メインカテゴリーを選択しなおす
「現代日本人」が「昔の女性の生活ぶり」を知る方法は、結局のところ書物・絵画 などの史料や、映画やTVドラマなどの作り物を通じてであり、これは仮想体験とは 言えても、決して実体験ではありません。 ですから、知った気分になっているだけだとも言えそうです。 その上に、江戸時代やそ...
随昔々の映画の中にこんなセリフがあったことを思い出した。 正義の人VS悪漢の対決が見せ場という、お約束通りに展開する西部劇の中で、正義の人が悪漢に向かってこんな言葉を吐いた。~世の中には二種類の人間がいる。 (建物に)ドアから入るヤツと(お前のように)窓
最近では少数派になってしまったかもしれませんが、これまでのお買い物は、 「一万円札」(紙幣)とか「五百円玉」(硬貨)とかの、いわゆる「貨幣」を 使用することが普通でした。 えぇ、中には「いいや、ワシはとっくに“電子マネー”オンリーじゃ」と主張される方も おられるだろうことは...
歴史風に大和民族というべきなのか、あるいは現代風に日本国民というべきなのか、 そのへんのことはよく分かりませんが、ともかくこの列島に棲む民族には、いわゆる 「窮屈」を無意識に敬遠する向き、あるいは、それらに対する「苦手意識」もどきの 感情があったように感じられます。 でもそ...
筆者が生息中のこの国のグーンと昔の姿を伝えているとされるのが、いわゆる 「魏志倭人伝」です。 ただし、これだけで独立した歴史書というわけではなく、少しマニアックな説明なら、 こうなっています。 ~中国の正史『三国志』のうち、『魏書』巻30の中にある一伝「烏丸鮮為卑東夷伝 ...
政治クラスタでは政治不信や政治家不信をよく見かけます。 もちろん古今東西で政治に不信は付き物ですので、不信があること自体は自然なことです。 ただ、正直なところ私はそこまで不信を感じていません。 これは何故か、自己分析を交えつつ考えてみます。 不信は何故生じるか 人が他人や物事に対して不信を覚える機序は単純です。不信の反対は信頼であり、人は信頼を裏切られると不信に転じます。信頼をプラスとすると、不信は能動的に信じないという感情であり、ゼロではなくマイナスです。 政治不信や政治家不信が世界に蔓延っているのは人々の期待と信頼を裏切ってきた政治の責任がまずあります。過去の様々な経緯を鑑みれば人々が政治…
「天変地異」とは、このくらいの説明になっています。 ~天変とは天空に起こる変動、地異とは地上に起こる変異。 要するに、天地の間に起こる自然の異変のことで、風、雨、雷、日食、月食、 彗星や地震、洪水などのことをいう~ では、こうした「天変地異」に遭遇したとき、それぞれの...
政教分離って、人類普遍の真理なんだから、祭政一致の政党って、どうなのかなあ?なーんてこと、いまだに考えてる人、いませんか?幸福の科学の大川隆法先生は、『世界の潮流はこうなる―激震!中国の野望と民主党の最期』(幸福の科学出版)で、論語で有名な儒教の祖・孔子の言葉(霊言)を、次のように紹介しておられます。実業の世界において、ビジネス等で忙しく働いている人たちに、宗教への関心を持たせることは、なかなか難しいことでもあるので、そういう人に対しては、やはり、政治活動のほうで啓蒙していくことも、非常に大事だと思うね。だから、私は、「この国を理想の国にしていくためには、政治と宗教は両輪である」と考える。(中略)数十年前にできた日本国憲法に、政治と宗教を分ける、「政教分離」という規定があるので、「宗教は政治活動をしてはい...政教分離って?
幸福実現党の運動って、けっこう、理想の政治を求める運動になってる気がするんだけど、それって、むなしい活動じゃないの?幸福の科学の大川隆法先生は、『世界の潮流はこうなる―激震!中国の野望と民主党の最期』(幸福の科学出版)で、論語で有名な儒教の祖・孔子の言葉(霊言)を、次のように紹介しておられます。私は、あなたがた幸福実現党の政治運動を、実に大切なものだと考えている。今の世論がどうであれ、やはり大事なことだと思う。私自身が地上の人間として生きていたときには、中国は、いろいろな国に分かれていた。私は、「どの国なら、私の考え方、すなわち、政治システム、政治の理想や目標、政策を採用してくれるか」と考え、そういう国を求めて諸国を遍歴した。(中略)生前の私は、はっきり言えば、宗教家というより、哲人政治家、あるいは理想の...理想の政治を求める運動って?
実際にはそれなり定義もあることでしょうから、以降に名を挙げる方々を一律に 「開祖たち」と呼んでいいのかどうかは判断しかねます。 しかし、「ある宗教の教えを最初に説いた人」という意味でなら、少なくとも そうした雰囲気の中にあったことは間違いないでしょう。 さて、今回取り上げる...
