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【芥川賞】ゲーテが受賞!1人の女性を巡って世界各国を代表する男たちが競い合う物語
今回の芥川賞受賞作品は、若き才能が際立つ結果となりました。安堂ホセさんと鈴木結生さん、それぞれの作品には独自の視点と深いメッセージが込められており、文学界に新たな風を吹き込む予感がします。特に「DTO
大阪で生まれ小説家を目指して上京した夏子。38歳の頃、自分の子どもに会いたいと思い始める。子どもを産むこと、持つことへの周囲の様々な声。そんな中、精子提供で生まれ、本当の父を探す逢沢と出会い心を寄せていく。生命の意味をめ ...
芥川賞と直木賞の違いとは?対象作家・選考基準・作品のジャンルを簡単解説
芥川賞と直木賞は、日本文学界を代表する二大文学賞として多くの人々に知られていますよね。 しかし、「具体的にどう
蜃気楼の村マコンドを開墾しながら、愛なき世界を生きる孤独な一族、その百年の物語。錬金術に魅了される家長、いとこでもある妻とその子供たち。そしてどこからか到来する文明の印……。目も眩むような不思議な出来事が延々と続くが、予 ...
39次元魂さん いつもありがとうございます 素敵な年越しをリブログさせて頂きました<br&…
「この本の中にあなたのことが書いてあるよ」そう言って、義父が一冊の本を私に手渡した。 「えっ? どういうことですか?」 おそらく義父が元気だった26年ほど前、主人の実家に家族で帰省したときのことであった。 その本に、私のことが書いてあると言
紀伊半島、熊野川河口の街を舞台に描く歴史小説。20世紀初頭、和歌山県新宮を思わせる架空の街、森宮。「毒取ル先生」と呼ばれて親しまれる医師・槙と周囲の人々には、日露戦争開戦の足音がすぐそこに迫っていた。当時の情勢と熊野の人 ...
本のタイトルと内容のギャップが凄い…。ただのご飯ものの作品じゃなかった(苦笑)今の時代を反映した登場人物、分かるな…って。こういう作風で芥川賞、ちょっと意外。
ここ数日と比べて、少しずつ体調がよくなっています♪もしかしたら更年期障害なのかなあ…と思って、以前父が送ってくれたこちらを試しに飲んでみたところ、症状がかなり改善。自律神経の不調、更年期障害といろんなものが組み合わさっているのかもしれません…涙今日は土曜日だったので、いつもよりも読書が進みました。…といっても、こちらの二冊は読みづらくて脱落。これは全編にわたって河内弁という関西弁の一種での会話が軸とな...
今年の第171回芥川賞を受賞した「バリ山行(さんこう)」。8月に図書館に貸し出し予約をしてから2か月してようやく順番が回ってきた。この本になんで興味が湧いたかというともちろん山行、すなわち登山にかかわる内容だろうということから。それともう一つ"バリ"とは何か?ということ。瞬間的にイメージしたのはインドネシアのバリ島のバリ。南国のイメージだけどバリ島内にもアグン山という標高3,147mの山がある。 yamap.com ところがどうやらアグン山にまつわる話ではないらしい。 それ以上のことは調べずに読み始めることに。 読み始めて2日程で読了。 詳しくは差し控えるけれど我々サラリーマン世代のごくごく身…
山ですか?天保山なら登ったことありますよ。 第171回芥川賞受賞作。古くなった建外装修繕を専門とする新田テック建装…
周りからは一人に見える。でも私のすぐ隣にいるのは別のわたし。不思議なことはなにもない。けれど姉妹は考える、隣のあなたは誰なのか? そして今これを考えているのは誰なのか――三島賞受賞作『植物少女』の衝撃再び。最も注目される ...
第171回芥川賞受賞作。古くなった建外装修繕を専門とする新田テック建装に、内装リフォーム会社から転職して2年。会社の付き合いを極力避けてきた波多は同僚に誘われるまま六甲山登山に参加する。その後、社内登山グループは正式な ...
