梨木神社を後にして、寺町通を渡ってすぐのところにある廬山寺を訪れました。廬山寺は紫式部の邸宅跡地で源氏物語を執筆した場所と言われています。山門を入ってすぐのところにある元三大師堂は洛陽三十三所観音霊場第32番札所のひとつで、如意輪観音が安置されています。元
勝手に広報大使を名乗り、大阪府堺市にある古墳や史跡、神社仏閣、カフェなどを紹介しています。その他、関西中心に訪れた場所の記録や紹介が多めで、特に奈良県は観光ガイドに載っていないようなあまり知られていない素敵な場所を中心に紹介しています。
【京都市上京区】紫式部の邸宅跡で源氏物語執筆の地・廬山寺 桔梗が咲く源氏庭が見どころ
梨木神社を後にして、寺町通を渡ってすぐのところにある廬山寺を訪れました。廬山寺は紫式部の邸宅跡地で源氏物語を執筆した場所と言われています。山門を入ってすぐのところにある元三大師堂は洛陽三十三所観音霊場第32番札所のひとつで、如意輪観音が安置されています。元
【京都市上京区】萩の名所 京都三名水「染井の水」の井戸がある梨木神社
京都御所の清和院御門から外に出ると左手に梨木神社の一の鳥居があります。鳥居の先は参道ではなくマンションになっています。1977年に反君主制主義者により神社が爆破されたらしく、社殿修復等の資金集めのため2013年に境内の参道を含む土地をマンション開発業者に60年の定
【京都市上京区】かつて天皇の内裏や貴族の邸宅が立ち並んでいた京都御所
紫式部の生家があった廬山寺に行く途中、せっかくなので天皇の内裏や貴族たちの邸宅があった京都御所の中を通り抜けて行くことにしました。光る君へに登場する藤原道長の邸宅もこのエリアにあったらしく、紫式部の生家があった場所は京都御所を出た道路沿いにあります。京都
【京都市北区】源氏物語の作者・紫式部と平安時代の歌人で冥土の役人だった小野篁の墓所
堀川北大路の交差点付近に紫式部の墓所があります。この辺りは紫野と呼ばれており、紫式部が生まれ育った地域として知られています。紫式部墓所と書かれた石碑が目印になっています。路地を突き当たりまで進むと右手に紫式部と小野篁のお墓が並べられています。お墓の写真は
【京都市北区】源氏物語にも登場 紫式部が晩年を過ごしたという説のある雲林院
今宮神社の門前であぶり餅を食べながら一休みした後は、紫式部ゆかりの地巡りをすることにしました。大河ドラマ「光る君へ」はたまに見ていますが、せっかく京都に来たので物語に登場する場所を巡ってみたくなりました。最初に訪れたのは船岡山の近くの紫野と呼ばれる地域に
【明日香村稲渕】稲渕棚田案山子祭り2024 コンテストやマルシェも開催されるようです
今年も明日香村にある稲渕の棚田で案山子祭りが開催されます。案山子コンテストは9月23日(日)・9月24日(月)の2日間で開催されるようですが、9月15日に少し早いですが棚田に案山子を見に行ってきました。完成した案山子は既に案山子ロードに並べられていました。今年も素敵な
【京都市北区】玉の輿ということわざの由来となったお玉ゆかりの今宮神社 門前であぶり餅を食べてきました
平野神社から30分ほど歩いて京都市北区紫野今宮町に鎮座する今宮神社を訪れました。朱塗りの立派な楼門は国登録有形文化財に指定されています。平安遷都後の当時、流行した疫病や災厄を鎮めるために神泉苑、上御霊神社、下御霊神社、八坂神社などで御霊会が営まれたようです
【京都市北区】花山天皇が行幸 桜の名所で知られる平野神社 境内には不思議な霊石も
大将軍八神社の次に平野神社を訪れました。平野神社は桓武天皇が平安遷都に伴って、奈良から染織の神様などを遷座させたという古社だそうです。今木皇大神・久度大神・古開大神・比売大神がご祭神として祀られています。主神の今木皇大神は桓武天皇生母の祖神として祀られた
西陣にあるホテルに宿泊した翌日は朝から北野天満宮や平野神社のあるエリアに行ってみることにしました。平野神社は朝6時から開門していることが分かりましたが、それ以外の神社はだいたい9時開門のところが多くまだ8時すぎだったのでどこに行くか悩みました。調べてみると大
【出町柳から今出川へ】夕方の京都 糺の森~河合神社~晴明神社
7月上旬、ふと思い立って仕事終わりに京都へ。最近の京都はオーバーツーリズムで交通機関が麻痺しているような話も聞くのでしばらく行くのを避けていましたが、平日夜や週末の午前中なら(場所によっては)空いているのではと思い西陣に前泊しました。混雑を避けたい一心で京阪
前回の続きで生野区を訪れた時の話になります。生野八坂神社に面した桑津街道沿いにもう1つ神社があることを知り自転車で訪れました。生野神社というそれほど大きくない規模の神社です。近くに生野東公園という公園がありました。大阪市のホームページから由緒をそのまま引用
【大和郡山市稗田町】記憶力の神様 古事記編纂に携わった稗田阿礼が祀られた賣太神社
6月中旬に大和郡山市と奈良市を訪れた際に賣太神社にも参拝予定でしたが、時間の関係でまた機会を改めることにしました。古事記に関わりのある稗田阿礼が祀られている神社は全国的にも珍しいと思うのでいつか訪れたいと思っていました。あれから日を改め賣太神社を訪れたので
【八尾市植松町】物部氏の祖神が祀られた渋川神社 物部守屋の邸宅跡説の可能性も
澁川(渋川)神社はJR大和路線・八尾駅付近に鎮座しています。創建年は不明ですが、飛鳥時代に八尾市一帯を拠点としていた豪族・物部守屋の邸宅がこの辺りにあったと言われています。長瀬川の東岸に鎮座していましたが、1533年の大洪水で社殿が流失し、元々御旅所があった現在
【八尾市南本町】矢作りを生業としていた矢作連の祖先・経津主命が祀られた矢作神社
6月中旬にアリオ八尾に行った帰り、JR大和路線・八尾駅から少し離れたところにある矢作神社に参拝しました。前回の記事住宅地の中に鎮座していたので地図を見ながらでないと神社の存在に気づかなかったと思います。一の鳥居の先に参道が続いていて、その先には二の鳥居があ
【寝屋川市香里本通町】土御門天皇の北ノ小路新邸造営がきっかけで創建された『友呂岐神社』
今年の春、成田山不動尊大阪別院に行ってきました。ここでお願いしたことが叶ったのでお礼詣りに行ってきました。京阪電車の香里園駅からお寺に行く道中、前を通る神社が気になっていて今回お詣りしてしてきたので紹介します。坂を上がった先の正面に本殿があり、その脇に稲
明日香村公認 AR明日香村スタンプラリー ~聖徳太子と飛鳥時代を巡る旅~ 11ヶ所を巡ってみました
8月下旬の週末に明日香村を訪れました。駅前の観光案内所で『AR明日香村スタンプラリー』のチラシを見つけせっかくなのでスタンプを集めながら村中を巡ることにしました。スタンプラリーの詳細はこちら ※対象期間は2024年7月1日から9月30日となっていますが、3ヶ月おきに
