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#万葉集
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#4406 大野らに小雨降りしく木の下に時と寄り来ね我が思ふ人
令和6年10月28日(月) 【旧 九月二六日 仏滅】霜降・霎時施(こさめときどきふる)いつもここに秋の雨にも潦 ~山口誓子(1901-1994) 潦《にわたずみ》は和歌・短歌では「流る」「行く」「川」などにかかる枕詞に使われますが、ここでは「水たまり」の意味。我が家の前の
2024/10/28 23:41
万葉集
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【三郷町立野南】万葉集にも詠まれた神奈備神社と風の神様・龍田大社
去年の10月末に奈良県の三郷町から柏原市の河内堅上まで龍田古道を歩きました。今回から数回にわたって道中訪れた場所を紹介していきたいと思います。まずは三郷町から徒歩2分ほどのところに鎮座している神奈備神社へ。神奈備という言葉には神が住む森という意味があるそうで
2024/10/28 13:34
ぬばたま
1ぬばたまの夜のふけゆけば久木生ふる清き川原に千鳥しば鳴くぬばたまの よのふけゆけば ひさきおふる きよきかはらに ちどりしばなく夜が更けてゆくにつれ、久...
2024/10/26 17:28
#850 レビュー 『田辺聖子の古典まんだら 上』田辺聖子
古代から昭和までの古典作品の解説が展開される古典マンダラシリーズの1作目『田辺聖子の古典まんだら(上)【電子書籍】[ 田辺聖子 ]』について 古事記からとりか…
2024/10/24 12:35
#4401 夕凝りの霜置きにけり朝戸出にいたくし踏みて人に知らゆな
令和6年10月23日(水) 【旧 九月二一日 大安】霜降・霜始降(しもはじめてふる)夕凝《ゆうこ》りの霜置きにけり朝戸出にいたくし踏みて人に知らゆな ~作者未詳 『万葉集』 巻11-2692 寄物陳思夕べに霜が降りました。朝、あなたがお帰りになる時に踏みつけて足跡で人に知
2024/10/23 22:58
零れ萩
雨一粒降って来ました。風が抜けました。 *最初に観た山根口のツクシハギがきれいでした。(bun)*「相生山の萩」を見る事が出来た。(巌)*はぎの花の多さにビックリ。(藤一) 「相生山の四季を歩く会」こちらで巡ったハギ(萩)の花も終盤。 雨ひとつ 一つ歩を止め こぼれ萩 by アイ...
2024/10/21 07:36
#4396 夕月夜心もしのに白露の置くこの庭に蟋蟀鳴くも
令和6年10月18日(金) 【旧 九月一六日 赤口】寒露・蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)夕月夜《ゆふづくよ》心もしのに白露の置くこの庭に蟋蟀《こほろぎ》鳴くも ~湯原王《ゆはらのおほきみ》 『万葉集』 巻8-1552 雑歌夕月の照る夜、心がしおれるように白露の置くこの庭に
2024/10/18 23:45
万葉集から見る地名由来、そして鵺伝説をたどる~浜名湖
万葉集より 「花散らふ この向つ嶺(を)の 乎那(おな)の嶺の 洲(ひじ)につくまで 君が齢(よ)もがも」(巻14 3448) 少し意味を取りにくい歌なのですが…「花が散っている乎那の嶺(山)が低くなって湖の洲に届くくらい低くなるまであなたが長生きしてほしい」というちょっと現実離れした意味にとる説が一般的なようですが、「この乎那の山に散っている桜の花びらが湖の洲にたどり着くまであなたに生き続けてほしい」という意味にとる説などもあります。 前者だと君が代みたいに永遠の繁栄を寿ぐ内容になるのに対して後者では目前に迫っている「君」の最期の瞬間をできるだけ引き伸ばそうとする儚い願いを感じさせる内容にな…