第155回芥川賞受賞作『コンビニ人間』が、主人公の異質さを通して現代社会の「普通」とは何かを鋭く問いかける一冊。
「バリ山行」は、2024年上期芥川賞受賞作品です。「バリ山行」の感想・レビューをお伝えします。山登りの小説です。「バリ」とは「バリ島」のことではありません。芥川賞作品ですが、難しい内容ではありません。「バリ山行」の掲載雑誌は「群像」です。著者は松永k三郎さんです。「カメオ」という作品でデビューされました。
広尾学園小石川・物語文・2021子供の話なのに、「深い」と思ったら、芥川賞の辻村深月。さすがです。一番納得したのは「微笑みの法則」自分と相手の感情はパラレルだそうです。自分が嫌ってるなら、相手も嫌っているだろう・・・主人公の母の言葉ですが深い^^中学受験必勝
小冊子が入った郵便物が送られてきた。 数日前に小説を書いたので、未完成だけど送るよとラインが入った。 その現物が届いた。表紙はクローバーの写真入り。なんと四葉のクローバーも写っている。 全20
芥川賞の東京都同情塔(九段理江)をAmazonAudibleで聴いた感想→何もかもが新しい
芥川賞の東京都同情塔(九段理江)をAmazonAudibleで聴いた感想→何もかもが新しいです。生成AIChatGPTを使って書いてるだけでなく現代的、近未来的なトピックも豊富で知的興奮が半端ないのでぜひ聴いてみてほしいです。
2025年上半期の芥川賞の2作品め。山登りの話。道なき道を進むバリ山行を趣味とする妻鹿さんと、妻鹿さんに魅かれる悩めるサラリーマンの波多さんの物語。山小説とサラリーマン小説がミックスされたような作品でした。特筆すべきは文章の読みやすさ。人間関係、山の中の自然の描写、すんなりと頭に入ってきました。作者が初めて小説を読んだのは中2のときで、親から与えられたドストエフスキーの「罪と罰」だそうです。この本に衝撃を受け、を読み終わったときから、自分の罪と罰、を書きたいと思ったとあります。初出は、群像の2024年3月号。平野啓一郎は、この作品を推していました。「抜群にリーダブル」という評価もありました。確かに、芥川受賞作って多かれ少なかれ読みにくいところがあって、それが芥川賞っぽいという印象も持っているのだけど、この...バリ山行-松永K三蔵(文藝春秋2024年9月号)
サンショウウオの四十九日 - 朝比奈秋 (文藝春秋2024年9月号)
2025年上半期の芥川賞は2作品が受賞。そのひとつめです。胎児内胎児という不思議な出生を持った男が主人公、かと思いきや、なにか語り口が不自然。この違和感はどこから来るのだろう?と思いながら読み進めると、語り手が二人いた、そして語り手の彼女らは、結合双生児でした。非現実的な舞台設定から、意識の存在を巡って話は進みます。語り手の交代が頻出するのでそれに混乱させられますが、それもまたこの小説の面白さのひとつでしょうか。わたしの場合、文藝春秋の読み方は、まず最初に作品を読む。次いで受賞者インタビューを読む、最後に選評を読む、という順です。作品を読み終えたときに、こりゃぜったい平野啓一郎の推し作品だな、と確信してたのですが、選評を読むとあら意外、平野啓一郎はこの作品には厳しいコメントしてました。川上弘美がこの作品を...サンショウウオの四十九日-朝比奈秋(文藝春秋2024年9月号)
本を読みました。 市川沙央さんの『ハンチバック』 2023年の芥川賞受賞作品です。 著者の市川さんは、筋疾患先天性ミオパチーという難病があり そのため側彎症があり、人口呼吸器、電動車椅子を使用しています。 物語の主人公も、同様の疾患がある女性です。 薄い本ですが 物語やスト...
芥川賞受賞作。受賞したときの会見も少し拝見して、確かに普通に読書できるということは誰にとっても普通なことじゃないんだな…と思っていて、たまたまこの本を手に...
芥川賞・直木賞とは?違いをわかりやすく!本屋大賞との違いとは?