秋篠川沿いを歩いて唐招提寺の付近まで来て、地図で見つけて気になっていた唐招提寺 水鏡天神社を訪れてみることにしました。唐招提寺の敷地内からはおそらく神社の境内に入ることはできないと思われます。秋篠川沿いに歩いていると小さな森が見えてきますが、よく見ると水
【奈良市尼辻中町】遣唐使の一人・藤原清河の邸宅があった地域に鎮座する天神社
今回は垂仁天皇陵から線路を挟んだ住宅地の中に鎮座する小さな神社・天神社をご紹介します。垂仁天皇陵から秋篠川沿いを歩いて唐招提寺方面に向かう道中に見つけました。由緒や創建は不明ですが天照大御神と豊国主命がご祭神として祀られているようです。境内には牛の像や石
6月初旬に大和郡山市と奈良市を訪れました。大和郡山市の源九郎稲荷神社でお詣りした後宮司さんと小話をしながら御朱印をいただきました。境内では様々な紫陽花が見頃を迎えていてとても綺麗でした。明日香村のチャレンジショップから大和郡山市に移ってお店を出されているta
初夏の山の辺の道を歩いた日の話⑤ 景行天皇陵~相撲神社、檜原神社・狭井神社・大神神社へ
山の辺の道ルートから逸れて伊邪那岐神社と水口神社を訪れた後、崇神天皇陵脇からまたルートに戻り歩き始めました。崇神天皇陵から景行天皇陵までの道中は日陰もほとんどありませんが、自然を身近に感じることができてこの辺りが一番歩いていて楽しいです。景行天皇陵は柳本
初夏の山の辺の道を歩いた日の話④ 大水口宿禰を祖とする物部系氏族が暮らした土地に鎮座する水口神社 可愛い狛犬も見どころ
前回ご紹介した伊邪那岐神社前の国道沿いにもう一社、水口神社という神社が鎮座していたのでお詣りしました。崇神天皇陵よりは景行天皇陵寄りの場所にあります。逆光で分かりにくいですが、狛犬が可愛いです。足元に子供らしき小さな狛犬もいました。創建や由緒は不明ですが
初夏の山の辺の道を歩いた日の話③ 崇神天皇陵と天神山古墳西側に鎮座する伊射奈岐神社
天理トレイルセンターを出発して崇神天皇陵脇の道を歩きました。崇神天皇陵付近の風景が山の辺の道の中でも特に好きで、すぐに通り過ぎるのが勿体なく感じてしまいます。今回は時間に余裕もあったのでこの付近を散策してみることにしました。この間天理市を車で訪れた時に崇
初夏の山の辺の道を歩いた日の話② 夜都岐神社から西山塚古墳、五社神社まで
前回の続きで初夏の山の辺の道を歩いた日の話になります。天理観光農園cafeわわを出て坂を下り、農道を進んで行くと夜都岐神社に着きました。夜都岐神社には春日四神である武甕槌命・姫大神・経津主命・天児屋根命が祀られています。春日大社と結びつきが強く、江戸時代末期
初夏に山の辺の道を歩いてきました。天理市から桜井市までのルートを山沿いに歩く約16キロのコースですが、気温が30℃近くあったこともあり休憩をしながら自分のペースで歩きました。今回橿原神宮経由で近鉄京都線に乗って平端駅へ、そこから天理線で天理駅まで行ったら乗り
【八尾市教興寺】聖徳太子が物部守屋を討った際奏川勝に建立させた教興寺
今回のサイクリングの行き先は高安山に鎮座する天照大神高座神社でした。宮司のおじいさんもお元気にされていて一年ぶりにお話しできて良かったです。敷地内には天照大神高座神社と岩戸神社がありどちらも管理されています。落ち葉掃除が大変そうでした。天照大神高座神社に
【八尾市神宮寺5丁目】染物職人の祖神が祀られたことが始まりの常世岐姫神社(八王子神社)
今年のGW後半に大和川沿いをサイクリングで八尾市・柏原市方面に行ってきました。目的地は高安山の山麓に鎮座する天照大神高座神社でしたが、東高野街道沿いに常世岐姫神社(八王子神社)を見つけ参拝しました。776年、常世連の姓を与えられた河内国大県郡の人正六位赤染(茜染)
【三重県鈴鹿市山本町】伊勢国一宮 猿田彦大神を祀る神社の総本社・椿大神社 後編
前回に続き椿大神社に参拝した日の話になります。本殿と椿岸神社にお参りした後、経営の神様・松下幸之助命が祀られている松下社に参拝しました。松下幸之助氏は椿大神社に足繫く通われていたそうで、すぐ隣には茶道の発展を祈念し寄進された鈴松庵という茶室がありました。
【三重県鈴鹿市山本町】伊勢国一宮 猿田彦大神を祀る神社の総本社・椿大神社 前編
津市で1泊した翌日、早起きして四日市駅まで行き駅前から三重交通バスに乗って約1時間で椿大神社に到着しました。椿大神社は少し不便な場所にあるので近くまで行く機会があればいつか行ってみたいなぁと思っていた神社です。椿大神社は伊勢国一宮で猿田彦大神を祀る神社の総
【三重県津市広明町】三重県護国神社のちょっと変わった狛犬と津藩第11代藩主藤堂高猷公の別荘地だった津偕楽公園
津市観光の最後は駅周辺に鎮座している三重県護国神社と津偕楽公園を訪れました。三重県護国神社は1869年に創建された神社で禁門の変・戊辰戦争から第二次世界大戦までの三重県関係の戦歿者6万3百余柱が祀られています。訪れたのがGW期間ということで拝殿前の参道には鯉のぼ
【三重県津市新東町】津観音近くに鎮座する白玉稲荷・新地稲荷 (村社稲荷神社)
津観音のすぐ近くに小さな稲荷社を見つけました。村社稲荷神社と社標が立てられています。隣には新地公園がありました。由緒書きによると1726年に藤堂藩の命を受けた当時の町年寄・伊藤又五郎氏が津市最初の職人町を形成したとのことで、その表鬼門に町の守り神として勧請さ
【三重県津市大門】日本三観音の一つ 1300年の歴史を持つ寺院・津観音
津城跡から少し歩いたところの商店街付近にあった津観音を訪れました。恵日山観音寺大宝院とも呼ばれる津観音は1300年の歴史を持つ寺院で浅草・大須と並んで日本三観音の一つに数えられるそうです。古くから付近には門前町が形成され、十返舎一九の東海道中膝栗毛にも賑いの
【三重県津市丸之内】続日本100名城 織田信包・藤堂高虎らによって築かれた津城跡と高山神社
四天王寺を出て次に訪れたのが津城跡でした。津城は1580年に織田信長の弟・織田信包によって創築されました。その後城づくり名人と呼ばれた藤堂高虎によって改修が行われ、石塁が高く積み直され東北と西北の両すみに三重の櫓がつくられたそうです。高虎は城周囲に武家屋敷を
【三重県津市栄町】大観亭支店 栄町本店の美味しいうなぎ料理と聖徳太子が建立した四天王寺
5月1日・2日に三重県の津市、四日市市、鈴鹿市に行ってきました。1日と2日はGW中日の平日ということもありどこに行っても空いていたのが良かったです。大阪から近鉄線で津駅まで行き、駅前の伊勢湾が一望できるホテルに宿泊しました。津駅に着いてまずお昼を食べました。津市
『キングダム ~大将軍の帰還~』公開記念展 in Sony Store大阪に行ってきました!