2024/10/16 05:21
#4393 高松のこの峰も狭に笠立てて満ち盛りたる秋の香のよさ
令和6年10月15日(火) 【旧 九月一三日 先負】寒露・菊花開(きくのはなひらく)高松のこの峰も狭《せ》に笠立てて満ち盛りたる秋の香のよさ ~作者未詳 『万葉集』 巻10-2233 雑歌高円山の峰も狭しとばかりに見事に茸の笠が開いているよ。満ち盛っているのは秋の香りの良
2024/10/15 23:31
#4392 春の雨はいやしき降るに梅の花いまだ咲かなくいと若みかも
令和6年10月14日(月) 【旧 九月一二日 友引】寒露・菊花開(きくのはなひらく)春の雨はいやしき降るに梅の花いまだ咲かなくいと若みかも ~大伴家持(718-785) 『万葉集』 巻4-0786 相聞歌春雨はしきりに降っているものの、我が家の梅の花がまだ咲かないのはまだ若すぎ
2024/10/14 23:25
秋日和昼下がり
さわやか秋晴の光がコナラ(小楢)樹林に降り注いでいます。あと少ししたら黄葉が始まる。 枯れた幹が伐採されたシンボルコナラの上の青空が悲しく眩しい。「相生山の四季を歩く会」の最終下見、予定コースをたどって都心の見える展望地まで。ハギ(萩)の花ざかりは少し過ぎたみたい、残念。それでも未だ蕾のある花序もあって、来週の雨までは萩の花見は大丈夫かな・・・。 明日の資料、カラー版。2面は萩づくし。 帰りは寄り道をしま...
2024/10/13 00:05
#4388 荒たへの 藤井の浦に 鮪釣ると 海人船騒ぎ ……
令和6年10月10日(木) 【旧 九月八日 仏滅】寒露・鴻雁来(こうがんきたる)鰭強く吻ねゐし鮪の腸を抜く(ひれつよくはねいししびのわたをぬく) ~山口誓子(1901-1994) 余計なお世話だと存じましたが、五七五でリズムよくお読みいただくために、(かながき)もそえてお
2024/10/11 00:00
#4385 モンブランひかりの中に並み立ちてわづかにちがふ栗のかたちは
令和6年10月7日(月) 【旧 九月五日 先勝】秋分・水始涸(みずはじめてかるる)モンブランひかりの中に並み立ちてわづかにちがふ栗のかたちは ~門脇篤史(1986-)『自傾』 ことスイーツに関しては栗は秋の味覚の代表といってもいいかもしれません。モンブランはもちろん
2024/10/07 23:31
#4382 ももしきの大宮人の熟田津に船乗りしけむ年の知らなく
令和6年10月4日(金) 【旧 九月二日 仏滅】秋分・水始涸(みずはじめてかるる)ももしきの大宮人の熟田津に船乗りしけむ年の知らなく ~山部赤人(700?-736?)『万葉集』 巻3-0323ももしきの大宮人が熟田津《にきたづ》から出港した年はもう昔のことになってしまった。
2024/10/04 22:50
#4381 秋の田の穂向きの寄れる片よりに我れは物思ふつれなきものを
令和6年10月3日(木) 【旧 九月一日 先負】秋分・水始涸(みずはじめてかるる)水田《こなた》に寄せたる秋の田の穂向きの寄れる片よりに我れは物思《ものも》ふつれなきものを ~作者未詳 『万葉集』 巻10-2247 相聞歌秋の田の稲穂が片方に靡くように、わたしはあなたを思
2024/10/03 23:48
花見頃
秋の花 ハギ(萩)の見ごろを迎えました。赤紫に白あざやかに ツクシハギ(筑紫萩)朝日の当たる尾根の草地に咲くも良し。早朝の樹林に漏れる光を待つも好し。 残暑の頃から咲き続けてきた可憐なマルバハギ(丸葉萩)は終盤の装い。名古屋の都心のビル群を背景に、これから盛りのヤマハギ(山萩)の株。 万葉の昔は「花」と言えば、萩を指したそうです。平安には梅、江戸以降は桜に譲ってはいますが、秋一番は萩の花。この控えめな華や...