「芥川賞」と「直木賞」は、年2回ノミネート作品が決まり、受賞作が決まります。この2つの違いはご存知でしょうか。同時に取り上げられることが多く、違いまで理解していませんよね。両者の違いを説明しています。最近は「本屋大賞」もよく聞きますよね。これは何なのでしょう。「芥川賞」「直木賞」「本屋大賞」の違いを説明しています。
今日は八ヶ岳中央高原キリスト教会で会員の結婚式がありました。弦楽四重奏団ユバルはパイプオルガンと一緒に、結婚行進曲をはじめ讃美歌などを演奏。ユバルとしての結婚式の演奏は初めてで、光栄なことです。アンドレ・ギャニオンの「めぐり逢い」に続き、ワーグナーの・・・
【文芸】芥川賞を受賞した朝比奈秋さんの病院はどこ?何科のお医者さまですか?実はドクターXでした
第171回芥川賞、朝比奈秋氏『サンショウウオの四十九日』が受賞 医師として勤務しながら小説を執筆 (出典:) 芥川龍之介賞 芥川龍之介賞(あくたがわりゅうのすけしょう)、通称芥川賞(あくたがわしょう)
読書の感想を書く、というのは、読んだ人の人間性を曝け出す行為だと思っています。別の人が同じ本を読んでも、同じ感想は出ません。読んだときに強く印象に残る感情や思い起こした記憶によって、読んだ本の感想は変わります。 このように考えると、読書を通
おはようございます。今回は、村田沙耶香さんの作品「コンビニ人間」を読了したので紹介します。この記事は昔の記事を転用いたしましたので漫画はありません。 普通ってなん
芥川賞・直木賞、ノーベル文学賞をめぐる作家の人間模様。死をも招く因縁?!
1.芥川賞と直木賞(1)対象者・対象分野が異なるだけで位置づけは同等「芥川賞」と言えば、2015年にタレントの又吉直樹さんが受賞したことで大変話題になりましたね。元々、「芥川(龍之介)賞」は「純文学の新人に与えられる賞」、「直木(三十五)賞
ザハの国立競技場が完成し、寛容論が浸透したもう一つの日本で、新しい刑務所「シンパシータワートーキョー」が建てられることに。犯罪者に寛容になれない建築家・牧名は、仕事と信条の乖離に苦悩しながら、パワフルに未来を追求する。ゆ ...
【書評】職場の理不尽をリアルに描くお仕事小説!「おいしいごはんが食べられますように」を読む
今回ご紹介するのは高瀬隼子氏の『おいしいごはんが食べられますように』。第167回芥川賞受賞作品です! 高瀬隼子氏の作品を読んだのは今回が初めてだったのですが、実は日本経済新聞の木曜連載コラム『プロムナード』で高瀬氏のエッセイを拝読していた私
【書評】男性アイドルの炎上…推しを解釈し続ける女子高生!「推し、燃ゆ」を読む
世の中には、文学作品を評価する賞がたくさんあります。歴史が長く知名度が高いのは、おそらく芥川賞と直木賞でしょう。毎回メディアでも受賞者のコメントを見ることができますし、SNS界隈でも非常に盛り上がりますよね。最近では、本屋大賞もかなり注目を
【あらすじ&ひとりごと】 佐藤厚志さんの芥川賞受賞作品『荒地の家族』を読みました。 あの3.11の東日本大震災から十年余、被災地に生きるひとりの男の悲しみや苦悩、毎日やるせない虚無感、焦燥感を淡々と描いた作品です。 宮城県亘理町が舞台で、東日本大震災とは明記されていませんが、大震災を「災厄」、津波を「海が膨張」と表現しているところに震災時のリアルさが何とも言えません。 造園業の一人親方である坂井祐治は、仕事を独立した直後に災厄に見舞われる。 仕事道具も失い苦しい日々を過ごす中、その二年後に妻も病気で亡くし、その後再婚するもうまくいかず、実家で母親とともに息子と生活する。 今までの生活が決して元…
記念すべき(?)第100回の芥川賞を受賞した李良枝『由熙』。当時、この本の表紙の絵がすごく気になったものの読む機会もなく今に至ったのだが、この本を取り上げた小…
「沖で待つ」を読んだきっかけは、恋愛と違う会社の同僚同士という絆に引かれたからです。わたしは今まで中小企業でしか働いたことがないので、同期と呼べる人はいません。会社の人間はみなライバルだと思ってたし、信頼して約束を結ぶ相手を作ることができま
【あらすじ&ひとりごと】 芥川賞作品を久々に読みました。とは言っても、今まで数える程度しか読んだことはありません。 記憶にあるのは、『コンビニ人間』や『火花』『スクラップ・アンド・ビルド』、古い作品では、『限りなく透明に近いブルー』『海峡の光』など。正直、あまり心に残っていません。 読みとるのに難しいという印象が強くて、手を伸ばしづらいイメージが私にはあります。皆さんはどうでしょうか。 井戸川射子さんの『この世の喜びよ』を読みました。 ショッピングセンターの喪服売り場で働く主人公・「あなた」は、フードコートでいつも見かける中学生の女の子と知り合う。 そして「あなた」が、少女との語り合いから、か…
芥川賞の受賞作が生成AI(ChatGPT)を用いて書かれたものであったと聞き、どちらかというと好印象を抱きました
あの有名な芥川賞に こんにちは、本ブログ記載主のトーターです。 2024年1月に第170回芥川賞が発表されたのですが、その受賞作の「東京都同情塔」(九段理江さん著)について、一部...