今年もキングダムの夏がやってきました。7月12日、『キングダム ~大将軍の帰還~』公開初日に早速見に行ってきました。今回は馬陽の戦いの後編で、クライマックスがずっと続いているような感覚で最初から最後まで目が離せない展開の連続でした。個人的に4作中で今作が一番良か
【橿原市城殿町】天武天皇から引き継ぎ持統天皇が完成させた本薬師寺跡
橿原市から明日香村に戻る道中に本薬師寺跡に立ち寄りました。数年前にホテイアオイを見に来たことがあった場所です。本薬師寺は奈良市の西の京にある薬師寺の前身にあたるお寺で、680年に持統天皇の病気平癒を願い天武天皇の勅願で建立に着手されました。完成前に天武天皇が
【橿原市久米町】橿原神宮と大和三山・畝傍山 東大谷日女命神社
橿原市と明日香村との境目付近から自転車を走らせ橿原神宮を訪れました。GW初日でしたが参道では陶器市が開催されていました。小雨が降っていたので境内は空いていました。橿原神宮は日本書紀における日本建国の地で、天照大御神の血をひく神武天皇が畝傍山の麓に創建したと
【橿原市石川町】孝元天皇 劒池嶋上陵と牟佐坐神社・焼肉ホルモン韓国料理 味楽苑
植山古墳公園を出て自転車で5分ほどのところにある孝元天皇 劒池嶋上陵に到着しました。周囲には池がありました。陵墓は宮内庁管理のようです。第8代・孝元天皇は大日本根子彦国牽尊という名で日本書紀に登場するようです。父は第7代・孝霊天皇で橿原市大軽町付近に都を置い
【橿原市五条野町】推古天皇と竹田皇子の合葬墓のある植山古墳と春日神社
今年のGWは4月30日以外は休みでした。GW初日は曇り時々雨でしたが、空いてそうだと思ったので明日香村で自転車を借りて橿原市方面に行ってきました。岡寺駅周辺の古墳巡りをしてから橿原神宮に向かうことにしました。まず訪れたのは菖蒲池古墳。以前紹介した古墳なので今回は
【桜井市笠】日本三大荒神の一つ・かまどの神様が祀られた笠山荒神社
宇陀市の墨坂神社を出て桜井市の鷲峯山の山中に鎮座する笠山荒神社に初めてお詣りしました。笠そば処という蕎麦屋さんの隣の駐車場に車を停め、北参道から境内に入りました。笠そば処の隣には野菜の直売所があり蕎麦粉を使ったお菓子や味噌、山菜、鉢植えなどが販売されてい
【宇陀市榛原萩原】日本最古の健康の神様・墨坂神社 龍の天井画もみどころ
前回の続きで宇陀市の一如庵でお昼を食べた後、お店に行く途中に高台の上に鳥居が見えていて気になっていた墨坂神社に参拝しました。駐車場は高台の上の神社境内にあります。宇陀市内を流れる宇陀川の右岸に鎮座する墨坂神社は榛原地区の産土神のようです。鳥居横には祓戸大
【桜井市初瀬】聖武天皇勅願のお寺 西国三十三所第8番札所 長谷寺のぼたん祭り
4月下旬に桜井市と宇陀市、天理市に車で連れて行ってもらいました。最初に訪れたのは桜井市初瀬にある西国三十三所第8番札所のお寺・長谷寺です。4年前に訪れた時の記事長谷寺は季節ごとに様々な花が見られることで知られていますが、桜や紅葉の季節、GWは特に混むと聞いて
【大和郡山市矢田町】ご本尊は地蔵菩薩 あじさいの名所として有名な矢田寺
6月中旬に大和郡山市を訪れた日の話になります。午前中に賣太神社を訪れ、駅まで戻ってきたらお昼時になっていたので豆パン屋アポロで軽食をいただきました。台湾風の豆乳スープと愛玉(レモンゼリーのようなもの)、ハチミツレモンジュースがとても美味しかったです。湿気と暑
【大阪市生野区生野東】生野の祇園様 素戔嗚尊が祀られる生野八坂神社
少し前に電動自転車で鶴橋のいつもお世話になっているお店まで行ってきました。道が分かりやすく40分くらいで着いたので、これから鶴橋方面に行く時は自転車で行こうと思っています。疎開道路という道路沿いを走っていると、生野大通りと看板が出ている商店街があったので立
【大阪市東住吉区】大坂夏の陣で焼失後に再建 近畿三十六不動尊霊場のひとつ 京善寺
前回ご紹介した大阪市東住吉区の桑津天神社のすぐ近くにある真言宗のお寺・京善寺をご紹介します。京善寺の創建年は不詳ですが、1615年の大坂夏の陣で焼失し1653年に再興されたことが伝えられています。その際に金剛院から京善寺という現在の寺名に改められたそうです。近畿
私はたまに駒川針中野にある駒川商店街で買い物をしますが、今回はその少し北に鎮座する桑津天神社を訪れたので紹介したいと思います。桑津天神社の鎮座する桑津はかつて日向国から召された仁徳天皇陵の后・髪長媛が暮らしていた土地として知られています。創建年は不詳です
【大阪市浪速区】新世界のシンボル・ビリケンさん 足を撫でると幸せになれる!?
