メインカテゴリーを選択しなおす
ジーン・ハックマンの出演映画 1980年代『恋のドラッグストア・ナイト』『ウィンター・ローズ』
『恋のドラッグストア・ナイト』(81)(1992.7.14.)ジーン・ハックマンとバーブラ・ストライサンドの共演作でありながら、なぜか劇場未公開だった映画だが、今回は「なぜ公開しなかったんだ」という文句が言えない。つまりそれほど面白くはなかったのだが、惜しい映画と思わせるような同情の余地はある。何といってもこの映画の場合は、バーブラの存在が邪魔なのだ。恐らく2人抱き合わせの企画だったと思われるので、こうしたバランスの悪い中途半端な出来になってしまったのだろう。例えば、ハックマン演じる中年男の復活をドラッグストア内の出来事や人物との絡みを中心に描けば、もっと話は整理されて盛り上がっただろうし、それを発展させて大企業への復讐劇として仕上げることもできたはず。それをいかにもとってつけたような恋愛ものにしなければ...ジーン・ハックマンの出演映画1980年代『恋のドラッグストア・ナイト』『ウィンター・ローズ』
『E.T.』(82)「金曜ロードショー」https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/76ee67233b378c6d90ff3f3f72ead767「BSシネマ」『E.T.』
『天国に行けないパパ』『ビデオゲームを探せ!』ダブニー・コールマン
ダブニー・コールマンの代表作といえばこれ。『天国に行けないパパ』(90)(1991.3.23.銀座シネパトス)自分の寿命を知った男が、改めて人生を見つめ直すと言えば、すぐに黒澤明の『生きる』(52)を思い起こすが、この映画の良さは、それをあえて切羽詰まったものとして描かず、コメディタッチで描きながら、じわじわ、ほのぼのと見せてくれたところにある。しかも、妻や息子のための保険金欲しさに、わざと危険な仕事を選んで死にたがる刑事が、どんどん手柄を立ててしまうという皮肉な設定が見事に功を奏している。ちょっとした神のいたずらが、時には人生を豊かにしてくれるというところに、人間喜劇としての深い味わいがあって、久しぶりに佳作と出会えた気がしてうれしくなった。今を懸命に生きることが大切。それは分かっているがこれが結構難し...『天国に行けないパパ』『ビデオゲームを探せ!』ダブニー・コールマン
『E.T.』(82)この映画のルーツは『未知との遭遇』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/76ee67233b378c6d90ff3f3f72ead767土曜プレミアム『E.T.』