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【橿原市東池尻町】遣唐使・吉備真備ゆかりの御厨子観音 妙法寺
前回紹介した御門神社は桜井市に鎮座している安倍晴明が祀られた神社ですが、そこから20分ほど田園風景の中を歩きました。大和三山で知られる天香久山方面に向かう途中の小高い丘の上に御厨子観音 妙法寺があります。入口付近に磐余池の推定地である東池尻・池之内遺跡があり
吉備真備は、在唐中に取得した、軍学の知識を買われ、孝謙上皇に藤原仲麻呂の追討軍に任じられたのである。 吉備真備は、藤原仲麻呂の行動を予測し、山背守の日下部子…
藤原仲麻呂は、焦燥感を深めると、軍事力によって、孝謙上皇と道鏡に対抗しようとし、764年(天平宝字八年)9月、新設の「都督四畿内三関近江丹波播磨等国兵事使」…
9月4日、聖武天皇は、朝廷に出仕していた、隼人24人に従軍を命じる。 9月5日に、佐伯常人・阿倍虫麻呂が、勅使に任じられた。 朝廷からは、伊勢神宮へと幣帛が…
前述の通り、橘諸兄の父、敏達天皇の曽孫、または、別説では、五世孫の美努王とされる。 諸兄の母は、県犬養三千代、即ち、橘美千代である。橘美千代は、美努王との間…
730年(天平二年)9月に大納言の多治比池守、天平3年(731年)7月に大伴旅人が、死去して、高齢の中納言の阿倍広庭を除くと、知太政官事の舎人親王の下にて、…
吉備路で古代日本の地方国家の歴史を訪ねる「まきび公園・吉備寺・まきび記念館」(岡山県倉敷市真備町)
日本書紀や古事記に記述される古代日本の4大王国のひとつが岡山の吉備国(他は大和(奈良)、筑紫(福岡)、出雲(島根))である。とりわけ吉備国の中心だった備中の国府が置かれた地域は、古墳や遺跡、神社仏閣など歴史的遺産が多く残るまちとして注目のエリアである。【
基本情報 原文 大唐より日本へ伝来するは、昔人王三十九代天智天皇の御宇よりこの方、日本より大唐へ官銭を遣わすなり。天智天皇より五十五年目の遣唐使安倍仲丸若少にて渡海す。其の時、日本は四十四代元正帝、大
陰陽道の秘伝書・三国相伝陰陽輨轄簠簋内伝金烏玉兎集―金烏と玉兎―
『簠簋内伝金烏玉兎集(以下『金烏玉兎集』)』は安倍晴明が編纂したと伝えられている占いの実用書である。『三国相伝陰陽輨轄簠簋内伝金烏玉兎集』ともいう。陰陽道の秘伝書である。 初出は『簠簋抄』で、伯道上人
簠簋抄 現代語訳 吉備真備が帰朝し、金烏玉兎集を安倍童子に渡す
基本情報 原文 ある時、武帝の仰せには「吉備末永く渡海成る間日本に帰さん」と倫言あり、その時武帝七宝を吉備に賜る。謂われるところの一は七帝の政、二は簠簋、三は野馬台の詩、四は囲碁、五は金鶏、六は日本領
安倍保名:連夜説教 第八席 保名義父に対面す ならびに子別れの和歌のこと
基本情報 『安倍保名:連夜説教』とは 題名 安倍保名:連夜説教 著者 三浦浦三 編 出版社 其中堂 出版年月日 明30.6 情節 恋しくば 尋ね来てみよ 和泉なる 信田の森の うらみ葛の葉 さて、前回
佳境の『ふりさけ見れば』と『諸葛亮』(日経連載小説)について
今朝は、日経に好評連載中の 表題の小説2篇について。 前者は朝刊、後者は夕刊。 昨年3月に記事にしてから、 早くも11か月が過ぎた。 ◆◇◆◇◆◇◆◇…
江戸川柳でたどる偉人伝(古代・奈良時代)久米仙人・柿本人麻呂・光明皇后・阿倍仲麻呂・吉備真備・中将姫・浦島太郎
「川柳」は「俳句」と違って、堅苦しくなく、肩の凝らないもので、ウィットや風刺に富んでいて面白いものです。今では、「サラリーマン川柳」や「シルバー川柳」など「〇〇川柳」というのが大はやりで、テレビ番組でも紹介されており、書籍も出ています。そこ