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死体処理室の水槽に浮沈する死骸群に託した屈折ある抒情「死者の奢り」、療養所の厚い壁に閉じこめられた脊椎カリエスの少年たちの哀歌「他人の足」、黒人兵と寒村の子供たちとの無残な悲劇「飼育」、傍観者への嫌悪と侮蔑をこめた「人間 ...
東京を仕事場にする天才スリ師。ある日、彼は「最悪」の男と再会する。男の名は木崎、かつて仕事をともにした闇社会に生きる男。木崎は彼に、こう囁いた。「これから三つの仕事をこなせ。失敗すれば、お前を殺す。逃げれば、あの女と子供 ...
【本棚】今年は過去イチ本を買う年になりそうな予感(-_-;)【限界】
寒さも少しマシになり時折吹く風がほんのり春の匂いが混ざっている今年の春は ぶっ通しで一度も立ち止まることなく3キロを走れるようになりたい🏃前回(1/17)のブログで今年はもうすでに9冊も買っていると書いたけど今思えば そんなのまだまだ序の口だった💦3/5現在、、、オレはぁぁぁもうすでに33冊も買っていることが明らかになりました💦💦今回はそれを紹介していく✍■町田康/スピンク合財帖■町田康/人生パンク道場 文庫■町田...
1977年に大江健三郎の講演会が札幌でありました。友人に誘われて、、というか「行くぞ、もう申し込んである。」といわれ強引に連れて行かれることになりました。たまたま「万延元年のフットボール」をこの友人から借りて読んでいたこともあり引っ込みがつかなくなったようなものです。で、その友人が講演会の「予習」用として、さらに貸してくれたのが「核時代の想像力」でした。先日、大江健三郎の訃報を機に、この本のことを思い...
文学者とは何か - 安部公房、三島由紀夫、大江健三郎 (中央公論新社)
こんな面子での対談集が出版されたら、何を置いても読まねばならぬ、と発売直後に購入したのですが、他に読みかけの本が何冊かあったので、年明けから読み始めました。三島、安部、大江の三人対談なんてあったの知らなかった。その他にも、三島-大江、安部-大江と、とても興味深い組み合わせですよ。文学者とは安部公房x三島由紀夫x大江健三郎(群像1958年11月に掲載)三島由紀夫はこのとき33歳。『金閣寺』を書き上げた2年後で、文芸誌を始め一般紙まで数多くの作品を発表し、まさに絶頂期と呼んでもいいのではないかという時期。安部公房は34歳。芥川賞を受賞したのは8年前で、その後不条理文学を発表し、前年には『けものたちは故郷をめざす』を発表。しかし、『砂の女(1962年)』や『他人の顔(1964年)』と代表作とされる長編を発表する...文学者とは何か-安部公房、三島由紀夫、大江健三郎(中央公論新社)
#826 レビュー Eテレ『理想的本箱「勉強したくない時に読む本」』
『理想的本箱 君だけのブックガイド - NHK』の定時放送「「勉強したくない時に読む本」 - 理想的本箱 君だけのブックガイド - NHK」です。自由になるた…
週刊 読書案内 司修「さようなら大江健三郎こんにちは」(鳥影社)
司修「さようなら大江健三郎こんにちは」(鳥影社) 2023年の3月3日に、作家の大江健三郎が亡くなって、ほぼ、1年がかりで彼の、まあ、それぞれの時期の代表作を読み直したりしました。 「死者の奢り・飼