こんにちは、トレリです。今回は、芥川賞&直木賞受賞作品をピックアップ!どんな作品が受賞されているか見ていきましょう。一度チェックしてみてください。 にほんブログ村!ポチお願いします。 芥川賞&直木賞ピックアップ! 芥川賞(正式名称は芥川龍之
母を作ってほしいんですーAIで、急逝した最愛の母を蘇らせた朔也。孤独で純粋な青年は、幸福の最中で<自由死>を願った母の「本心」を探ろうと、AIの<母>との対話を重ね、やがて思いがけない事実に直面する。格差が拡大し、メタ ...
市川沙央「ハンチバック」(文藝春秋社) 今日の読書案内は、2023年の夏、ボクの見立てでは「文学」とは何か?! という、まあ、いわば基本的な「問い」を投げかけたことが理由なんだろうなということ
第170回芥川賞に決まった九段理恵さんが、作品に生成AIを使ったと発言した。その量は、全体の5%くらいなのだそうだ。 創作に生成AIを使う。こんなこと、遅かれ…
年に2回発表される芥川賞ですが、受賞作をいち早く読む方法があります。それは、受賞作が掲載されている号の文芸誌を、図書館から借りてくる、という方法。直近の芥川賞は、九段理恵さんの東京都同情塔なので、それが掲載されている新潮12月号を借りれば、全文を読むことがで
芥川賞の九段理江さん「ぐらぐらしている小説」「5%くらい生成AIの文章」…「完成度高く稀有」と評され(YomiuriOnline)1月17日、第170回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が行われ、以下のようになりました。芥川賞・九段理江さん(33)『東京都同情塔』直木賞・河崎秋子さん(44)『ともぐい』万城目学さん(47)『八月の御所グラウンド』とのことです。というか、万城目先生、既にもらっておられるかと思いましたら、今回だったんですね。拙僧が勘違いした理由は、ノミネート6回目だったとのこと。それで、話題になっているのが、九段先生の作品で、作中に主人公が人工知能(AI)と対話する場面が出てくるそうで、実際に生成AIを使い、全体の5%程度はAIの文章を採用されたとのこと。或る意味、使い方の優秀さと...第170回芥川賞・直木賞が決まる
九段理江氏『東京都同情塔』第170回「芥川賞・直木賞」を獲得 出身大学・高校、年齢、出身地などを調べてみた
第170回「芥川賞・直木賞」 「芥川賞」は九段理江氏の『東京都同情塔』が選ばれた。九段理江氏はこれまでも、2021年、「悪い音楽」で第126回文学界新人賞を受賞しデビュー以来、数々のタイトルを獲得している。 略歴 誕生1990年9月27日(
【最新情報】芥川賞・直木賞の違いはなに?発表はいつ?[第170回]
芥川賞・直木賞の発表はいつ?芥川賞と直木賞は、なにが違うの? 芥川賞・直木賞の発表は年に2回、7月(上半期)と翌年1月(下半期)に行われます。 2023年7月(上半期)【第169回】芥川
『遠いアメリカ』(常盤新平、講談社)『繰舟で往く家』(牧野信一、筑摩書房) エスペラント訳(訳=森田明)と並べて読みました。『オレオレさぎとフレンチトー...