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はいはい、須佐神社からバイクをかっ飛ばして約50分。47.1キロ先にあります玉作湯神社にやってまいりました。や~スマホナビとタンクバイク様さまです。ツーリングやドライブをよくされる方ならご存じのように、日本の道って、標識が連続してないですよね。だからナビゲーションシステムが必須ですが、バイクの場合はメーター近くに専用の器具で固定していない限り、時折路肩に停めてスマホをだしてナビを確認。なんてことをしてい...
出雲・境港・岡山ツーリングの旅 6 須佐大宮(神社)と天照社
あ、さて。出雲二日目。昨日はツーリングの疲れ+美味しい酒と肴+ホテルご自慢の風呂でぐっすり眠りましたので、爽快な目覚め。須佐神社へリベンジと行きましょう。昨日はだんだん暮れていくお空の下参りました道を、朝日に照らされながら爆走します。おぉ昨日は見過ごしましたが、こんな看板が須佐神社の駐車場にはあったのね。うん。昨日も思ったけれど、この手水場は趣深いですなぁ。この竹のひしゃく、神社の特注かしら?おっ...
しつこいですが何度でも。出雲大社は広いです。ほけほけふえぇと境内をめぐっていれば、あっという間に時間がたち、疲労もたまり。大国主さんに別れを告げたはいいものの、あぁ二の鳥居までが遠い。三の鳥居の横道をたどれば、バイクを停めている駐車場までショートカットできそうだけれど、それでは神門通りを散策しづらい。ならば歩こう。松の参道、こんどは左側の道を進み、鳥居をくぐり、素鵞川にかかる祓橋をわたり、祓社にも...
対馬・壱岐 島めぐりの旅の更新をだいぶさぼっているのですが。先日、出雲~境港~岡山と二泊三日でツーリングしてきましたので、そっちの旅を先にご紹介しちゃおうかな~と。楽しかったからね。いや対馬ももちろん楽しかったんだけれどね。記憶の新しいのを先にやりたくなるよね。というわけで、しばしお付き合い頂ければ幸い。****我が家ちかくのインターから高速に乗り込み、まずは勝央で小休止。今回の装備はこちら。前回のバ...
あぁ。あれに見えるは一の鳥居。宇迦橋の大鳥居か。たぶんわたしはこの写真をとったあたりでバスをおりたのかな?もしかしたら「参拝の心得」に書いてある鳥居をふたつぶっちして、出雲大社バスターミナルあたりで下車、4つある鳥居の最後、銅の鳥居だけくぐってお参りしたのかもしれない。 まったく覚えていないけれど。 なにせ出雲大社、広うございます。古代出雲歴史博物館(今回は時間の関係で行かず)前の駐車場か...
あ、さて。腰を高々と上げた女豹のポーズでこんにちは。これなるは須佐神社(須佐大宮)のお向かいにある天照社の狛犬・阿さんです。こちらが吽さん。こちらも人体でやったら確実腰を痛めそうなポーズですね。我が家の猫たちも時々やってますが、狛犬では初めて見ました。で。こちらがお二人の守っている天照社。木立の奥にちんまりと鎮座されています。拝殿と呼んでよいのかな?と思いたくなる、大人5人並べばぎゅうぎゅうの小屋...
