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『未知との遭遇』ファイナル・カット版(02)製作20年を記念して発表された再々編集版https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/52b371d1b06aeff106ac00b9a38caa0d「BSシネマ」『未知との遭遇』ファイナル・カット版
ジーン・ハックマンの出演映画 1980年代『ブルーウォーターで乾杯』
『ブルーウォーターで乾杯』(88)(1989.12.5.)主演はジーン・ハックマンである。相手役は久々のテリー・ガーである。加えてバージェス・メレディスまで出ているとなれば、悪い映画ではないはずだと期待したのだが、なるほど公開時に早々と打ち切られてしまったのも無理はないという感じの出来だった。不器用でなかなか自分の気持ちが表せない主人公同様、映画自体も語り口が不器用でなかなか前に進まないのだが、ストーリーや登場人物たちのキャラクターに、あの『リオ・ブラボー』(59)を思わせるところがあった。なので、もう少しうまく作れば、現代版の形の違った『リオ・ブラボー』になり得る可能性があっただけに残念な気がした。そんなこの映画の救いは、登場人物たちに根っからの悪人は一人もおらず、皆いいやつらであるところ。ラストのカー...ジーン・ハックマンの出演映画1980年代『ブルーウォーターで乾杯』
『二人の名前は千の壁に記されるだろう。犯した罪は忠実な信者らによって語られ、そして語り継がれる。彼らの目の前で共に死に、忘れえぬ記憶となるのだ。来い。共に永遠を生きよう』 Our names will be written on a thousand walls. Our crimes told and retold by our faithful believers. We shall die together in front of their very eyes and give them something to be haunted by. Come with me and be i…
『天国に行けないパパ』『ビデオゲームを探せ!』ダブニー・コールマン
ダブニー・コールマンの代表作といえばこれ。『天国に行けないパパ』(90)(1991.3.23.銀座シネパトス)自分の寿命を知った男が、改めて人生を見つめ直すと言えば、すぐに黒澤明の『生きる』(52)を思い起こすが、この映画の良さは、それをあえて切羽詰まったものとして描かず、コメディタッチで描きながら、じわじわ、ほのぼのと見せてくれたところにある。しかも、妻や息子のための保険金欲しさに、わざと危険な仕事を選んで死にたがる刑事が、どんどん手柄を立ててしまうという皮肉な設定が見事に功を奏している。ちょっとした神のいたずらが、時には人生を豊かにしてくれるというところに、人間喜劇としての深い味わいがあって、久しぶりに佳作と出会えた気がしてうれしくなった。今を懸命に生きることが大切。それは分かっているがこれが結構難し...『天国に行けないパパ』『ビデオゲームを探せ!』ダブニー・コールマン
フレデリック・フォレストの出演映画『カンバセーション…盗聴…』『地獄の黙示録』『ワン・フロム・ザ・ハート』
『カンバセーション…盗聴…』(73)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/5d28d09f859de86469874f3fc42ffb60『地獄の黙示録』(79)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/7aa55490013bc2c9808a32194c8eb7b7『ワン・フロム・ザ・ハート』(82)(1982.9.16.渋谷文化)見る前にさまざまな不評を耳にした。そして、確かに前半は、自分も納得ができない映画だという気がしていた。映像の美しさは認めるにしても、そこで展開する何ともとりとめのないラブストーリーに違和感を抱かされたのである。ただ、これは全編をラスベガスを模した街並みを再現したセットで撮影し、映画の中にビデオを入れ込むという新たな試みをコッ...フレデリック・フォレストの出演映画『カンバセーション…盗聴…』『地獄の黙示録』『ワン・フロム・ザ・ハート』