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ブログタイトル
和尚さんの水飴
ブログURL
https://lambamirstan.hatenablog.com/
ブログ紹介文
仕事、家族、その他いろいろ、頭に思い浮かんだことネタにして徒然にブログを書いています。
更新頻度(1年)

140回 / 365日(平均2.7回/週)

ブログ村参加:2019/10/20

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電子レンジャーさん
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和尚さんの水飴
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和尚さんの水飴

電子レンジャーさんの新着記事

1件〜30件

  • 仕事観の違い (2)

    経歴調べ この記事は、私くらいの世代と若手社員との間での仕事観のギャップをテーマに書き始めたものですが、前半を書いた段階では、Hさんと突き詰めた話をするまでには至っていません。その点、記事のタイトルは私の勇み足的なものになってしまいました。 ひとつ言い訳をすると、私がこれまで見てきた“やっつけ仕事”、とりわけ若手社員がそれを行なう場合、地味でコツコツこなす仕事を時間の無駄だと考える者が多かったことから、Hさんの仕事振りを見て、勝手な思い込みを抱いたのでした。 週明けの月曜日の午後、私はHさんとオンラインで打ち合わせを行なうことになりました。 それに先立って、金曜日の夕方、私は彼女の直属の上司で…

  • 仕事観の違い (1)

    ペア交代 私とペアを組んでいた若手社員が転職することとなり、退職前に有休を消化するため、来週が勤務最終週となりました。彼の後任は入社4年目の女子社員で、営業部門から私たちの部署に異動してきました。 課長からその女子社員 - Hさん - の育成担当を任された私は、まず、転職する彼とHさんとで引継ぎをするように指示しました。二人は同期入社なので、上手くやってくれるだろうと期待していました。 ところが、同期だから仲が良いとは限りません。Hさんは彼からは引継ぎを受けたく無いと言います。私は、男女の関係の拗れかと、当の二人に対して失礼なことを想像してしまったのですが、どうやらそうでは無さそうです。 彼に…

  • 心身の整え方

    体調不良での気づき ちょうど去年の今頃、排尿障害と尿路感染症を患い、1か月弱の間体調不良に悩まされました。症状自体は抗生物質の服用により2~3日で収まったのですが、その後、しばらく倦怠感が続きました。 それまでは、少しくらいの体調不良で仕事を休むことは無かったのですが、この時の排尿障害では体が言うことを聞いてくれませんでした。 自分の健康状態が気になり始めた矢先に妻の発病もあり、共倒れになってはいけないと、ことさら自分の体に気を配るようになったのですが、それからの約1年を振り返ってみると、日常生活の中での体調管理が如何に大切かを実感しました。 肉体と精神の疲れ 若い頃は、昼休みも取らずに業務を…

  • 演者を降りるとき

    私の原風景 幼い頃の記憶はどこまで遡ることが出来るのでしょうか。私の場合は、幼稚園に上がる前の頃のある風景が、ふとした瞬間に蘇ることがあります。 母親から何度も聞かされたのは、私が病弱だったこと。生きてここまで大きくなったのが奇跡のようだと事あるごとに繰り返します。確かに、私自身、朧気ながらも、よく病院に通っていたことは覚えている一方で幼稚園での記憶はあまりありません。 確かに、小学校にあがるまで近所の同年代の子供と一緒に遊んだ思い出が無いのです。熱を出し、床に臥せる私に母が絵本の読み聞かせをしてくれたり、あるいはテレビを見たり、体調の良い時には、ひとり遊びをしたり – そんな毎日を送っていた…

  • 名も無き家事の負担 (2)

    今そこにある家事 私は、家事における目線の違い、作業の優先順位やメリハリは、ジェンダーによる差があるのでないかと考える一方で、それは、性差では無く、持って生まれた性格や親からの躾などの影響も無視できないのではないかとも推測します。 さて、我が家の家事ですが、一緒に暮らし始めて以来、夫婦それぞれが自分の得意分野だと思っている作業を受け持ってきたので、お互いに嫌々ながら引き受けている家事と言うものは存在しないと思っています。 もちろん、家事自体が自分の自由時間を削って行なわれるものなので、「明日の家事が待ち遠しい」などと思いながら眠りにつくようなことはありませんが、快適に暮らして行くために必要な作…

  • Intermission – 絆を取り戻すためのオリンピック?