先日の新聞で、「進む読書離れ、月に「0冊」6割強」という驚きの記事を読みました。読書はすべての知識の基本のキだよ、大丈夫か?日本人?さて、「百年の孤独」からリンクして「同時代ゲーム」を読みましたが、それの補注の位置づけである作品が本書「いかに木を殺すか」だそうです。という理由で、こちらも読んでみることに。内容紹介。これ読む限りでは、「同時代ゲーム」の五十年戦争と同じ物語が想起されるのですが、下敷きは一緒だと思います。脱走兵がいたのはおそらく実話だと思いますが、それをもとに、「同時代ゲーム」、「いかに木を殺すか」、のそれぞれの作品になったのでしょう。8編からなる連作集です。「同時代ゲーム」と共通の出来事、あるいは「同時代ゲーム」では没にしたテーマ(神話?)、に触れています。舞台は現代でメキシコ客員教授時代な...いかに木を殺すか-大江健三郎(文春文庫)
ガルシア・マルケスの「百年の孤独」を読んで、これに影響を受けた作品に興味がわきました。そのひとつが、この「同時代ゲーム」です。双子の妹に宛てた6通の手紙の形式で、物語が進みます。大江健三郎の小説は、わかりにくいユーモアというか、真面目にふざけてるというか、作者の心情が捉えにくい作品が多いのですが、この作品も例に漏れません。最初の手紙で、主人公の「僕」は、妹の恥毛に励まされつつ、歴史を綴り始めます。その表現は、「妹よ、きみがジーン・パンツをはいた上に赤シャツの裾を結んで腹をのぞかせ、広い額をむきだしにして笑っている写真、それをクリップでかさねた、きみの恥毛のカラー・スライド。メキシコ・シティのアパートの眼の前の板張りにそれをピンでとめ、炎のような恥毛の力に励ましをもとめながら。」といったところです。その後も...同時代ゲーム-大江健三郎(新潮文庫)
商品を見る→不実な美女か貞淑な醜女か 米原万里 737円 商品を見る→真昼の星空 米原万里 649円 56歳の若さで亡くなった ロシア語通訳者でエッセイストの 米原万里さんのファンだった。 彼女のユーモアと
図書館で借りてきました。目的は、1961年に文學界に掲載されて以降、右翼団体からの脅迫により単行本化が見送られてきた「政治少年死す(セヴンティーン第二部)」を読むことにほかなりませんが、ほかにも未読の作品が多く収録されていて、じっくりと楽しむことができました。講談社発行の大江健三郎全小説は15巻からなり、この3巻には1961年~1964年の15編の作品が収められています。セブンティーン、性的人間は文庫で読んでいるので今回はパス。『政治少年死す』浅沼稲次郎暗殺事件をもとにした小説です。セヴンティーンの続編となっていますが、セヴンティーンが発表された後に暗殺事件が起き、その後に政治少年死すが書かれています。セヴンティーンが内面的な描写が多く荒々しい文体で書かれていることに対し、政治少年死すは写実的な描写も多く...大江健三郎全小説3(講談社)
小説『洪水はわが魂に及び』を読了したいと何度も挑戦してきだが、そのたびに中断していた。先日、再度挑戦しやっと読了することができた。 この小説は、1973年に…
大江健三郎の初期短篇。こちら内容紹介。作者プロフィール。3篇からなります。「性的人間」は、前半は厭世的な若者の自堕落な様子を描いていて、三島由紀夫の「月」や、村上龍の「限りなく透明に近いブルー」を思いださせる展開でした。が、後半に痴漢に置換される内容は、なぜここで痴漢を持ってきたのかいまいち理解できませんでした。詩人の青年の現実への絶望、性的な諦念が痴漢になることで昇華されるのだろうか?「セヴンティーン」は何度目かの読み直しです。この小説を読むたびに思うのは、わたし自身が17歳のときにこれを読んで、共感あるいは理解ができただろうか、ということです。この主人公のもつ挫折感を理解できるのは、17歳のわたしでは無理。かといって、還暦じじいが読んで心が揺さぶられる内容ともいえないし、この小説を読む年齢は、いつくら...性的人間-大江健三郎(新潮文庫)
みずから我が涙をぬぐいたまう日 - 大江健三郎 (講談社文芸文庫)
