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吉村昭『少女架刑』を読んだ。 昨日も、以前も、それこそ何回もここに書いたが、私は「死」よりも「死に至る過程」が怖い。つまり、問題なのは「死に至る過程」だけなの…
こんにちは!今日はむし暑かったですね。みなさん夏バテには気を付けてお過ごしくださいね。 今回の雑記はここ最近の悩みです。タイトルにあるままのお話です。 まず、読書をしてよかったことといえば、自分の中のものに説明がつけられるようになってきたことです。ぴったりとくる言葉に出会い腑に落ちるという経験、みなさんもあるでしょうか。 自分の中にタイトルもしくは見出しのない経験や感情というのが、ゴロゴロと頭の中に転がり、頭の片隅で認識はしているけれど、いつ片づけるかは分からない部屋の隅に詰まれた荷物如く、だんだん荷物は増えていくが手つかずのあわや無法地帯となった一角に、ふいに読書という名の片付け得意さんが現…
(右下のあっちゃんトレカは図書館のバーコード隠しです)株式会社King&Prince設立でれんかい同時社長就任には驚かされたと言いますか、お二人にはくれぐれも身体とメンタルを大事にしてと言いたい←どうしてもあっちゃんとダブらせてしまうと言いますか・・・🥺どもども→寿ぶりの更新ですが、丁度一年前の5月第4土曜日は自身初の異空ツアー@パシ彦だったのですよねたった一年前の事なのに私にはなんだかとても昔の出来事に思えてしまうと言いますか、先週の始めには魅世物小屋verのアッテヤンが次々とファンの子達の元に届いてweb上でも可愛い×2と盛り上がっている様子を眺めているとこっちまで嬉しくなります(本格的なステージ衣装コスプレ写真はこれからかな?)魅世物小屋と言えば今回は以前から気になっていた本の感想なのですが、日本の...「サーカスの子」感想・前編
どもども→去年の今頃は異空ツアー@パシ彦でしたがTL上では'19年のロクスソルス@幕張を回想している人も多かったですね(今日は丁度2日目の日)あのコンはEN1の本格的アコースティック仕様の編成が斬新かつ印象的だったと言いますか、ステージ中央から伸びた花道の先端までメンバーが客席の間を行進して移動する演出も珍しかったですし(今井先生曰く「プロレス入場」)🐱🐰🐶🐻🐔第二期でもギターズセッションしてくれないかな?🎶🪕🎶昨日の続き→同書籍において私は昭和のサーカスが持つほの昏さの正体に触れた気がしたと書きましたが、それはサーカス村と言う社会及び共同体しか知らない芸人達が実社会に出て直面した芸を極める事以上に厳しい現実に適応できず悲惨な末路を辿ったのもさることながらサーカスは私達が思っている以上に生と死が隣り合わせ...「サーカスの子」感想・後編
【今年読んだ本ベスト10入り確実】戦争とバスタオル [ 安田 浩一 、金井 真紀]
内容紹介(出版社より)タイ、沖縄、韓国、寒川(神奈川)、大久野島(広島)--あの戦争で「加害」と「被害」の交差点となった温泉や銭湯を各地に訪ねた二人旅。 ジャングルのせせらぎ露天風呂にお寺の寸胴風呂、沖縄最後の銭湯にチムジルバンや無人島の大浴場……。至福の時間が流れる癒しのむこう側には、しかし、かつて日本が遺した戦争の爪痕と多くの人が苦しんだ過酷な歴史が横たわっていた。 ■タイ…………ジャングル風呂と旧泰緬鉄道■沖縄…………日本最南端の「ユーフルヤー」■韓国…………沐浴湯とアカスリ、ふたつの国を生きた人■寒川…………引揚者たちの銭湯と秘密の工場■大久野島……「うさぎの島」の毒ガス兵器 嗚呼、風…
信奉の反動 先日、会社のコミュニケーションタイムに先輩社員と雑談をしていた時に、最近亡くなった大江健三郎さんの話題になりました。 先輩は、大江さんの熱心な信奉者だったそうですが、沖縄での集団自決を取り上げたルポルタージュ、「沖縄ノート」が名誉棄損で訴えられた裁判と、大江さんの裁判への対応から、「大江信者ではなくなった」そうです。 恥ずかしながら、私は、中学生か高校生の時分に一度切り「沖縄ノート」を読んだだけで、また、裁判の経過については新聞記事で知った以上の情報を持ち合わせていなかったので、先輩のように憤慨することもありませんでした。 先輩が大江信者でなくなったのは、法廷で自らの主張を述べるこ…
フランス語由来の「外来語」(その7:ラ行・ワ行)ラタトゥイユ・ランデヴー・ルージュ・ルポルタージュ他
古来日本人は、中国から「漢語」を輸入して日本語化したのをはじめ、室町時代から江戸時代にかけてはポルトガル語やオランダ語由来の「外来語」がたくさん出来ました。幕末から明治維新にかけては、鉄道用語はイギリス英語、医学用語はドイツ語、芸術・料理・