2024/10/02 22:57
#4377 瓜食めば 子ども思ほゆ 栗食めば まして偲はゆ ……
令和6年9月29日(日) 【旧 八月二七日 仏滅】秋分・蟄虫坯戸(むしかくれてとをふさぐ)瓜食《うりは》めば 子ども思ほゆ 栗食めば まして偲《しぬ》はゆ 何処《いずく》より 来りしものそ 眼交《まなかひ》に もとな懸《かかり》て 安眠《やすい》し寝《な》さぬ ~
2024/09/29 23:34
#4372 路の辺の壱師の花の灼然く人皆知りぬ我が恋妻を
令和6年9月24日(火) 【旧 八月二二日 大安】秋分・雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)路の辺の壱師の花の灼然《いちしろ》く人皆知りぬ我が恋妻を ~柿本人麻呂歌集 『万葉集』 巻11-2480 寄物陳思道端の壱師の花が目立つように、私の恋しい妻のことを みんなに
2024/09/24 22:57
#4370 秋の夜を長しと言へど積りにし恋を尽くせば短くありけり
令和6年9月22日(日) 【旧 八月二〇日 先負】秋分・雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)秋の夜を長しと言へど積りにし恋を尽くせば短くありけり ~作者未詳 『万葉集』 巻10-2303 相聞歌秋の夜は長いと言うけれど積もる恋を尽くせば短いものですね。Photo:秋の夜明
2024/09/22 22:50
#4369 伊勢の海の白水郎の島津が鰒玉とりての後もか恋の繁けむ
令和6年9月21日(土) 【旧 八月一九日 友引】白露・玄鳥去(つばめさる)伊勢に来たからは薄暑の伊勢うどん ~飯島晴子(1921-2000) 秋の正倉院展と年末の伊勢参りはここ10年以上にわたって私の恒例行事になっています。神宮では外宮近くの伊勢うどんを食べること。これ
2024/09/21 23:32
#4364 いにしへゆ人の言ひける老人の若変といふ水ぞ名に負ふ瀧の瀬
令和6年9月16日(月) 【旧 八月一四日 先負】白露・鶺鴒鳴(せきれいなく)いにしへゆ人の言ひける老人《おいひと》の若変《をつ》といふ水ぞ名に負ふ瀧の流れ瀬 ~大伴東人《あづまと》 『万葉集』 巻6-1034 雑歌これが昔から言い伝えられている老人を若返らせるという、
2024/09/16 23:52
なるかみ:~私の万葉歌 戀歌 第十三話 他
[1253]吾戀者 鳴神如 急西 疾打貫去 今毛痛わがこひは なるかみのごと にはかにし とくうちぬきぬ いまもいたきかも~トシローさん・私の万葉歌 戀歌 第…
2024/09/14 07:57
#4358 月草のうつろひやすく思へかも我が思ふ人の言も告げ来ぬ
令和6年9月10日(火) 【旧 八月八日 先負】白露・草露白(くさのつゆしろし)月草のうつろひやすく思へかも我が思ふ人の言《こと》も告げ来ぬ ~大伴坂上大嬢 『万葉集』 巻4-0583 相聞歌露草のように移り気だからですか。私が想う人は言葉もかけてくれないのは。Photo:ツ
2024/09/11 23:44
#4355 我がやどの夕蔭草の白露の消ぬがにもとな思ほゆるかも
令和6年9月7日(土) 【旧 八月五日 赤口】白露・草露白(くさのつゆしろし)我がやどの夕蔭草の白露の消ぬがにもとな思ほゆるかも ~笠女郎《かさのいらつめ》『万葉集』 巻4-0594 相聞歌わが家の庭の夕映えに光る草の白露のように心もとなくあなたのことを思っているので