孔子って、霊界を語らなかったのに、そんなに偉い人だったの?なーんて疑問もってる人、いませんか?幸福の科学の大川隆法先生は、『孔子、「怪力乱神」を語る』――儒教思想の真意と現代中国への警告(幸福の科学出版)のまえがきで、以下のように説いておられます。釈迦、ソクラテス、キリストと並ぶ四大聖人が孔子である。事実上、資本主義化が進んでいる中華人民共和国にあって、マルクス・レーニン主義の皮一枚残しつつ、欧米流の人権を重視する自由主義・民主主義に対抗するには、精神世界の巨人として孔子を持ち出してくるしかないのが習近平・中国の現実である。なかでも最も問題とされるのは、孔子が『論語』の中で「子、怪力乱神を語らず」と述べた所である。ここが、孔子の思想が霊界に及ぶのを止め、この世の道徳にとどめるための有効打になっている。しょ...孔子は霊界を語らなかったの?
随分と昔の映画の中にこんなセリフがあったことをヒョッコリ思い出した。正義漢VS悪漢の対決という、お約束通りの「西部劇」の中で、正義漢が悪漢に向かってこんな言葉を吐いていたのだ。~世の中には二種類の人間がいる。 (建物に)ドアから入るヤツと(お前のように)窓
ブログタイトル変更しました。これまでの「一隅を照らす 次世代の幸せのために」を 「歴史」を「生きるヒント」 にするためのブログに変更しま…
第36回 史記世家6:『論語』の孔子の魯国その1 周代の魯 ~史記から見る中国の歴史
『論語』の孔子が生まれ、のちに政治を担当した国”魯”その1 周代の魯国 日本でも愛読者の多い『論語』、2021年の大河ドラマ『青天を衝け』の主人公の渋沢栄…
戦国の世を勝ち抜き、最終的な覇者となった徳川家康(1543-1616年)は、自らが創立者として開いたのが江戸幕府ということになる。そして、その幕府の公式学問として「朱子学」を採用した。理由は明快で、第二第三の「本能寺の変」(1582年)を、つまり、明智光秀(1528-1582
儒教精神って、幸福の科学の教えと関係ないのかなあ?なーんて疑問もってる人、いませんか?幸福の科学の大川隆法先生は、『日本陽明学の祖中江藤樹の霊言』で、日本陽明学の祖である中江藤樹の言葉(「霊言」)を、次のように紹介しておられます。まあ、陽明学に至る前の話から始めなければいけないとは思うけれども、(陽明学の)もとは儒学ですよね。すなわち、孔孟の学から来ているものでありますが、私は、親孝行の「孝」のほうから始めたわけです。しかし、第二次大戦、太平洋戦争が終わってから、アメリカ軍に占領され、GHQによっていろいろな日本の文化の解体作業が行われましたが、そのなかの一つに、「日本の家制度の解体」というものがあったと思うんですね。その家制度のもとにあったのは、この「孝」の教えです。これは、親孝行の教えであるし、仏教的...儒教精神って?
「油断一秒怪我一生」 これは工場や工事現場などで事故防止の為に見られる表記だったりするのですけど、中国語に訳すと「もし私が油の供給を一秒間止めたら…
息子が生まれてからの物語70話目。 前回の続き。 『息子の誕生』←ここからスタートしてます。 2010年1月、 人材育成コンサルタント・コーチとして独立し 1年半が経過。 人材育成で一番重要なのは、 育てる人がどういう人であるか、 ということ。 仕事をする上でも、 私自身がどういう人であるか、 が一番重要なことだった。 そのための一番のテーマが 私自身の人間力を高めるための学びと実践。 そのお手本となる存在が 身近にいる息子だと気づいていく。 人間力を高める学びの中で『陽明学』を知る。 陽明学は儒教の一派。 儒教は、2,500年前に孔子が始めた リーダー学で「修己治人」の学問。 「修己治人」と…
息子が生まれてからの物語71話目。 前回の続き。 『息子の誕生』←ここからスタートしてます。 『王陽明と儒教』を読み、 声を発しないという難行、 自己修養法があることを知る。 息子が生後2カ月からやっていることだ。 更に本を読み進めると驚き、感動する。 「悟」という字は 「口を慎む」ことが字義である。 この字は偏ではなく旁(つくり)に意味があり 「吾」の上の「五」は「刈る」という意から 「口を刈る」、すなわち口を慎む。 もうひとつの説は「五」は 五本の指を表しているので、 五本の指で口をふさぐ、すなわち口を慎む。 双方ともに口を慎むことであり、 悟とはすなわち口を慎むことである。 息子の名前は…