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#芥川賞
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マイノリティですか?/DTOPIA
恋愛リアリティショー「DTOPIA」新シリーズの舞台はボラ・ボラ島。ミスユニバースを巡ってMr.LA、Mr.ロンドン等十人の男たちが争う──時代を象徴する圧倒的傑作、誕生!第172回芥川賞受賞作(河出書房新社ホームページ ...
2025/06/14 17:00
芥川賞
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リーダーで読む
刺さる言葉を求めてますか?/ゲーテ格言集
偉大なる詩人であり作家であると同時に、最も人間的な魅力にあふれたゲーテは、無限に豊富な知と愛の言葉の宝庫を残している。彼の言葉がしばしば引用されるのも、そこには永久に新鮮な感性と深い知性と豊かな愛情とが、体験に裏づけられ ...
2025/05/18 13:23
運命を信じますか?/掏摸(スリ)
東京を仕事場にする天才スリ師。ある日、彼は「最悪」の男と再会する。男の名は木崎、かつて仕事をともにした闇社会に生きる男。木崎は彼に、こう囁いた。「これから三つの仕事をこなせ。失敗すれば、お前を殺す。逃げれば、あの女と子供 ...
2025/05/04 11:10
知的な冒険してますか?/ゲーテはすべてを言った
高名なゲーテ学者、博把統一は、一家団欒のディナーで、彼の知らないゲーテの名言と出会う。ティー・バッグのタグに書かれたその言葉を求めて、膨大な原典を読み漁り、長年の研究生活の記憶を辿るが……。ひとつの言葉を巡る統一の旅は、 ...
2025/03/30 10:52
本「ゲーテはすべてを言った」ゲーテの名言を探す旅。登場人物全員インテリ。難しい漢字と知らない偉人の名前のオンパレード。アカデミックなことにコンプレックスを抱く私は少々妬ましい気持ちになりました。
芥川賞受賞作「DTOPIA」を読み終えて、次は「ゲーテはすべてを言った」を読みました。こちらは謎解きのような面
2025/03/24 23:23
ゲーテはすべてを言った - 鈴木結生 (文藝春秋2025年3月号)
2024年下期の芥川賞受賞作2作め。レストランのドリンクバーに置いてあったティーバッグに書かれたゲーテの言葉、この言葉の出典を探す主人公の統一。次々と飛び出す箴言や古典作家の名、最初はペダントリー小説か?と思いつつ読み進めると、現代的なテーマあり、パロディあり、と小説の世界に没入してしまった、面白い。23歳の作者の知識の背景については、とてつもない才能を感じます。いったいどのくらいの本をどのくらいの時間をかけて読んだのだろう?受賞者インタビューでは、幼年期の経験が書かれていましたが、小学1年生で自分の絵本を作ってもらい、本作りの喜びを覚えたとか、小2で洗礼を受け毎日聖書を読んでいたとか、小学生のときにダンテの『神曲』を読み終えたとか、早熟の極みのような少年期を送ったようです。郡山に住み10歳で東日本大震災...ゲーテはすべてを言った-鈴木結生(文藝春秋2025年3月号)
2025/02/21 06:16
DTOPIA - 安堂ホセ (文藝春秋2025年3月号)
2024年下半期の芥川賞は、上半期に続いての2作品受賞。そのひとつがこのDTOPIAでした。安堂ホセはこれまで読んだことはなかったのだけど、『ジャクソンひとり』、『迷彩色の男』で芥川賞候補に名を連ねていたのは知っていました。三度目の正直といったところの受賞でしょうか。DTOPIAというのは、テレビのバラエティ番組で、男女がカップリングするまでの過程を映像化したもののようです。昔やってた『パンチDEデート』みたいなものでしょうか。わたしにはあんまり興味ない世界なので、最初はつまらない内容と感じたのですが、核開発などの時事問題などが挿入されつつ進行させるストーリー展開で徐々に面白さが出てきます。途中から主人公(モモ)の少年時への追憶が始まると、俄然緊張感が増してきて、一気にストーリーの中に埋没させられました。...DTOPIA-安堂ホセ(文藝春秋2025年3月号)
2025/02/18 07:55
小説を読むうえでの文学理論