    オリンピック開会式 昨晩(7月23日)、家族全員でオリンピックの開会式をテレビで見ました。私は素晴らしいパフォーマンスだったと感じました。パフォーマーを始め開会式に携わった人々が、この日のために費やしてきた時間と労力は想像以上のものだったのだと思います。さらに、コロナ禍の様々な制限下での準備に加えて、予想外のトラブルの発生が続きました。そのような苦難を乗り越えた開会式に、私は素直に拍手を送りたいと思いました。 しかし、その一方で、今、このタイミングでオリンピックを開催することへの疑問を拭い去れない自分がいます。心の底から喜べないオリンピックは、おそらく、私が生きている間、忘れられない記憶として…

  • 名も無き家事の負担 (1)

    家事のチリツモ 在宅勤務開始以来、社内の各部署では、1日のどこかでコミュニケーションタイムを取ることになっています。私の部では、当初、部全体で肩肘張らない話題を共有していましたが、その後、紆余曲折を経て、今は4~5人程度の小さなグループごとでフリートークを行なうようになっています。 私のグループは、私とペアを組んでいる若手社員の他に、女性社員が二人います。彼女たちは、それぞれ、幼稚園と小学校に通う子供がいます。 こんな顔ぶれなので、毎日15分~20分ほどのコミュニケーションタイムの多くは家事や育児の話題になってしまいます。私が職場復帰する前は、女性二人の話題に若手社員が一人で対応していたと言う…

  • ビジネスパーソンの市場価値

    若手社員の転職 私とペアを組んで仕事をしている若手社員の転職が決まりました。彼は、上司に退職届を提出した上で、“確認のため”、その上司と人事部の担当課長にその日の面談概要をメールしました。 以前、彼が上司に転職するかの悩みを打ち明けたところ、部長まで登場して、転職を思い止まるよう説得攻勢を受けたことがありました。私は彼からそのことを聞かされ、転職は社内の誰とも相談せずに進めるように忠告していました。 上の人間が寄ってたかって若手社員の翻意を促すと言うのも見苦しい話ですが、自身の退職や転職は、社内の誰かに相談するものでは無く、自分で決断するものです。余程口が堅く信用のおける人物以外、軽々に転職や…

  • 寄る年波を楽しむ余裕

    化粧とスッピン 去る3月下旬に、妻は左乳房の切除手術を受けたのですが、手術では取り除けない部位が残ったため、そのような部位に対して放射線治療を行ないました。 放射線治療は、先月初旬から先週一杯まで、平日に行なわれました。来月頭からは再び抗がん剤の投与を受けることとなり、これが来春まで続きます。 主治医の先生の説明では、今回使う抗がん剤は、副作用が強くなく、吐き気や倦怠感、脱毛等の典型的な症状の心配はほとんど無いとのことでした。手術前に投与されていた抗がん剤では、一緒に処方された吐き気止めの薬もあまり効果が無く、妻は苦しい思いをしていました。そのため、今回の先生の話を聞いて一番ほっとしているのは…

  • パワハラ対策と過剰な気遣い

    苦い思い出の不意打ち たまに、ぼーっとしていると、何の脈略も無く昔の記憶が頭に浮かぶことがあります。自分にとってトラウマとも言える嫌な思い出は、何度も現れるうちに、やがて意識上に浮かぶ前に「そろそろ来るな」と言う予兆を感じられるようになります。 以前は、別のことに意識を向けることで嫌なことを思い出さないようにしていたのですが、いつの頃からか、良い思い出も嫌な思い出も自然体で受け止められるようになりました。嫌な記憶こそ、目を背けずに受け止めることで自分なりに消化できるようになるものと考えたからです。 しかし、気持ちを整理する術が身についたと安心していると、すっかり忘れていた苦い経験や大恥をかいた…

