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大化改新の方程式(249) 自説のまとめ:鎌足失脚説 その7
【前回までのおさらい】自説の根幹としてあげた3つの命題のうち、最後の「斉明朝では鎌足は失脚していた」の話。・それを語るうえで避けては通れない、関裕二氏が唱える「鎌足=豊璋」説を検証した結果、この説には、『日本書紀』や中国史書の記述を覆すだけの根拠が足りないことを示した。・鎌足がずっと中大兄とコンビでやってきたという先入観を排除すれば、乙巳の変から孝徳崩御まで、鎌足が軽皇子(孝徳天皇)の忠実なる僕(...
大化改新の方程式(248) 自説のまとめ:鎌足失脚説 その6
【前回までのおさらい】自説の根幹としてあげた3つの命題のうち、最後の「斉明朝では鎌足は失脚していた」の話。・それを語るうえで避けては通れない、関裕二氏が唱える「鎌足=豊璋」説を検証した結果、この説には、『日本書紀』や中国史書の記述を覆すだけの根拠が足りないことを示した。・鎌足がずっと中大兄とコンビでやってきたという先入観を排除すれば、乙巳の変から孝徳崩御まで、鎌足が軽皇子(孝徳天皇)の忠実なる僕(...
大化改新の方程式(247) 自説のまとめ:鎌足失脚説 その5
【前回までのおさらい】自説の根幹としてあげた3つの命題のうち、最後の「斉明朝では鎌足は失脚していた」の話。・それを語るうえで避けては通れない、関裕二氏が唱える「鎌足=豊璋」説を検証した結果、この説には、『日本書紀』や中国史書の記述を覆すだけの根拠が足りないことを示した。・鎌足がずっと中大兄とコンビでやってきたという先入観を排除すれば、乙巳の変から孝徳崩御まで、鎌足が軽皇子(孝徳天皇)の忠実なる僕(...
大化改新の方程式(246) 自説のまとめ:鎌足失脚説 その4
【前回までのおさらい】自説の根幹としてあげた3つの命題のうち、最後の「斉明朝では鎌足は失脚していた」の話。それを語るうえで避けては通れない、関裕二氏が唱える「鎌足=豊璋」説を検証する。<検証A>『日本書紀』や中国史書の記述に反して、豊璋が白村江敗戦後、高句麗に逃れず倭国に戻ったとする関氏の主張は、つまるところ、豊璋という人物の狡猾な行動原理を根拠にしたものにすぎないことを指摘した。<検証B>豊璋と鎌...
#455 TVアニメ『まんが日本史05「大化の改新-中大兄皇子と藤原鎌足』
子どもの頃(1983~1984年)に放送されていた『まんが日本史』の大化の改新についてヒストリーチャンネルで放送されていたのを見た感想 聖徳太子の理想を引き継…
大化改新の方程式(245) 自説のまとめ:鎌足失脚説 その3
【前回までのおさらい】自説の根幹としてあげた3つの命題のうち、最後の「斉明朝では鎌足は失脚していた」の話。それを語るうえで避けては通れない、関裕二氏が唱える「鎌足=豊璋」説を検証する。<検証A>『日本書紀』や中国史書の記述に反して、豊璋が白村江敗戦後、高句麗に逃れず倭国に戻ったとする関氏の主張は、つまるところ、豊璋という人物の狡猾な行動原理を根拠にしたものにすぎないことを指摘した。<検証B>「鎌足=...
現在の日本民族は海に囲まれた「島国」に住んでいます。 日本という名称がまだなかった頃のご先祖様たち(大和民族)も、その点は同じで 長らく列島(島国)住まいを続けてきました。 さて、そうした列島民族のライフスタイルを、陸続きの大地に住む他民族と比較して みると、こういうことが...
大化改新の方程式(242) 自説のまとめ:鎌足失脚説 その2
【前回までのおさらい】自説の根幹としてあげた3つの命題のうち、最後の「斉明朝では鎌足は失脚していた」の話。それを語るうえで避けては通れない、関裕二氏が唱える「鎌足=豊璋」説を検証する。その第1弾では、『日本書紀』や中国史書の記述に反して、豊璋が白村江敗戦後、高句麗に逃れず倭国に戻ったとする関氏の主張は、つまるところ、豊璋という人物の狡猾な行動原理を根拠にしたものにすぎないことを指摘した。【ここでの...
8月上旬に初めてコロナに感染。家族と職場に持ち込み、ひどく恨まれてしまったが、感染経路は通勤途上以外全く思い当たらない。コロナ禍以前の状態に戻った満員電車に1時間以上も揺られていれば、さもありなんか。いまだ咳止まず。【ここでの課題メモ】これまで5回にわたって宝皇女の“興事好き”について語ってきた。自説の根幹としてあげた以下の3つのうち、残りは鎌足失脚説だ。・乙巳の変を解くカギは“女帝不可”の思想・宝皇女...
大化改新の方程式(241) 自説のまとめ:宝皇女の“興事好き” その5
かなりインターバルがあいてしまいました。申し訳ございません。4月以降、ビジネス環境がコロナ前に回帰したとたん、多忙を極め土日もない状態が続いています(現在進行形)。とはいえ、閉鎖してしまったと思われるのは哀しいので、暇をみつけてやっとかたちにできた記事を1本あげておきます。【前回までのおさらい】・大規模な人民動員を可能にする中国皇帝を理想像とした宝皇女は、倭国型皇帝の権威を創出するために飛鳥の聖地化...
最近、韓流ドラマなども時々見るようになってきたのですが、韓流ドラマには意外と韓国(朝鮮)の王朝を舞台にしたドラマが多くて、日本でもかなり人気があるようですね。 日本でも飛鳥時代あたりの激動期の王朝を舞台にしたドラマを作れば、韓国の王朝ドラマよりもずっと迫力があり、面白くて人気も出そうなドラマができると思うのですが、日本では過去の天皇王朝をドラマの舞台にするのはタブーなのか、余り王朝ドラマはないようですね。 日本の飛鳥時代とは、6世紀の末ごろから7世紀の末ごろにかけて、現在の奈良県高市郡明日香村付近に都が置かれていた約100年間の時代をさします。 6世紀の半ばに百済から仏教が伝来すると、当時朝廷…
大化改新の方程式(239) 自説のまとめ:宝皇女の“興事好き” その3
【前回までのおさらい】・大規模な人民動員を可能にする中国皇帝を理想像とした宝皇女は、倭国型皇帝の権威を創出するために飛鳥の聖地化を企てた。それが皇極・斉明の両期における彼女の“興事”だった。・『日本書紀』皇極紀おいて、八佾の舞や甘樫丘の邸宅建造など蘇我父子の専横の象徴として描かれているものの多くは、宝皇女による飛鳥聖地化に向けた“興事”の一貫であった。【ここでの課題】彼女の“興事好き”が、乙巳の変以降の...
みなさん、こんにちは。 今日は「秋田県ネタ」です。 私は全国方々「行ったり住んだり」しましたが「秋田県」には、まだ行ったことがありません。 いつか是非も、訪れたいなと願っています。 でも「きりたんぽ鍋
今日は昼から交換したサドルの尻テストを兼ねて近所の散歩ポタです。油日駅(JR草津線)入り口の飾りは忍者が印を結んでるイメージだそうですが私にはテツ&トモの「なんでだろー」ポーズに見えます。(テツは滋賀出身)普通は自宅を中心に放射状のコースを通るので円周方向