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昨夜の夕食。ナスのチーズグラタンなど。ナスの他に、ジャガイモ、アスパラ、マッシュルームも。塩分を控えるため、しばらくザーサイをやめてみます。カルシウムや鉄不足に、この「セノビ―」はどうかしら? 育ち盛りの子どもだけではなく、「大人にも」とあります。牛乳に溶かせるココア味、ちょっとお試ししてみます。さて、明朝の「日曜美術館」で取り上げられる八島太郎、先日に続き、追加でもう少しご紹介しておきます。絵本...
『タッカー』(88)(1988.11.5.日本劇場)1945年、革新的な自動車を開発し旧来的な業界を変えたプレストン・タッカーの実話を、フランシス・フォード・コッポラ監督&ジョージ・ルーカス製作総指揮で映画化。この映画は、監督のコッポラが言うようにプレストン・タッカーという忘れられた男の生涯を掘り起こすことによって、全てのクリエーターや職人たちの夢に捧げられたような映画に仕上がった。タッカーの生きざまを見ながら、ピーター・ボグダノビッチがジョン・フォードの映画に送った「敗北の中の栄光」という言葉が浮かんできた。だがそこに、物を作り出す際に生じる苦悩や、個人の才能を押しつぶそうとする権力や体制を同時に描き込むことによって、コッポラのアメリカン・ゾートロープ、ルーカス・スタジオ、そしてスピルバーグのアンブリン...フレデリック・フォレストの出演映画『タッカー』
『梟の城』(99)篠田正浩監督が、司馬遼太郎の直木賞受賞作を、工藤栄一監督、大友柳太朗主演の『忍者秘帖梟の城』(63)以来、2度目の映画化。太閤秀吉(マコ岩松)の時代、伊賀の乱で生き残った忍者・葛籠重蔵(中井貴一)は、ある日、元師匠の次郎左衛門(山本学)から秀吉暗殺の任務をもちかけられる。仲間や肉親を殺した織田信長への怨みを秀吉に重ね、計画を引き受ける重蔵。そんな重蔵の前に、かつての仲間で、今は武士としての出世を望む風間五平(上川隆也)が立ちはだかる。映画全体の出来は今一つだが、SFXを使用したミニチュアと、CGと実写映像のデジタル合成を駆使して安土桃山時代を再現した作業は、映画の新たな可能性を示したともいえる。これは篠田監督の引退作となった『スパイ・ゾルゲ』(03)の昭和初期の再現にも引き継がれた。司馬...「BSシネマ」『梟の城』