2.スサノオから試練を受けるオホナムヂ(大国主) オホナムヂが大国主神として成長する物語について、次のような解説がある。「蛇やムカデ、蜂の室に入れられ、さらに野火攻めに遭う話は、成年式儀礼として若者に課せられる苦難と試練とを、神話的に語ったもの」(古事記
モーツァルト晩年の傑作オペラである『魔笛』(初演1791年)は、楽曲そのものの評価とは別にその物語には矛盾があるとか、善悪が途中で逆転するといった批評がある。なんでも作者のシカネーダーとモーツァルトは共にフリーメーソンに加入しており、その教義が筋書きに使わ
3.英雄叙事詩『ベーオウルフ』と古事記の国譲り譚 多ケ谷氏によると、『古事記』国譲り譚では、①外来の英雄神(タケミカヅチ)が②土地の神(タケミナカタ)と③素手の闘い(力競べ)をして、④土地の神の手に損傷を与え(一説では手を抜き取り)、⑤そのため土地の神は湖
1.国譲り譚のタケミカヅチ(建御雷)とタケミナカタ(建御名方)の奇妙な戦い 古事記では国譲りを迫るタケミカヅチに、大国主の二番目の子のタケミナカタが戦いを挑む一節がある。しかし威勢よく現れたタケミナカタだったが、腕が剣に変わったタケミカヅチにたちまち怯んで
1.高句麗好太王碑文解釈の問題点 同碑の内容でよく注目される記事が、 「而倭以辛卯年來,渡海破百殘,□□新羅,以為臣民」である。 「倭は辛卯年を以て来たり、海を渡りて百残を破り、(東)のかた新羅を□して、以て臣民と為せり」といった釈読がされてきた。判読不明
1.天孫降臨のカラクニ 以下は古事記の天孫降臨の一節。 「向韓國(からくににむかひ)眞來通(まきとほりて)、笠紗之御前(かささのみさき)而、朝日之直刺(たださす)國、夕日之日照國也」 古田武彦氏の解読では、「真来通り」はまっすぐに通り抜けているという感じ
古代において、常識では考えにくい年齢が語られるケースでは、現在の半年の期間を一年でカウントしていた場合があって、天皇の長寿も本当はその半分が実年齢であると考えるのが、二倍年暦である。ただ説明しにくい二倍を超える年数をなんでも倍数で説明するのは、無理があ
記紀などの語る渡来人の記事では、百済、高句麗からの渡来が目立ち、新羅についてはあまり目立たないことが指摘されている(田中2013)。また秦氏の記事はあっても、政治の中枢部での活躍はあまり見られない。こういったことから、記紀は、渡来系移住民の「倭」全体の動向
天智(中大兄)と鎌足の関係は、金春秋と金庾信の関係がモデルだった。 つくられた乙巳の変⑸
1.二人の出会い以外にも参考にされていた。 新羅武烈王の金春秋(603~669)は654年に王に即位しているが、647年に人質として来日し、百済征討の支援をもとめるもかなわず、翌年には唐に渡って派兵を要請している。後に百済を滅ぼし朝鮮半島統一の基礎を固めた。后の文姫は
新潟県糸魚川市長者ヶ原考古館展示品の井の上遺跡からの出土で、男女の文様が描かれた土器です。糸魚川市と上越市のおよそ中間の海岸近くの舌状台地に広がる縄文中期から古代の大規模な遺跡でした。土砂崩れなどで多くは破壊されて住居址らしいものは見当たりませんが、
古代から水神や在地の守護神とするような蛇信仰があった。人の命を奪う毒牙を持つものもあり、姿を見かけると多くの人が忌避するであろう蛇を、人はどうして神にしたのか。しかも崇められるはずが神話では最後に一刀両断に切られるのは何故なのか。人が蛇
垂仁天皇は田道間守(タヂマモリ)を常世(とこよ)の国に遣わし,非時香菓(ときじくのかくのみ)を求めさせた。しかし、手に入れて戻った時には天皇は亡くなっていた。田道間守は泣き叫んでその場で命を絶ったという。そしてこの非時香菓は古事記、日本書紀とも今の橘である
◇九州年号一覧表 (倭国年号とも表記) 701年からの大和朝廷の「大宝」以前の517年より、九州王朝によって作られた年号。 九州年号については、後世の偽作といった論調がありますが、例えば聖武天皇は神亀元年(七二四年)十月一日の詔勅の中で、 「白鳳より以