寝屋川市に行ってきた日に、お昼を食べた後大阪市内を散策していました。記事を書いている今が4月中旬で、その日は桜が見頃だったので新世界を通り抜けて動物園前から天王寺公園まで歩きました。新世界は日本人より外国人観光客の方が多かったです。通天閣の入場券を買うのに
【八尾市北木の本】物部守屋が崇めていた布都大神が祀られた樟本神社(北木の本)とアリオ八尾のふしぎ遊戯キッチンカーの話
今週末、アリオ八尾まで自転車で行ってきました。道中3つの神社に立ち寄りお詣りをしてきたので今回は1社だけ先に紹介させていただきます。最初に訪れたのは旧大阪中央環状線沿いに鎮座する小さな神社「樟本神社」です。樟本神社は八尾市内に3ヶ所あり、昨年木の本に鎮座す
【岸和田市岸城町】岸和田城の鎮守神 岸和田だんじリ祭で有名な岸城神社
今回紹介する岸城神社は岸和田城のお濠の外側に鎮座していて、天守閣からも見渡すことができます。写真の右下に見えているのが岸城神社です。南海本線岸和田駅から徒歩10分ほどのところに位置しています。岸和田城の守護神であり、岸和田だんじり祭りは岸城神社の例祭として
【岸和田市岸城町】三国志に登場 諸葛孔明の八陣法モチーフの「八陣の庭」を見下ろせる岸和田城
岸和田城は南海本線岸和田駅から徒歩15分ほどのところに位置しています。JR阪和線東岸和田駅からもバスが出ているようですが、徒歩だと30分強くらいです。城の歴史はこちらのサイトから引用させていただきます。岸和田城はいつ、だれによって建てられたのか詳しいことはまだ
【岸和田市岸城町】岸和田だんじり祭発祥の地・かつて岸和田城の守護神だった三の丸神社
貝塚駅から10分ほど歩くと岸和田市に入ります。岸和田城が近づいてくると三の丸神社という神社をマップ上に見つけお詣りしていくことにしました。三の丸と社名がついているのでお城と関連のある神社なのかなと思いました。三の丸神社は1336年、楠木正成の一族・和田正儀が岸
【貝塚市中町】大工種子島勘左衛門による建築の神門が登録有形文化財 感田神社
水間寺を後にして水間鉄道に乗り貝塚駅まで戻りました。貝塚駅から岸和田城に向かう道中に感田神社という神社を見つけたのでお詣りしていくことにしました。神社のHPに由緒が書かれていたので紹介します。~由緒~ 感田神社HPより引用600年程前、小村であった旧貝塚市に村の
【貝塚市水間】聖武天皇の病気快癒の聖観世音菩薩がご本尊 行基によって開かれた水間観音(水間寺)
晴れた日の週末に貝塚市と岸和田市を訪れました。まず向かったのは貝塚市にある水間寺です。JR東貝塚駅から石才駅まで歩き、水間鉄道に初めて乗りました。石才駅は先頭車両しか乗降口が開かなかったので要注意です。無人駅ですが下車時に運賃を払うか、ICカード利用(PITAPA)
【京都市東山区】江戸時代の彫物師・九山新太郎作 8mの龍の木彫り像が鑑賞できる瀬尾神社
京都街歩きの最終回は東山区の京阪・東福寺駅近くの瀬尾神社を紹介します。瀬尾神社の創建年代は不詳とされていますが、平安末期に書かれた源平盛衰記に神社の記述があることから、平安時代には存在していたことが分かります。元々、多景の社という社名だったようです。本殿
【京都市東山区】通し矢の舞台 1000体の観音立像が並べられた三十三間堂
今回は豊国神社から徒歩3分程のところに位置する三十三間堂をご紹介します。三十三間堂は1164年に法住寺殿の一画に平清盛によって建立されたと伝えられています。蓮華王院が正式名称で、同じ東山区にある天台宗妙法院の境外仏堂として妙法院に管理されています。柱と柱の間が
【京都市東山区】豊臣秀吉が祀られた豊国神社 国宝の唐門には江戸時代伝説の彫刻家・左甚五郎の彫刻
市比賣神社を後にして川を渡り次に訪れたのは豊国神社です。創建は1599年。豊国大明神という神号を下賜された豊臣秀吉がご祭神として祀られています。堺の偉人・千利休を切腹させたあの秀吉です。秀吉が祀られた神社は他にも大阪城公園や滋賀県長浜市、出身地である名古屋な
【京都市下京区】京都中央市場と女性を守護する市比賣(いちひめ)神社
次に訪れたのが京阪清水五条駅から鴨川を渡って徒歩5分のところに鎮座する市比賣(いちひめ)神社です。795年、藤原冬嗣が垣武天皇の勅令によって官営市場東市・西市の守護神として創建されました。1591年に現在の場所に遷座されたようです。現在も京都中央市場の守護神で、境
【京都市下京区】天神信仰発祥の地 菅原道真と乳母・多治比文子が祀られた文子天満宮
京都タワーサンドを後にして次に訪れたのは京都駅から徒歩10分ほどのところに鎮座する京都市下京区に鎮座する文子天満宮です。社伝によりますと、大宰府に左遷された道真の没後、乳母であった多治比文子が「われを右近の馬場に祀れ」との道真の託宣を受けたという言い伝えが
【京都市南区九条町】世界遺産の東寺(教王護国寺)と京都タワーサンドでランチを食べた話
六孫王神社を後にして京都駅方面に歩き始めました。今回は東寺にはお詣りしませんでしたが近道なので境内を通り抜けさせてもらいました。今度きちんとお詣りしたいと思います。東寺は世界遺産にも認定された真言宗総本山の寺院で、金堂にはご本尊の薬師如来が安置されていま
【京都市南区壬生川通】清和源氏始祖の源経基が祀られた六孫王神社
鎌達稲荷神社の次に訪れたのは京都市南区、東寺の近くに鎮座する六孫王神社です。境内は源経基の邸宅の跡地だそうです。訪れたのが3月中旬だったので境内で河津桜が咲いていましたが藤の名所として有名らしいです。創建年は963年で清和源氏始祖である源経基がご祭神です。社
【京都市南区唐橋西寺町】安倍晴明の子孫・安倍土御門家が崇敬した「元稲荷」鎌達稲荷神社
今回からしばらく京都の神社仏閣などをご紹介します。3月中旬に半年ぶりに京都に行ってきました。混雑が苦手でいつも京都に来る時は京都駅周辺を極力避けて、京阪電車を利用して移動はバスを使わず地下鉄か徒歩と徹底しています。京阪電車は比較的空いていますが、伏見稲荷大
【大阪市西成区岸里東】豊臣秀吉が淀殿の安産祈願に参詣した天神ノ森天満宮
今回は大阪市西成区に鎮座する天神ノ森天満宮をご紹介します。阪堺電気軌道阪堺線・天神ノ森駅、南海高野線・岸里玉出駅が最寄りで阿倍野神社からも徒歩10分弱のところに位置しています。天満宮という社名からも分かるように学問の神様・菅原道真が祀られています。境内には
【大阪市阿倍野区北畠】南北朝時代 北畠顕家とその父・北畠親房が祀られた阿倍野神社
今回は大阪市阿倍野区に鎮座する阿倍野神社をご紹介します。阿倍野神社は阪堺電気軌道阪堺線・天神ノ森駅か南海本線・高野線 岸里玉出駅からが近いようです。私は堺市方面から自転車で訪れました。周辺には熊野古道の御旅所だった阿部王子神社や、安倍晴明生誕の地に創建され