2024/09/07 23:44
#4352 妹がため貝を拾ふと茅渟の海に濡れにし袖は干せど乾かず
令和6年9月4日(水) 【旧 八月二日 先負】処暑・禾乃登(こくものすなわちみのる)妹がため貝を拾《ひり》ふと茅渟《ちぬ》の海に濡れにし袖は干せど乾かず ~作者未詳 『万葉集』 巻7-1145 雑歌妻のために貝を拾おうと茅渟の海岸で濡らした袖は、いくら干しても 乾かない
2024/09/04 23:49
#4351 高円の野辺の秋萩いたづらに咲きか散るらむ見る人なしに
令和6年9月3日(火) 【旧 八月一日 友引】処暑・禾乃登(こくものすなわちみのる)高円《たかまと》の野辺の秋萩いたづらに咲きか散るらむ見る人なしに ~笠金村(715-806)『万葉集』 巻2-0231 挽歌高円の野辺に咲いた秋萩が虚しく咲いて散っていくことだ。もう見る人がい
2024/09/03 23:51
#4350 左奈都良の岡に粟蒔き愛しきが駒は食ぐとも吾はそとも追はじ
令和6年9月2日(月) 【旧 七月三〇日 赤口】処暑・禾乃登(こくものすなわちみのる)左奈都良《さなつら》の岡に粟蒔き愛《かな》しきが駒は食《た》ぐとも吾はそとも追はじ ~作者未詳(東歌))『万葉集』 巻14-3451 雑歌左奈都良の丘に粟を蒔いて、愛しい人の馬が食べに
2024/09/02 23:59
夢[9]~きみのぬくもり
うたはカラうたです[1251]更々 雨勿零 此昼 何将念 籠而居者さらさらに あめはなふりそ このひるに なにかおもはむ こもりてをらば令和6年8月31日久し…
2024/09/02 03:52
アメンバー:夢[9]~きみのぬくもり
なつのうた[記録用]
[1153]吾屋戸 須臾留 甲虫 率令飛不飛 杜尓置家わがやどに しましとどまる かぶとむし いざとべとばぬ もりにおきにけり令和5年7月1日[1152]此野…
2024/09/02 03:51
うのはな(ウツギ) ** 万葉植物 **
うのはな(ウツギ) 万葉仮名 -- 于花 宇花 宇能花 宇能波奈 卯の花(ウツギ) 6月 六甲山で 卯(
2024/08/31 08:10
詠蝉
[1243]斑鳩 朝開杜 法師蝉 鳴響共 秋香曾為いかるがの あさけのもりの はふしせみ なくなるなへに あきのかそする令和6年8月24日[1244]逝夏 惜…
2024/08/25 10:18
#4331 君が目の恋しきからに泊てて居てかくや恋ひむも君が目を欲り
令和6年8月24日(土) 【旧 七月二一日 先負】・処暑 「綿柎開」(綿のはなしべ開く)君が目の恋しきからに泊てて居てかくや恋ひむも君が目を欲《ほ》り ~中大兄皇子(天智天皇)『日本書紀』巻二六(斉明天皇編)母上の眼差しが恋しいばかりに、こうして停泊していてもこ
2024/08/24 21:52
今日の一枚<忘れ草>★いつものソファーで
★ご訪問ありがとうございます★ランキングのポイントと順位を確認していただけるとうれしいです。★身近な植物で作る楽しいリースを随時ご紹介「アナベルのリース2020(1)」「アナベルのリース2020(2)」「アナベルのリース2019」「アナベルのリース(1)基本の形3種」忘れ草は、ユリ科ワスレグサ属の多年草のカンゾウのことで、カンゾウにはキスゲ、ノカンゾウ、ヤブカンゾウなどの種類があるそうで、うさぎガーデン「西の通路」で咲くこの花はノカンゾウです。この花(葉)を持っていると、辛いことを忘れることができると信じられていたそうで万葉集にも忘れ草の歌が詠まれています。忘れ草我が紐に付く香具山の古りにし里を忘むがため大伴旅人忘れ草我が下紐に付けたれど醜の醜草言にしありけり大伴家持恋の苦しみを忘れるという忘れ草を下着の...今日の一枚<忘れ草>★いつものソファーで
