【今の一言】先日、『THEGUILTYギルティ』を見た際に、基はラジオドラマ、外に出られない主人公、電話を使ったサスペンス劇という点で、この映画...『私は殺される』

  • 『メリー・ポピンズ』

    『メリー・ポピンズ』(64)(1981.5.6.新宿ロマン)子供のころに見逃し、高校の頃にも見逃して、今頃やっとお目にかかった。それ故、もはや自分は、この映画の子供たちの純粋さからは遠く離れ、父親のジョージ・バンクス(デビッド・トムリンソン)の頑固さや寂しさも何となく分かってしまうという、甚だ中途半端な立場の観客だった。『サウンド・オブ・ミュージック』(65)と並ぶ、ジュリー・アンドリュースの素晴らしくも美しい歌声と存在感、ディック・バン・ダイクの見事な大道芸(特にファーストシーンはすごい)、トムリンソンほかの達者な脇役たち、2人の子役のかわいらしさ、「お砂糖ひとさじで」「2ペンスを鳩に」「楽しい休日」「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」「チム・チム・チェリー」「凧をあげよう」などシャーマン...『メリー・ポピンズ』

  • 北原白秋ゆかりの地を散歩

    『この道』公開記念というわけではなく、最近妻が北原白秋に興味を持っているので、江戸川沿いにある白秋ゆかりの地を散歩。ルートは、京成金町→(京成)国府台→(徒歩)里見公園→(徒歩)矢切→(北総線)新柴又→(徒歩)八幡神社→白秋住居跡→(徒歩)金町。どうやら8キロぐらい歩いたようだ。いい運動になった。白秋が柴烟草舎と名付けた住居を小岩から移築した里見公園には「華やかにさびしき秋や千町田のほなみがすゑを群雀立つ」と記された看板があり、八幡神社には「いつしかに夏のあはれとなりにけり乾草小屋の桃色の月」の歌碑があった。【インタビュー】『この道』大森南朋https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/6a0357d45424357d96e2762f539ce774北原白秋ゆかりの地を散歩

  • 『地獄の英雄』

    『地獄の英雄』(51)(1989.10.8.)酒に溺れ、一流新聞社をクビになったチャールズ(カーク・ダグラス)は、洞穴に生き埋めになった男の事件を特ダネにして元の職場への復帰を図るが…。この映画、「ワイルダー唯一の失敗作」という評論をどこかで読んだ覚えがあるが、この映画が描いた、事件のでっち上げや過大報道、野次馬の嫌らしさといったテーマは、今でも十分に通じるものがある。言い換えれば、ワイルダーが先を読み過ぎ、公開当時は早過ぎた映画だったのではないかとも思える。ところで、ワイルダーのフィルモグラフィを見ると、この映画と『サンセット大通り』(50)が、極端に暗い映画として目立つのだが、どうやらこの時期のワイルダーはウィリアム・ワイラーを意識していたらしい。後にワイルダーは、その意識から脱して、艶笑喜劇の傑作を連作す...『地獄の英雄』

  • 『メリー・ポピンズ リターンズ』

    『メリー・ポピンズ』(64)の続編で、前作から25年後の設定。監督は『シカゴ』(02)のロブ・マーシャル。大人になったジェーンとマイケルのバンクス姉弟(エミリー・モーティマー、ベン・ウィショー)のもとに、魔女のメリー・ポピンズ(エミリー・ブラント)が再び現れ、前作に引き続き、親子3代にわたるバンクス家のピンチを救う。妻を失い、3人の子供たちの世話に悩み、おまけに借金の抵当として家まで奪われる羽目になったマイケル。そんな中、彼は純粋な子供心(遊び心)を失うが、ポピンズや子供たちのおかげで立ち直るという話は、『プーと大人になった僕』(18)のクリストファー・ロビン(ユアン・マクレガー)にも通じるものがある。こうした流れは今の流行なのかな。さて、凧=カイト、スノードーム、隣の海軍大将(デビッド・ワーナー)、群舞シーン...『メリー・ポピンズリターンズ』

  • 『栄光の旅路』

    『栄光の旅路』(57)(1989.9.14.)マイナーリーグの選手だった父(カール・マルデン)の夢をかなえ、メジャーリーグ、ボストン・レッドソックスの一員になったジム・ピアソル(アンソニー・パーキンス)。だが、父の過度の期待が重圧となり、やがて極度の神経衰弱に陥る。実在のメジャーリーグ選手の手記を映画化。製作アラン・J・バクラ、ロバート・マリガン監督コンビのデビュー作で、原題は「三振の恐怖」。野球映画は今年の『メジャーリーグ』(89)に至るまで、概ね明るく楽しいものが多い。その意味でも、この映画は異彩を放つ。これではまるでアメリカ版の『巨人の星』であり、マザコンとファザコンの違いこそあれ、野球版の『サイコ』ではないかとも思える。多分、この映画のパーキンスのエキセントリックなイメージが、後の『サイコ』(60)につ...『栄光の旅路』

  • 【ほぼ週刊映画コラム】『クリード 炎の宿敵』

    エンタメOVOに連載中の『ほぼ週刊映画コラム』今週はシリーズを見続けてきた者にはたまらない『クリード炎の宿敵』詳細はこちら↓https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1176183【ほぼ週刊映画コラム】『クリード炎の宿敵』