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母を作ってほしいんですーAIで、急逝した最愛の母を蘇らせた朔也。孤独で純粋な青年は、幸福の最中で<自由死>を願った母の「本心」を探ろうと、AIの<母>との対話を重ね、やがて思いがけない事実に直面する。格差が拡大し、メタ ...
芥川賞の発表は年に2回、1月と7月に行われます。 2023年7月19日に発表された、第169回芥川賞受賞作は『ハンチバック』。 芥川賞受賞作品を読んでみたい。 芥川賞受賞作
【最新情報】芥川賞・直木賞の違いはなに?発表はいつ?[第170回]
芥川賞・直木賞の発表はいつ?芥川賞と直木賞は、なにが違うの? 芥川賞・直木賞の発表は年に2回、7月(上半期)と翌年1月(下半期)に行われます。 2023年7月(上半期)【第169回】芥川
2023年に印象に残った本、映画は?/ペスト、君は放課後インソムニア
名作はやっぱり名作 今年読んだ中で、印象に残ったのは「ペスト」(カミュ)です。もう70年以上前の作品で、何をいまさら感はありますが。そもそもカミュは知識としては知っていても、これまで読もうとは思ったことはありませんでし ...
自分には何にも夢中になれるものがないーー。高校をやめて病院併設の喫茶店でアルバイト中の千春は、常連の女性が置き忘れた本を手にする。「サキ」という外国人の男性が書いた短編集。これまで一度も本を読み通したことがない千春だった ...
今月3冊目の本を読み終えました。「流れる島と海の怪物」田中慎弥・著・集英社 です。一言で言って難解! とてもオススメ出来ません。私個人的には田中慎弥ワールドは嫌いではないのですが・・・とにかくストーリーが掴みにくい。物語の終盤になってようやくどういう話だったのかかろうじて見えてくると言った感じでしょうか。物語の舞台は山口県下関市で、著者の故郷でもあり、私も何度も言ったことがあります。下関は海響館...
もうすぐ「母の日」みなさんは何色のカーネーションを差し上げますか(たいですか) 母が亡くなって今年で20年目になりますが白いカーネーションなんて……との思い…
【読書記録】FIREに対する思弁『99のブループリント』砂川文次
文學界(2022年3月号) (砂川文次 芥川賞受賞第一作)文藝春秋2022-02-07文學界2022年3月号から、芥川賞受賞作家砂川文次氏の『99のブループリント』主人公のアンドウはいわゆるFIREを目指し、15キロ・2億円の金塊を手にする。その軌跡を「手引き」と称した手記に記していく。手
推し、燃ゆ宇佐見りん河出書房新社2020-09-10第164回芥川賞受賞作を再読。書き出しのキャッチーさ、終盤の印象に残るワードの選び方、近年の芥川賞受賞作でもかなり良い作品だったと思っている。いわゆる発達障害なのか、忘れてしまうことが多く生きづらい日常を過ごすあかり
中村文則『土の中の子供』~生きることを強く願う傷ついた魂の物語~
1、作品の概要 中村文則の4作目の小説で、2005年に刊行されて芥川賞を受賞した。 強烈な被虐体験が話題になった。 土の中の子供 (新潮文庫) 作者:中村 文則 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2007/12/21 メディア: 文庫 2、あらすじ 27歳のタクシードライバーの「私」は、実の親に捨てら、引き取り先の親戚に暴力・ネグレクトなどの虐待を受け、睡眠薬を飲まされて土の中に埋められる凄まじい体験を経て、施設に預けられた過去があった。 幼少期に受けた心の傷と恐怖が、自らの身を危険にさらす異常行動に繋がり、実の父親の生存を聞かされた頃から意欲が低下し、精神は均衡を失っていく。 同居人の白…
Read a book/「おいしいごはんが食べられますように」を読みました
芥川賞受賞作「おいしいごはんが食べられますように」を図書館から借りてきました。それこそ、一年くらい待ったんではないでしょうか? 正直言って、私はこの作品はあ…
「ちょっと出かけてくるね」 彼女は、夫にそう告げて家を出て行きました。 ところが、昼になり夜になっても帰って来ません。 夫はあちこち心当たりに電話して妻を捜しました。 その日の夜遅く、警察から電話が入りました。 彼女の命は、神奈川県三浦海岸の冷たい海に消えたのです。 誰にも...