日本書紀の斉明紀には、いわゆる狂心(たぶれごころ)の渠(みぞ)といわれた大工事をおこなったという記事がある。一般的には、奈良県の、香具山の西から現在の天理市付近と考えられる石上山までに至るもので、石を運搬するための運河と呼ぶべきものと考えられている。石
記紀の天若日子の返り矢の話のルーツは、ニムロッドの矢のことではなかった
天孫降臨のための先遣隊として、高御産巣日(タカミムスヒ)は、天若日子(アマワカヒコ)を送り出したが、いっこうに戻って報告する気配がない。そこで様子を知るために鳴き女と言う名の雉(キギシ)を遣わすが、天若日子が矢で射殺してしまう。その矢は、タカミムスヒの
【3】スサノオに気づかなかったヤマタノオロチ 有名なオロチ退治の説話も、実はよく考えれば奇妙な点がある。スサノオはクシナダヒメを櫛に変えて髪にさしてオロチに臨む。やってきたオロチは捧げられた酒を飲みほして酔いつぶれる。そこをスサノオが斬りつける。めでたしめ
スサノオの奇妙で乱暴な行為の数々は、北方騎馬遊牧民にとっては普通の習俗であることを、山口博氏は明らかにしている。(こちら) 他にも同じように日本書紀や古事記には、騎馬遊牧民ら大陸の文化で見ないと理解できない記述がいくつも見受けられる。 古事記のヤマト
<真説>CG『真一万円札: 蘇我馬子』 ~聖徳太子は架空の人物で、その正体は蘇我馬子である~
CG : Prince Shotoku is a fictitious character whose true identity is Umako Soga 『聖徳太子』は紙幣の図柄に何度も採用されるなど、日本の歴史上で最も有名な偉人なのかも知れない。「仏教振興」「冠位十二階」「十七条の憲法」「遣隋使」「法隆寺創建」など古代史上
みなさんこんにちは。 引越初心者です。 最近の出雲系の話題についてまとめました。 出雲大社は『いずもたいしゃ』と一般的に呼ばれるが、『いずものおおやしろ』と呼ぶ。 1880年(明治13)に神道事務局に
■荘厳!「お多賀さん」で知られる「多賀大社」へ(滋賀県滋賀県犬上郡)
(写真:「お多賀さん」の名で親しまれる滋賀県第一の大社「多賀大社」) 伊邪那岐命(イザナギノオオカミ)・伊邪那美命(イザナミノオオカミ)をお祀りする神社です。「古事記」によりますとこの両神は太古の昔初めて「夫婦」となられ日本の国土と天照大神をはじめとする
【クシナダヒメ(奇稲田姫)】日本神話最愛のヒロイン【ヒロインレビュー第24回】
日本神話で最もかわいいお姫様キャラ。それが今回ご紹介するクシナダヒメノミコトでございます。 彼女は日本の神話の中でも群を抜いてヒロインしているザ・お姫様。いったいどんな立場なのか?正体は何だったのか? そして彼女が関係する日本最初の○○につ
【ヤマタノオロチ】日本神話最大のモンスター【モンスターレビュー第82回】
竜退治のお話は世界各地にありますし、古代から現代にいたるまで、その創作は時を選ぶこともありません。 そこで今回ご紹介しますは我が国で最も有名な巨大モンスターこと、ヤマタノオロチ(八岐大蛇)です。この恐ろしく、巨大なモンスターは一体どこに棲ん
0600 起床 気分快 晴 スヌーピー幻想。「白い犬」はあなたをたすける、という話。
血圧値 121/78/79 酸素飽和度 98% 体温 36.4 ℃ 体重 66.8キロ 昨日のブログで触れた「スヌーピー」は、可愛い白いビーグル犬でした。 これを書いていて、思い出したことがあります。 じつは、日本には古くから、イヌを「人をたすける良き動物」と考えてきた歴史があります。しかもそれは「白い」犬、なのです。 日本の古い記録、『日本書紀』に書いてある有名なエピソード。 日本武尊は信濃国に進まれた。この国は、山が高く谷は深く、青々とした嶺が幾重にも重なり、人は杖をついても登るのがむずかしい。巌は険しく、石の坂道がめぐり、高峰は千々に連なり、馬も歩を進めることができない。しかし日本武尊(…