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今、出エジプト記を読んでいる。主は、イスラエル人を奴隷とするエジプトに次々と災いを下した。それは、単にエジプト人を懲らしめるためではなく、エジプトの多神教の神々にさばきを下すためでもあった。すなわち、ナイル川や蛙などエジプト人が神々として拝んでいたものを無力化することによって、神は唯一「主(ヤハウェ)」のみであることを彼らに知らしめたのである。 この「一神教」のメ…
皆さま 神や仏と呼ばれるものが実在するかどうかは形而上学的なテーマになりますから、それを科学的な手続きを使って実証することはできません。 しかし、人間は自然現…
イスラエル・ハマス戦争の背景には、約束の地であるカナン全域をイスラエルの国土としたいシオニストの願望が潜んでいるとされます。ネタニヤフ首相もその急先鋒の一人であり、内外からの批判を受けて発言を撤回をしたものの、ガザ地区のイスラエルによる統治、即ち、イスラエルによる‘併合’が同戦争の最終目的であったのでしょう。おそらく、ガザ地区のみならず、ゆくゆくはヨルダン川西岸地区並びに東イエルサレムも自国の版図に組み込む予定であったのかもしれません(シオニストの運動を大イスラエル主義とすれば、全世界の支配を目指すグローバリストの野望は、大ユダヤ主義と表現できるかもしれない)。あくまでも古代ユダヤ王国の版図を現代に復活させようとするシオニストの思想の原点には、『旧約聖書』の記述があります。『旧約聖書』と総称されていますが...一神教のパラドクス-ユダヤ教は‘隠れ多神教’だった
歴史風に大和民族というべきなのか、あるいは現代風に日本国民というべきなのか、 そのへんのことはよく分かりませんが、ともかくこの列島に棲む民族には、いわゆる 「窮屈」を無意識に敬遠する向き、あるいは、それらに対する「苦手意識」もどきの 感情があったように感じられます。 でもそ...
「天変地異」とは、このくらいの説明になっています。 ~天変とは天空に起こる変動、地異とは地上に起こる変異。 要するに、天地の間に起こる自然の異変のことで、風、雨、雷、日食、月食、 彗星や地震、洪水などのことをいう~ では、こうした「天変地異」に遭遇したとき、それぞれの...
神サマ仏サマ、つまり神道と仏教のその双方を有難く信心するスタイルは、いわゆる 「神仏習合」と呼ばれ、仏教伝来以来の日本民族の信仰は、ほとんどの期間そうした 形式で行われてきました。 つまり、神道の神サマも仏教の仏サマを区別することなく、信仰の対象となっている のですから、日...