  • 花を咲かせる場所

    はじき出される駒 私の勤め先では、6月の定時株主総会後に大幅な組織変更が行なわれました。幸か不幸か、私の部署を含む本部では組織の変更は無かったため、部内ではどこか他人事のような受け止め方です。 組織変更の大きな狙いがポスト削減であることは一目瞭然でした。そして、今回影響を受けなかった部門でも早晩組織変更が行なわれると考えるのが普通です。 年功制が生きていた時代は、員数の増えた幹部社員のために新たな組織を作るなど、業務上の必要性とは別のところで、ポストの増殖が進んでいました。今までの人手不足はそのような組織の拡大・細分化が原因のひとつでした。 人手不足とは言え、実際に梃子となって動く社員が足りて…

  • 親と子の結婚考 (2)

    流されない生き方 私たちが常識だと聞かされているものは、その時代を生きる人々の価値観に左右されて変化します。自分がかつて目上の人間から刷り込まれた“常識”だと聞かされた概念は、最早非常識になっていると言うことも起こり得ます。 生き方や働き方の多様性を受け入れようとする傾向の高まりに伴い、常識そのものに固執すること自体が、あまり意味を成さなくなりました。もちろん、遵法精神や道徳心など、普遍的な社会ルールが大きく変化することは無いのでしょうが、それ以外の、家族のあり方や仕事との関わり方など、個々人の“らしさ”を映し出す鏡は、半世紀生きてきた私の目から見ても、時と共に変化してきているのが分かります。…

  • 親と子の結婚考 (1)

    女子トークと男の居場所 女三人、男一人の我が家においては、普段、男の前では触れないであろう話題でもお構いなしに飛び交います。時に私は彼女たちに気を遣って、少し離れたところに居場所を移したりしますが、女子たちの会話は、私の存在を気にせず進められます。彼女たちは、たまに思い出したかのように私に意見を求めてきますが、それは、話について行けずにリビングルームの端にいる私に対しての心ばかりの気遣いであって、本当に私の意見が欲しいわけではありません。 そんな女子トークですが、ここ1年あまりは、コロナ禍で外出を控えていることと妻の闘病が重なったことから、以前よりも頻度が高まり、その分、私がリビングルームの置…

  • 猫に鈴をつける役

    50%の壁 先月、緊急事態宣言が解除されたことに伴い、会社は、コロナ禍での対応方針を「不要不急の出社は控える」から「部単位での出社率50%を目標とする」に改めました。 普通に読めば、「各部とも出社する社員を半分以下に抑える」と理解するのが自然だと思うのですが、少なくない数の社員が人事部に対して、「社員の半分は出社せよとの意味か」との問い合わせを行なったと言う話を聞きました。 現在、在宅勤務が認められている一方で、要出社日数は決められていません。在宅勤務で仕事が片付くのであれば、わざわざ出社する必要は無いのです。 最初から、「部単位での出社率は50%以下を目標とする」としていたなら、どこからも文…

  • 安心感の素

    悲観と不安 アーリーリタイアメントの話を妻にしたところ、予期せぬ大反対にあってしまいました。妻はこう言います。自分の病気のために仕事を辞めないでほしい。これから先何があるか分からないのだから働けるうちは働いてほしい。 何度言葉を変えて説明しても、妻は、私の早期退職の考えを、自分の病気のため、すなわち、介護離職なのだと譲りません。また、無収入になることは妻にとってはとても大きな不安で、キャッシュフロー表を見せても、想定上の安心は何の保証にもならないようです。 発病前までは、ある程度の蓄えが出来たらアーリーリタイアメントを考えても良いかもしれないと、心配性の妻にしては、私の考えに寄ってきたと思った…