万延元年のフットボールの次は、中編2編を読んでみました。三島の死に衝撃を受けたというキャッチに惹かれました。で、大江健三郎の文体は、万延元年のフットボール、芽むしり仔撃ちなどを読んで、だいぶん慣れたと思っていたのですが、このみずから涙をぬぐいたまう日、はそれでも読みにくかった。文体だけでなく、構成もややこしい、主人公への客観的な描写、遺言代執行人の言葉、本人の言葉が交じっていて、その境界線があいまいになることがしばしばでした。三島の「英霊の聲」のように直接的な表現や、大江の「セブンティーン」のような過激な表現による天皇制論の展開という先入観(思い込み)があったせいで、本書の内容はどこまで読んでも、すっきりとしないままでした。そんなわけで、一度読み終えたあと、「著者から読者へ」を読み、最初からまた読み直して...みずから我が涙をぬぐいたまう日-大江健三郎(講談社文芸文庫)
還暦過ぎてから読んでいる大江健三郎ですが、もっと若い時に読んでおきたい作家でした。今回は長編です。万延元年のフットボール。大江作品は、題名から内容が想像し難いものが多いのですが、この作品も例に漏れず、赤き血のイレブンのようなストーリーを期待すると裏切られます。というか、フットボールの話はほとんで出てこないし^^;友人が顔を朱色に塗って裸体の肛門に胡瓜を突っ込んで縊死する、というショッキングかつ暗示めいた事項から物語はスタートします。登場人物はそれぞれ心に傷を負っていて、主人公の蜜と鷹は、祖先の行動と自分らの境遇を重ね合わしつつ、その認識の違いに葛藤をもちながら物語は進みます。スリリングな内容が続き、読み終えてみると、一気に読み進めてしまうようなストーリーだと思うのですが、この本を読むのには他の本の倍以上の...万延元年のフットボール-大江健三郎[講談社文芸文庫]
昨日はあんなにピーカンデザートの夏のような天気だったのに、一転して今日は朝から雨降り。野良猫シャーニ...
大江健三郎の短編を読んで興味が深まり、長編も読むことに。社会から疎外された子どもらの絶望、子どもらを支配しようとする農民とそれへの反駁が、緊張感あふれる文章でつづられ、一気に読んでしまいました。極限状態の中で、同志愛、人間愛、異性愛、同性愛と、さまざまな愛が交錯する展開も印象的です。短篇における、アニミズムからもっとも遠い動物小説は、こちらの長編でもその傾向が発揮されています。ちょっと大江作品にハマってきました。もう一冊長編を読んでみよう。著者プロファイル。書誌事項。初版は、wikipediaによると1958年に講談社、とのこと。書き下ろしなのかな?60s芽むしり仔撃ち-大江健三郎(新潮文庫)
リクエストして長いこと順番待ちした本が次々と届いているのですが、とにかく読んでいる時間がないないない。なぜこのタイミング...(怒)。私の後にも大勢順番待ちしている本は2週間で返却。多分ほぼ読めないままになりそうなので、とにかく記録しておき
こないだ自選短編集を読んだ流れで、初期の作品集を読んでみることに。わたしにはどうも初期作品の方が好みに合っているように思います。こちら内容紹介。大江健三郎の初期作品には動物が登場するのが特徴です。それに対し、動物と人間の対比を漠然と考えていただけなのですが、三島由紀夫が、「裸体と衣装」のなかで動物文学とカテゴライズし、この頃の大江作品に触れていました。動物からも、そして人間からも政治概念、個性概念を取り去り、動物と人間の両者を一般概念として等しい立場に置く事により、死の概念、色欲的概念の権化としているサディスティックな手法、というような解説をしていました。そこには、一般概念に近づくほどエロティックであるという前提があります。動物が登場するが、アニミズムからはもっとも遠い位置にある文学と評しています。サディ...見るまえに跳べ-大江健三郎[新潮文庫]