前回の等乃伎神社から少し歩くと堺市西区に入ります。今回ご紹介するのは西区草部に鎮座する日部神社です。神門は江戸時代に建造されたもので堺市指定文化財として保存されているようです。日部神社の主祭神は彦坐王・神武天皇・道臣命です。そのうちの彦坐命はこの地を拠点
【高石市取石】中臣氏の一支族である殿来連の祖神・天児屋根命が祀られた等乃伎神社
今回は堺市のお隣の高石市に鎮座する等乃伎神社をご紹介します。高石市を訪れたのは今回が初めてです。等乃伎神社まではJR阪和線富木駅から徒歩5分強くらいで行けます。駅前のいろはのパン屋さんでパンを買いました。等乃伎神社の鳥居をくぐった先にお祓い所があります。祓岩
雨の日の明日香村 牽牛子塚古墳、鬼の雪隠・俎、亀石、岡寺、高松塚古墳など
ある雨の週末に久しぶりに母と明日香村に行ってきました。cafeことだまのランチが食べたくて予約をしていたんですが、当日が大雨でキャンセルするか迷いましたが逆に観光地が空いていていいかもしれないということで無理やり決行しました。まだ行ったことのない場所に行って
【和泉市池上町】弥生時代中期の環濠集落が再現された池上曽根遺跡
前回の続きで、今回は曽禰神社に隣接する池上曽根遺跡を紹介します。池上曽根遺跡は1900年頃に発見されましたが当初は注目を受けなかったようです。1969年から1971年に大阪万博に備えた国道整備に伴い発掘調査が行われ、総面積60万m2の大規模な弥生時代中期の環濠集落遺跡で
【泉大津市曽根町】池上曽根遺跡に隣接 曽禰氏・物部氏の祖である饒速日命・伊香我色雄命が祀られた曽禰(そね)神社
助松神社を後にして池上曽根遺跡に向かっている時に、遺跡の南東部に神社があるのを見つけお詣りしていくことにしました。曽禰(そね)神社という神社で泉大津市曽根町に鎮座しています。ちょうどこの辺りが泉大津市と和泉市の境界になっているようです。曽禰神社はJR信太山駅
【泉大津市助松町】天然記念物の東天紅が境内を散歩する助松神社
和泉市の信太森葛葉稲荷神社から2キロほど歩いて南海電車の北助松駅に到着。ここは泉大津市になるらしく、市のマンホールが羊の絵で可愛かったです。泉大津市には初めて来ました!今回は駅のすぐ近くに鎮座する助松神社をご紹介します。助松神社の創建年や由緒は不明ですが、
【和泉市葛の葉町】葛の葉物語の舞台 安倍晴明の母・葛葉姫ゆかりの信太森葛葉稲荷神社
今回から数回にわたって大阪府和泉市・泉大津市の神社をご紹介します。まずJR西日本阪和線北信太駅で下車し、徒歩5分ほどのところに鎮座する信太森葛葉稲荷神社へ。安倍晴明の母・葛葉姫ゆかりの神社とのことで以前から行ってみたかった神社です。創建年は不詳ですが、もとも
【吉野郡吉野町】吉野山奥千本~上千本 義経の隠れ塔と閼伽井不動明王、吉野水分神社
前回の続きで週末にお友達と吉野山へ行ってきた日の話になります。吉野神宮脇の国道から吉野山に登りました。舗装された道路を上っていったら金峯山寺付近の道に出たので、吉野駅からとは違う別ルートが発見できて良かったです。お腹が空いたのでご飯を食べてから奥千本まで
先週の日曜日にお友達と吉野山に桜を見に行ってきました。吉野山を訪れたのは3年ぶりになります。山に登る前に吉野神宮に参拝してきたので今回はその様子をお伝えします。近鉄吉野神宮駅から駅前の大鳥居を抜けてなだらかな坂道を20分程上った先の吉野山・下千本に鎮座して
前回の続きで生駒山上の宝山寺からスタートして暗峠を越えた日の話になります。森のレストラン・ラッキーガーデンでお昼を食べた後、再び暗峠方面へ歩き出しました。この奈良の三条から暗峠までのルートは暗越奈良街道と呼ばれ日本の道100選にも選定されたそうです。奈良時代
【奈良県生駒市】生駒山~枚岡山トレイルウォーク 宝山寺から森のレストラン・ラッキーガーデンへ
今年の冬に生駒山から枚岡山までトレイルウォーキングをしました。鬼取山の山上にある森のレストラン・ラッキーガーデンに前から行ってみたかったので、近鉄生駒駅からケーブルカーに乗り宝山寺駅で下車。宝山寺にお詣りしてから暗峠方面に向かいました。以前は昼食後に訪れ
【寝屋川市成田西】交通安全と災難除けのお寺 成田山大阪別院 明王院
節分の少し前に香里園に行く機会があったので、前から行ってみたかった成田山大阪別院 明王院に行ってきました。交通安全と災難除けのお寺として知られていて、近畿三十六不動尊霊場の第28番札所でもある真言宗智山派のお寺です。成田山大阪別院 明王院は千葉県成田市にある
【奈良市西ノ京町】世界遺産 天武天皇によって発願された薬師寺
今回は奈良市西ノ京にある薬師寺をご紹介します。近鉄奈良線・西ノ京駅から歩いてすぐのところにあるお寺です。周辺には蕎麦屋さんが軒を連ねています。中国僧・鑑真の御廟がある唐招提寺も徒歩圏内です。北側と南側に拝観受付がありますが、手水舎は南側にあります。中門に
【大阪市住之江区南加賀屋】英霊10万5千余柱が祀られた大阪護国神社と仁徳天皇・東郷平八郎が祀られた浪速宮
住吉区のカフェに行った帰りに住之江区にあるりくろーおじさんでケーキを買って帰ることにしました。りくろーおじさんは大阪メトロ四つ橋線ニュートラムの住之江公園前付近にありますが、住之江競艇場に大きな神社が隣接していたので気になり行ってみました。大阪護国神社の
【大阪市住吉区】住吉大社近くのレトロ喫茶『みどりのひつじ』と韓国風『カフェクリィミー』に行ってきました
今年の初めにお友達と住吉大社近くの2つのカフェに行ってきました。最初に訪れたのは住吉公園の北、南海住吉大社駅から徒歩5分くらいのところにある『みどりのひつじ』です。オープンの11時半にあわせて来店しましたが人気店のようであっという間に満席になりました。火曜日
【和歌山市堀止西】和歌山城の守護神 豊臣秀吉が訪れ鎬矢を奉納した神明神社
最近続いていた和歌山滞在時の投稿も今回で最終回になります。最後は和歌の浦を自転車で訪れた帰りに偶然のぼりを発見し、せっかくなのでお詣りをした『神明神社』の紹介です。和歌山港からもそれほど遠くない場所にあり、港周辺では卸売市場やマルシェも開かれているようで
【和歌山市和歌浦中】岩窟の中に塩の神様・鹽槌翁尊祀られた『鹽竈(しおがま)神社』
和歌山滞在中に和歌山駅から自転車で和歌の浦まで行ってきました。片道30~40分くらいだったのでそれほど遠くないと思います。和歌の浦には何度か訪れたことがありますが、鹽竈(しおがま)神社にはまだお詣りしたことがなかったので中に入ってみました。境内の背後が岩山にな
【御坊市薗】紀州藩祖・徳川頼宣公の別邸だった薗御殿の跡地に創建された『小竹(しの)八幡神社』
海が見たくなって御坊駅から煙樹ヶ浜の方へ歩いて行く途中、『小竹(しの)八幡神社』を見つけたのでお詣りしました。御坊町と日高郡美浜町浜之瀬の産土神で、氏子は約2万人いるそうです。創建年は不詳ですが、元々は現在地から北約1kmに位置する御坊市立体育館周辺に鎮座し