小説を読む上で有益な文学理論はいくつかあります。以下にいくつか例を挙げます: 1. **形式主義**: 形式主義は、文学作品をその形式や構造に着目して分析する理論です。プロットの構造、キャラクターの発展、言語の使用などが重視されます。形式主義のアプローチは、作品の内部メカニズムや構造を理解するのに役立ちます。 2. **構造主義**: 構造主義は、文学作品を社会や文化のシステムと関連付けて分析する理論です。構…
2025/02/16 00:15
「文豪社長になる」芥川賞・直木賞創設者菊池寛 感想・レビュー
「文藝春秋」の創設者でもある菊池寛の生涯を描いた本「文豪社長になる」の感想・レビューをお伝えします。菊池寛が何をした人か、どんな人柄だったのかが理解できます。「芥川賞」「直木賞」を創設した人も菊池寛です。雑誌の「文藝春秋」と「週刊文春」の違いもお伝えしています。どちらも株式会社文藝春秋の雑誌で、内容に違いがあります。
2025/02/09 19:53
お写ん歩 一宮神社から海外移住と文化の交流センター(2月4日)
ピリッとした空気。立春寒波到来です。♫春は名のみの風の寒さや~(^^♪。三寒四温でゆっくりと春は近づいてくるんでしょうね。今日は生田神社の裔神(えいがみ)八社の内の一宮神社のロウバイ探訪です。ここのロウバイは早くに咲きますから、遅きに逸したかなと思いながら、
2025/02/05 09:32
『火花』又吉直樹著〜芥川賞受賞作『火花』が描く芸人のリアルと純文学のエッセンス
純文学とお笑いが融合した又吉直樹『火花』をレビュー。芸人の葛藤や言葉へのこだわりを通じて、その魅力を解説します。
2025/01/30 17:17
【芥川賞】ゲーテが受賞!1人の女性を巡って世界各国を代表する男たちが競い合う物語
今回の芥川賞受賞作品は、若き才能が際立つ結果となりました。安堂ホセさんと鈴木結生さん、それぞれの作品には独自の視点と深いメッセージが込められており、文学界に新たな風を吹き込む予感がします。特に「DTO
2025/01/16 06:10
子どもは欲しい、欲しくない?/夏物語
大阪で生まれ小説家を目指して上京した夏子。38歳の頃、自分の子どもに会いたいと思い始める。子どもを産むこと、持つことへの周囲の様々な声。そんな中、精子提供で生まれ、本当の父を探す逢沢と出会い心を寄せていく。生命の意味をめ ...
2025/01/12 10:48
芥川賞と直木賞の違いとは?対象作家・選考基準・作品のジャンルを簡単解説
芥川賞と直木賞は、日本文学界を代表する二大文学賞として多くの人々に知られていますよね。 しかし、「具体的にどう
2025/01/11 21:21
2024年のお薦め3選 小説編
蜃気楼の村マコンドを開墾しながら、愛なき世界を生きる孤独な一族、その百年の物語。錬金術に魅了される家長、いとこでもある妻とその子供たち。そしてどこからか到来する文明の印……。目も眩むような不思議な出来事が延々と続くが、予 ...
2024/12/30 16:56
”寝る前まで待てないから朝から笑って‼️”
39次元魂さん いつもありがとうございます 素敵な年越しをリブログさせて頂きました<br&…
2024/12/28 06:26
ダイヤモンドダスト~青春の思い出~
「この本の中にあなたのことが書いてあるよ」そう言って、義父が一冊の本を私に手渡した。 「えっ? どういうことですか?」 おそらく義父が元気だった26年ほど前、主人の実家に家族で帰省したときのことであった。 その本に、私のことが書いてあると言
2024/12/23 20:35
許せない人はいますか?/許されざる者
紀伊半島、熊野川河口の街を舞台に描く歴史小説。20世紀初頭、和歌山県新宮を思わせる架空の街、森宮。「毒取ル先生」と呼ばれて親しまれる医師・槙と周囲の人々には、日露戦争開戦の足音がすぐそこに迫っていた。当時の情勢と熊野の人 ...
2024/12/08 11:25
高瀬隼子「おいしいごはんが食べれますように」
本のタイトルと内容のギャップが凄い…。ただのご飯ものの作品じゃなかった(苦笑)今の時代を反映した登場人物、分かるな…って。こういう作風で芥川賞、ちょっと意外。
2024/12/03 09:33
更年期障害に効いた薬
ここ数日と比べて、少しずつ体調がよくなっています♪もしかしたら更年期障害なのかなあ…と思って、以前父が送ってくれたこちらを試しに飲んでみたところ、症状がかなり改善。自律神経の不調、更年期障害といろんなものが組み合わさっているのかもしれません…涙今日は土曜日だったので、いつもよりも読書が進みました。…といっても、こちらの二冊は読みづらくて脱落。これは全編にわたって河内弁という関西弁の一種での会話が軸とな...