  • 必要なものに使えるお金 (2)

    息苦しくない節約生活 前回の記事のとおり、私たちは、キャッシュフロー表を基に、見込みの生涯収入からランニングコストを差し引いたお金を優先度の高い使い道から振り分けました。住居のための費用や、まだ生まれていない子供のための教育費の“つもり貯金”を始めようと張り切ったものの、結婚当初は毎月の生活費を工面するだけで精一杯の状態。給与天引きの財形貯蓄がつもり貯金でしたが、最初は本当に微々たる額でした。 そして、手取りの給料でやり繰りしようと考えたものの、東京の社宅で暮らし始めた頃は、妻が結婚前に貯めていた貯金を切り崩しながらの生活が続きました。 数か月後には妻が派遣社員として再就職したので世帯収入は増…

  • 必要なものに使えるお金 (1)

    財布の紐を締める 私は就職するまでは独り暮らしで、アルバイトで何とか生計を立てていた状態だったので、お金の管理には同年代に比べてシビアだと思っていたのですが、会社に入り、単身寮で暮らすようになってから財布の紐が緩み始めました。 寮費や寮での食事代は給与天引きでした。その他は、通勤用の中古車のローンと奨学金の返済金が銀行口座から引き落とされます。当初は少しずつでも貯金をしようと考えていたのですが、先輩社員などとの付き合いもあり、毎月の給料日前には残高がゼロになってしまうような生活を送っていました。 そのような時に同じ職場の妻と付き合い始め、お互いに結婚を意識し始めた頃、妻が私に聞きました。貯金は…

  • 責任の取り方、取らされ方

    中身の無いパフォーマンス 私の勤め先で、一介の社員でも社長に直接メールを送ることが出来るようになったのは、前社長の代になってからでした。それまでは、現場の社員が社長に直接物申す手段など無かったので、これによって、現場からの意見が直接社長に伝わる“風通しの良い”会社になるのではと期待していました。 しかし、風通しが良くなったように見えても、社員からの意見を受け取る側が物分かりの良い相手でなければ何も変わりません。現社長が就任した時、社長交代で少しは状況が良くなるのかと思いきや、良くなるどころか悪い方に進んでいる気がしてなりません。 社長としては、自分は進歩的な経営者だと自負しているのかもしれませ…

  • 伸びきったゴムは戻らない

    オフの時間を作る 考えや気持ちの揺らぎと言うものは、止めることが出来ず、何度も同じところを行ったり来たり、あるいは堂々巡りを繰り返すことがあります。それは数日おきのこともあれば、一日のうちに何度も、と言うことさえあります。 片付いていない仕事や、自分の中で解決出来ていないことは、一旦は頭の片隅に追いやることが出来ても、自分の意思に関わらず不意に意識の真ん中に戻って来ます。 以前の私は、オフの時間をゆっくり過ごしたいと思っていても、頭の中の回路が言うことを聞いてくれませんでした。平日、休日問わず、仕事の段取りのことが頭から離れなかった時期が長く続きました。次の会議での説明の要旨を頭の中で繰り返し…

  • ツバメの子育て、人間の子育て

    親子の距離 「ツバメはひと夏に2回子育てをすることがある」 知人からその話を聞いたのはいつのことだったか思い出せませんが、今週、妻の通院の付き添いで最寄り駅に立ち寄った時、先月若鳥が巣立って“空き家”になった巣に、再びつがいのツバメが戻ってきたのを見つけました。 ひと夏で二度の子育て。親鳥の逞しさと、その翼の庇護からわずか数週間で飛び立っていく若鳥。自分の境遇と勝手に比較して羨ましがる私に、妻は、「他人と比べるのはよしなさい」と、私の口癖を投げかけます。 上の娘は反抗期無くここまで来ました。今年で2度目の年女を迎えるので、まさかこれから反抗期を迎えることも無いでしょう。海外駐在中、言葉の壁や現…