平城宮跡歴史公園 雨の日の"平城のとよほき"と市庭古墳・宮内庁跡
3月24日に平城宮跡歴史公園内にある平城宮いざない館で開催されていた"平城のとよほき"に行ってきました。今回はギリギリまで行けるか分からなかったので体験イベントの参加はしていませんでした。前回の記事"平城のとよほき"に参加するのは2回目です。前回古代スイーツを食
【御坊市湯川町】貨幣の鋳造に携わる人々が暮らしていたことから金運守護の神社となった『宝神社』
今回は和歌山県御坊市の『宝神社』をご紹介します。JR和歌山駅から各駅停車に乗って1時間ほどで御坊市に到着しました。車窓からは海や山が見えて電車旅を楽しめました。特急黒潮号に乗っても到着時間は15分程度しか変わらないので各駅停車でのんびり行くのがおすすめです。御
【和歌山市中之島】和歌山大空襲で本殿を守って燃え続けた銀杏跡が残る『志磨神社』
前回の続きで和歌山市内を散歩した時の話になります。東の宮恵比寿神社を後にして、紀伊中ノ島方面に歩いて行くと北大通りに志磨神社の鳥居を見つけたので中に入りました。創建年は不詳とされていますが、延喜式名帳に名前を連ねる神社で、名神大社と社標に記されていました
【和歌山市吉田】終戦後、聖天宮法輪寺内に創建された東の宮恵比寿神社
前回の続きになりますが、大雨の中加茂郷駅から和歌山市内へ戻って来ると荒天だったのが嘘のように晴れていました。まだ夕暮れまでには時間があったので、和歌山駅から紀伊中ノ島駅の間を散歩することにしました。ホテルから一番近くに鎮座していたのが今回紹介する東の宮恵
【海南市下津町】みかんとお菓子の神様・橘本神社 所坂王子の旧址
熊野古道紀伊路を歩いた日の最後に訪れたのは海南市下津町に鎮座する橘本神社です。熊野九十九王子の一つ・所坂王子の跡地でもあります。ご祭神は田道間守と熊野坐大神。田道間守は柑橘とお菓子の神様として知られています。田道間守は日本書紀と古事記の記述によると、垂仁
【海南市藤白】熊野古道紀伊路 有間皇子最期の地・藤白峠越えと巨勢金岡ゆかりの筆捨松
藤白神社を後にして、有間皇子が政敵だった中大兄皇子に絞殺されたという峠を越えていきます。峠の入り口付近に有間皇子の墓所がありました。その先はひたすら坂道が続いています。藤白峠の頂上付近からは名高の浦や和歌の浦、雑賀崎、加太(友が島)、淡路島まで一望できるそ
【海南市藤白】有間皇子悲劇の地 熊野古道紀伊路の藤白王子跡・日本遺産『藤白神社』 祓戸王子跡と鈴木屋敷も
前回の続きで熊野古道紀伊路を歩いた日の話になります。海南駅から熊野古道に入り、まず目に入ってきたのが熊野古道一の鳥居跡という立て札でした。かつてこの場所に一の鳥居が立てられていたようです。ここから数百メートルほど離れたところに祓戸王子跡がありました。私は
【海南市日方】元伊勢 岩山の中腹に鎮座する『伊勢部柿本神社(日方えびす)』
年末年始にかけて和歌山に滞在していましたが、今日からしばらく海南市に行ってきた日の話になります。海南市は熊野古道の玄関口になっていて、JR海南駅からJR紀伊宮原駅にかけて2つの峠を越えるルートがあります。今回はそのルートの途中まで歩いてきました。海南駅に着いて
【大阪市天王寺区東高津町】仁徳天皇と皇后・磐之姫命が祀られた『東高津宮』
昨年末谷町九丁目から四天王寺方面に向かって歩いていた時に、偶然『東高津宮』を見つけたのでお詣りしました。以前訪れた谷町九丁目駅付近に鎮座している高津宮とは関連があるのだろうなと思っていましたが、どちらも仁徳天皇がご祭神として祀られています。仁徳天皇は高津
【大阪市北区神山町】嵯峨天皇行幸の地に創建 梅田の守り神・学問の神様『綱敷天神社』
昨年末に梅田に行く用事があったので、その前に近くに鎮座していた『綱敷天神社』に初参拝しました。以前参拝したお初天神からもそれほど遠くない場所に位置しています。綱敷天神社の創建は843年で、822年に嵯峨天皇が当地に行幸し頓宮を構え1泊したことが起源のようです。
【八尾市山畑】境内付近から素焼きの陶棺が出土した『佐麻多度(さまたど)神社』
八尾市内サイクリング最終回は玉祖神社から大正大橋方面に向かう道中、偶然見つけた『佐麻多度(さまたど)神社』を紹介します。佐麻多度という変わった名前に惹かれてそのまま立ち去ることができませんでした。境内の由緒書きによりますと、佐麻多度神社は式内社で山畑の産土
【八尾市神立】勾玉職人だった玉造連の祖神・天明玉命が祀られた『玉祖(たまのおや)神社』
前回の続きで午後から八尾市に行ってきた日の話になります。心合寺山古墳を後にして堺市に戻る道中、玉祖神社の一の鳥居を見かけたのでその先の坂を上って前から気になっていた『玉祖(たまのおや)神社』にお詣りしました。一の鳥居から神社はすぐなのかと思っていたら、神社
【八尾市大竹】やまとは恋のまほろば おたけやま古墳のモデルになった『心合寺山(しおんじやま)古墳』
昨年末に仕事が半日で終わった日があったので、午後から新しく買った電動自転車に乗って八尾市にある『心合寺山(しおんじやま)古墳』に行ってきました。八尾市には何度か自転車で行ったことはありましたが、今回の目的地は瓢箪山(東大阪市)近くにあり半日で日没までに帰って
【南河内郡河南町一須賀】蘇我氏の末裔・石川朝臣の本拠地だった場所に創建された『壹須何神社(壱須何神社)』
河南町にある近つ飛鳥博物館から近鉄長野線喜志駅まで6キロ程だったので、付近を散策しながら歩いて帰ることにしました。道中偶然通りかかったのが今回紹介する『壹須何神社』です。壹須何神社は延喜式名帳に社名を連ねる古社で、蘇我氏の本支族がその祖廟として宗我石川禰を
【南河内郡河南町】安藤忠雄建築 古墳時代の展示が充実した『近つ飛鳥博物館』
前回の続きで金剛バスに乗り近つ飛鳥に行ってきた時の話になります。近つ飛鳥風土記の丘を散策した後、隣にある近つ飛鳥博物館に入りました。博物館は建築家の安藤忠雄氏による建築で、上空から見ると前方後円墳に見えるという面白い造りになっています。博物館は9時45分~17
【南河内郡河南町】100基以上の古墳から構成される一須賀古墳群が見られる『近つ飛鳥風土記の丘』
昨年12月20日で金剛バスは全線運行を終了しましたが、私は千早赤阪村に縁があるので度々利用していました。運行終了前に乗り納めに行こうと思い、近鉄長野線喜志駅から出ている路線を利用して近つ飛鳥風土記の丘と近つ飛鳥博物館に行ってきました。奈良の飛鳥が遠つ飛鳥と呼
【奈良市春日野町】春日原始林ハイキングコースを歩いた日の話 柳生の剣豪が試し切りした地蔵
2023年12月初旬に奈良市春日野町にある春日原始林ハイキングコースを歩いてきました。近鉄奈良駅を出発して徒歩30分ほどで登山口に到着。春日原始林は北と南から登るルートがあり、北は水谷茶屋付近に登山口があります。以前そちらのルートで登った時の話はこちらをお読みく