「ちょっと出かけて来るね」彼女は夫にそう告げて家を出て行きました。ところが、昼になり夜になっても帰って来ません。夫は心当たりに電話して、妻を捜しました。その日の夜遅く、警察から電話が入りました。彼女の命は、神奈川県三浦海岸の冷たい海に消えたのです。誰にも告げないで、家族を残して逝ってしまったのです。物静かなまじめな方でした。大学生の息子さんの将来を楽しみにしていたのに・・・。お棺の中で花に包まれた...
Amazon 楽天市場 題名 : 猿の戴冠式 著者 : 小砂川チト 出版社 : 講談社 発売日 : 2024/01/19 備考 : 第170回芥川賞候補作 いい子のかんむりは/ヒトにもらうものでなく/自分で/自分に/さずけるもの。 ある事件以降、引きこもっていたしふみはテレビ画面のなかに「おねえちゃん」を見つけ動植物園へ行くことになる。言葉を機械学習させられた過去のある類人猿ボノボ”シネノ”と邂...
今村夏子の短編集「父と私の桜尾通り商店街」 世界を切り取る切なくも衝撃的な7つのストーリー
最近読んだ今村夏子の短編集「父と私の桜尾通り商店街」。 そこに収められた7篇の小説に衝撃を受けました。 今回は「父と私の桜尾通り商店街」の一冊を通して 今村夏子作品の魅力についても、考えていきたいと思います。 ネタバレは一切ありませんので安心して最後までお読みください。 1、息をつくひまもないほど惹きつけられる「何か」 私は読むのは遅いほうです。 一冊の本を一気に読んでしまうというよりは、 ゆっくりちびちびと文体や空気感を味わうように読む読書のほうが 自分に合っていると思っています。 が、今村夏子さんの小説だけは、例外です。 息をつく間もないくらい、まばたきするのも惜しいくらいに 引きづりこま…
芥川賞、直木賞、文学賞一覧 » 芥川賞と、芥川賞のノミネート作品一覧 題名 : おいしいごはんが食べられますように 著者 : 高瀬隼子 出版社 : 講談社 発売日 : 2022/03/24 備考 : 第167回芥川賞ノミネート作品 「二谷さん、わたしと一緒に、芦川さんにいじわるしませんか」 心をざわつかせる、仕事+食べもの+恋愛小説。 引用元:おいしいごはんが食べられますように...
芥川賞 芥川賞は、芥川龍之介(りゅうのすけ)の名を記念した純文学の新人賞。 芥川賞 「芥川賞とは」 芥川賞歴代受賞者・受賞作 第91回~100回 芥川賞歴代受賞者・受賞作 第101回~110回 芥川賞歴代受賞者・受賞作 第111回~120回 芥川賞 歴代受賞作 第1回~30回 芥川賞 歴代受賞作 第31回~60回 芥川賞 歴代受賞作 第61回~90回 「芥川賞とは」 芥川賞は、芥川龍之介(りゅうのすけ)の名を記念した純文学の新人賞。 芥川賞は、雑誌(同人雑誌を含む)に発表された、新進作家による純文学の中・短編作品のなかから選ばれる。正式名は芥川龍之介賞。選考会は年2回<上半期は7月・下半期は翌…
作家・元衆議院議員の石原慎太郎さんが今日(1日)午前、死去した。89歳だった。昼の情報番組を観ている時に緊急速報が出て、驚いたのと同時に“ あぁ、慎太郎さんも旅立ってしまったか・・・” と少し寂しい気持ちにもなった。石原慎太郎さんは、一橋大在学中の1956年に小説『太陽の季節』で文壇デビューし、昭和生まれ初の芥川賞を受賞。“ 太陽族 ” という流行語も生まれた。同作品が映画化され、弟・裕次郎さんが俳優デビューした...