  • 教える立場から教えられる立場へ

    手抜きか合理化か 私は過去の記事で、若い頃の話を頻繁に持ち出してきましたが、これは私が歳を取った証だと思います。 勤め先の若手や中堅社員に仕事の段取りを説明する時なども、つい若い頃の経験を引き合いに出しますが、しばらく後になって、「そんな昔のことを話してもあまり説得力が無いなあ」と反省することも多々あります。 確かに、いろいろな経験を積むためにはそれなりの時間が必要であり、短期間でどんなに座学で知識を詰め込もうと、経験の蓄積には勝てないこともあります。思うに、私も含め年齢の高い人間の中には、知力・体力では若い世代に太刀打ちできないため、無意識のうちに自分の弱点を経験で裏打ちしようと考えている人…

  • 異動と退職の季節

    定期異動 6月は異動の季節です。私の勤め先では、かつては、人事異動はその時々で必要に応じて行なわれてきましたが、数年前から、原則7月1日を人事の定期異動のタイミングとするようになり、それ以外の時期には大きな組織改編などの特段の事情が無ければ異動は行なわないことになりました。 元々は、20代から30代前半の若手・中堅社員に様々な業種の経験を積ませるために、2年程度のローテーションで部署替えを行なうことが目的でした。 以前は、同じ新入社員でも、ひとつの部署で長く“純粋培養”される者もいれば、ごく短期間にいくつかの部署を移らされる者もいました。そして、そのような異動のさせ方が社内で問題となりました。…

  • 自分の潮時

    封印された提案 長年夫婦をやっていると、「これ以上言うと、喧嘩になるな」とか、「ここで折れておいた方が無難だ」と、越えてはいけない一線が見えてきます。遠慮はしないけれども、相手を傷つけることは避ける。私たち夫婦の間には、暗黙の“寸止め”ルールが出来上がっています。 今、最後の夫婦喧嘩がいつのことか思い出せないほど夫婦の仲が上手く行っているのは、病気の克服と言う共通の目標を前に、煩わしいものを背負い込まないようにお互いに警戒しているからなのだと思います。だから、寸止めにすらならないのです。そう考えると、私たちは、最早遠慮しないで言いたいことを言い合える夫婦では無くなってしまったのかもしれません。…

  • 持続可能な生活レベル

    お金の価値の皮膚感覚 結婚相手に求める条件として、具体的な年収額を – それが妥当か否かは別として - 挙げる人はいますが、お金の使い方について具体的な金額を挙げる人はいるでしょうか。例えば、「年間○百万円以内で生活している人」と条件付けをする人にはなかなかお目にかかれません。 年収5千万円の人でも、1年で5千万円を使うような生活を送っている人。年収が少なくても、やり繰りして、少しずつでも貯蓄出来ている人。金銭感覚は十人十色です。私は、前者と後者の良し悪しを意見するつもりはありません。 むしろ、お金を湯水のように使うことに慣れた人が、爪に火を点すような節約生活に馴染むことは容易なことでは無いと…

  • 老親の心配と自分の心配

    母親の様子見 コロナ禍以前、平均すると月2回、隔週で週末に母親の様子を見に行っていました。私の結婚直前、事業に失敗した父親は会社を畳み、手元に残ったわずかばかりの資金を基に、当時観光スポットだった東海地方のとある地に終の棲家を構えました。 父が他界した後、母はそこで独り暮らしを続けていますが、リウマチのために両膝・両肘に人工関節を入れた体では、何とか自分の身の周りのことをこなすのが精いっぱいの状態でした。そんな母親が一昨年、人工関節の入れ替え手術を行ないました。 母親の元への様子見は、母が術後のリハビリを終え退院してから始まりました。たまになら気晴らしにもなったのでしょうが、月2回となると、私…