【大阪市天王寺区】大阪で最古の神社 上町台地に鎮座する『生國魂神社』
今回は大阪市天王寺区の上町大地に鎮座する『生國魂(いくたま)神社』を紹介します。最寄り駅は大阪メトロ谷町線の谷町九丁目駅で、駅からは徒歩5分ほどです。創建年は不詳ですが紀元前には存在していたようです。延喜式名帳に社名を連ねる式内社で、由緒ある神社であることが
【桜井市阿部】安倍倉梯麻呂が開基 日本三文殊のひとつに数えられる『安倍文殊院』
去年の11月に明日香村を訪れた時に、山田寺跡から少し足を延ばして桜井市にある安倍文殊院を訪れました。安倍文殊院は華厳宗の寺院で山号は安倍山。安倍倉梯麻呂によって開基されました。ご本尊は文殊菩薩で安倍文殊院は日本三文殊のひとつに数えられます。本堂を拝観すると
【堺市堺区】堺アルフォンス・ミュシャ館で開催された『アルフォンス・ムハ モラヴィアン・ドリーム!』展に行ってきました
私はアートにそんなに興味はありませんが、たまに観たくなる時があります。去年の11月中旬に堺アルフォンス・ミュシャ館で開催の『アルフォンス・ムハ モラヴィアン・ドリーム!』展に行ってきました。(ムハとはミュシャのことです。国によって読み方が異なるようです。)カメ
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梨木神社を後にして、寺町通を渡ってすぐのところにある廬山寺を訪れました。廬山寺は紫式部の邸宅跡地で源氏物語を執筆した場所と言われています。山門を入ってすぐのところにある元三大師堂は洛陽三十三所観音霊場第32番札所のひとつで、如意輪観音が安置されています。元
京都御所の清和院御門から外に出ると左手に梨木神社の一の鳥居があります。鳥居の先は参道ではなくマンションになっています。1977年に反君主制主義者により神社が爆破されたらしく、社殿修復等の資金集めのため2013年に境内の参道を含む土地をマンション開発業者に60年の定
紫式部の生家があった廬山寺に行く途中、せっかくなので天皇の内裏や貴族たちの邸宅があった京都御所の中を通り抜けて行くことにしました。光る君へに登場する藤原道長の邸宅もこのエリアにあったらしく、紫式部の生家があった場所は京都御所を出た道路沿いにあります。京都
堀川北大路の交差点付近に紫式部の墓所があります。この辺りは紫野と呼ばれており、紫式部が生まれ育った地域として知られています。紫式部墓所と書かれた石碑が目印になっています。路地を突き当たりまで進むと右手に紫式部と小野篁のお墓が並べられています。お墓の写真は
今宮神社の門前であぶり餅を食べながら一休みした後は、紫式部ゆかりの地巡りをすることにしました。大河ドラマ「光る君へ」はたまに見ていますが、せっかく京都に来たので物語に登場する場所を巡ってみたくなりました。最初に訪れたのは船岡山の近くの紫野と呼ばれる地域に
今年も明日香村にある稲渕の棚田で案山子祭りが開催されます。案山子コンテストは9月23日(日)・9月24日(月)の2日間で開催されるようですが、9月15日に少し早いですが棚田に案山子を見に行ってきました。完成した案山子は既に案山子ロードに並べられていました。今年も素敵な
平野神社から30分ほど歩いて京都市北区紫野今宮町に鎮座する今宮神社を訪れました。朱塗りの立派な楼門は国登録有形文化財に指定されています。平安遷都後の当時、流行した疫病や災厄を鎮めるために神泉苑、上御霊神社、下御霊神社、八坂神社などで御霊会が営まれたようです
大将軍八神社の次に平野神社を訪れました。平野神社は桓武天皇が平安遷都に伴って、奈良から染織の神様などを遷座させたという古社だそうです。今木皇大神・久度大神・古開大神・比売大神がご祭神として祀られています。主神の今木皇大神は桓武天皇生母の祖神として祀られた
西陣にあるホテルに宿泊した翌日は朝から北野天満宮や平野神社のあるエリアに行ってみることにしました。平野神社は朝6時から開門していることが分かりましたが、それ以外の神社はだいたい9時開門のところが多くまだ8時すぎだったのでどこに行くか悩みました。調べてみると大
7月上旬、ふと思い立って仕事終わりに京都へ。最近の京都はオーバーツーリズムで交通機関が麻痺しているような話も聞くのでしばらく行くのを避けていましたが、平日夜や週末の午前中なら(場所によっては)空いているのではと思い西陣に前泊しました。混雑を避けたい一心で京阪
前回の続きで生野区を訪れた時の話になります。生野八坂神社に面した桑津街道沿いにもう1つ神社があることを知り自転車で訪れました。生野神社というそれほど大きくない規模の神社です。近くに生野東公園という公園がありました。大阪市のホームページから由緒をそのまま引用
6月中旬に大和郡山市と奈良市を訪れた際に賣太神社にも参拝予定でしたが、時間の関係でまた機会を改めることにしました。古事記に関わりのある稗田阿礼が祀られている神社は全国的にも珍しいと思うのでいつか訪れたいと思っていました。あれから日を改め賣太神社を訪れたので
澁川(渋川)神社はJR大和路線・八尾駅付近に鎮座しています。創建年は不明ですが、飛鳥時代に八尾市一帯を拠点としていた豪族・物部守屋の邸宅がこの辺りにあったと言われています。長瀬川の東岸に鎮座していましたが、1533年の大洪水で社殿が流失し、元々御旅所があった現在
6月中旬にアリオ八尾に行った帰り、JR大和路線・八尾駅から少し離れたところにある矢作神社に参拝しました。前回の記事住宅地の中に鎮座していたので地図を見ながらでないと神社の存在に気づかなかったと思います。一の鳥居の先に参道が続いていて、その先には二の鳥居があ
今年の春、成田山不動尊大阪別院に行ってきました。ここでお願いしたことが叶ったのでお礼詣りに行ってきました。京阪電車の香里園駅からお寺に行く道中、前を通る神社が気になっていて今回お詣りしてしてきたので紹介します。坂を上がった先の正面に本殿があり、その脇に稲
8月下旬の週末に明日香村を訪れました。駅前の観光案内所で『AR明日香村スタンプラリー』のチラシを見つけせっかくなのでスタンプを集めながら村中を巡ることにしました。スタンプラリーの詳細はこちら ※対象期間は2024年7月1日から9月30日となっていますが、3ヶ月おきに
秋篠川沿いを歩いて唐招提寺の付近まで来て、地図で見つけて気になっていた唐招提寺 水鏡天神社を訪れてみることにしました。唐招提寺の敷地内からはおそらく神社の境内に入ることはできないと思われます。秋篠川沿いに歩いていると小さな森が見えてきますが、よく見ると水
今回は垂仁天皇陵から線路を挟んだ住宅地の中に鎮座する小さな神社・天神社をご紹介します。垂仁天皇陵から秋篠川沿いを歩いて唐招提寺方面に向かう道中に見つけました。由緒や創建は不明ですが天照大御神と豊国主命がご祭神として祀られているようです。境内には牛の像や石
