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大化改新の方程式(249) 自説のまとめ:鎌足失脚説 その7
【前回までのおさらい】自説の根幹としてあげた3つの命題のうち、最後の「斉明朝では鎌足は失脚していた」の話。・それを語るうえで避けては通れない、関裕二氏が唱える「鎌足=豊璋」説を検証した結果、この説には、『日本書紀』や中国史書の記述を覆すだけの根拠が足りないことを示した。・鎌足がずっと中大兄とコンビでやってきたという先入観を排除すれば、乙巳の変から孝徳崩御まで、鎌足が軽皇子(孝徳天皇)の忠実なる僕(...
原典ではメッチャ難しい言葉が並んでいるようですが、それを口語に直すと、 ~豊かで瑞々しいあの国は、わが子孫が君主として治めるべき国土です。 わが孫よ、行って治めなさい。 さあ、出発しなさい。 皇室の繁栄は、天地とともに永遠に続き、窮まることがありません~ これくらいの...
【酒船石(さかふないし)】古代日本のミステリー なんなんでしょ 2カ所で発見されているらしいです
< 7世紀の人工物ってことですから1400年ぐらい前ですけど その役割は解ってないんですねえ > 奈良県明日香村の岡っていう地域にある酒船石が「岡の酒船石」「岡の酒船石」は江戸時代にはすでに見つかっていたらしいですね。 で、もう1つは「出水(でみず)の酒船石」大正時代に発見。 飛鳥川の畔、「岡の酒船石」の北西3キロメートルほどの出水っていう場所で、農家の人が2つ石造物を同時に掘り出したんだそうです。 今は「岡の酒船石」からほぼ真北に1キロメートルほどの、奈良文化財研究所飛鳥資料館、前庭に常設展示されているみたいです。でもコレ、レプリカだそうですね。 ホンモノの出水の酒船石は、京都市左京区南禅寺…
【高市郡明日香村上】中臣鎌足が蘇我入鹿の首に追われ逃げ込んだ森の中に鎮座する『気都和既(けつわき)神社』
今年の春、自転車で明日香村をあちこち巡りました。以前から気になっていた『気都和既神社』に初めて参拝したので今回紹介したいと思います。気都和既神社は明日香村の石舞台古墳から桜井市方面へと続く道路の脇に鎮座しています。桜井市駅からも飛鳥駅からも5キロの距離にあ
【橿原市菖蒲町】玄室内部の見学可能 蘇我入鹿・蝦夷親子のお墓説のある『菖蒲池古墳』
今回は近鉄線岡寺駅付近にある『菖蒲池古墳』を紹介します。菖蒲池古墳は橿原市菖蒲町、明日香村と橿原市の境目に位置しています。小高い丘の上にあるので見晴らしが良いです。1月下旬に訪れましたが向かいの山が冠雪しているのが見えました。菖蒲池古墳は7世紀中頃に築造さ
大化改新の方程式(238) 自説のまとめ:宝皇女の“興事好き” その2
【前回のおさらい】大規模な人民動員を可能にする中国皇帝を理想像とした宝皇女は、倭国型皇帝の権威を創出するために飛鳥の聖地化を企てた。それが、皇極・斉明の両期における彼女の“興事”だった。【ここでの課題】彼女の“興事好き”が、大化改新前後の出来事にどう関わったのか。宝皇女が最初に行った“興事”に、板蓋宮建造と八角墳造営がある。前者は彼女の“新し物好き”として片付けることができるかもしれないが、後者はそれだけ...
はじめに 明日香村上(かむら)の #氣都倭既神社(けつわきじんじゃ)境内は #茂古の森(もうこのもり)といわれる緑豊かな杜。#藤原鎌足 が #蘇我入鹿 の首に追われ逃げた森で「ここまではもう来ぬだろう」という呟いたのがその名の由来と伝わる 目次 気都和既神社(けつわきじんじゃ)※2022年11月上旬参拝 気都和既神社 境内 これぞパワースポット? 本文 気都和既神社(けつわきじんじゃ)※2022年11月上旬参拝 (34.463746162714806, 135.8475082955656)/奈良県高市郡明日香村上(かむら)172/石舞台古墳から2.5キロ(県道155号・多武峰見瀬線を東に車で5…
今回訪れたのはこちら飛鳥寺です。【所在】奈良県高市郡明日香村飛鳥682【山号】鳥形山【宗派】真言宗豊山派【開基】蘇我馬子【本尊】釈迦如来【飛鳥寺】「日本書紀」によれば、崇峻天皇元年(588)に蘇我馬子は法興寺を建立することを計画、同5年には仏堂(金堂)・歩廊(回廊)が完成、推古天皇元年(593)には塔を起工し、同4年には一応の建物が完成した。同13年には丈六仏像を造り、翌14年に安置したとある。日本最古の本格的...
みなさん、こんにちは。 今日は「秋田県ネタ」です。 私は全国方々「行ったり住んだり」しましたが「秋田県」には、まだ行ったことがありません。 いつか是非も、訪れたいなと願っています。 でも「きりたんぽ鍋
飛鳥寺の山門を出て西200M程の所にある蘇我入鹿の首塚へ。乙巳の変の際、600m離れた飛鳥宮で中大兄皇子と藤原鎌足に討たれた時に首が、ここまで飛んだとの説も有…
■日本初の本格的仏教寺院と言われる『飛鳥寺』へ(奈良県奈良市)
目次 1 開基を蘇我馬子とする『飛鳥寺』 2 日本初の本格的仏教寺院『飛鳥寺』 3 『止利仏師』作の『飛鳥大仏』 4 元は現在よりもさらに巨大な仏教寺院でした 5 寺の西側には蘇我入鹿の首塚も 1 開基を蘇我馬子とする『飛鳥寺』 (写真:ご本尊は『飛鳥大