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フレデリック・フォレストの出演映画『カンバセーション…盗聴…』『地獄の黙示録』『ワン・フロム・ザ・ハート』
『カンバセーション…盗聴…』(73)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/5d28d09f859de86469874f3fc42ffb60『地獄の黙示録』(79)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/7aa55490013bc2c9808a32194c8eb7b7『ワン・フロム・ザ・ハート』(82)(1982.9.16.渋谷文化)見る前にさまざまな不評を耳にした。そして、確かに前半は、自分も納得ができない映画だという気がしていた。映像の美しさは認めるにしても、そこで展開する何ともとりとめのないラブストーリーに違和感を抱かされたのである。ただ、これは全編をラスベガスを模した街並みを再現したセットで撮影し、映画の中にビデオを入れ込むという新たな試みをコッ...フレデリック・フォレストの出演映画『カンバセーション…盗聴…』『地獄の黙示録』『ワン・フロム・ザ・ハート』
『タッカー』(88)(1988.11.5.日本劇場)1945年、革新的な自動車を開発し旧来的な業界を変えたプレストン・タッカーの実話を、フランシス・フォード・コッポラ監督&ジョージ・ルーカス製作総指揮で映画化。この映画は、監督のコッポラが言うようにプレストン・タッカーという忘れられた男の生涯を掘り起こすことによって、全てのクリエーターや職人たちの夢に捧げられたような映画に仕上がった。タッカーの生きざまを見ながら、ピーター・ボグダノビッチがジョン・フォードの映画に送った「敗北の中の栄光」という言葉が浮かんできた。だがそこに、物を作り出す際に生じる苦悩や、個人の才能を押しつぶそうとする権力や体制を同時に描き込むことによって、コッポラのアメリカン・ゾートロープ、ルーカス・スタジオ、そしてスピルバーグのアンブリン...フレデリック・フォレストの出演映画『タッカー』
『ディック・トレイシー』(90)(1992.7.13.)スパッズ・スパルドーニ役チェスター・グールドの人気コミックを実写映画化。1930年代のアメリカのとある犯罪都市で、日夜悪と戦う神出鬼没の刑事ディック・トレイシーの活躍を描く。これまた『バグジー』(91)同様に、ウォーレン・ビーティの一人舞台映画だが、どちらかといえば、こちらの方に好感が持てた。何だか大の大人が寄り集まって、自分たちが子どもの頃から親しんできた漫画のキャラクターに成り切って遊んでいるような、無邪気さが感じられたからである。しかも、ビットリオ・ストラーロによる、いかにも人工的な、それでいて魅力的な、わざと原色をちりばめた絵柄もなかなか面白かった。『ロジャー・ラビット』(88)という先駆はあるものの、映画でなければ表現できない夢の世界を目の...ジェームズ・カーンの映画その6『ディック・トレイシー』