2024/08/22 22:37
#4335 朝貌は朝露負ひて咲くといへど夕影にこそ咲きまさりけれ
令和6年8月18日(日) 【旧 七月一五日 先負】・立秋 「蒙霧升降」(ふかききりまとう)朝貌《あさがほ》は朝露負《お》ひて咲くといへど夕影にこそ咲きまさりけれ ~作者未詳 『万葉集』 巻10-2104 雑歌朝貌は朝露を受けて咲くというけれども、夕影にこそ 咲く姿が際立っ
2024/08/18 23:37
#4334 妹が袖我れ枕かむ川の瀬に霧立ちわたれさ夜更けぬとに
令和6年8月17日(土) 【旧 七月一四日 友引】・立秋 「蒙霧升降」(ふかききりまとう)妹が袖我れ枕かむ川の瀬に霧立ちわたれさ夜更けぬとに ~大伴家持(718-785)『万葉集』 巻19-4163妻の衣の袖を枕にしよう。川の瀬に霧よ立ちわたっておくれ、夜の更けない内に。Photo
2024/08/18 00:05
#4329 今よりは秋づきぬらしあしひきの山松蔭にひぐらし鳴きぬ
令和6年8月12日(月) 【旧 七月九日 先負】・立秋 「寒蟬鳴」(ひぐらしなく)今よりは秋づきぬらしあしひきの山松蔭にひぐらし鳴きぬ ~作者未詳(遣新羅使) 『万葉集』 巻15-3655 贈答歌これからは秋らしくなるようだ。あしひきの山の松陰にひぐらしが鳴いているよ。Photo
2024/08/12 23:05
#4328 夏山の木末の茂に霍公鳥鳴き響むなる声の遥けさ
令和6年8月11日(日) 【旧 七月八日 友引】・立秋 「涼風至」(すずかぜいたる)夏山の木末《こぬれ》の茂《しげ》に霍公鳥鳴き響《とよ》むなる声の遥けさ ~大伴家持(718-785) 『万葉集』 巻8-1494 雑歌夏山の梢の茂みで霍公鳥《ほととぎす》が鳴き響いている。遥か遠
2024/08/11 21:37
詠月
[1240]久方公欲月何処尓可吾之情者月随ひさかたのきみほるつきはいづくにかわがのこころはつきのまにまに
2024/08/06 21:10
#4319 夕立ちの雨降るごとに春日野の尾花が上の白露思ほゆ
令和6年8月2日(金) 【旧 六月二八日 先負】・大暑 「大雨時行」(たいうときどきふる)しばらくは豪雨をはしる月のいろ ~加藤楸邨(1905-1993)Photo:Wikipedia 二十四節気「大暑」の末候は七十二候第36候の大雨時行(たいうときどきふる)。暦の上での夏もこれで最後
2024/08/02 23:05
#4318 武庫川の水脈《みを》を速みと赤駒の足掻く激ちに濡れにけるかも
令和6年8月1日(木) 【旧 六月二七日 友引】・大暑 「土潤溽暑」(つちうるおうてむしあつし)武庫川の水脈《みを》を速みと赤駒の足掻《あが》く激《たぎ》ちに濡れにけるかも ~作者未詳 『万葉集』 巻7-1141 雑歌武庫川の流れが速いからなのか、栗毛色の馬の足掻きの水
2024/08/01 23:58
#4317 我妹子に逢ふよしをなみ駿河なる富士の高嶺の燃えつつかあらむ