2024/12/02 10:10
図書館で予約していたバリ山行 ようやく貸し出しの順番がきた
今年の第171回芥川賞を受賞した「バリ山行(さんこう)」。8月に図書館に貸し出し予約をしてから2か月してようやく順番が回ってきた。この本になんで興味が湧いたかというともちろん山行、すなわち登山にかかわる内容だろうということから。それともう一つ"バリ"とは何か?ということ。瞬間的にイメージしたのはインドネシアのバリ島のバリ。南国のイメージだけどバリ島内にもアグン山という標高3,147mの山がある。 yamap.com ところがどうやらアグン山にまつわる話ではないらしい。 それ以上のことは調べずに読み始めることに。 読み始めて2日程で読了。 詳しくは差し控えるけれど我々サラリーマン世代のごくごく身…
2024/11/19 22:29
【エンタメ】西村賢太さん 「苦役列車」いまさら感想
先日、特段意図無くスマートフォンをスクロールしていたところ、作家の西村賢太さんの死亡記事(といっても、亡くな
2024/10/25 18:49
意識は死にますか?/サンショウウオの四十九日
周りからは一人に見える。でも私のすぐ隣にいるのは別のわたし。不思議なことはなにもない。けれど姉妹は考える、隣のあなたは誰なのか? そして今これを考えているのは誰なのか――三島賞受賞作『植物少女』の衝撃再び。最も注目される ...
2024/10/13 10:08
【読了記録】市川沙央「ハンチバック」
市川沙央「ハンチバック」読了記録
2024/10/09 18:53
山に登りますか?/バリ山行
第171回芥川賞受賞作。古くなった建外装修繕を専門とする新田テック建装に、内装リフォーム会社から転職して2年。会社の付き合いを極力避けてきた波多は同僚に誘われるまま六甲山登山に参加する。その後、社内登山グループは正式な ...
2024/10/06 11:15
『コンビニ人間』|「普通とは何か」を問いかけた芥川賞受賞作
第155回芥川賞受賞作『コンビニ人間』が、主人公の異質さを通して現代社会の「普通」とは何かを鋭く問いかける一冊。
2024/10/05 23:21
「バリ三行」松永k三蔵(芥川賞)感想・レビュー
「バリ山行」は、2024年上期芥川賞受賞作品です。「バリ山行」の感想・レビューをお伝えします。山登りの小説です。「バリ」とは「バリ島」のことではありません。芥川賞作品ですが、難しい内容ではありません。「バリ山行」の掲載雑誌は「群像」です。著者は松永k三郎さんです。「カメオ」という作品でデビューされました。
2024/09/23 19:57
広尾学園小石川・物語文・2021
広尾学園小石川・物語文・2021子供の話なのに、「深い」と思ったら、芥川賞の辻村深月。さすがです。一番納得したのは「微笑みの法則」自分と相手の感情はパラレルだそうです。自分が嫌ってるなら、相手も嫌っているだろう・・・主人公の母の言葉ですが深い^^中学受験必勝
2024/09/19 18:51
小冊子が入った郵便物が送られてきた
小冊子が入った郵便物が送られてきた。 数日前に小説を書いたので、未完成だけど送るよとラインが入った。 その現物が届いた。表紙はクローバーの写真入り。なんと四葉のクローバーも写っている。 全20
2024/09/07 11:14
芥川賞の東京都同情塔(九段理江)をAmazonAudibleで聴いた感想→何もかもが新しい
芥川賞の東京都同情塔(九段理江)をAmazonAudibleで聴いた感想→何もかもが新しいです。生成AIChatGPTを使って書いてるだけでなく現代的、近未来的なトピックも豊富で知的興奮が半端ないのでぜひ聴いてみてほしいです。
2024/09/02 15:16
バリ山行 - 松永K三蔵 (文藝春秋2024年9月号)
2025年上半期の芥川賞の2作品め。山登りの話。道なき道を進むバリ山行を趣味とする妻鹿さんと、妻鹿さんに魅かれる悩めるサラリーマンの波多さんの物語。山小説とサラリーマン小説がミックスされたような作品でした。特筆すべきは文章の読みやすさ。人間関係、山の中の自然の描写、すんなりと頭に入ってきました。作者が初めて小説を読んだのは中2のときで、親から与えられたドストエフスキーの「罪と罰」だそうです。この本に衝撃を受け、を読み終わったときから、自分の罪と罰、を書きたいと思ったとあります。初出は、群像の2024年3月号。平野啓一郎は、この作品を推していました。「抜群にリーダブル」という評価もありました。確かに、芥川受賞作って多かれ少なかれ読みにくいところがあって、それが芥川賞っぽいという印象も持っているのだけど、この...バリ山行-松永K三蔵(文藝春秋2024年9月号)