  • 二年前の夏、来年の夏

    大人の旅 結婚後に車を手放してからは、我が家の旅行は電車やバスが中心。どうしても車が必要な時に限りレンタカーを使いました。 2年前の夏、妻と一緒に東北に旅行しました。いつもの我が家流の旅程、そして、いつものように短い日程でしたが、楽しいひと時を過ごすことが出来ました。 我が家流の旅行とは言うものの、若い頃と違うのは慌ただしくあちこち見て回らないようになったことです。かつての私は、せっかく休みを取るのだから時間を目いっぱい使い切ろうと、忙しない日程を組みました。対する妻はゆっくりじっくり派です。妻と私は何年も時間配分でつまらない喧嘩をしてきましたが、歳を重ねるとともに私の方が妻に合わせるようにな…

  • 働かない働き蟻

    真似ることと見習うこと 成功している人の真似をすれば自分も成功者になると勘違いしている人がいます。会社も然りで、私の勤め先のトップも、折に触れ、“業界のトップランナーから学ぶべし”と口にします。“学ぶ”は“真似る”の聞き違いなのでは、と疑問に思っています。 ここ数年、会社の業績は思うように伸びません。トップランナーと同じことをしているのに、なぜ当社は結果を出せないのか。経営陣は、その“なぜ”を自分たちで考えようともしないで、下の人間に分析を丸投げします。 意思決定、人事評価、ポートフォリオの構築。ボトムアップで提案しても、外側だけを取り繕ったり、“良いとこ取り”したりと、改善案が骨抜きになって…

  • 介護と仕事の折り合い

    介護への理解 管理職から外され、また、介護休業で仕事から離れたことにより、私の肩の重荷は二段階で軽くなりました。今月初めから仕事に復帰しましたが、在宅勤務のため、仕事の拘束時間はあるものの、その前後は家事に費やす時間を確保できるので、生活のペースを大きく乱されることはありません。 思うに、昨夏以来、妻の闘病生活に寄り添うことが出来たのも在宅勤務のお陰でした。“たられば”の話に意味の無いことは承知していますが、もし、コロナ禍が起きずに、以前のように通勤電車に揺られる生活を送っていたなら、私はこれほどまで妻の介護と家事に専念することは出来なかったことでしょう。あるいは、仕事と介護の両立など早々に破…

  • メンタルケアの自己責任

    境界を彷徨う心 去る3月に、ある若手社員が精神的なストレスからしばらく休みを取っていました。産業医や専門医は、彼を病気休職にするよう提言しましたが、早期に職場復帰したいとの本人の希望もあり、会社もそれに同意したため、残りの有給休暇を全て消化して休むこととし、“休暇明け”の状態を見て職場復帰の可否を判断することになりました。 私はその直後に休業に入ってしまったので、この件をフォロー出来ていませんでしたが、金曜日に所用で出社すると、オフィスで彼とばったり出くわし、奇しくも私の職場復帰日である6月1日に彼も復帰を果たしていたことを知りました。 緊急事態宣言下、出社率は2割にも満たず、私の部署で出社し…

  • 転職志願 やりがいを求めて

    仕事とやりがい 介護休業が終わり仕事に復帰した私は、若手社員の教育係的な業務を行なうことになりました。休業前、私は上司に閑職への異動の希望を出していましたが、“適当な”受け入れ先が無いため、当面は元の部署で働くことになりそうです。 今、若手社員と一緒に行っている仕事は、仕掛中の事案に関する契約書類の精読や修正案の作成が中心です。法務関係の仕事は、元々私が若い頃に行なっていたものだったので、嫌いな仕事ではありません。 人手不足を理由に、コーポレート部門の法務担当部署は手が回らず、しばらくの間、海外の法務的な仕事は外部の法律事務所に“丸投げ”だったのですが、それでは会社が主体となって契約交渉を進め…

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