週刊 読書案内 小澤征爾・大江健三郎「同じ年に生まれて」(中公文庫)
小澤征爾・大江健三郎「同じ年に生まれて」(中公文庫) 2024年の2月6日、音楽家の小澤征爾が亡くなったそうです。フェイスブックで知り合った方が、その記事をシェアなさっていたので知ったのですが、記事を読
週刊 読書案内 大江健三郎「読む行為」(大江健三郎同時代論集5・岩波書店)
大江健三郎「読む行為」(大江健三郎同時代論集5・岩波書店) 市民図書館の新入荷の棚に並んでいたので、思わず借りてきた本です。今更、大江健三郎の評論集などを読む気力はほとんどないといっていいのですが、
昨年の11月くらいだったか、外出したときに電車の中で読む本を探して本屋をぶらついていて、ふと目にした一冊。短篇のイメージとは真逆の、この分厚さに惹かれました。こちら内容紹介。大江健三郎の作品はあまり読んでないので読んでみよう、と買ってみたのですが、いやあ、かなり時間かかった、一冊読み終わるまで2か月近くかかりましたよ。初期作品はそうでもなかったのですが、中期作品からは難解さを感じると共に、慣れない文体なので、文章の中に入っていくのに苦労することしばしばでした。初期の作品。単に過去の作品を集めただけでなく、書き直しがされているとのこと。表紙は校正された文章の画像がありますが、これは「空の怪物アグイー」の校正だそうです。初期の作品は、角が立ったというか、寄らば斬るぞ的な近寄りがたさと、鬱屈したパワーを感じるよ...大江健三郎自選短篇[岩波文庫]
週刊 読書案内 大江健三郎「晩年様式集イン・レイト・スタイル」(講談社文庫)
100days100bookcovers no94 94日目 大江健三郎「晩年様式集イン・レイト・スタイル」(講談社文庫) DEGUTIさんの93日目は関川夏央・谷口ジロー「坊ちゃんの時代-凛冽たり近代 なお生彩あり明治人」(
週刊 読書案内 大江健三郎「『自分の木』の下で」(朝日文庫)
大江健三郎「『自分の木』の下で」(朝日文庫) 今年、2023年の年が明けたころ、3月にその死が伝えられる直前から、何とはなしに大江健三郎を読みなおし始めていましたが、その死を知って、実は、今まで読まな
おはようございます。今日は明正小の裏から林野庁森林開発公団の傍の崖を下り、返す刀でお茶屋坂をヒィヒィ言って登り、今は亡き山縣有朋邸と石原裕次郎邸と大江健三郎邸…
週刊 読書案内 大江健三郎「芽むしり仔撃ち」(「大江健三郎全小説1」講談社)
大江健三郎「芽むしり仔撃ち」(「大江健三郎全小説1」講談社) まったくの偶然なのですが、昨秋から、なんとなく大江健三郎を読む機会があって読んでいたら亡くなってしまうという、まあ、一大事件に重な
わたしが、大江健三郎さんのことを知ったのは、小林秀雄の著作を通じてであった。小林秀雄は、晩年、大江健三郎さんについて、少し書いた文章がある。それで、この人に興味を持った。 浪人時代は、大江健三郎の暗さが、ちょうどよくそのときの心境にマッチしたこともあって、就寝前に、彼の短編...
伊丹十三「静かな生活」こたつシネマ ここのところ、大江健三郎の小説に、ちょっと、はまっています。昨年の秋ごろから、ほぼ10年ぶりの大江作品なのですが、一作づつ読み終えた時の印象が以前読んだ時と、な
坂本、大江の遺志 NO WAR. NO NUKE+石垣島に自衛隊駐屯地、ミサイル配備で攻撃を憂慮
東日本大震災をはじめ全国の自然災害の被災地の方々へ 前向きに新たな生活を送れるようにガンバです。o(^-^)o、災害経験を風化させず、今後の災害対策に活...