病院の解剖室をのぞき込んで咲くソメイヨシノ。何故かこの桜の木の、この枝だけ一番先に咲く。ほかの桜はまだ固いつぼみなのに・・・。なぜだろう? 不思議に思っていた。 東京は今、桜の花は満開を過ぎた。チラチラと桜吹雪、落ち葉のジュータンも美しい。信州長野県の桜開花は東京より一か月ほど遅い。4月中旬から5月の連休が桜の季節になる。あの病院の桜は今年も咲いているだろうか? 私は、45年前、長野県の佐久総合病...
「宗教」と聞いて、何を思い浮かべますか。 ある人にとっては心の支えや救いになるもの、 でも、宗教によっては、人生を破壊してしまうほどの 恐ろしい力を持つものでもあります。 今回は、病弱な娘を助けたい一心で あやしい宗教にのめりこんでしまった夫婦を両親に持つ 女の子の日常を切り取った小説 今村夏子さんの「星の子」をご紹介します。 星の子 (朝日文庫) 作者:今村 夏子 朝日新聞出版 Amazon ☆ 映画化もされていますが、今回は小説のご紹介です。 (「星の子」の映画はこちら↓↓) 星の子 通常版 [Blu-ray] 芦田愛菜 Amazon ↓↓ ☆「時間を忘れて読みふけりたい人のための本」とい…
芥川賞 芥川賞は、芥川龍之介(りゅうのすけ)の名を記念した純文学の新人賞。 芥川賞 「芥川賞とは」 芥川賞歴代受賞者・受賞作 第1回~10回 芥川賞歴代受賞者・受賞作 第11回~20回 芥川賞歴代受賞者・受賞作 第21回~30回 芥川賞 歴代受賞作 第31回~60回 芥川賞 歴代受賞作 第61回~90回 「芥川賞とは」 芥川賞は、芥川龍之介(りゅうのすけ)の名を記念した純文学の新人賞。 芥川賞は、雑誌(同人雑誌を含む)に発表された、新進作家による純文学の中・短編作品のなかから選ばれる。正式名は芥川龍之介賞。選考会は年2回<上半期は7月・下半期は翌年1月>行われる。 芥川賞歴代受賞者・受賞作 第…
芥川賞 芥川賞は、芥川龍之介(りゅうのすけ)の名を記念した純文学の新人賞。 芥川賞 「芥川賞とは」 芥川賞歴代受賞者・受賞作 第31回~40回 芥川賞歴代受賞者・受賞作 第41回~50回 芥川賞歴代受賞者・受賞作 第51回~60回 芥川賞 歴代受賞作 第1回~30回 「芥川賞とは」 芥川賞は、芥川龍之介(りゅうのすけ)の名を記念した純文学の新人賞。 芥川賞は、雑誌(同人雑誌を含む)に発表された、新進作家による純文学の中・短編作品のなかから選ばれる。正式名は芥川龍之介賞。選考会は年2回<上半期は7月・下半期は翌年1月>行われる。 芥川賞歴代受賞者・受賞作 第31回~40回 第31回 1954年(…
芥川賞 芥川賞は、芥川龍之介(りゅうのすけ)の名を記念した純文学の新人賞。 芥川賞 「芥川賞とは」 芥川賞歴代受賞者・受賞作 第61回~70回 芥川賞歴代受賞者・受賞作 第71回~80回 芥川賞歴代受賞者・受賞作 第81回~90回 芥川賞 歴代受賞作 第1回~30回 芥川賞 歴代受賞作 第31回~60回 「芥川賞とは」 芥川賞は、芥川龍之介(りゅうのすけ)の名を記念した純文学の新人賞。 芥川賞は、雑誌(同人雑誌を含む)に発表された、新進作家による純文学の中・短編作品のなかから選ばれる。正式名は芥川龍之介賞。選考会は年2回<上半期は7月・下半期は翌年1月>行われる。 芥川賞歴代受賞者・受賞作 第…