メインカテゴリーを選択しなおす
パルミラの女王ゼノビアと帝政ローマの戦い(4)~パルミラの落日とローマの貴婦人~
手錠と鎖で繋がれた美麗女王ゼノビアの敗北とパルミラの落日。 ローマと共に歩んでいたなら、パルミラは恐らく世界を変えた。 パルミラこそが第二のローマ、或いは新ローマになれたであろう。そして女性史は大きく変わり、女性の地位問題なども無かった。
パルミラの女王ゼノビアと帝政ローマの戦い(3)~ゼノビアの大敗北とアンティオキア~
ゼノビアは、稀に見る女君主だった。それは疑う余地はない。 しかし、勝ち過ぎた事で、聡明且つ冷静で感情に流される事の無かったゼノビアでさえ、自身と自国を過信した。 パルミラこそが東方帝国、自分こそが東方皇帝と、ローマ帝国を過小評価してしまう。
パルミラの女王ゼノビアと帝政ローマの戦い(2)~王妃から女王へ~
砂漠の薔薇。ゼノビアは、夫亡き後に、自ら女王としてパルミラに君臨する。 遂に、敬愛する"祖先"クレオパトラの国エジプトも統治下に置いた。 ギボン曰く、「女性による統治といえば、感情問題による紛糾が付き物。しかし彼女には当て嵌まらない。」
パルミラの女王ゼノビアと帝政ローマの戦い(1)~パルミラ王国と美麗女王ゼノビア~
パルミラ王国の女王ゼノビア。祖先クレオパトラ(7世)以上の最高の美女、且つ、歴史上稀に見る最高の女性指導者。 砂漠の薔薇と称され、現代に於いても色褪せない魅力を放つ。 敵対し、勝利を重ね、しかし最後は屈したローマ帝国で、彼女は余生を送る。
【パルミラのクレオパトラ】ちっとも有名じゃないかもしれない 絶世の美女
< 民主主義の危機っていう入り口から迷い込んで 巡り合った美女 ゼノビア > おみゃあさんが知らないってだけだがや、って突っ込まれそうな話ではございますが。 久しぶりの宅呑みで、これまた久しぶりのネットサーフィン。2022年の秋は、どんな世の中になっていますかねえ。 9月25日に行われたイタリアの総選挙。極右政党「イタリアの同胞(FDI)」が第一党になって、ジョルジャ・メローニ党首が、イタリア初の女性首相になるらしいですねえ。へええ。これがヨーロッパの右傾化っていうニュースがワンサカ出てきていることの原因っぽいですね。EUとしてのウクライナ支援に不協和音が起きかねないっていう心配もあるんだそう…