日本で2人目のノーベル文学賞受賞者の大江健三郎氏死去 LGBTにも理解
ノーベル文学賞受賞の大江健三郎氏が亡くなられたようです。ご冥福をお祈り申し上げます。大江氏に関する記事です。韓国の方の記事のようですhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d8518edc4da16e56f3bb489fd907afd514f57b63「記憶し、贖罪しなければ」 大江健三郎さんが残した「日本の良心」 3/14(火) 18:39配信 ハンギョレ新聞「日本の良心」今月3日に死去 日本で2人目のノーベル文学賞受賞者 アジアの代表的知性人であり、平...
現代音楽作曲家の落合英範氏が大江健三郎氏がノーベル賞受賞時の選考委員関係に直接聞いた事について、、。
一日に以下のバナーを各々一回ずつクリックして頂けると嬉しいです。(ちなみに過去の記事のバナーをクリックして頂くことによりさらにブログランキングのPVポイントが加算されます。)にほんブログ村<現代音楽作曲家の落合英範氏が大江健三郎氏がノーベル賞受賞の時の選考委員関係に直接聞いた事について、、。>日本を代表する小説家で1994年のノーベル文学賞受賞者である大江健三郎氏が2023年3月3日に死去された。本来今回は前回の記事の続編を記載する予定でありましたが、大江氏が急遽された事を受けて、落合氏側ともその事項関連について多少お話しさせていただく事ができ且つその内容の中に興味深いと思える内容も含まれていたので、その事関係を少し記載させて頂く事にする。先ずは、大江健三郎氏のご冥福をお祈りさせていただきます。大江氏とい...現代音楽作曲家の落合英範氏が大江健三郎氏がノーベル賞受賞時の選考委員関係に直接聞いた事について、、。
大江健三郎と無関係な映画 グロテスクなものや後味悪いものに耐性のある人だけ以下の文章を読んでください。 そうでない人は読まないで。 大江健三郎の本と、少し後に観た映画について書いておく。 直接の関係はなく、自分の中で関連付けられてしまった映画2作。 黒い太陽七三一 戦慄!石井七三一細菌部隊の全貌 鬼が来た! まず、大江健三郎に関しては新潮文庫のリストで上の方から3冊は買った、全部読んだかははっきりしない、その位の人です。 映画と関連付けられたのは1冊目の「死者の奢り・飼育」になる。 死者の奢り・飼育 大江健三郎/著 新潮文庫 1959/09/29 この本には6作品入っている 「死者の奢り・他人…
頬粘膜癌、143日目。 血圧 93-72 mmHg 血糖 106 mg/dL (朝食前) 酸素 97 % 脈拍 71 拍/分 体温 36.4 ℃ 体重 …
信奉の反動 先日、会社のコミュニケーションタイムに先輩社員と雑談をしていた時に、最近亡くなった大江健三郎さんの話題になりました。 先輩は、大江さんの熱心な信奉者だったそうですが、沖縄での集団自決を取り上げたルポルタージュ、「沖縄ノート」が名誉棄損で訴えられた裁判と、大江さんの裁判への対応から、「大江信者ではなくなった」そうです。 恥ずかしながら、私は、中学生か高校生の時分に一度切り「沖縄ノート」を読んだだけで、また、裁判の経過については新聞記事で知った以上の情報を持ち合わせていなかったので、先輩のように憤慨することもありませんでした。 先輩が大江信者でなくなったのは、法廷で自らの主張を述べるこ…
もう取り返しがつかないことをしなければならない、と思いつめたら、その時~大江健三郎の言葉
にほんブログ村 立ち止まるのではなく、、、。 こんにちは夢を実現させるために常にあなたと向き合っていくコーチング Tête à tête(テタテットゥ)です。…
