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ユーラシアのいくつかの地域で農耕が始まったのは、約1万2千年ほど前。 しかし、広大な草原地帯は農耕地としてはけっして最適じゃなかった。が、牧畜にはこれ以上最適な場所は無かった。 そして、農耕と牧畜のハイブリッド族「遊牧騎馬民族」が登場する。
キンメリア族の終焉とオリエント世界の興亡史(紀元前1200年のカタストロフ以降~アッシリア滅亡まで)
アッシリアは、サルゴン朝以降急拡大し、オリエント世界に覇を唱えた。 エラム、バビロニア、フリギュア、ウラルトゥなどの挑戦をことごとく退けた。 更に、キンメリア族を服従させると、エジプトをも征服した。が、アケメネス朝に取って代わられる。
キンメリアは、紀元前9世紀頃の黒海北岸の草原地帯に何処からともなく移動して来た遊牧騎馬民族。 現在の南ウクライナの黒海沿岸部を領土化したが、キンメリアの治政が国家と呼ぶに値するかどうかは懐疑的。 但し、歴史的な部族であったことは間違いない。
古代スラヴ語族は、コーカサス地方を北上し、黒海北岸一帯を陣取って領域を拡大していった。 しかし、遊牧騎馬民族に侵略されて、東、西、南という3つのグループに分かれた。 汎スラヴ主義者は、一つのスラヴに戻れると狂信的思想を持つがそれは絶対に無理。