6月初旬に大和郡山市と奈良市を訪れました。大和郡山市の源九郎稲荷神社でお詣りした後宮司さんと小話をしながら御朱印をいただきました。境内では様々な紫陽花が見頃を迎えていてとても綺麗でした。明日香村のチャレンジショップから大和郡山市に移ってお店を出されているta
山の辺の道ルートから逸れて伊邪那岐神社と水口神社を訪れた後、崇神天皇陵脇からまたルートに戻り歩き始めました。崇神天皇陵から景行天皇陵までの道中は日陰もほとんどありませんが、自然を身近に感じることができてこの辺りが一番歩いていて楽しいです。景行天皇陵は柳本
藤井寺市内の神社を自転車で巡るシリーズも残すところ後2回となりました。今回は藤井寺市大井に鎮座する『志疑神社』を紹介します。志疑神社は延喜式名帳に名を連ねる由緒ある神社で式内小社に位置づけられます。鳥居をくぐった右手奥に拝殿があります。ご祭神は素戔嗚尊・
ここ最近は今年の7月に訪れた藤井寺市内の神社を紹介しています。今回紹介するのは藤井寺市林に鎮座する『伴林氏(ともばやしのうじの)神社』です。創建年は不詳ですが867年には存在していた可能性があります。社格は式内社。鳥居をくぐって左手にある手水舎は靖国神社から寄
この間黒田神社の記事を載せましたが、今回紹介する『志貴県主神社』は黒田神社と関係の深い神社です。志貴県主神社の創建年は不詳とされていますが、式内社・河内国惣社に位置づけられます。この地域はかつて「志貴の県」という朝廷直轄地で、神八井耳命を祖とする志貴県主
前回に続いて藤井寺市を自転車で神社巡りした時の話になります。黒田神社から自転車で1~2分ほどの近いところに『大山咋(おおやまぐい)神社』は鎮座していました。大山咋神の名前は以前聞いたことがあり、山の神様という印象を持っていました。山の神様がなぜ大和川付近のこ
7月の3連休に藤井寺市をサイクリングしてきました。藤井寺市の神社に参拝するのは2年前の辛國神社、澤田八幡神社以来なのでどんな神社があるのか楽しみにしていました。連休中は連日猛暑が続いていたので午前中の方がまだ暑さがいくらかましかと思い、朝早くに出発して正午
前回の続きで柏原市・八尾市を訪れた時の話になります。柏原市を抜け自転車を走らせていると偶然神社を見かけたので足を止めました。『寶殿神社』と書いてほうでん神社と読むようです。由緒書きによると、寶殿神社は室町時代の河内守護職・畠山氏の居城だった河内小山城(現在
7月中旬に自転車でまた柏原市と八尾市に行ってきました。大和川沿いを走って柏原市に入り、信貴山口付近の高安山に鎮座する天照大神高座神社と恩智神社に参拝。この2社は以前紹介したので今回は割愛させていただきます。天照大神高座神社は大阪にいながら秘境感を味わえる神
今年の6月末に桜井駅から大神神社まで歩きました。まずは大和川の河川敷にある仏教伝来の地から紹介します。大和川沿いの金屋という地域は古来には大陸からの船が到着する船着き場だったようです。欽明天皇の時代、この地に百済から仏教が伝わりました。河川敷に仏教伝来の地
今年の6月にベトナム旅行に行ってきましたが、今回でベトナム旅行記は完結になります。最終回はホーチミン廟から歩いて行ける距離のところにある『文廟』を紹介します。ベトナム女性博物館とホアロー収容所を訪れた後、ホアンキエム湖周辺で軽くランチを済ませました。暑すぎ
ハノイ市内を散策した日の話になります。ベトナム女性博物館を出た後、10分ほど歩いて『ホアロー収容所』に到着しました。隣にはハノイタワーという大きな建物がありますが、当時はタワーの建てられている場所も収容所の敷地だったらしく最大2000人が収容されていたこともあ
ニンビンツアーの翌日はハノイ市内を散歩したり、グラブに乗って移動したりしました。相変わらずの暑さで朝から気温は40℃近くありましたが、滞在中一度も雨が降らなかったのは良かったです。ハノイでは雨季になると身体が半分浸かるような激しい雨が降ったりすることもある
ニンビン省に日帰りツアーで訪れ、古都ホアルーを散策して昼食のあとチャンアンで猛暑の中2時間半の川下りをしました。今回はニンビンツアーの最終回で、ムア洞窟の頂上まで登った話になります。川下りをしたチャンアンからムア洞窟までの移動の間に少しでも体力を回復させ
前回に続き日帰りツアーでニンビン省に行ってきた時の話になります。古都ホアルー散策の後レストランで昼食を食べ、チャンアンへ。チャンアンは2014年に世界複合遺産に登録された場所で、中国からベトナムまで一続きになっているカルスト台地の一部です。キングコングという
旅の2日目は日帰りでニンビン省へ。EZ STAY Hanoiのツアーに参加したんですが、ニンビンのホアルー・チャンアン・タムコックを巡って昼食付・各施設への入場料込みで5,500円でした。空港で会った日本人の方に聞いたら同じ場所に行く別のツアーで値段が2倍近くしたらしいのでE
前回グラブに乗ってタンロン遺跡に行きましたが、この日の気温は40℃近くあり遺跡を歩き回ると汗だくに。そこでいったんホテルに帰りシャワーを浴びました。この後19時過ぎにハノイ行きの機内で知り合った方と、ナイトマーケットに行く約束をしていたので準備をしました。そ
ベトナムのハノイに到着した日、午後からグラブ(バイク)に乗せてもらって『タンロン遺跡(昇龍皇城)』に行ってきました。旧市街のハノイ大教会前で乗車しタンロン遺跡までは10分程度の距離でした。入場料は150円~160円ほど。城内は空いていたのでゆっくり見て回ることができ
今年の6月中旬に4日間ベトナムのハノイとニンビンに一人旅してきました。本当は5日間の予定でしたが色々あり予定していた飛行機に乗れず、翌日の飛行機で行くことになりました(;^ω^)3年ぶりの海外旅行先にベトナムを選んだのは、街中に遺跡が点在する古都に滞在してみたいと
6月上旬〜中旬にベトナムのハノイに行ってきました。諸事情がありフライトまで時間が空いたのでりんくうタウン近辺に神社がないか探したところ、羽倉崎夷神社を見つけました。最寄駅は南海電車の羽倉崎駅になるようです。私はりんくうプレミアムアウトレットから歩いて行きま
前回に続いて明日香村をサイクリングした時の話になります。橿原市昆虫館には行きませんでしたがその近くの八幡神社に参拝した後、飛鳥資料館の裏手の丘の上に神社が鎮座しているのを見つけ立ち寄りました。『皇太神(すめおおかみ)神社』という神社のようです。由緒は不明で
初夏に明日香村を訪れました。曇りだったのでそこまで日差しはきつくなかったので、日焼け対策をしてあちこち電動自転車で巡ってきました。この日のお昼は以前来店したことのある『森のカフェ』で養生プレートランチをいただきました。野菜がふんだんに使われていてヘルシー