2024/09/01 07:33
サンショウウオの四十九日 - 朝比奈秋 (文藝春秋2024年9月号)
2025年上半期の芥川賞は2作品が受賞。そのひとつめです。胎児内胎児という不思議な出生を持った男が主人公、かと思いきや、なにか語り口が不自然。この違和感はどこから来るのだろう?と思いながら読み進めると、語り手が二人いた、そして語り手の彼女らは、結合双生児でした。非現実的な舞台設定から、意識の存在を巡って話は進みます。語り手の交代が頻出するのでそれに混乱させられますが、それもまたこの小説の面白さのひとつでしょうか。わたしの場合、文藝春秋の読み方は、まず最初に作品を読む。次いで受賞者インタビューを読む、最後に選評を読む、という順です。作品を読み終えたときに、こりゃぜったい平野啓一郎の推し作品だな、と確信してたのですが、選評を読むとあら意外、平野啓一郎はこの作品には厳しいコメントしてました。川上弘美がこの作品を...サンショウウオの四十九日-朝比奈秋(文藝春秋2024年9月号)
2024/08/31 07:46
「サンショウウオの49日・朝比奈秋」//芥川賞受賞作品。胎児内胎児の父と結合双生児の娘たちの物語
#芥川賞受賞作品
2024/08/15 06:10
本 : 『ハンチバック』
本を読みました。 市川沙央さんの『ハンチバック』 2023年の芥川賞受賞作品です。 著者の市川さんは、筋疾患先天性ミオパチーという難病があり そのため側彎症があり、人口呼吸器、電動車椅子を使用しています。 物語の主人公も、同様の疾患がある女性です。 薄い本ですが 物語やスト...
2024/08/05 22:46
市川沙央「ハンチバック」
芥川賞受賞作。受賞したときの会見も少し拝見して、確かに普通に読書できるということは誰にとっても普通なことじゃないんだな…と思っていて、たまたまこの本を手に...
2024/07/29 09:37
芥川賞・直木賞とは?違いをわかりやすく!本屋大賞との違いとは?
「芥川賞」と「直木賞」は、年2回ノミネート作品が決まり、受賞作が決まります。この2つの違いはご存知でしょうか。同時に取り上げられることが多く、違いまで理解していませんよね。両者の違いを説明しています。最近は「本屋大賞」もよく聞きますよね。これは何なのでしょう。「芥川賞」「直木賞」「本屋大賞」の違いを説明しています。
2024/07/21 13:01
こんな所に、芥川賞受賞者が。
今日は八ヶ岳中央高原キリスト教会で会員の結婚式がありました。弦楽四重奏団ユバルはパイプオルガンと一緒に、結婚行進曲をはじめ讃美歌などを演奏。ユバルとしての結婚式の演奏は初めてで、光栄なことです。アンドレ・ギャニオンの「めぐり逢い」に続き、ワーグナーの・・・
2024/07/20 21:30
【文芸】芥川賞を受賞した朝比奈秋さんの病院はどこ?何科のお医者さまですか?実はドクターXでした
第171回芥川賞、朝比奈秋氏『サンショウウオの四十九日』が受賞 医師として勤務しながら小説を執筆 (出典:) 芥川龍之介賞 芥川龍之介賞(あくたがわりゅうのすけしょう)、通称芥川賞(あくたがわしょう)
2024/07/18 06:11
読書ノート19冊目「桜の森の満開の下」坂口安吾
読書の感想を書く、というのは、読んだ人の人間性を曝け出す行為だと思っています。別の人が同じ本を読んでも、同じ感想は出ません。読んだときに強く印象に残る感情や思い起こした記憶によって、読んだ本の感想は変わります。 このように考えると、読書を通
2024/06/30 02:08
【本紹介】コンビニ人間
おはようございます。今回は、村田沙耶香さんの作品「コンビニ人間」を読了したので紹介します。この記事は昔の記事を転用いたしましたので漫画はありません。 普通ってなん
2024/06/18 14:58
芥川賞・直木賞、ノーベル文学賞をめぐる作家の人間模様。死をも招く因縁?!