ノーベル賞作家の大江健三郎さんが亡くなりました(88歳)。世界的に評価された大作家の著書は、やはり読んでおくべきだと、芥川賞受賞作の短編「飼育」を購入した遠い昔を思い出しました。しかし私の知能レベルでは、とてもとても歯がたたず、読むのは途中
久しぶりに アメブロのメンテナンスが入り 投稿出来ませんでした。 亡くなったそうで ご冥福を祈ります。 ランキングに参加しています。どっちもポチっとして頂…
とうとう大江健三郎がなくなってしまった。 私の構成要素の素が故人になった若干の寂しさ。 といって、最近は全然読んでいなかったのだが・・・ 大江健三郎は時代の人だった。私が読み始めるより先に大家になっていたが、私は私と同時代の作家だと思っている。 初めて大江健三郎を読んだのは大学1年だと思う。オオエなるもの読まなくては、人様についていけない!という気持ちだったと思う。 多分、「飼育」と「万延元年のフットボール」を読んだのだと思う。 全然意味が分からなかった。日本語として体に入ってこなかった。難しい?理解困難・・・ 大江健三郎の文章はわかりにくくて、悪文だと思っていた。 それから、20歳代の後半、…
週刊 読書案内 大江健三郎「静かな生活」(「自選短編」岩波文庫)
大江健三郎「静かな生活」(「自選短編」岩波文庫) 大江健三郎の「自選短編」という文庫本が、まだ食卓のテーブルの上にあります。市民図書館の本ですが、2022年の秋から、何度か借りだしを更新してここに
イヴの日、俺は京都の街を10キロ歩いた💦特に この日は激寒な日だったのでかなり過酷だったけど同時に達成感というものを久々に肌身に感じそれと同時にあることに気づいた日になった🚭前日からGoogle Mapを活用してじっくりスケジュールを組み込んで計画したから当日は無駄な行動は一切せずに済んだ本来はその無駄な行動こそ楽しくて印象に残るものだけどこの日は 兎に角 時間との闘いだったので今回は泣く泣く省いた昼頃、祇園四条...
人間には回復する力がある。だから、それを信じなきゃいけない~大江健三郎の言葉
にほんブログ村 信じなきゃ、もったいない。 ブログ訪問ありがとうございます。夢を実現させるために常にあなたと向き合っていくコーチング Tête à tête(…
週刊 読書案内 大江健三郎「新しい人よ眼ざめよ」(「自選短編」岩波文庫)
大江健三郎「新しい人よ眼ざめよ」(「自選短編」岩波文庫) 2022年の秋に読み始めた大江健三郎の「自選短編」(岩波文庫)を読み継いでいます。「雨の木を聴く女たち」の連作につづいて、「新しい人
週刊 読書案内 大江健三郎「頭のいい『雨の木』」(「自選短編」岩波文庫)
大江健三郎「頭のいい『雨の木』」(「自選短編」岩波文庫) 大江健三郎の「自選短編」(岩波文庫)という、分厚い文庫本を図書館から借りてきたのは、「飼育」という作品を読み直す必要があってのことで、
大江健三郎「飼育」(「自選短編」岩波文庫) 2014年に出版された「大江健三郎自選短編」(岩波文庫)という作品集を読み始めています。1957年、五月祭コンクール受賞作で東大新聞に掲載された、作家大江
大江健三郎・柄谷行人「全対話」(講談社) 作家の大江健三郎がノーベル文学賞を受賞したのは1994年でした。この対談集には三つの対談が収められていますが、それぞれ、「中野重治のエチカ」(1994
大江健三郎なんて、若い人は読むのだろうか。まあ、年取った人も読むのだろうか、ともいえるわけだけれど、入試で使われるわけじゃないし、読んで、ああ、おもしろいとなるわけじゃないし、やた
俺は性的なことをよく考えている(笑)。 それは肉欲、セックスのことが常に頭にあるという意味だ。 日常の暮らしの中で、俺は常に肉欲と寄り添って生きている。 セックスのあの手この手の手法や姿勢、体位などはいくらでも頭に思い浮かぶ。 どんな風に触られたら感じ