令和6年7月31日(水) 【旧 六月二六日 先勝】・大暑 「土潤溽暑」(つちうるおうてむしあつし)我妹子《わぎもこ》に逢ふよしをなみ駿河なる富士の高嶺の燃えつつかあらむ ~作者未詳 『万葉集』 巻11-2695 寄物陳思あの娘に逢う機会がなかなかないから、私の心は富士山の
2024/07/31 23:56
#4312 枳と茨刈り除け倉建てむ屎遠くまれ櫛造る刀自
令和6年7月26日(金) 【旧 六月二一日 友引】・大暑 「桐始結花」(きりはじめてはなをむすぶ)枳《からたち》と茨《うまら》刈り除け倉建てむ屎《くそ》遠くまれ櫛造る刀自《とじ》 ~忌部首《いむべのおびと》 『万葉集』 巻16-3832 雑歌カラタチとイバラの原を刈り除い
2024/07/26 23:53
#4311 難波津に御船下ろ据ゑ八十楫貫き今は漕ぎぬと妹に告げこそ
令和6年7月25日(木) 【旧 六月二〇日 先勝】・大暑 「桐始結花」(きりはじめてはなをむすぶ)難波津に御船《みふね》下ろ据《す》ゑ八十楫貫《やそかぬ》き今は漕ぎぬと妹《いも》に告げこそ ~若舎人部広足《わかとねりべのひろたり》 『万葉集』 巻20-4363難波津に船を
2024/07/26 00:00
#4310 石麻呂に我物申す夏痩せに良しといふものそ鰻捕り喫せ
令和6年7月24日(水) 【旧 六月一九日 赤口】・大暑 「桐始結花」(きりはじめてはなをむすぶ)石麻呂に我物申す夏痩せに良しといふものそ鰻《むなき》捕り喫《め》せ ~大伴家持 『万葉集』 巻16-3853 雑歌石麻呂君に言うけど、夏痩せに良いのは鰻だというから捕りに行っ
2024/07/24 23:45
鳴神遠光東仰見月幾許清なるかみのとほくひかりてひむかしのあほぎみるつきここださやけし
2024/07/21 20:28
つくよ
[1097]吾屋戸 物見陰 傾乎 見而今宵毛 晴跡曾知わがやどの ものみのかげの かたぶくを みてはこよひも はるとしぞしる空を見る前に月影で晴れを知る令和4…
2024/07/21 08:32
#4304 日並皇子の命の馬並めて御猟立たしし時は来向かふ
令和6年7月18日(木) 【旧 六月一三日 先勝】・小暑 「鷹乃学習」(たかすなわちわざをならう)日並《ひなみしの》皇子《みこ》の命《みこと》の馬並《な》めて御猟《みかり》立たしし時は来向かふ ~柿本人麻呂(662-710)『万葉集』 巻1-0049皇太子の一行が馬を連ねて今
2024/07/18 23:55
#4303 石瀬野に秋萩しのぎ馬並めて初鷹猟だにせずや別れむ
令和6年7月17日(水) 【旧 六月一二日 赤口】・小暑 「鷹乃学習」(たかすなわちわざをならう)石瀬野に秋萩しのぎ馬並《な》めて初鷹猟《はつとがり》だにせずや別れむ ~大伴家持(718-785)『万葉集』 巻19-4249《いはせの》に秋萩を踏み倒しながら馬を並べて行う今年始
2024/07/18 00:04
#4301 大君の遠の朝廷とあり通ふ島門を見れば神代し思ほゆ
令和6年7月15日(月) 【旧 六月一〇日 赤口】・小暑 「蓮始開」(はすはじめてひらく)大君の遠の朝廷《みかど》とあり通ふ島門《しまと》を見れば神代し思ほゆ ~柿本人麻呂(662-710)『万葉集』 巻3-0304 雑歌大君の遠の朝廷(太宰府)に都人が通うこの島門を見れば神代
2024/07/15 23:52
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