1.芥川賞と直木賞(1)対象者・対象分野が異なるだけで位置づけは同等「芥川賞」と言えば、2015年にタレントの又吉直樹さんが受賞したことで大変話題になりましたね。元々、「芥川(龍之介)賞」は「純文学の新人に与えられる賞」、「直木(三十五)賞
2024/06/14 07:52
寛容性があって多様な社会って/東京都同情塔
ザハの国立競技場が完成し、寛容論が浸透したもう一つの日本で、新しい刑務所「シンパシータワートーキョー」が建てられることに。犯罪者に寛容になれない建築家・牧名は、仕事と信条の乖離に苦悩しながら、パワフルに未来を追求する。ゆ ...
2024/06/09 17:37
【書評】職場の理不尽をリアルに描くお仕事小説!「おいしいごはんが食べられますように」を読む
今回ご紹介するのは高瀬隼子氏の『おいしいごはんが食べられますように』。第167回芥川賞受賞作品です! 高瀬隼子氏の作品を読んだのは今回が初めてだったのですが、実は日本経済新聞の木曜連載コラム『プロムナード』で高瀬氏のエッセイを拝読していた私
2024/06/01 10:13
【書評】男性アイドルの炎上…推しを解釈し続ける女子高生!「推し、燃ゆ」を読む
世の中には、文学作品を評価する賞がたくさんあります。歴史が長く知名度が高いのは、おそらく芥川賞と直木賞でしょう。毎回メディアでも受賞者のコメントを見ることができますし、SNS界隈でも非常に盛り上がりますよね。最近では、本屋大賞もかなり注目を
2024/05/04 10:08
【読書】『荒地の家族』佐藤厚志 著
【あらすじ&ひとりごと】 佐藤厚志さんの芥川賞受賞作品『荒地の家族』を読みました。 あの3.11の東日本大震災から十年余、被災地に生きるひとりの男の悲しみや苦悩、毎日やるせない虚無感、焦燥感を淡々と描いた作品です。 宮城県亘理町が舞台で、東日本大震災とは明記されていませんが、大震災を「災厄」、津波を「海が膨張」と表現しているところに震災時のリアルさが何とも言えません。 造園業の一人親方である坂井祐治は、仕事を独立した直後に災厄に見舞われる。 仕事道具も失い苦しい日々を過ごす中、その二年後に妻も病気で亡くし、その後再婚するもうまくいかず、実家で母親とともに息子と生活する。 今までの生活が決して元…
2024/05/02 21:22
『由熙―ユヒ』
記念すべき(?)第100回の芥川賞を受賞した李良枝『由熙』。当時、この本の表紙の絵がすごく気になったものの読む機会もなく今に至ったのだが、この本を取り上げた小…
2024/04/13 01:50
『沖で待つ』絲山秋子
「沖で待つ」を読んだきっかけは、恋愛と違う会社の同僚同士という絆に引かれたからです。わたしは今まで中小企業でしか働いたことがないので、同期と呼べる人はいません。会社の人間はみなライバルだと思ってたし、信頼して約束を結ぶ相手を作ることができま
2024/03/07 15:38
【読書】『この世の喜びよ』井戸川射子 著
【あらすじ&ひとりごと】 芥川賞作品を久々に読みました。とは言っても、今まで数える程度しか読んだことはありません。 記憶にあるのは、『コンビニ人間』や『火花』『スクラップ・アンド・ビルド』、古い作品では、『限りなく透明に近いブルー』『海峡の光』など。正直、あまり心に残っていません。 読みとるのに難しいという印象が強くて、手を伸ばしづらいイメージが私にはあります。皆さんはどうでしょうか。 井戸川射子さんの『この世の喜びよ』を読みました。 ショッピングセンターの喪服売り場で働く主人公・「あなた」は、フードコートでいつも見かける中学生の女の子と知り合う。 そして「あなた」が、少女との語り合いから、か…
2024/02/29 22:21
芥川賞の受賞作が生成AI(ChatGPT)を用いて書かれたものであったと聞き、どちらかというと好印象を抱きました
あの有名な芥川賞に こんにちは、本ブログ記載主のトーターです。 2024年1月に第170回芥川賞が発表されたのですが、その受賞作の「東京都同情塔」(九段理江さん著)について、一部...
2024/02/25 19:00
【ベストセラー本】芥川賞&直木賞 特集
こんにちは、トレリです。今回は、芥川賞&直木賞受賞作品をピックアップ!どんな作品が受賞されているか見ていきましょう。一度チェックしてみてください。 にほんブログ村!ポチお願いします。 芥川賞&直木賞ピックアップ! 芥川賞(正式名称は芥川龍之
2024/02/23 17:48
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