メインカテゴリーを選択しなおす
『大人は判ってくれない』(59)パリの下町に住むアントワーヌ・ドワネルは、自分の居場所を見つけることができず、学校をさぼり、家出をし、遊ぶ金欲しさに盗みをはたらいてしまう。ドワネルはついに少年鑑別所へ送られるが…。ヌーベルバーグを代表するフランソワ・トリュフォー監督の長編デビュー作。監督自身の少年時代をモチーフに、ジャン・ピエール・レオ演じる多感な少年の孤独に揺れる心を繊細で斬新な表現で描き、カンヌ映画祭監督賞を受賞した。ポスター画は野口久光。「BSシネマ」『大人は判ってくれない』
五月五日は子どもの日だ。 この日にふさわしい映画を見ようと考え、思いついたのがトリュフォー監督の「大人はわかってくれない」だ。通しで全編見れば、感動しすぎてしまう。心と体に負担がかかり過ぎる。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle []).push({}); と、いう訳で、テレビのユーチューブに「トリュフォーの大人はわかってくれない、お願いします」と声をかけた。 結果、封切り当時の宣伝用の短い映像を見つけて視聴した。これがよかった。 1959年のフランス映画で白黒だ。経済的にも愛情にもさして恵まれない家庭の小学6年生の男子が主人公である。勉強もできないので学…